写真で見る「日韓交流おまつり2007 in Seoul」

毎年恒例になった、年に一度の日韓交流の大イベント!開催場所も新たに規模も内容もますます充実!

こんにちは!ソウルナビです。秋真っただ中の10月20日、21日の2日間にわたって、今年も「日韓交流おまつり」が開催されました!日韓国交正常化40周年を記念して2005年の日韓友情年に第1回目が開催され、今年で3回目となった日韓交流おまつり。日本と韓国、各国の文化を体験し、伝統芸能などをパレードや舞台で楽しんで日韓の交流をしよう!というこのおまつりは、去年までの会場であった大学路(テハンノ)から市街地中心の市庁(シチョン)周辺に舞台を移し、アクセスもより便利になって内容もさらにパワーアップ!?今年は例年よりも少し遅めに開催されたこともあってか、ちょうどおまつりの日に寒波がやってきて体感温度氷点下!だったといわれるとっても寒い中で行われました。でもその寒気を吹き飛ばすようかのような熱い演技の数々で会場は大盛り上がり!今年も日韓からたくさんの参加者と観客を集めた「日韓交流おまつり2007 in Seoul」、その様子をお伝えいたしましょう~!
おまつりレポート!
今年は10月20日から2日間の日程で行われた日韓交流おまつり、初日は市庁前広場に特設されたステージでの公演と、清渓川(チョンゲチョン)広場から市庁へ続く道でくりひろげられたパレード、そして2日目は清渓川広場でのイベントを中心に開催されました。当日、気温が急に下がり冬のようなお天気の中でしたが、気持ちよく晴れた市庁前広場の案内ブースでは、日本語と韓国語のできるスタッフが案内役を務めていたり、警備センター、医療・迷子センターなども設けられていましたョ。
おまつりのメインはなんといっても毎年恒例のパレード!両国あわせて20余りの団体がこのパレードに参加しました。公演ジャンルが「日韓現代」、「日韓伝統」、「よさこい」の三つの部に分かれ、さらに記念行事の「朝鮮通信使」が行われるというプログラムで20日午後4時半から始まったパレード、今年はどんな内容だったのかな!?

《まずは「日韓現代」の部からスタート》

「おまつり旗手団」と日韓の国旗をなびかせた「自由馬車」の入場でパレード開始~!
ホント風が強かった!ちょっと寒そう!?いつも清渓川(チョンゲチョン)にいる馬車もパレードに参加。 ホント風が強かった!ちょっと寒そう!?いつも清渓川(チョンゲチョン)にいる馬車もパレードに参加。 ホント風が強かった!ちょっと寒そう!?いつも清渓川(チョンゲチョン)にいる馬車もパレードに参加。

ホント風が強かった!ちょっと寒そう!?いつも清渓川(チョンゲチョン)にいる馬車もパレードに参加。

お次は、今年も!「コスプレ連合」
コスプレチーム「ムーンストーン」に加えてカワイイ動物の着ぐるみたちも! コスプレチーム「ムーンストーン」に加えてカワイイ動物の着ぐるみたちも! コスプレチーム「ムーンストーン」に加えてカワイイ動物の着ぐるみたちも!

コスプレチーム「ムーンストーン」に加えてカワイイ動物の着ぐるみたちも!

日本のPL学園高等学校バトントワリングと、韓国の「ヨムグァン管楽隊」
88年ソウルオリンピックにも参加した韓国のマーチングバンドに合わせて日本のバトンの名門校チームのバトンが舞う、日韓の共演! 88年ソウルオリンピックにも参加した韓国のマーチングバンドに合わせて日本のバトンの名門校チームのバトンが舞う、日韓の共演! 88年ソウルオリンピックにも参加した韓国のマーチングバンドに合わせて日本のバトンの名門校チームのバトンが舞う、日韓の共演!
88年ソウルオリンピックにも参加した韓国のマーチングバンドに合わせて日本のバトンの名門校チームのバトンが舞う、日韓の共演! 88年ソウルオリンピックにも参加した韓国のマーチングバンドに合わせて日本のバトンの名門校チームのバトンが舞う、日韓の共演! 88年ソウルオリンピックにも参加した韓国のマーチングバンドに合わせて日本のバトンの名門校チームのバトンが舞う、日韓の共演!

88年ソウルオリンピックにも参加した韓国のマーチングバンドに合わせて日本のバトンの名門校チームのバトンが舞う、日韓の共演!

日本の遊舞台(U-Stage)と、韓国のキャッツ&リトルキャッツ
陽気なU-Stage! 陽気なU-Stage! 陽気なU-Stage!

陽気なU-Stage!

《そして「日韓伝統」の部で、各国の伝統芸能を堪能~》

☆まずは日本から5チーム

岩手県立岩谷堂農林高等学校の「鹿踊り」
これは鹿なのかな?すごい迫力! これは鹿なのかな?すごい迫力!
これは鹿なのかな?すごい迫力! これは鹿なのかな?すごい迫力!

これは鹿なのかな?すごい迫力!

青森空港国際化促進協議会「黒石よされ」
みんな輪になって~♪ みんな輪になって~♪ みんな輪になって~♪

みんな輪になって~♪

山形県民謡協会「花笠おどり」
「ヤ~レンソ~ランソ~ラン!」と日本を代表する民謡にのって花笠が踊る~♪ 「ヤ~レンソ~ランソ~ラン!」と日本を代表する民謡にのって花笠が踊る~♪
「ヤ~レンソ~ランソ~ラン!」と日本を代表する民謡にのって花笠が踊る~♪ 「ヤ~レンソ~ランソ~ラン!」と日本を代表する民謡にのって花笠が踊る~♪

「ヤ~レンソ~ランソ~ラン!」と日本を代表する民謡にのって花笠が踊る~♪

島根県立浜田商業高等学校、郷土芸能伝承部「石見神楽」
神話をもとにした石見地方の伝統芸能。おっきな大蛇の人形がぐるぐるとぐろを巻きながら大迫力の演技! 神話をもとにした石見地方の伝統芸能。おっきな大蛇の人形がぐるぐるとぐろを巻きながら大迫力の演技! 神話をもとにした石見地方の伝統芸能。おっきな大蛇の人形がぐるぐるとぐろを巻きながら大迫力の演技!

神話をもとにした石見地方の伝統芸能。おっきな大蛇の人形がぐるぐるとぐろを巻きながら大迫力の演技!

熊本県立鹿本農業高等学校「山鹿灯篭」
華やかな衣装とキュートな踊りで観客や報道陣から大注目されていた「山鹿灯篭」チーム。韓国人の観客からも「カワイィ~!」と声が上がっていましたョ^^。 華やかな衣装とキュートな踊りで観客や報道陣から大注目されていた「山鹿灯篭」チーム。韓国人の観客からも「カワイィ~!」と声が上がっていましたョ^^。 華やかな衣装とキュートな踊りで観客や報道陣から大注目されていた「山鹿灯篭」チーム。韓国人の観客からも「カワイィ~!」と声が上がっていましたョ^^。

華やかな衣装とキュートな踊りで観客や報道陣から大注目されていた「山鹿灯篭」チーム。韓国人の観客からも「カワイィ~!」と声が上がっていましたョ^^。


☆続いて韓国の5チーム

鳳山(ボンサン)タルチュム保存会「仮面踊り」
韓国の獅子舞も一緒に。立ち上がる獅子舞! 韓国の獅子舞も一緒に。立ち上がる獅子舞! 韓国の獅子舞も一緒に。立ち上がる獅子舞!

韓国の獅子舞も一緒に。立ち上がる獅子舞!

セムゴラグドゥル「サムルノリ」
サンモをくるくる回しながら跳んだり跳ねたり、高度な技術を披露する子供たちのサムルノリ! サンモをくるくる回しながら跳んだり跳ねたり、高度な技術を披露する子供たちのサムルノリ!

サンモをくるくる回しながら跳んだり跳ねたり、高度な技術を披露する子供たちのサムルノリ!

醴泉(イェチョン)通明(トンミョン)農謡
慶尚北道醴泉郡通明里で数百年もの間伝承されてきた農謡。農耕文化を中心とした韓国人の情緒をよく表現していると言われるそう。 慶尚北道醴泉郡通明里で数百年もの間伝承されてきた農謡。農耕文化を中心とした韓国人の情緒をよく表現していると言われるそう。 慶尚北道醴泉郡通明里で数百年もの間伝承されてきた農謡。農耕文化を中心とした韓国人の情緒をよく表現していると言われるそう。

慶尚北道醴泉郡通明里で数百年もの間伝承されてきた農謡。農耕文化を中心とした韓国人の情緒をよく表現していると言われるそう。

固城(コソン)農謡
慶尚南道の固城地方に古くから伝わる農謡。う、動きが早いっ!^^; 慶尚南道の固城地方に古くから伝わる農謡。う、動きが早いっ!^^; 慶尚南道の固城地方に古くから伝わる農謡。う、動きが早いっ!^^;

慶尚南道の固城地方に古くから伝わる農謡。う、動きが早いっ!^^;

七十里(シプチルリ)民族芸術団「済州海女踊り」
済州島に伝わる海女さんの神秘的な踊り。 済州島に伝わる海女さんの神秘的な踊り。 済州島に伝わる海女さんの神秘的な踊り。

済州島に伝わる海女さんの神秘的な踊り。

《そして「よさこい」の部~!》

鳴子を持って元気に踊る踊る~!日本の高知県の伝統的な踊り「よさこい」で日韓の親善を深めよう!というグループも、「よさこい」と韓国の民謡「アリラン」を融合させて踊るグループも!日韓よさこいの大パレード~♪
ふくこいアジア祭り隊 ふくこいアジア祭り隊

ふくこいアジア祭り隊

はなこりあ はなこりあ

はなこりあ

ソウルジャパンクラブ

ソウルジャパンクラブ


YOSAKOI KOREA 真(JIN)

YOSAKOI KOREA 真(JIN)

《パレードの最後は「朝鮮通信使」》

江戸幕府の要求を受け、1607年から1811年までの12回、朝鮮王朝が江戸幕府の将軍に派遣した朝鮮王国の公式的外交使節を再現。当時の規模は官僚、学者、芸術家、武人、通訳官など300~500人にも及んだとか。日韓に戦争のなかった平和な時代、通信使は日本へ韓国の物や文化を伝え、また日本のものを韓国へ持ち帰り、日韓の親善と文化交流に大きな役割を果たしました。そして今年は最初に通信使が派遣された年から、ちょうど400周年。これを記念して歴史に忠実に再現された約160名による朝鮮通信使が、パレードのフィナーレを飾りました!
再び「セムゴラグドゥル」サムルノリチームも登場、フィナーレを盛り上げる! 再び「セムゴラグドゥル」サムルノリチームも登場、フィナーレを盛り上げる!

再び「セムゴラグドゥル」サムルノリチームも登場、フィナーレを盛り上げる!

2時間にわたるパレードが終わる頃には辺りはもう真っ暗、そして寒気が来ていた上に風も強く、とっても寒いっ!体感温度は氷点下だったとか!?しかし観客が少なくなることもなく、みんな最後までパレードで繰り広げられる演技に熱い視線を送っていました。一年に一回のお祭りですものネ!観客は韓国人をはじめとして在韓の日本人、日本からの旅行者らしき方もちらほら見られました。そしてなんといっても、寒さに負けず笑顔ですばらしい技を披露してくれたパレードの参加者たちに拍手っ!
パレードが終わり、おまつりのメイン会場は市庁前広場の特設ステージへ。午後にも第一部のステージが行われていた市庁前ステージですが、夜の部はスポットライトに照らされてさらに豪華にヒートアップ!まずはパレードでも元気な姿を見せてくれた「はなこりあ」のステージ前演技から始まり、日韓それぞれの伝統芸能や、普段は滅多に見ることのできない日韓合同の演技などが次々と催されました。引き続きすごく寒い中で行われたステージでしたが、途中観客も一体となる場面も見られ、おまつりムード満点でしたョ!
はなこりあ
<br>観客も一緒に! はなこりあ
<br>観客も一緒に!

はなこりあ
観客も一緒に!

日韓伝統芸能舞台 日韓伝統芸能舞台
日韓伝統芸能舞台 日韓伝統芸能舞台

日韓伝統芸能舞台

BATI HOLIC (日本)<br>
京都を中心に活動する和太鼓などのパフォーマンスグループ BATI HOLIC (日本)<br>
京都を中心に活動する和太鼓などのパフォーマンスグループ

BATI HOLIC (日本)
京都を中心に活動する和太鼓などのパフォーマンスグループ

珍島ガンガンスウレ (韓国) <br>
毎年、旧暦8月15日の夜、女性数十人が集まり、互いに手を取り円を描き「ガンガンスウレ」という言葉を繰り返しながらくるくる回って踊る民俗芸能。ステージを降りて観客達とも一緒にガンガンスウレ~♪ 珍島ガンガンスウレ (韓国) <br>
毎年、旧暦8月15日の夜、女性数十人が集まり、互いに手を取り円を描き「ガンガンスウレ」という言葉を繰り返しながらくるくる回って踊る民俗芸能。ステージを降りて観客達とも一緒にガンガンスウレ~♪ 珍島ガンガンスウレ (韓国) <br>
毎年、旧暦8月15日の夜、女性数十人が集まり、互いに手を取り円を描き「ガンガンスウレ」という言葉を繰り返しながらくるくる回って踊る民俗芸能。ステージを降りて観客達とも一緒にガンガンスウレ~♪

珍島ガンガンスウレ (韓国)
毎年、旧暦8月15日の夜、女性数十人が集まり、互いに手を取り円を描き「ガンガンスウレ」という言葉を繰り返しながらくるくる回って踊る民俗芸能。ステージを降りて観客達とも一緒にガンガンスウレ~♪


盛りだくさんの内容で行われた「日韓交流おまつり2007 in Seoul」。日韓の交流を目的としたこのおまつり、3回目を迎えてやはり規模も大きくなったようで、大盛況のうちに幕を閉じました。毎年1年に1回、日韓のお祭りがいっぺんに集まり見ごたえ十分のパフォーマンスの数々、よく考えてみると、こんなに様々な公演が一度に見られるなんて豪華ですよね。日本チームの公演を見ても「こんなお祭りがあったんだ~」と新たな発見に感心してしまうほど。でも、ただ日韓両国のいろんな出し物が見られる!というだけではなく、参加者も観客も、この行事を通じてお互いの国の文化に触れて、また実際に交流することでお互いの国に対する理解が深まったのではないかと思います。そうであることを祈りつつ、早くも来年の「日韓交流おまつり」がさらにどんなふうに成長していくのかが楽しみ!?以上、ソウルナビがお伝えしました。
関連タグ:日韓おまつり

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-10-30

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