独立芸術祭　【２００１年】

こんにちは。ソウルナビです。どこよりも先にホットな情報をリアルにお届けする（？）ソウルナビが、秋にと～ってもふさわしいお祭をご紹介しましょう。
それは弘大（ホンデ）= 弘益大学周辺で９月７日から２３日まで開催されている、通称「独立芸術祭」。韓国のインディーズアーティスト達のお祭であり、美術ありパフォーマンスあり音楽あり、ジャンルも様々。ここ弘益（ホンイッ）大学前は、韓国でも最も有名な美術系大学で、周辺はギャラリーや劇場、ライブカフェ（ラッカペ、クルロブ）から美大受験の予備校までがうじゃうじゃと集結してる、とってもアートな街なんです。

その中で開かれる「独立芸術祭」は今年で第４回目。以前はカンナム（江南）にある「芸術の殿堂」や大学路（テハンノ）の路上などで開催されましたが、今回ここではギャラリーや劇場、小さいライブカフェ（クロブ）など様々なスペースを乗っ取ってしまおう！というスタイルで繰り広げられています。

まずここは「公園（遊び場）」（詳細マップ８番）。ここでは手作りアート小物の販売や漫画の上映や（黒い箱のようなスペースで）、オブジェ、絵画の展示をしています。とっても気軽に入れるゾーンです。

この巻紙のようなものを売っているのは映画を作っている女の子達。これは巻紙型のレターペーパーで、「これを売った収益で映画を作るんです～。お買い上げの方は映画の最後のテロップにお名前を流します！」とうことだそうです。早速、アートな映画好きのナビもおひとつお買い上げ～！いい作品、期待してるよ～！

今流行りのタトゥーを入れた手でピース！のおねーさん、透明樹脂にコンピューターのチップなどを入れた小物を販売。一見、占い師？いやいやアーティストでございます。

ここは駐車場。ここにも道に長～く敷かれた布の作品。どうやらここでライブペインティングが行われていた模様。一足遅かったな～。

その先に仮設の舞台が（詳細マップ１２番）。聞いてみるとダンス（現代舞踊）や演劇やライブを行うとのこと。

ついついアート好きのナビは沢山見たい一心で、さんざん歩き回ってしまいました。最後にはクタクタに。でもここに一日いれば韓国のアーティスト達の熱い思いを充分に感じ取ることが出来ると思います！紹介したのはほんの一部です。全２０スポットあるので「独立芸術祭スケジュール」を参考に目的を決めて周ることをおすすめします。

最後に・・・
ナビは大学路で行われた第２回の時にも行きましたが、今回はその時よりもプロのアーティストを交えながら作品の質もグレードアップして充実したものになっていました。
アート好きは是非是非、アート好きじゃなくてもナイト好きの方の普段観光客が入りづらいカフェ（カクテルバー）やクラブに堂々と入るチャンスでもあります！また、今流行りの韓国ヒップホップにも出会えるかも．．今年の秋のソウルはゲージツでキメっ！！

※ただし、飲食店系のお店ではただ見るだけでなく一応礼儀としてワンドリンクぐらいは注文してくださいね。（独立芸術祭実行委員、チェ・スヌァさんからのお願い）《一般的にクラブ（クロブ）では入場基本料（ワンドリンク込み・だいたい5000ウォン）を先に払ってから入ります。》