みゆき先生の簡単＆おいしい韓国料理レシピ！「ケランチム＆鶏手羽先のピリ辛煮」

みなさん、こんにちは。 じめじめした梅雨の季節がやってきました。 洗濯物は乾かないし、出歩きにくくなるし、みなさんにとっても嫌な季節ですよね。 毎日のようにどんよりとしたお天気に加え、たまに訪れる雷雨。 でも私は雷が大好き♪あの音、光を見ていると、なぜか落ち着きます・・･変？

さて、今日は私が子供の頃から大好きな韓国家庭料理の定番レシピを紹介しますね。 韓国人も、もちろんみんな大～好き♪特に男の人が大好きなんだって。 1品目はケーランチム。
はじめてこの名前を聞く人もいるんじゃないのかな～？ 食堂や安い韓定食屋さんでよく見かけ、家庭でも良く作られる１品なのです。ケーランとは、卵のこと。チムとは、蒸すと言うこと。ふわふわっとした食感が楽しめるので、我が家ではふわふわ卵蒸しと呼んでいます。

韓国版、茶碗蒸しなのです。日本の茶碗蒸しに比べ、作り方が取っても簡単。ぜひ作ってもらいたい1品です。
2品目は、手羽先を使った鶏のピリ辛煮。
ぷりぷりのコラーゲンがたっぷり入った鶏の皮に、これまたなんともいえないにんにく醤油ベースのタレが絡まり、ご飯が何杯でも進んじゃう1品なのです。 このタレをご飯にかけて、ケーランチムも乗せちゃって混ぜて食べる。 あ～、考えただけでお腹が空いてきちゃう。早く作りましょう～。
今日はこの2品をセットにして、レシピを紹介します。

ケーランチム
材料
卵１個
アミの塩辛の汁小１
水１００ｃｃ
ホンダシ少々
人参のみじん切り小１
万能ねぎのみじん切り小１
玉ねぎのみじん切り小１
ゴマ油少々

１、卵は割ってときほぐす。		２、水をいれよく混ぜる。
３、３回ざるでこす。		４、アミの塩辛の汁・ホンダシ・野菜のみじん切り・ゴマ油を?に入れ混ぜ器に流す。
５、強火で火にかける。		６、 器の周りに泡がプクプクしてきたら弱火にして蓋をして５分ほど蒸す。
７、中まで火が通ったら出来上がり。

みて～、だし汁がとっても美味しそうでしょ。
卵もふわふわ柔らかくって、香りもいいの～。早く食べたい♪

さて、もっと大きな器で作りたい人はこれに注目！
卵１個　水１００ｃｃ　アミの塩辛の汁小１　蒸し時間　5分
卵２個　水２００ｃｃ　アミの塩辛の汁小２　蒸し時間　7分
卵３個　水３００ｃｃ　アミの塩辛の汁小３　蒸し時間　10分

この分量さえ守ればおいしいケーランチムが出来上がりますよ～。 もちろん、普通の鍋で簡単に作れちゃうので、試してみてね。

鶏手羽先のピリ辛煮
材料
鶏手羽先5～6本
タレ（しょうゆ大2と2分の１、みりん大１、砂糖小１、みじんニンニク1片分、）
タカの爪少々
水６０ｃｃ
白髪ネギ適量

いかがですか？
ケーランチムも、鶏手羽先のピリ辛煮もどちらも簡単だったでしょ。 あとは、ご飯を用意してキムチやナムルがあれば最高ですね。豪華な食卓に変身です。 ゴマ油とニンニクの香りがして、本当に食欲がわいてきますよ。 普段の食卓に、ぜひ加えてくださいね。

食材アレコレ♪
・・アミの塩辛・・
韓国の食でなくてはならないもの。今日紹介するのはアミの塩辛。アミの塩辛は、キムチを漬けるときに使う、塩辛の代表格。これを入れてこそ、本場キムチの味になるのです。キムチを漬けるときはもちろん、スープに塩代わりに入れたり、キムチ鍋などに入れることによって、おいしい海老のダシがうまみ成分になり、格別な味に変わります。韓国ではポッサムを食べるときにも、アミの塩辛にちょっとつけて食べると豚肉の油っぽさが解消されるのです。ぜひ、韓国料理を本場韓国の味にするために、使って欲しい1品です。大手スーパーの韓国食材店に置いてありますよ。