ハルナツの「気の向くままにソウルを楽しむ!のんびり旅行記」(2011年9月)

予定は組まずに気の向くままに、のんびりとソウルを楽しんできました!


ヨロブン、アニョハセヨ。
日本の冬ソナブームよりも少し前に出会ったたくさんの韓国人チングの影響で、韓国好きになってから10年が経つハルナツです!今回初めて7泊8日という少し長めの日程だったので、予定は組まずに気の向くままに、のんびりとソウルを楽しんできました。

■1日目


19:55羽田発のKE2710で金浦空港へ出発。あっという間に金浦空港に到着し、10年来のチングと久々の再会。すぐにiPhoneの設定を変更して、両替を済ませ、長い動く歩道に乗り金浦空港駅へ。A’REXの一般列車に乗り20分くらいでソウル駅へ到着。ここからはタクシーで景福宮駅4番出口へ向かい、今回お世話になるゲストハウス「大元旅館・新館」まで移動しました。iPhoneの設定を変更し、ゲストハウス内のみフリーで使えるというiptimeというWi-Fiネットワークに接続されているのをしっかり確認。時間は1時くらいだったけど「スルマショー!」と、真夜中の景福宮エリアへ。
ソウルに来て最初に口にしたのはやっぱりメクチュ。つまみにはサザエと素麺の和え物。辛い素麺もなかなか美味しくて、お酒のつまみにはいい感じです。メクチュはジョッキ2杯でおさえ、梅酒へとシフトチェンジ。さらに2軒目のお店ではフルーツポンチをつまみに、ボップンヂャのお酒をオーダー。ハルナツは初めてポップンヂャ酒に挑戦。味は冷えた赤ワインに近く、サングリアのように甘めで飲みやすい!フワフワになりながらも、この日は4時過ぎまで飲んでゲストハウスへ。若干ヨタつきながらシャワーをして就寝。
サザエと素麺の和え物

サザエと素麺の和え物

梅酒

梅酒

ポップンヂャ酒

ポップンヂャ酒

■2日目


とりあえず手始めは明洞にあるコスメショップ HolikaHolika へ行くことにしました。平日だったからか、店内にお客はハルナツ1人。自分用とお土産をまとめ買いし、ナビのクーポンで10%オフだったにもかかわらず、早速200,000Wを超えました。韓国コスメショッピングの醍醐味でもあるたくさんの細々したサンプルやCNBLUEグッズをもらいました…が、あまりの重さにお店を出て1秒で後悔。買うもの決まっていたなら、後回しでも良かったよね…。
ロッテ免税店では、ドラマ「美男ですね」を見た方にはお馴染みのデジトッキが、チマチョゴリを着ているのを発見。さらに、流行のキラキラストーンでデコレーションされたものまで。まだまだブームは続いているんだなぁと実感。
デジトッキが、チマチョゴリ

デジトッキが、チマチョゴリ

デコレーション

デコレーション

涼しいロッテ百貨店を後にし、適当に明洞をぶらぶらするも、肩に食い込むコスメの重さに負けて早々にゲストハウスへ。この日の夕食は、参鶏湯で有名な土俗村へ行くことにしました。最初にカクテキとキムチが入った壷が出て来て、お皿に好きな量を移して食べます。お酒大好きなハルナツですが、人参酒は…微妙なお味でした。何気に参鶏湯は初体験だったハルナツ。とても美味しいのだけど、ボリュームありすぎで全部食べるには胃のキャパが足りませんでした。
土俗村

土俗村

カクテキとキムチ

カクテキとキムチ

参鶏湯

参鶏湯

その後は場所を移動してスパークリングマッコリで乾杯。マッコリ2本を飲み欲して、次に向かったのは、割高だけど魅力的な雰囲気のポジャンマチャ。ムール貝のスープと一緒にソジュを3本飲み干し、2日目も楽しく終了。
スパークリングマッコリ

スパークリングマッコリ

ポジャンマチャ

ポジャンマチャ

ムール貝のスープ

ムール貝のスープ

■3日目


この日は前から気になっていた弘大に行くことに決定。地図でしか見たことのなかった弘大は、意外と坂道の多い町でした。土曜日ということもあってか、地元の若者や観光客で大賑わい。
ランチには、ジョストッポキをチョイス。ここでハルナツは初めてのスンデを実食!今まで躊躇していた見た目がホラーなスンデ。想像以上にブイブイした歯ごたえでしたが、これがまた美味しくて。塩につけても、トッポキソースに絡めても美味しかったです。ジョストッポキのおでんはだいぶ薄味。トッポキの辛さでヒーハーな口の中を、なんとなく中和してくれる大事な存在でした。
腹ごしらえを終え、次に向かったのはチャーリーブラウンカフェ。カフェを目の前に、入店する前からテンションが上がりっぱなしのハルナツ。駐車禁止の看板もスヌーピーなんて、抜かりないです。店内は、これでもかと言うほどのスヌーピーと仲間たちでいっぱい。スイーツからテーブル、トイレのドアや鏡にいたるまで何から何までピーナッツ仕様の店内。品数は少ないけど、グッズも販売していましたよ。チングが記念にとマグカップを2つ買ってくれました。もちろん Made in Korea のものを選びました。チングヤ~、ゴマスミデイ!

さらに弘大ではコーヒープリンス1号店にも立ち寄りましたが、さすがにカフェをはしごする元気もなく、お店の前での記念撮影のみ。ドラマの中のようなキラキラした様子はなく、かなりボロボロな建物だったけど、それでも店内は賑わっていました。やっぱりこの階段に座ってみたくなります(笑)
弘大を後にして向かったのは梨泰院では、ナビで見つけたintotoというオーダーメイドの靴を作ってくれるお店に行きました。日本語の上手なスタッフさんと、靴のデザイン、革の色、ヒールの素材を選んでいき、最後にサイズチェックです。ハルナツはロングブーツをオーダーしたので、ふくらはぎからひざ下までしっかりと採寸されました。
夕飯はそのまま梨泰院にある、ジョンとマッコリが評判というその名もジョンというお店へ行くことに。オープンテラスで気持ちのいい店内は、ラッシュ時ではなかったので空席が多かったですが、夕飯時には満席が続いていたので人気のようです。ジョンの盛り合わせはまな板のようなお皿に並んで出てきます。このタイプのジョンはお好み焼き風のものよりも食材の味1つ1つをしっかりと楽しめるのが良いですね。衣には卵の風味がしっかりと残っていて美味しかったです。マッコリは、やかんに入って出てくるタイプ。こちらのマッコリは、お米のおこげの香りがしっかりと残っていて、サラサラというよりも少し重めの口当たり。やかん2つ分、しっかりと味わって飲みました。
ジョン

ジョン

ジョン

ジョン

マッコリは、やかんに入って出てくるタイプ

マッコリは、やかんに入って出てくるタイプ

■4日目

お昼前にモソモソと起き、空腹を満たすために向かったのは近所のキンパプ天国。結構な長さのキンパプが、たったの1,500W。アジョシが包丁で切って、アルミホイルに包んでくれます。具はたまご、たくあん、ほうれん草、にんじん、ハムとシンプル。
夕方から始まるCNBLUEのコンサート前に、ショッピングをしようと東大門へ地下鉄で移動。清渓川の橋を渡って向かったのは、ショップスタッフがあまりがっついてこないドュータ。ここではプリントが可愛いスカートとリュックサックをお買い上げ。免税の手続きをしにカウンターへ行くと、まさかのランチタイムで全員不在という…日本ではありえない状況に遭遇。待つ時間はなかったので、別の日にまた来ることに。
東大門

東大門

清渓川の橋

清渓川の橋

馬川行き

馬川行き


今回唯一の予定として入れていたのがCNBLUEのコンサート。幸いにもチケットを譲ってくださるという方に出会い、初めての海外コンサートへ行ってきました!コンサート会場までは光化門駅を利用して、乗り換えなしで行くことに。馬川行きに乗らないと違うラインへ行ってしまうとのことなので、しっかりと掲示板で確かめて慎重に乗車。会場前でチケットを譲ってくださった方と合流し、いざ会場内へ!コンサートは大変盛り上がり、MCは理解できませんでしたがとても楽しい時間でした。
コンサート コンサート

コンサート

ライトアップされた景福宮の入り口の光化門

ライトアップされた景福宮の入り口の光化門


コンサートも終わり、帰りに光化門駅を出ると、何故か道を間違えてしまったハルナツ。数時間前に通ったばかりなのに…でもそのおかげで、ライトアップされた景福宮の入り口の光化門を見ることができました。
ボンジュッでお粥

ボンジュッでお粥


この日の夕飯は、ゲストハウス近くのボンジュッでお粥をテイクアウト。とんでもないボリュームのお粥は、1人前とは思えません。お腹は空いていたけれど、1/4くらいでギブアップ。夕飯の後は、同じゲストハウスの日本人と3人で、飲みに行くことに。瓶ビール2本とソジュ2本を飲みながら、話も盛り上がりました。

■5日目

韓国料理に若干飽きてきたハルナツの希望を叶えてくれたのは、ゲストハウス近くにあった食堂でした。鰆をオーダーして、久々の焼き魚に大満足のハルナツ。
久々の焼き魚

久々の焼き魚

ハルナツの「気の向くままにソウルを楽しむ!のんびり旅行記」(2011年9月)
サムジキル

サムジキル

その後は景福宮の無料ツアーに参加しようと行ってみるも、スタート時間を逃してしまったので、そのまま仁寺洞へ徒歩で移動しました。仁寺洞で特にお気に入りなのがサムジキル。建物の作りが面白いサムジキルは、トイレも綺麗で便利です。ポップな壁やオブジェもあります。チングが結婚したばかりのハルナツの妹夫婦へと、鳥の置物を買ってくれました。韓国では、この2羽の鳥を新婚夫婦に贈る習慣があるそうです。必ず向い合せで置くことが重要とのこと。妹にもしっかりと伝えました。
ポップな壁

ポップな壁

鳥の置物

鳥の置物

パッピンス

パッピンス


カフェで一休みしながら、この夏最初で最後のパッピンスをチングとシェア。「なんか寒いね」となり、チムジルバンに行くことにしました。
汗蒸幕

汗蒸幕

ゲストハウスから歩いて10分位のチムジルバンはまだ新しく、とってもキレイ。体を洗って温まってからビニールのベッドが並ぶテミリスペースに案内され、久しぶりのテミリにちょっと緊張。ベッドにあがり仰向けに寝たら、もうまな板の上のコイ状態。体のコントロールをすべてテミリアジュマに任せるのが正解です。約1時間のテミリは、毎度のことですが直後はグッタリします。テミリアジュマにはキャッシュで20,000Wをテミリスペースで直接お支払い。チムジルバンでは汗蒸幕にも入りました。シッケを飲みながら数回入り、気持ちの良い汗を流してシオナダ~。

チムジルバンで旅行前半の疲れを癒し、この日の夕食には景福宮エリアにある済州の黒豚を使っているというお店でハルナツの大好きなサムギョプサルを食べることに。カリジュワ~な食感の豚肉には酸味のきいたキムチやサンチュ、ほっくりとしたニンニクなどがよく合いますね。
サムギョプサル サムギョプサル サムギョプサル

サムギョプサル

■6日目

この日は北岳山へのトレッキングに行くことに。まず地下鉄で向かったのは漢城大入口駅。そこからはバスで、急な坂道の多い高層マンションエリアをしばらく進んで行きます。バスを下車してから続いたコンクリートの道が終わると、かなり歩きやすく舗装されている山道へ突入しました。途中途中に地図が設置されているので、迷うこともありません。スタートから1時間強経ったところで、ハヌル展望台へ到着。すばらしい景色を見て風を浴びて、スッキリさわやかな気分に。ハヌル展望台からは40分位で下山できました。
山道

山道

山道

山道

途中途中に地図

途中途中に地図

ハヌル展望台 ハヌル展望台

ハヌル展望台

チェハンソンの家

チェハンソンの家


そして次に向かうはサンモトュンイ。こちらも今更ですが、「コーヒープリンス1号店」でお馴染みのチェハンソンの家です。想像以上に混んでいて、日本人観光客がほとんどを占めていました。みなさん、撮る写真は一緒ですね。とりあえずビールで喉の渇きを潤し、疲れた足を癒しに、またチムジルバンへ行くことに。
2回目のチムジルバンではカッピングに挑戦。値段は15,000W。全身を洗って湯船につかり、温まったところでカッピング用の小部屋をノック。カッピングアジュマが無言でポンポンと叩いた薄い敷布団に裸のままうつ伏せになり、カッピングスタート。重い痛みに耐えつつ肩から足の裏まで一通りカップを付け終わると、今度は空気が入って緩くなったカップをチェックし、機械でさらに真空状態を作っていきます。お尻の部分だけとりあえずのタオルで隠され、耐えること数分。透明のカップを外され、今度は陶器でできたカップを使って再度真空状態でカポッと付けていきます。最後はマッサージ機を使ってのもみほぐし。これが結構痛かったです。カッピングが終わり、また汗蒸幕に数回入り、シッケとゆで卵でリラックス。
チムジルバンの後は、ブデチゲを食べに光化門へ。ソンベップデチゲは、1人前6,000Wと大変リーズナブル。ブデチゲはやっぱり美味しいですね。しばらくすると伸び伸びになるラーメンも、ブデチゲなら美味しく食べられます。
ソンベップデチゲ ソンベップデチゲ ソンベップデチゲ

ソンベップデチゲ

ビンデトック屋さん

ビンデトック屋さん

お次は光化門駅の近くにあるビンデトック屋さんへ移動。ハルナツは初めてのピンデトックです。入り口では、アジョシがひたすらビンデトックを焼き続けていました。牡蠣、豚肉、海鮮のビンデトックを食べながら、マッコリをグビグビと飲みます。

続いてイモネというポジャンマチャへ移動。いかにも!な貫禄のアジュマが焼いてくれた魚とキムチをつまみに、ソジュを3本飲み干しました。

■7日目

ソウルを味わえる最終日となるこの日、まずはスーツケースに入らないものを郵送するために郵便局へ。そして、免税の手続きをしに再び東大門のドュータへと移動。手続きの前に一通り店内を見て回り、荷物を送ったにも関わらず、洋服3着を購入。
免税の手続きを終え、次に向かったのは広蔵市場。ユッケは韓国では食べたことなかったし、絶対に食べておきたいメニューでした。広蔵市場は美味しそうな屋台がたくさんあったけど、よそ見せずにユッケ通りまで向かいます。韓国人の間でも有名なチャメチッの店内は平日の午後にも関わらずほぼ満席。この大胆に盛られたユッケ。日本じゃありえないですよね。梨と混ぜるのはお決まりとして、ニンニクや唐辛子、ミソを付けて食べるのも美味しいことを知りました。
そしてこの旅最後の食事は、何故かフライドチキンをチョイスしたハルナツ。やっぱり大好きな韓国料理とはいえ、赤い食べ物に飽きたようです。ドュルドュルチキンは鶏肉の脂も、揚げる油もほとんど落とされていて衣がかなりカリッとしていました。肉はそれなりに柔らかく、脂っこいのが苦手なハルナツには淡白で丁度良かったです。
この日は翌日の早起きに備えて早めにチングと解散。ゲストハウスにはちょうどオモニがいたので挨拶をしておきました。片言の日本語と英語を話せるオモニは「大元旅館・新館」の名刺をたくさんくれて、キラキラの笑顔でまた来てねと言ってくれました。このゲストハウスにして良かったなぁとしみじみ感じながら、本当に久しぶりに0時前に就寝しました。
ゲストハウス ゲストハウス ゲストハウス

ゲストハウス

■8日目

前夜にオモニに言われた通り、カウンターのキーボックスに鍵を返しチェックアウト終了。金浦空港へは行きと同じ経路で向かいました。最終的な免税の手続きを済ませ、免税品をスーツケースへ押し込んでからチェックイン。混んでいたので早めに税関を通り、9:00ソウル発の KE2707 に乗って日本へと帰国しました。
行きと同じ経路

行きと同じ経路

KE2707

KE2707


時間に追われた慌ただしい旅行よりも、気分で行動できるのんびり旅行の方がやっぱり性に合っていると感じた今回の旅行。レポートを書いてみて、初挑戦したものがたくさんあることに気付きました。ポップンヂャ酒、参鶏湯、スンデ、ピンデトック、焼き魚、ユッケ。そしてコンサートにトレッキング、カフェ巡り。またソウルへ行きたくてうずうずしている今日この頃ですが、次回はもう少し丁寧に下調べをしても良いのかなと思うハルナツなのでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-12-15

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