写真で見る「日韓交流お祭り2015 in Seoul 」!

今年も日本のお祭りがソウルに!今年は新村でパレードも!また壁ドンイベントも人気?


こんにちは!ソウルナビです。すっかりソウルの秋の恒例行事になった感のある日韓共同イベントの「日韓交流おまつり」。2005年に日韓国交正常化40周年を記念して第1回目がソウルで開催され、以後毎年秋に1回開かれ、日韓の様々な団体が参加し、両国の伝統芸能をはじめとした様々なパフォーマンスが披露されたり、文化が紹介される、日韓では最大級の文化交流イベント。2009年からはソウルだけでなく東京も会場に加わり、このイベントを通じ両国で毎年日韓の交流が行われています。そして日韓国交正常化50周年を迎えた今年(2015年)、会場は新村(シンチョン)とCOEXの2箇所、期間も9月19日(土)と20日(日)の2日間に。そんな今年の日韓交流お祭りの模様を、写真で見ていきましょう。

9/19、新村<パレード>

地下鉄シンチョン駅と延世大学を結ぶ延世路を、復元された朝鮮通信使の行列が練り歩きます。その後からはまず韓国の公演団体、日本の公演団体が続きます。阿波踊りの音色や、沖縄エイサーの音色、よさこいの音色、ちんどん屋の音色、チアリーディングの掛け声が新村の町に響き渡ります。沿道からは暖かい拍手やハイタッチも。ハイタッチはしなくても何度も頷くおじいさんも。

9/20、COEX<ブース>

日本の地方自治体が参加し主に観光PRを行う自治体ブース、日韓の文化体験ができる体験ブース、日本と韓国にかかわりのある企業による企業ブースがあります。体験ブースではヨーヨー釣りや、浴衣に長蛇の列が。また特殊メイク体験も注目。中でも今年登場した壁ドンコーナーは特に人気で、一番長い列ができていました。また地方のブース前でもミニ公演が行われていました。

■ちんどん屋(かわち屋)

◎コスプレ
会場をコスプレイヤーが練り歩き、人気投票も行われます。ステージのブレイクタイムには人気投票の優勝者が表彰されます。


◎食べ物コーナー
カレーや卵、パン、コロッケやエビ揚げなど。また大分の麺や愛知のいなり寿司も人気。また日本酒の試飲にも奥の人が。

9/20、COEX<公演>

日韓それぞれの伝統芸能やパフォーマンスグループによる公演が行われます。日本でも有名な阿波踊りに、韓国のタルチュムを思い出させる伝統的な神楽。南の男らしい力強いエイサーに、独特の声が合間に入る津軽の踊りに津軽三味線。また三味線の歌と太鼓、踊りの平家踊りに、高校生による力強い和太鼓。もう常連となった大きな旗の躍動に続き、一番の盛り上がりは空中に舞い上がるたびに歓声が響くチアリーディング!よさこいはもう日韓イベントの常連。

<日本>
■阿波おどり(紅葉連)
■荒神神楽(日野高校)
■沖縄エイサー(照屋町)
■津軽手踊り&三味線(荒田流宝声会)
■下関平家踊り
■和太鼓(日本航空高校)
■よさこい(躍動)
■チアリーディング(梅花女子大)
■よさこい(桜雪Ma-u)

<韓国、日本+韓国>
■農楽(サンミョン・ハンオルム舞踊団)
■舞踊(済州特別自治道立舞踊団)
■バレエ(ワイズバレエ団)
■ドラム(ドラムライムRIM)
■よさこい+アリラン(はなこりあ)

9/20、COEX<コンサート>

今年のJ-POPは羽生結弦選手とのコラボで知られる指田郁也。機材トラブルで曲が変更されながら、普段歌わないカバーソングなども。また東日本大震災のテーマソング「花は咲く」ではバックの映像に当時、韓国で行われた募金や韓国の援助団体の活動の映像が流れました。そしてK-POPはEPIK HIGH。日本でも知られた歌手らしく、阿波踊りの踊り手や日本の高校生も声援をおくってました。

■J-POP(指田郁也)
■K-POP(EPIK HIGH)

9/20、COEX<フィナーレ>

椅子がすべて撤去され、巨大なスペースが登場。日本のマーチングバンドのあとは、韓国伝統のカンガンスルレに、サムルノリ。ここで大御所、日韓交流お祭りの顔でもあるキム・ドクス先生が登場!サムルノリに日本の和太鼓や津軽三味線に合わせます。

■マーチングバンド(創価)
■珍島カンガンスルレ
■キム・ドクス&サムルノリ
最後のよさこいアリランにはすべての出演者が乱入、音楽はアリランからソーラン節になり、キム・ドクス先生がステージで盛り上げます。やっぱり日韓交流お祭りにキム・ドクス先生が欠かせない!

今年はねぶたの公演も竿燈もなかったけれど、最後は例年と同じように盛り上がったソウルの日韓交流お祭り。日韓関係は何かといろいろあるけれど、サムルノリと和太鼓と津軽三味線が共演し、アリランで阿波踊りや沖縄エイサーを踊ったり、さらにチアリーディングがコラボして上空に飛んだり、最後は日本でも見られないだろう光景が見られます。こんなごちゃごちゃ混ざり合うビビンバ感は、ソウルでしか味わえないのかも!また浴衣やヨーヨー釣り、壁ドンを経験して、韓国の若者に少しでも日本に興味を持ってもらえればいいなと思います。そして日本にいたらなかなか見られない日本のお祭りを一度に見ることができる、日本にいる以上に日本を味わえるイベントです。以上、ソウルナビでした。 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-09-22

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