蚕室からＣＯＥＸ、狎鴎亭から東大門市場、大学路を結ぶ便利なバス！
こんにちは！ソウルナビです。皆さん、ソウル旅行での移動は何を利用しますか？タクシー、地下鉄、バスとありますが、もっとも挑戦しやすいのがタクシー、地下鉄。バスは乗り降りの場所が分かりにくいので、乗ったことのない方も多いのではないでしょうか？でもバスを乗りこなせると移動がとっても便利！地下鉄よりも目的地により近いところで降りられるだけでなく、窓からはソウル市内の街並みも眺められちゃう！さらに、バスがすぐやってきて、座れれば文句なしなんですけどね！そこで今日はソウルの便利なバス、ナビもよく利用する３０１番バスをご紹介しましょう。このバスは主に文井洞・可楽市場から蚕室ロッテワールド、三成・COEX、狎鴎亭・清潭洞、東大門市場、大学路、成均館大学、昌慶宮を通る路線。つまり、 江南（カンナム・漢江の南側）と江北（カンブッ・漢江の北側）の観光スポットにこれ一本でアクセスできちゃうんです！ ではさっそく、路線、停留所の場所、周辺の観光地なども含めて、３０１番バスをくわしくご紹介しましょう！
【３０１番バスの路線】
メインの停留所をピックアップしてご紹介しましょう。左上の番号は停留所の順番、両端は停留所名です。
文井洞・可楽市場→蚕室ロッテワールド→三成・COEX→狎鴎亭・清潭洞→東大門市場→大学路→（成均館大学前・昌慶宮前を通って折り返し）→東大門→狎鴎亭・清潭洞→三成・COEX→蚕室ロッテワールド→可楽市場→文井洞
始発４：００／終バス２２：３０（起点基準）／運行時間１８４分／４８台／配車間隔８分
ポイントの停留所をさらにくわしくご紹介！
■文井洞・可楽市場
【バス停名】
カユン礼式場（カユンイェシッジャン）
このバス停で降りると、文井洞（ムンジョンドン）ロデオ通りまで徒歩７分ほど。この通りは１年以上経った商品を割引価格で販売するアウトレット通り。スポーツブランド中心ですが、ところどころに国内外のブランド店も混ざっているので、お目当てのブランドがある方はちょっと寄ってみてもいいかも。
【バス停名】
可楽市場駅（カラクシジャンヨッ）
駅前に広がる地元市場が可楽洞農産物市場。１９８５年６月にオープンし、現在は年間２３７万トン、一日に８千余トンの農水畜産物が取引されている大規模総合市場です。こちらは野菜、干し唐辛子、干し魚など青果と乾物を主に売っていて、季節の変わり目になると食材を買い求めにたくさんの主婦が訪れます。約１６万４千坪の敷地に１３００余りの店が密接していて、ソウル市民の食卓をまかなっています。市内にも地元市場がたくさんありますが、こちらは中でも規模の大きい市場。特に旧正月や旧盆などの名節時にはたくさんの人出でにぎわいます。
【バス停名】
蚕室総合運動場（チャムシルチョンハッウンドンジャン）
この蚕室総合運動場駅前には、その駅名通り運動場が広がっています。もともと１９８８年、第２４回オリンピックが開催されたところで、いろんな国内外競技が開催されています。広い敷地内には蚕室野球場、オリンピックメインスタジアム、室内体育館、室内プール、学生体育館など屋内外の施設があります。野球ファンの方なら、こちらで韓国の野球の試合を見て行かれてはいかが？
★参考レポート：がんばれベアーズ2003 9/19斗山ベアーズ対SKワイバーンズ＠チャムシル野球場
【バス停名】
蚕室駅ロッテワールド（チャムシルヨッロッテウォルドゥ）
ソウル市内最大のアミューズメントパーク「ロッテワールド」に行きたい方もこの３０１番バスでスイスイ！ここは遊園地、デパート、免税店、ホテル、大型スーパー、スポーツセンター、地下商店街などが一所に集まっているところ。駅前の大通り沿いにいろんな施設が集まっているから、いろいろ楽しめますョ！
■ 三成駅・COEX
【バス停名】
韓国電力公社（三成駅）／奉恩寺（アセムセンター）
三成洞（サムソンドン）は高層オフィスビルが並ぶビジネス街。そのほか、ショッピングモール、大型フードコード・食堂街、会議場、コンベンションホール、ホテル（グランドインターコンチネンタル、ＣＯＥＸインターコンチネンタル）、博物館、映画館、水族館などのエンターテインメント、免税店、デパートなどが集まった複合施設「COEX」もあり、またカジノもできてビジネスマンだけでなも観光客も楽しめるエリア。
■狎鴎亭＆清潭洞
【バス停名】
現代デパート（狎鴎亭駅）／ギャラリアデパート／デザイナークラブ
狎鴎亭駅の周辺に行きたい場合は｢現代デパート：ヒョンデアパートゥ（狎鴎亭駅：アックジョンヨッ）｣で下車。駅前にはポップグリーンホテルがあり、周辺にもレストランがたくさんあるので要チェック！また、狎鴎亭ロデオ通りや清潭洞ブランド通りへ行きたい場合はギャラリアデパートまたはデザイナークラブで下車すれば近いです。レストラン、オシャレなカフェ、洋服屋さんもたくさんあるので、ぐるっと一回りしてみてはいかが？
■奨忠洞（東国大入口）
【バス停名】
奨忠洞（チャンチュンドン）／東大入口（トンデイック）
ここ奨忠洞で降りると、すぐ前には豚足（チョッパル）の専門店が並ぶ有名な奨忠洞豚足通り（チャンチュンドンチョッパルコルモッ）があり。また徒歩５分ほどのところに南山循環バスの停留所があり（東大側）、このバスに乗れば国立劇場、南山Nソウルタワーへ行けます。国立劇場で公演を見ようという方、あるいは南山Nソウルタワーに観光したいときに便利！また東大入口駅前には新羅ホテルもあり。
■東大門市場
【バス停名】
東大門運動場（トンデムンウンドンジャン）
大型ファッションビルが立ち並ぶ眠らない街、東大門市場。卸売・小売ビルが並び、夜中になると全国からファッション関係のバイヤーが仕入れにやってきます。ビルにはそれぞれ特色があり、小売を主に扱っているドゥータ、ミリオレ、hello apMなどのメインビルのほか、デザイナークラブ、新しくできたユオスなど、卸売りがメインのビルもあり。扱っているのは服を中心に靴、かばん、アクセサリーなどの既製品のほか、布地や装飾品などの材料なども専門ビルもあり！ここで降りれば東大門市場のメインビルがすぐ目の前。
乗り場：へローamp前（狎鴎亭、蚕室ロッテワールド方面）／東大門運動場前（大学路・昌慶宮方面）
■大学路
【バス停名】
恵化駅（ヘファヨッ）・通信大（トンシンデ）
ソウル大の学生街と発展した大学路は、ソウル大の江南へ移転後も変わらず、いつも若者でにぎわっています。大型のカフェやバー、レストランも多く、また街のあちこちに小劇場があり、芝居や舞台が毎日のように行われている“文化の街”でもあり。演劇好きの方は目ぼしい公演を見て行かれてもいいかも！
■成均館大学
【バス停名】
明倫洞（ミョンニュンドン）／成均館大学校（ソンギュングァンテハッキョ）
成均館大学は１３９８年、李朝の時代に唯一の国立大学として建学された成均館を母胎とし、１９４６年から今まで約６０年の間、学校法人としてたくさんの学生を社会に送り出してきた名門学校。付属の韓国語語学院「成均館学院」もあるので、ご存知の方も多いのでは？！学校の周辺は学生街で、新村・梨大ほどではありませんが、通り沿いに学生向けの安いお店がたくさん並んでいます。またここから徒歩５～１０ほど行くと大学路。
【バス停名】
昌慶宮（チャンギョングン）
※東大門・狎鴎亭・蚕室ロッテワールド方面のみ
昌慶宮は成宗１４（1483）年、成宗の祖母、生母、それに養母を住まわせるために創建された王宮。昌徳宮（チャンドックン）とともに景福宮（キョンボックン）の東側にある王宮という意味で東闕と呼ばれていまいした。この昌慶宮も３０１番バスに乗れば宮の前に停まります。観覧後は同じバス停から同じバスに乗って東大門市場、狎鴎亭方面に行けますョ。
いかがでしたか？とっても便利ですよね？ナビもよく利用するんですが、お昼休みと夕方の退社時間を除けばバスもよく来るし、なんといっても地下鉄では一本で行けないようなところに直接アクセスできるのがポイント！例えば、東大門市場でショッピングしたあとに狎鴎亭のカフェで一休みしたり、ロッテワールドで遊んだあとに大学路で演劇を見たりもできちゃいます！皆さんも、便利なバスを乗りこなして、旅の移動をもっとラクに、楽しんでみてはいかがでしょうか？以上、ソウルナビでした。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット（お店）の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日：2007-07-27
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