黄砂に要注意

甘く見てはいけません!黄砂予防対策を忘れずに!

こんにちは。みぽりんです。げほげほ。。コンコン。。
最近のソウルは黄色いベールにすっぽりと包まれた状態です。3月20日頃から本格的に朝鮮半島を攻撃し始めた黄砂で、朝から空がもわーーとしていていて、前が良く見えません。(#何よりも目がちゃんと開けられないんですよ!)北東から吹きつける強風にあおれて空を覆う黄砂はものすごいの一言に尽きます。
この黄砂は中国タクラマカン砂漠一帯の砂が暴風に乗って飛んできたものですが、日本と違って中国と陸続きの韓国ではその影響たるや強烈なのです。ご老人、子供、気管支炎、喘息患者の外出禁止はもちろんのこと、健康な若者でもよっぽど注意しなくては大変です。22日はとうとうソウルの小学校は全校臨時休校になってしまいました。これは私が韓国に来て以来13年間一度もなかった異例の処置です。「ボクやアタシは元気だからへーきへーき。」という例外はありません。かく言う私も去年、「大丈夫、だいじょうぶ!」と高をくくって黄色い空気の中を歩き回ったら、目が真っ赤に腫れ上がってしまいました。幸い大事には至りませんでしたが、眼科は結膜炎やらモノモライの患者で溢れ返っていました。

3月末から4月にかけてソウルはこの黄砂にすっぽりと包まれてしまいます。さてそれではこの黄砂の中を如何に切り抜けるかが問題なのです。
1) サングラス
日本ではおしゃれで使っていたサングラスですが、早春の韓国では黄砂対策の必需品です。もちろんスキーのゴーグルを使ったらもっといいのかもしれませんが、ゴーグルをつけて街中を歩くのはちょっと恥ずかしいですね。

2) 野球帽
サングラスがなかったら、野球帽を深くかぶって、黄砂の直撃から目をカバーしてください。

3) マスクかハンカチ、スカーフ
子供用の小さいマスクもあります。もちろん大人用も。これがなかったらハンカチで鼻と口を必ずカバーして下さい。そして特に気管支が弱い人は、マスクの中にティッシュを挟んで、更に空気をカットします。

4)化粧
思い切った厚化粧をしてください。予想以上に肌が荒れます。

5) おしゃべり
外で大声でおしゃべりすると口の中に黄砂が入ってきてしまいますから、出来るだけ口を開けないように注意しましょう。

6) 水やお茶を沢山飲む
それでもあっという間に喉に埃が入ってきてしまいますから、ペットボトルに飲み物を入れて持ち歩るき、常に喉の潤いを保つようにします。
何よりも外出したら、うがい、手洗い、洗顔を怠らないこと。そしてあまりにひどい黄砂の時は、なるべく室内で過ごすようにしたほうが良いです。それにしても一体この黄砂はいつごろおさまるんでしょうか?私のカンでは大雨が降って空の黄砂を洗い落としてくれるまでは当分続くのではないかと見ています。それじゃいつ雨が降るのかって??それはもう天に任せるしかないですね。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-03-22

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