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端午の節句

端午は一年で一番、精力旺盛な日!

こんにちは。皆さんのお友達、ソウルナビです。今日は陰暦5月5日の端午(タノ)についてお話しましょう。端午は韓国の4大名節(元旦、寒食(ハンジッ・冬至から105日目のことでこの日にお墓参りをします。)、端午、秋夕)の一つ。韓国語のもともとの言葉ではスリンナルといいます。端午は一年で一番、精力旺盛な日と言われ、大切な名節の1つとされています。この日、韓国では様々な行事が行われるのですが、地方では村村ごとに鬼の退治と豊作を地神、山神に祈る祭祀を行い、各家庭では体と家の周りを清めます。特に女性は悪い鬼を追い払うという意味を込めて菖蒲を茹でた水で頭と顔を洗い、赤と青の新しい服を着て、菖蒲の根を削って赤い水で染めてかんざしを作って頭に飾ったりしたそうです。

端午にはどんな風俗があるの?

「端午粧(タノジャン)」という菖蒲の根で作ったかんざしを頭に飾ると頭痛と災厄を防ぎ、菖蒲を茹でた水で体を洗うとお肌がすべすべになるんだそうです。また端午の明け方、サンチュ(韓国産レタス)畑に行ってサンチュの葉っぱについた露を集めて粉を混ぜて顔に塗ると綺麗なお肌になるとも言われ、若い女性は端午の日の明け方は大忙し(^^)!!  端午の前日は夕方から水を溜めておき、端午の日の午の刻(午前11時~午後1時)に無病息災を祈りながら溜めておいた水を使ってお風呂に入ります。同じ午の刻に薬として使うヨモギを切って災厄を追い払うために大門の横に立てたりもしたそうです。
また韓国では端午の日を境に本格的な夏が始まると言われています。この日、王様が家臣から献納された扇子をまた下賜したという言い伝えから、身近な人同士で扇子を贈りあう光景も見られます。これを「端午扇子(タノブチェ)または「端午扇(タノソン)」と言います。農家ではナツメの豊作を祈ってナツメの木の棘の間に石をはさみ込む「ナツメの木の嫁入り(テチュナム・シチッポネギ)」という風俗もあったそうです。この他にも地方ごとに独特な端午の風俗が伝えられています。

端午の日には何をして遊ぶの?

端午の日の代表的な遊びといえばクネティギ(ブランコ)とシルム(韓国相撲)です。クネティギは女性の代表的な端午の日の遊びで、朝鮮後期の代表的な画家、ヘ・ウォン、シン・ユボク(申潤福:1758~?)が描いた「端午風情」にもクネティギはとてもお洒落な女性の遊びとして描かれています。これと双璧をなす代表的な男性の遊びといえば、断然、シルム!!シルム大会で勝った人にはなんと黄牛1頭が賞品としてもらえます。競技方式は今のようなトーナメント式ではなくて挑戦者全員に勝って、戦う相手がいなくなった時、優勝するという、何ともすごい方式!皆さんも挑戦してみてはいかが?黄牛一頭が賞品ですよ(^^)!!この他にも地域の人の一体感を高める儀式として「端午ジェ」と「端午グッ」、護符作り、弓、草花遊び、石合戦などがあります。

端午の日に食べる特別な料理ってあるの?

端午の日の食べ物としてはスリチトッ(ヤマボクチの葉を混ぜて作った蒸しもち)、プンオチム(フナのチム)、チェホタン、エンドゥファチェ(ユスラウメのファチェ)、トヘンビョン、チュンチグッ(ヒラの汁物)、マンドゥ(韓国餃子)などがあります。今ではいずれも影が薄くなってしまった料理ですが、昔はとっても喜ばれた料理でした。その中でもエンドゥファチェは端午の日、民家で楽しみながら作って食べた飲み物で、ユスラウメをもいで、きれいに洗って種をとり、砂糖や蜂蜜につけておき、食べる時に五味茶を注いで飲んだそうです。エンドゥピョンはユスラウメをさっと蒸して目の粗いふるいでこして、果肉だけをこそげとり、砂糖を入れて煮詰め、でんぷんを加えて固めて作ります。どんな味なんでしょうね?チェホタンも蜂蜜を煮詰めていろいろな粉と一緒に冷水を注いで飲む飲み物で、夏ばて防止や喉の渇きを抑える効果があります。最後にチュンチ(ヒラ)は魚のなかでも一番美味とされ、「真魚(チノ・真の魚)」とも言われていたそうです。この魚の身をこしてチュンチグッを作ったり、小麦粉で何回もこねてチュンチマンドゥを作ったりしたそうです。
いろいろな行事と料理を通して夏ばてしないよう、また秋の豊作を祈願するなど村としての共同体の意識を再確する良い機会だったといえます。現在は各地方ごとにたくさんの行事が再現され始めていて、韓国の人々のの大事なお祭りとして発展しています。有名なお祭りとしては韓国の東部、江原道(カンウォンド)の江陵地方の「カンヌンタノグッ」や韓国の南東部、慶尚南道(キョンサンナムド)地方の「ハンジャングンノリ」などがありますが、このような儀礼は様々な遊びや行事と結びつき、地域の人々のお祭りとして認められています。機会があったらこんな行事についてもナビは取材したいと思っています。ちょっとソウルから離れますが・・・以上、黄牛が欲しくてたまらない(ナビくんコメント:もらってどうするの?)ソウルナビでした。(^^)

ソウルナビオススメ!!ここに行けばソウルでも端午の日の雰囲気が味わえる!
江陵端午祭とレポートはこちら!

その他情報

*一部文章、写真を更新しました。<2012.6.29>
*記事の内容を確認しました。<2017.5.30>

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-05-30

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