省谷美術館

ソンゴッミスルグァン성곡미술관

閉店・移転、情報の修正などの報告

美術関係者も数多く訪れる現代アート美術館!

こんにちは!ソウルナビです。韓国を代表する王宮である景福宮の正門として造られた光化門(クァンファムン)。その名前をとった光化門エリアは今や観光名所として多くの観光客が訪れる人気スポット。大通りの中心にはきれいに整備された憩いの広場があり、また韓国の国民的ヒーローである李舜臣(イ・スンシン)将軍の銅像が観光客の心を掴み、あちこちでシャッターを切る音が聞こえてきます。そんな観光客や沢山の車が行き交う光化門の大通りの喧騒から離れ、ちょっと裏手へ入ってみましょう。一歩奥に入るだけで、光化門には観光客がほとんどいない静かな住宅地が広がっています。大通りの雰囲気とは打って変わってオシャレなカフェやレストランがあり、ちょっとした散策にもオススメです。そして散策ついでに美術館で美術鑑賞はいかがでしょうか。今日は、美術館好きな人もそうでない人も現代アートの魅力を存分に感じることができ、子供から大人までが楽しめる美術館「省谷美術館」をご紹介したいと思います。こちらは美術鑑賞だけではなくステキなカフェがあることでも知られている、知る人ぞ知るギャラリーなんです。

◆◆省谷美術館への行き方◆◆

地下鉄5号線クァンファムン(光化門)駅7番出口から歩いて5分。ソウル歴史博物館の手前の路地を入ると一見ありふれた住宅地にも見えますが、通りにはカフェやレストランが並んでいます。シンプルな色調の建物と自己主張し過ぎない雰囲気とが周囲に溶け込み、のんびり過ごしたい時などに良さそう。お店をのぞくと平日の日中にも関わらずけっこうお客さんがいましたョ。そして朝の地下鉄通勤には欠かせない無料情報誌「メトロ」のオフィスもこちらに。プロバンス風の建物の隣りにはカフェが併設され、ジャスが流れていてステキな時間を過ごせそう。そしてそこからさらに5分ほど歩くとようやく省谷美術館が見えてきます。
光化門エリア

光化門エリア

5号線光化門駅7番出口

5号線光化門駅7番出口

ソウル歴史博物館

ソウル歴史博物館

通り沿いのお洒落なカフェやレストラン 通り沿いのお洒落なカフェやレストラン 通り沿いのお洒落なカフェやレストラン

通り沿いのお洒落なカフェやレストラン

◆◆見所満載の省谷美術館◆◆

主に現代美術の作品を展示している省谷美術館は第1展示館と第2展示館、そして彫刻公園の3つから構成。入口左手の第2展示館1階が窓口になっているので、まずこちらでチケットを購入しましょう。チケットは、「美術館総合チケット」「展示チケット」そして「カフェチケット」の3種類に分かれています。すべての展示館観覧と彫刻公園への入場、そしてカフェ利用券がついた「美術館総合チケット」なんてお得ですヨ。
第1展示館

第1展示館

第2展示館(チケット窓口)

第2展示館(チケット窓口)

彫刻公園&カフェ

彫刻公園&カフェ

※チケット料金は2012年6月現在 ※チケット料金は2012年6月現在

※チケット料金は2012年6月現在

◆◆第1展示館(1階・2階)◆◆

韓国だけではなく海外の新進気鋭の作家たちの作品を展示している省谷美術館。ナビが訪れた際には、韓国の中堅・重鎮作家シリーズ第10番目となる韓国人彫刻家イ・ジェヒョ氏の20年を振り返る作品の個展が開かれていました。第1展示館、第2展示館の2館ともすべてが彼の作品で埋め尽くされ、「Working with nature」というテーマで、木や石などを使った作品が展示されていました。

◆◆第2展示館(1階・2階)◆◆

こちらも同様にイ・ジェヒョ氏の作品。シンプルながらもパワーに溢れエネルギッシュさが伝わってきます。

◆◆彫刻公園◆◆

省谷美術館の展示作品もすばらしいですが、こちらの美術館にある彫刻公園はさらにオススメ!庭園には彫刻作品が展示されているので、入るにはチケットが必要です。「美術館総合チケット」または「カフェチケット」をご用意ください。そしてチケット所持者にはうれしい1ドリンクサービスが!この公園で過ごすため、わざわざ足を運んでお茶をしに来るファンも多いんだとか。カフェの周辺はお散歩ができるよう小道が造られていて、都心の中にあるのにここだけ別世界!四季折々の花々を楽しめてちょっと贅沢な時間を過ごせますョ^^
今回のイ・ジェヒョ氏の個展は残念ながらすでに終了しましたが、この他にも展示作品はだいたい1ヶ月から3ヶ月ほどのサイクルで変わるので、ソウル旅行を計画中の方は、いつこちらに来ても新しい作品が楽しめると思います!観光地からとっても近いのにまだまだ日本人にはあまり知られていないこちらの美術館。芸術的な作品が多く、韓国の美術関係者や美術大学の学生も沢山訪れます。ナビが訪れた時も展示作品に囲まれ学生が講義を受けている姿を見かけました。都心の中のオアシスともいうべき省谷美術館。心も体も癒されたい方、インスピレーションを求めている方、是非訪れてみてくださいね。以上、ソウルナビがお伝えしました!

記事登録日:2012-06-06

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スポット登録日:2012-06-06

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