韓国の美容院に行こう!パート1

当たって砕けろ~、失敗覚悟の地元美容院に挑戦! 美容院での韓国語講座も兼ねて!

こんにちは!おたみです。皆さん、美容院選びってなかなか難しいですよね。やっと見つけたお気に入りの美容師さんに限って、引き抜かれたり独立して遠くに行ってしまったりと、日本でも美容院選びはままならないものがありました。そして、韓国でもその美容院探しの旅は続き、ただでさえ失敗パーマ、失敗カットのウワサを耳にする韓国の美容院、いつも当たって砕けろ~!失敗覚悟の挑戦の連続!だったんです。数ヶ月前までは。
ところが最近、おたみがなかなか気に入っている美容院がありまして、場所は美容院がたくさんあるエリアとして有名な梨大(イデ)にある「Chan」。何気に多いおたみの髪を、豪快にばっさばっさカットして、毎朝ブローする時間のないおたみにぴったり!お手入れいらずのまとまりのいいスタイルにしてくれるから、最近通ってるんです。そこで今日は、金曜体験レポに合わせて、ここ、「Chan(現:ビンドヘヘア)」でパーマに初挑戦してみたいと思います。一体、ど~なるやら??さっそく行ってみますね!

初めてここを訪れたのは

かれこれ半年前、新規開拓とぶらぶら梨大のストリート歩いていて、直感で入ってみたお店。通り沿いにガラス張りのドアがオープンになって美容院独特の息苦しさがなく、開放感あふれる雰囲気にそそられたから。値段表示がないお店がほとんどの韓国ではめずらしく、入口にちゃんと値段が書かれていて良心的っぽい。よし、当たって砕けろ!値段も安いし(その頃のカット12,000ウォン)、失敗したらまた他のところに行ってみればいい!くらいの気持ちで、思い切ってお店に入ってみたのでした。

パーマ初挑戦!

スタッフ「オヌルン・ムォハシゲョ?(今日は何をなさいますか?)」
おたみ「クォットゥ・ハゴ・パマョ(カットとパーマです)」
スタッフ「ヨギソ・チョム・キダリセヨ~(ここでちょっとお待ち下さい)」

ほとんど待たずにご案内ぃ~!

スタッフ「オヌルン オットッケ ハシゲッスムニカ?(今日はどうなさいますか?)」
おたみ「(雑誌を見せながら)イロッケ へジュセヨ(こんな感じにして下さい)」
おたみ「イルボンスタイルロ へジュセヨ(日本のスタイルっぽくして下さい)」
ここで、おたみをいつも担当してくれる、工藤兄弟似のシン・ビリョンさんご紹介!
ちょっぴり女っぽくて面白~い、最初に力強いカット技術でおたみの髪を軽~くしてくれたピリョンさん。いつも時間がない、時間がないというと、スピーディーにやってくれるのも気に入ってます。決まって入口から2番目の席に案内されると、鏡の横には先生のイメージ写真。これはどーなんですかね?でも、韓国男性はよく個人写真を撮るらしいので、ふつうなんでしょう。では、さっそく始めていただきましょう!

シャンプー

ここは、ほぼ水平に寝転んでシャンプーするんじゃなくて、座った状態で首だけ後ろに反らすので、ちょっと間違えると水が首に入ったり顔に掛かったりします。
これはいつもおたみが我慢している部分。今度こそは訴えてやる~!!と思いながらも、新人スタッフらしき人が一生懸命やっているので、なかなか言えない部分でもあり。
*韓国の美容室はシャンプーの温度調節がなかなか難しいのかっ?!行くとこ行くとこで経験するのが、シャワーの水が冷たかったり熱かったりすること。それもやっている最中の温度変化が激しいのでご注意。あまりにひどい時は、「トゥゴウォョッ!(熱いょ!)」あるいは、「チャガウォョ!(冷たいょ!)」と訴えましょう!

シャンプーを終えて

*ビニールのガウンを来て椅子に座ると、クッションと雑誌をもってきてくれます(このクッションがなかなかうれしいサービス。韓国ではクッションの上に雑誌を乗せて読む)。日本では膝に乗せた雑誌を見ようとすると頭が下がり、カットしているスタッフには顔を上げてくれと言われ、雑誌を読むのにいつもひと苦労、目もすごく疲れていたような・・・)
では、カットスタート!!
普通のはさみとざくざくはさみ(髪すきばさみ)とかみそりっぽい道具を使ってスピーディーにカットしてくれます。かみそりは髪を傷めるんではないか~っ?と気になって聞いたところ、
笑いながら、「ケンチャナヨ~(大丈夫よ~・ただしこのケンチャナヨにだまされることがしばしばあり、、、) 」 濡れているから大丈夫だとかなんとか、、、

恐怖のパーマに突入!

とりあえずシン・ビリュン先生のイメージにお任せすることに。
スタッフ「チャ・トゥシルレヨ?(お茶飲みますか?)」
おたみ「ノクチャ・ジュセヨ(お茶を下さい)」
*韓国の美容院では、待っている時に飲み物サービスをしてくれるところがほとんど!喉が渇く夏にはコールドドリンクも用意してくれるうれしい^^サービス!
カットの場合はだいたい間違いないので、おたみはお茶を飲みながら安心しきっていたんですが、、、どんどんカーラーで頭が巻き巻きになっていくうちに、スタッフに囲まれて、おたみは一体ど~なるのぉ??カーラーの大きさを変えて、根元からがんがん巻かれてしまいました。こっこれ大丈夫かぁ??熱を当てたりパーマ液をかけたり、水で流したり、いろいろ繰り返すこと40分。とうとうパーマが完成したよう!シャンプーとマッサージをしてもらって頭が軽くなった!
ところで、これはどーですかねぇ?かなりかかってしまいましたが、、、

ドライヤー


急いでいるときは、両側からばさばさやられ、顔が右に左に激しく揺らされることもあり(その分とってもスピーディー)。カットの時のブローはよくソウルの街で見かける韓国スタイルにされがち、つまり、後頭部当たりをちょっと盛り上げる60~70年代風。おたみはこれがどうしてもダメなので、いつも、
「チャブナゲ・へジュセヨ(落ち着いた感じに?してください)」で。
今回は先生のイメージだと下の方のカールをふっくらさせたかったらしいけど、ライオン丸だの(韓国語で?)、おばさんパーマだの文句をいいながら、カールを落ち着かせてもらいました。

最後に手鏡で

後ろの具合をチェックして完成!
「スゴハショッスミダ~!(お疲れ様でした)」
おたみ:ん~、これはやばいんでは、、、でも、何日か経てば落ち着くでしょう。カットは大のお気に入りだったけど、パーマはどうかなぁ???

ここで、韓国の美容院の特徴をもう少し!


1.韓国の美容院は値段があってもないようなところあり!
韓国の美容院の中、中級から高級美容院を除いて、美容院の値段が不可解なことがよくあり。お金がないというと、最初に提示した値段からだんだん下がってくることも!
さらに友達の話では、いつも通っている美容院で、カットが15,000ウォンの時もあれば、3,000ウォンの時があるらしい?!

2・カップルで美容院に来る場合もよくあり!
それも、用があるのは彼女だけ。彼氏はずっと彼女がきれいになるのを待っているというわけ。これも韓国ではよく見かける風景。ちなみに、おたみの知り合いの韓国の男の子は、「彼女と一緒に美容院に行くのが夢だった~」とまで言ってましたっ。

3. 梨大付近でのご注意
梨大の正門ストリートでは、いつも美容室の割引チケットを配っているおばちゃんが等間隔に待機。これは何かというと、いわゆる客引き。たまについてきたり、腕を掴んだり、かなりしつこい時があるので気を付けましょう。おたみも断りきれずに入ってみると、チケット通りに値段はかなり安くなりましたが、腕の方はちょっと下がり目。パーマや髪染めをする時は慎重に!
折角の美容院体験レポが、失敗例となってしまってはいないかぁ?ちょっと不安の残るところですが、いつもおたみが通っている「チャン」のシン・ビリョン先生、カットの腕はいいと思いますので、カットはオススメ!以上、ナビスタッフにも不評、失敗パーマで大落ち込みのおたみ(-_-;)でした

<おまけ>
おたみが友達に聞いた体験談!
~美容室でパーマやカラーリングを挑戦するときは要注意!~

○ポワォーストレート(パワーストレート、あるいは マジックストレート)
基本的に韓国の女性はロングストレートが多いので、ストレートパーマをよくかけるよう。名前のごとく、ストレートの威力はかなりのもの。うまくいけば、期待通りかなりのパワフルストレートになります。でも、これはお店によっては髪の毛がかなり痛むので要注意。おたみの友達も、このストレートパーマをして髪がチリジリになりました。
*ちなみにおたみも以前、梨大正門前のイガジャ美容室でトライしてみましたが、びっくりするほどストレートになって、とにかく髪の毛が海苔のようにぴったり頭にくっ付いた感じでストンと下に下り、ブローいらず、軽く櫛を通すだけで朝もとっても楽でした。効果もなかなか長持ち。

○カラーリング
これはあんまり効果なし。他のところでもやったことがありますが、すぐに落ちてしまって染めた方がいいかも。これも梨大付近の安い美容院。

○ヘアダイ、染め(ヨムセク:染色)
韓国の染めはかなり刺激が強くていつも頭皮がひりひり。皮膚の弱い人は気をつけましょう。

○マッサージ or トリートメント(トリートメント)
大体の美容院の場合、パーマや髪染めの後、数日後に無料トリートメントをしてくれるようです。*お店によってまちまちなので聞いてみてください。

その他情報

※「Chan」リニューアル工事終了、ただし記事の担当の先生は現在いないそうです。<2006.4.6>
※現在は別のヘアサロン「ビンドヘエア」になっています。<2012.10.23>

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2003-02-07

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