みゆき先生の簡単＆おいしい韓国料理レシピ！「常備菜～ムチョジョリム＆マヌルチャンアチ＆コチュジャンチャンアチ」

みなさん、こんにちは。 チュオ～（寒い）な毎日ですね。日本も急激に冷え込んできました。 こんな季節だからこそ、辛い韓国料理を食べて体の芯から温めたいものですね。

さて、寒くなる前に我が家ではいつも常備菜を作ります。日持ちがして冷蔵庫に保存しておける1品は急な来客や酒のつまみなどにとっても便利なんです。
ご飯ももりもり食べられちゃう。
韓国で食事をするとテ−ブルいっぱいに並ぶミッパンチャンの数々。
その中にもよく登場する３品を今日はご紹介しますね。とてもおいしいよ～！！

まず１品目はムチョジョリム。焼肉屋さんに行くと、お見かけする１品。サンチュにムチョジョリム、肉をのせていただくと、口の中いっぱいに甘い酸味がふわ～と広がりなんともいえないうまさなの。
２品目はマヌルチャンアチ。 実はこれ、春のニンニクで作ったほうが１０倍おいしいです。数年おいても食べられるし、日数が経てば経つほど味がマイルドになり食べやすい。スタミナがつく常備菜の代表です。
最後は、コチュジャンチャンアチ。あつあつのご飯に乗せていただくと、まいう～！辛い唐辛子でも、味がマイルドになるのでとっても食べやすくなります。
では、今日は常備菜レシピを紹介します。
みなさん準備はいいですか？！お家でコリアンクッキングのはじまり、はじまり～。

＜常備菜の材料＞
今日作る「マヌルチャンアチ」と
「コチュジャンチャンアチ」の材料です。

ムチョジョリム

材料
大根４分の１本
漬け汁水１００ｃｃ＋酢１００ｃｃ＋砂糖１００ｇ、塩小１
昆布・ローリエ適量

１．大根は皮を剥いてスライサーで薄く切る。		２．密閉容器に入れていく。
３．漬け汁を作って昆布を入れて１時間ほど置く。		４．密閉容器に流し込む。
５．ローリエを入れて蓋をする。１日経ったら昆布を取り出しましょう。		６．味がしみこんだら、出来上がり。

マヌルチャンアチ

材料
にんにく２０片
塩水水２００ｃｃ＋塩５０ｇ
酢水水２００ｃｃ＋酢１００ｃｃ＋塩大１＋しょうゆ大１～２

１．塩水を作る。		２．密閉容器に皮を剥いたニンニクと(１)をいれ、５日間ほど室内においておく。５日経ったら塩水を捨てる。
３．酢水を鍋に入れて１度沸騰させる。		４．(２)のニンニクに冷ました(３)をいれ１日置く。
５．翌日酢水を取り出し、再度沸騰させ冷まして注ぎ戻す。		６．その翌日、もう１度酢水を取り出し、再度沸騰させて冷まして注ぐ。
７．できました。

コチュジャンチャンアチ

材料
青唐辛子２０本
塩水水４００ｃｃ＋７０ｇ
漬け汁醤油２００ｃｃ＋酢１００ｃｃ＋砂糖１００ｇ

１．青唐辛子はよく洗って串で１～２箇所穴をあける。		２．塩水に漬け込み、マヌルチャンアチレシピの(２)～(６)を繰り返す。
３． 出来上がり。

食材アレコレ！
・・唐辛子・・
韓国の食でなくてはならないもの。今日紹介するのは、唐辛子。赤唐辛子は、熟したもの。青唐辛子は熟す前に収穫したものって知っていましたか？産地や品種によって辛さが番います。日本では「伏見辛」とも呼ばれ、葉は葉唐辛子として調理されます。
この青唐辛子はまったく辛くないものがあるので、味噌をつけて、そのまま食べてもとても美味しいですよ。しかし、たまに辛いものが混じっていて涙が出ることも。辛さが強烈なので、ゲーム感覚でぜひ試してみて下さいね。刻んでテンジャンチゲに入れたり、ヤンニョムにも入れたり、野菜としても様々な料理に使われます。

いかがでしたか？保存できる常備菜。ちょっと面倒だったかな？ でもこうした手間も楽しめるようになれば、あなたもきっと韓国人の仲間入りに！ 次回も簡単でおいしい韓国料理レシピを紹介します。どんな料理を紹介知るのかはお楽しみに！ド・マンナヨ～。（また会いましょう。）