ソウルでバスに乗る時の心得!(応用編)

ソウルでバスに乗る前に知っておきたい5つの常識!

こんにちは!ソウルナビです。ソウル市内での移動手段というと、タクシー、バス、地下鉄がありますが、中でもバスは、あまりに複雑でリピーターでもなかなか乗りこなすには時間がかかりますよね。行き先が書いてあってもどっちの方向に今進んでいるのか?降りる時のアナウンスはなんて言っているかよく聞こえないし、バスの座席に座っていても、気が気じゃあない!!でもバスって地下鉄のように階段を上ったり降りたりしなくていいし、目的地に一番近いところに停まるし、なかなか便利なことは便利。そこで韓国でバスに乗る時に、心得ておかなければいけない、これを知っていればあたふたしなくて済む、バス利用時の心得をご紹介しましょう。
その1、バス停はあってもないようなもの!!
韓国のバス停には日本と同じように番号とコース、停留所の名前などが書いてあるボールが立っているんですが、その前で静かに待っていても、特に人の多いバス停の場合は乗り損なう可能性があります。そうならないためにも、遠くから自分が乗ろうとしているバスが来るのを確認したら、すぐ乗れる体勢で待機しておきましょう。またバス停の前で止まらないことも多いので、そのバスめがけてダッシュしなければいけないことも多々あり。バス停からかなり離れた所に停車したバスに向かって、列をなして走っているお年寄り、子供、サラリーマンをよく見かけると思います。そのバスを逃したくない!と思ったら、その仲間に混じって一緒に走りましょう!
その2、小銭がないと乗車拒否をくらう場合も!!
2003年11月現在、ソウル市内のバスはマウルバスが450ウォン、市内バスが700ウォン、座席バスが1,300~1,400ウォンなので、小銭あるいは1,000ウォン札で準備した方がいいでしょう。5,000ウォン札、特に10,000ウォン札を出すと乗車拒否される可能性大。実際ナビも5,000ウォン札しかなかった時、途中で降ろされたことがあります。でもいい運転手さんだとそのまま(料金を払わずに)乗っていいよ、と言ってくれる人もいます。
その3、ソウルのバスはジェットコースター!!
ソウルの車の運転はかなり荒い!!性格的にせっかちだから、あるいはぼーっとしていると次から次へと割り込みされてなかなか目的地に着かないのか?(1日の往復ノルマがある、というウワサも)とにかく乗用車もバスもタクシーも空いている時はすごいスピードでがんがん飛ばします。特にバスに関しては急ブレーキ、急発進ありあり、立っている人はもちろん、座っている人も下手すると通路に投げ出されそうになるので、しっかり手すりや吊革をつかまらなければいけません。特に立っている場合は手すりにつかまっているだけでは前に後ろに振り回されっぱなし。肩幅のスタンスで足をしっかり踏ん張り、吊革+手すりなどをつかんだ方が良いでしょう。また後部座席に座っている時、バスがアップダウンの激しい道路を急スピードで走ると、ジェットコースターのようにお尻が浮くこと間違いなし。バス酔いされる方はご注意を!
(よく、バスの中には「お客様を大切にします」という標語がかかげてありますが、、、)
その4、降りる時はあらかじめ降車口の前で待機!!
次のバス停で自分が降りようとする時、窓側や壁に設置されているブザーを押し、あらかじめ降車口の前で待機して置きましょう。急停車するバス中の通路を歩くのはバランスを崩しがちで至難の業、またバスが込んでいると降車口まで行くのも押し合い圧し合い一苦労、さらに乗る人が多い場合、人の波に押されてなかなか降車口までたどり着けなかったり、もたもたしていると降りそびれることもしばしば。また降車ブザーに気が付かずにドアが開かないときもあります。もし降りそびれそうになった時は、大きな声で「アジョッシ~、ネリョヨ~(運転手さん、降ります~)」と叫びましょう!
その5、荷物やかばんを持ってくれる人には笑顔で!
これは韓国で実際バスに何度も乗っていると、たま~に体験する方もいると思います。たとえば荷物やかばんを持って立っていると、前の座席に座っている特におばさんやおばあちゃんがかばんをもってあげようと言われる場合があります。これは韓国ではほんの親切心で、知らない人にも声をかけるという習慣なので、かばんを盗もうとしているの??とか自分の荷物をなんで知らない人が持ってくれるの??など疑わしい目で見ずに、「ケンチャンスミダ(大丈夫です)」と笑顔で答えましょう。
いかがでしたか?特に韓国のバスに初めて乗る方!上の5つをあらかじめ知識として頭に入れておけばバスに乗ってもだいぶ動揺しないで済むことでしょう。次は自信を持って実際韓国のバスに乗ってみてくださいね。たぶん日本と一緒だ~と思うこともあれば、時にとってもスリリングで不思議な体験があなたを待っていますよ~。以上、毎日便利なバスを愛用しているソウルナビでした^^

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2003-11-27

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