写真で見る燃灯(提灯)祝祭&パレード2008!

韓国で仏教最大のお祭り!今年も提灯が鍾路の街を埋め尽くしました~

こんにちは!ソウルナビです。毎年、旧暦の4月8日はお釈迦様の生誕記念日。今年は5月12日にあたるのですが、このお釈迦様の誕生日を記念して毎年行われる「燃灯祝祭」(ヨンドンチュッチェ)が今年も開催されました!(燃灯(ヨンドン)とは韓国語で提灯のことなんですョ^^。)毎年この時期になると街のあちこちにカラフルな提灯がぶら下げられて、お寺などではさらに派手な提灯の飾りつけがなされたり、でっかい提灯が置かれたり。色とりどりの提灯が初夏の風に吹かれて揺れている風景は、もうすぐ夏だな~、と感じさせるこの季節の風物詩になっています。そしてこの燃灯祝祭の一番の目玉は、大小さまざまな提灯が夜の街を練り歩く提灯パレード!今年度は5月4日に行われたこのパレードを中心に、今年も燃灯祝祭の模様をお伝えします!
祝祭近くになると・・・
街角には毎年、祝祭の2週間~10日くらい前になると、街の至るところに提灯が飾られます。街路樹の若葉色にカラフルな提灯が映えてキレイ!
ソウル広場
市庁前のソウル広場には巨大な灯籠が登場!今年のテーマは「和合と再生の灯」だそう。
清渓川
市民の憩いの場所、清渓川(チョンゲチョン)にも提灯がいっぱい!動物や伝統楽器を鳴らす人など、バリエーションも豊富な灯籠が川の中にずらり~。
曹渓寺
韓国仏教の代表宗派である曹渓宗の主要寺院、曹渓寺(チョゲサ)では、お寺の中庭が色とりどりの提灯で覆われます。お釈迦様の誕生日を間近に控えて、お参りに来る人も増えるよう。
地下鉄駅にも
曹渓寺に近い地下鉄3号線アングッ(安国)駅や、5号線カンファムン(光化門)駅でこんな灯籠も見かけました。
ソウルじゃないけど・・・
ナビがこの期間にたまたま行った釜山駅前にもこんな派手な灯籠が^^。
5月4日 祝祭当日
いろいろイベントが行われた曹渓寺周辺や、夜からパレードが行われる鍾路(チョンノ)の辺りには一日中カラフルな提灯や蓮の花の飾りを持って歩く人がいっぱい。この日はあいにくの曇り空で時々小雨もぱらつく天気でしたが、ハイソウルフェスティバルの前夜祭も同じ日に行われたこともあって、お祭りムードは満点でしたョ。中には傘やベビーカーに蓮の花をつけている人も。
曹渓寺
たくさんの提灯にカラフルに飾られた曹渓寺では、お参りに来る人でごった返し状態。外国人観光客の姿も目立っていました。食べ物や手作りの日常品を売る屋台(バザー?)なんかも出てましたよ~。
曹渓寺前の通りや鍾路周辺
曹渓寺から鐘閣(チョンガク)へ続く道は通行止めになり、所々に設けられたステージでは一日中いろんな公演や出し物が行われていまいた。天気があまり良くなかったのが少し残念。また、曹渓寺前の「堅志洞仏教用品通り」に並ぶ仏教グッズ販売店の店先には、色取り取りの提灯や蓮の花飾りが並べられていてとってもキレイでした。
提灯パレード(午後7:00頃~9:30頃)
当初、6時開始予定だったパレードは、その前に開催されていたハイソウルフェスティバルのパレードが長引いて、始まったのは7時過ぎ(やっぱり・・・笑)。東大門(トンデムン)を出発し、鍾路(チョンノ)の大通りを通って、ナビが行列を待っていた鐘閣(チョンガッ)の普信閣(ポシンガッ)前にパレードの先頭が姿を見せたのは7時半頃でした~^^;。ここ普信閣前には大きなステージが設けられ、開会式やナレーションが行われました。
ときどき小雨の降る中、まだかまだかと待つ人々

ときどき小雨の降る中、まだかまだかと待つ人々

日が暮れてきて、ステージでは開会式みたいなのが始まった!

日が暮れてきて、ステージでは開会式みたいなのが始まった!

やっとパレード開始!
まずは伝統打楽器隊がけたたましい音と共に登場~

まずは伝統打楽器隊がけたたましい音と共に登場~

次に風船や提灯をつけたタクシー隊

次に風船や提灯をつけたタクシー隊

パレード開始を告げる旗の行列 
パレード開始を告げる旗の行列

パレード開始を告げる旗の行列

やっと最初の大型提灯が~! 
やっと最初の大型提灯が~! 
やっと最初の大型提灯が~!

やっと最初の大型提灯が~!

パレードはお寺などのグループごとに提灯を手に持った人々や、大きな提灯、そしてお坊さんたちが登場。時々、鼓笛隊や農楽隊も。タイや中国、ネパール、チベットなど外国からの参加もあり、それぞれ趣向をこらした大型提灯や凝った衣装でとっても華やか~。提灯の行列が夜の街を幻想的に照らしました!
提灯を持って歩く人々や踊る人々
観客に提灯をあげるお坊さんや参列者も
音楽隊が盛り上げる!
大型提灯のおでましだ~
提灯じゃないけど!?派手な飾り!
今年の燃灯祝祭、いかがでしたか?随分あたたかくなった初夏の夜に、大小さまざまな提灯が次から次へとやってきて、暗くなった街を照らすパレードの光景はやっぱり幻想的ですよね~^^。提灯行列に参加している人々の楽しそうな姿や観客の盛り上がる様子から、ナビは韓国の仏教パワーを大いに感じました。祝祭の一番の見どころである提灯パレードは今年も無事に終わりましたが、街角に提灯が飾られているのはお釈迦様の誕生日本番、12日まで!曹渓寺などでもまだまだ様々な行事が行われ、提灯の天井も見ることができますョ。また、古い歴史を持ち、現在は禅宗信仰の中心地である大きなお寺「奉恩寺(ポンウンサ)」では、12日まで韓国伝統の韓紙(ハンジ)を使って作られた伝統灯の展示なども行われています。この週末までに韓国にいらっしゃる皆さんは、見物されてはいかがでしょうか?^^ 以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-05-08

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