ナビ合同企画第1弾!各都市の物価大比較!!

同じモノでも値段がぜんぜん違う!ナビファミリー都市の物価を大比較!

こんにちは!ナビです。今回はなんと!ナビファミリー共同企画、第1弾!をお伝えしましょう!2000年にソウルナビがオープンして以来、プサン、台北、バンコク、香港、上海とナビファミリーが増えつつありますが、せっかくなので各都市の生活や文化をくらべちゃおう!ということで、今回の企画が決まりました。輝かしい?第1回目の主題は各都市の物価について。普段何気なく食べてる、使ってる、飲んでる、買ってる・・・生活消耗品、嗜好品、そして給料などの価格を大比較してみたいと思います。比べてみると、各都市で生活している人の経済状況や文化までも見えてくるかも!ではさっそく、スタート!

今回各都市の円表記は以下のレートで決めました。
ソウル(プサン)100ウォン=約12.5円
台北 1元=約3.6円
バンコク 1バーツ=約3.5円
香港 HK$1 = 約15円
上海 1元=約15.8円

<交通費>

普段の生活で欠かせない交通費。日本は世界的にも高くて有名ですが、アジア各都市の地下鉄やタクシーっていくらぐらい?!
★地下鉄の料金
 ソウル 市内1,000~1,200ウォン(約125~150円)
市内の10km区間は1000ウォン(約125円)ですが、それを超えると100~200ウォン追加。今年(2007年)の4月1日からまた地下鉄・バス料金が値上げされ、現価格になりました。7年ほど前は500ウォンだったのに、それから考えると2倍です。
 台北 初乗り20元(約72円)
渋滞知らずの交通機関ということで市民の利用度は高い。市バスの料金が15元(約54円)で、プリペイドのEasy Cardを利用すると、バスとMRT乗り継ぎ料金が割引される制度もあります。
バンコク スカイトレインBTS
15~39バーツ(約50~140円)
地下鉄
15~39バーツ(約50~140円)

スカイトレインBTS:スクンビット通りとシーロム通りという、バンコクの主要2大通りを走るスカイトレイン、BTS(バンコク・マス・トランジット・システム)。渋滞知らずで移動できるのはありがたく、朝夕のラッシュ時にはかなりの利用者で乗れない場合も。でも無理して乗ることはせずにのんびり次を待つのがタイ人のいいところ。
地下鉄:雨季には洪水が多発するバンコクで大丈夫なの?と心配する声をよそに、2004年にめでたく開通した地下鉄です。
香港 HK$4~26(約60~390円)
香港島と九龍半島をまたぐ場合は、1区間でも高くなります。
上海 3元(約47円)
距離により3~8元。ちなみにバスは1~3元なので、それと比べると地下鉄の料金はちょっと割高感があります。

★タクシーの料金(初乗り)
 ソウル 一般タクシー(相乗りあり):(最初の2kmまで)1,900ウォン(約239円)
模範タクシー(相乗りなし)・ジャンボタクシー(大型):(料金は最初の3kmまで)4,500ウォン(約565円)
一般タクシーと模範タクシーを比べると、初乗りの距離も模範が短いので、長距離の場合は金額の差がかなりのもの。なので、地元の人はほぼ一般タクシーを利用。
台北 70元(約250円)
ここ数年値上げはしておらず、台北市内から101ビルや故宮博物院まで200元(約720円)前後と利用しやすい。MRTで近くまでアプローチしてタクシー利用、というのも賢い使い方。
バンコク 初乗り(2kmまで)35バーツ(約120円)
※その後440mごとに2バーツ(約7円)ずつ加算。
数年前までは交渉制が主流だったタイのタクシーも、現在バンコクではほぼ全てメーター制に。渋滞時は、停車時間1分あたり2バーツ(約7円)の計算で料金がアップ。じりじりと上がっていくメーターに比例して、イライラ度も上がっていきます。
香港 HK$15(約225円)
香港島のタクシーが九龍半島へ行く場合は、往復のトンネル代が加算されます。その逆もまた同じです。
上海 初乗り(3kmまで)11元(約174円)
2006年6月に1元値上げして11元になりました。深夜は3割増で初乗り14元。特にお金持ちじゃない普通の地元サラリーマンも、近距離移動にはけっこう利用してます。

<仕事>

日本だとアルバイトでもたくさん稼げるので、定職に就かない人も増えているらしいですが、他はどうなんでしょう?

★アルバイトの時給(コンビニ)
 
ソウル 時給3,500~4,000ウォン前後(約440~553円)
日本に比べると安いと思ってしまいますが、6~7年前より1.5~2倍ほど上がったそう。ファーストフードもほぼ同じ。1ヶ月びっしり働いても、ちょっとした小遣い稼ぎ程度。
 
台北 90元(約324円)
作業環境が悪いためか、数ヶ月でバイトをやめてしまうケースが多く、大学生は個人で自由に管理できる家庭教師が主な収入源となっています。家庭教師は1時間400元(約1440円)から。
バンコク 約27バーツ(約95円)/夜勤は29バーツ(約100円)
セブンイレブンの店員の時給は約27バーツ(約95円)。夜勤は29バーツ(約100円)。なかなかの薄給ですが、「オーカートナー・チューン・マイ・カー(またのご利用をお待ちしていまーす)」のセリフもはきはき発し、にこにこと愛想良く応対してくれます。
香港 HK$20~22(約300~330円)
日本円に換算すると、アルバイトの時給はかなり安いです。1時間やってもマックのビックマックセットが買えません。
上海 6元~(約95円~)
上海のコンビニ店員は社員なので月給制。ファーストフード店はアルバイトで、お給料は6元~。上海市の労働基準では最低賃金6.5元/時間、それより下回っているため問題になっています。

 ★4大卒の初任給(平均で)
  
 ソウル国内企業の平均:約182万ウォン(約22.7万円)
2005年よりも37,000ウォンのアップ。金融・保険系がもっとも高く234.8万ウォン(約29.3万円)、続いて建設業185.2万ウォン(約23.1万円)、通信が179.3万ウォン(約22.3万円)、製造業176.3万ウォン(約22万円)、卸・小売業171.7万ウォン(約21.4万円)。
台北 26,000元(約93,600円)
台湾内の景気は芳しくないためか、3年前からほぼ横ばい状態。人気の業種は男性ならIT関連、女性は秘書、事務、金融関係が人気。職種より景気のよい有名企業に就職希望が集中する傾向があります。
バンコク 公務員:7,000~8,000バーツ(約24,000~28,000円)
一般企業:約12,000~13,000バーツ(約42,000~45,000円)
日本語などのスキルがあれば、それにプラス数千バーツ。
香港 HK$8,000~10,000(約120,000~150,000円)
4大卒でも初任給はたたかれますが、実力主義の香港なので、入社後のがんばり次第で勤続年数に関わらず給料はUPします。もちろんその逆もあり。
上海  約2,000元(約31,600円)
上海では大卒の就職難が続いていて、卒業後の未就労者数が年々増えています。上海など給料の高い沿海地区の大都市では競争が激しく、地方大学出身者は特に厳しいよう。

<飲み物・食べ物>

国内モノと世界にチェーン展開しているお店の商品もチェック!

★国産ビールの価格(飲み屋:生ビール500cc/スーパーの350ml缶)
 
ソウル 生ビール500cc:2,500~3,000ウォン(約314~376円)
350ml缶:1,600ウォン(約200円)
国産ビールといえば、CASS、HITE、OBラガーの3種類。最近は6.9%高アルコールの『Cass Red 』や、チャン・ドンゴンがCMモデルの『Max』などの新商品も人気。生ビールはジョッキで飲まずに、2000cc、3000cc入りのピッチャーでがんがん飲むのが韓国式。量が多いほどお値段もおトク。
台北 生ビール500cc 100元(約360円)
スーパーの350ml缶:35元(約126円)
レストランの瓶ビール1本80元前後(約288円)
台湾産ビールはその名の通り「台湾ビール」。台湾ビールは二種類あり「オリジナル」「生」「金牌」の順にランク分けあり、やはり人気ナンバーワン。
バンコク 小ビンが1本37バーツ(約130円)
350ml缶:30バーツ(約105円)
タイを象徴する動物である象がトレードマークの国民的ビール「ビアチャーン」は、350ml缶が30バーツ(約105円)、小ビンが1本37バーツ(約130円)。注いだビールに氷を浮かべて飲むのが、タイ風の飲み方。暑いタイで風味よりも冷たいのどごしを重視するのは正解、ぐいぐいいけちゃいます。
香港 生ビール500cc:約HK$45(約675円)
スーパーの350ml缶:HK$6~10(約90~150円)
飲み屋で酒類を飲むと日本と同じくらいしますが、スーパーで買うと非常に安いです。
上海 生ビール500cc:5元~(約79円~)
青島350ml缶:4元(約63円)
缶&瓶でダントツ人気は青島(チンタオ)!生ビールは意外に見つけるのが難しい上海、中華料理店にはほとんどなし。外国人向けの店にはありますが、5~50元以上と値段は様々。

★スタバのコーヒーの価格(Todays coffeeで)
 
 
ソウルSサイズ2,800ウォン(約350円)
韓国も繁華街・ビジネス街・市内の住宅街まで、犬も歩けばコーヒーチェーン店にあたるほど急増中。スタバについでcoffee beans、パスクッチ、java coffeeなど、繁華街のコーヒーチェーンの数はもう異常なほど。特に明洞の繁華街にはスタバが5店舗も。
台北 Sサイズ60元(約216円)
Mサイズ70元(約252円)
Lサイズ80元(約288円)
スタバでブラックを飲む人は非常に少なく、多くはラテかカプチーノ、マキアートなどを飲んでいます。甘い味好みの台湾人はブラックを注文してもミルクと砂糖をたっぷり入れます。
バンコク Sサイズ50バーツ(約175円)
コーヒーといえば甘~いインスタントのものしかなく、コーヒー党泣かせの国であったタイですが、今や本格派の味に目覚めたタイ人。続々と店舗数を増やしているスターバックスの、「今日のコーヒー」は50バーツ(約175円)。屋台のコーヒーは10バーツ(約35円)程度で買えることを思えば、やはりかなりの奮発プライスであるようです。
香港  Freshly Brewerd CoffeeのSサイズHK$21(約315円)
安くもなく高くもなく、香港の物価にあった、ちょうどよい値段と言えますね。
上海 Sサイズ15元(約237円)
物価水準からするとちょっと高いんじゃないかな~と思うのですが、地元民にも大人気。家族連れの姿もよく見かけます。平日でもお昼から夕方にかけては混んでいて、満席のことも。

★マクドナルドのセット価格(普通のハンバーガーセットで)
 
ソウル チーズバーガーセット3,000ウォン(約376円)
ビックマックセット4,400ウォン(約556円)
日本に比べるとどれも高いんじゃ?!と思ってしまうものの、ランチタイムやイベント価格だと何気におトク。最近はマックも、日本からは撤退したバーガーキングも、24時間営業の店舗が繁華街に続々登場。
台北 ハンバーガーセット95元(約342円)
人気なのはフィッシュバーガーと台湾式チキンバーガー。どちらもバリュー価格で95元(約342円)単品ではどちらも39元(約140円)で、チキンバーガーは衣がサクサクしていておすすめ。
バンコク バーガーセット:70バーツ(約245円)
タイのマクドナルドは、ドナルドがタイスタイルの合掌の挨拶(タイ語でワーイ、と言います)をしているのがかわいい。隣で同じポーズを決めて写真を撮るのがお約束。ユーモラスな顔が心なしか神妙な面持ちに見えるから不思議です。そんなタイ・マクドナルドのバーガーセットは70バーツ(約245円)。
香港  ビックマック(巨無覇)セットHK$23.3(約349.5円)
普通のハンバーガーは子供用のセット(開心樂園餐)のみ。ソフトクリーム(新地筒)は、ひとつHK$2.5(約37.5円)と、気軽な値段で食べられます。
上海 ダブルチーズバーガーセット(小)13.5元(約213円)
普通のハンバーガーのセットはなく、一番安いセットがダブルチーズバーガー。バーガーの大きさは大(セット17.5元~)、中(同15.5元~)、小(同13.5元~)の3種から選べます。

飲みに行くときの予算(居酒屋レベル)
 
 
ソウル 一人1~2万ウォン程度(約1,250~2,500円)
年齢やエリア、お店、食べる量、飲む量によってもかなりの差がありますが、学生でも楽しめる居酒屋レベルだと1~2万ウォン。これは1次会のみの場合。最近の若者の間では割り勘もありますが、30台以降のグループであれば、メンバーの誰か1人が全部支払うこともよくあり。
台北 一人約300~500元(約1080~1800円)
海鮮料理店が台湾式のいわゆる居酒屋。一人約300~500元(約1080~1800円)ぐらいで飲み食いできます。日本料理だともう少し高めで500~7000元(約1800~2520円)ぐらい。ラウンジバーだと、カクテルは約一杯150元(約540円)から。
バンコク 一人300バーツ(約1050円)程度
タイ人はみんなで集まるのが大好き!飲みに行く場合は、最低でも5~6人は集まります。たっぷり食べて飲んで騒いで、予算は大体一人300バーツ(1050円)程度。
香港 一人約HK$200~(約3,000円~)
お酒が入ると日本と同じくらいします。やっぱり外でお酒を飲むのは高くつきます。
上海 80元(約1,264円)程度
「飲みに行く」習慣がない上海人、同僚と夜のつきあいはあまりなく、日本料理屋以外に居酒屋のようなお店もありません。友達同士では火鍋屋で鍋を囲みながら飲むのが安上がりで人気。

★地元の人のランチ代
 
ソウル 4,000~6,000ウォン(約500~750円)
ランチに食べるものといえば、チゲやタンなどのスープにご飯、そしてキムチをはじめいくつかのサービスおかずが付いた定食系が主流。そのほか、最近はファーストフードやファミレス、外国料理を好む若者も増えています。
台北 100~300元(約360~1080円)
一般的な休憩時間の昼食で100元(約360円)もあれば屋台や弁当でお腹一杯。友人同士でレストランでランチということになると200~300元(約720~1080円)かかります。
バンコク 一般的な食堂やフードコートで、好きなおかずを選んでごはんにかけてもらういわゆるぶっかけ飯や焼き飯が、1皿25~30バーツ(約90~110円)。同じメニューが、少し気のきいたレストランでは80~100バーツ(約280~350円)。
香港 HK$30~50(約450~750円)
エリアにより違いますがHK$30(約450円)ほどで、ドリンク付きのランチセットが食べられます。短いランチタイムでも飲茶へ行く人も少なくありません。またビジネスマンをターゲットとしたエグゼクティブランチ(約HK$100(約1500円))も人気があります。
上海 10~50元(約158~780円)
安食堂の5元の麺から、こぎれいなカフェの日本並みに高いランチセットまで、日によって変えるのが上海流。特に地元の若い子は親と同居が多いので、お財布にも余裕があるよう。

★屋台の値段(屋台メニューも含めて)
 
 
ソウル おやつ系500~2,000ウォン(約62~251円)
おつまみ系1~2万ウォン(約1,250~2,500円)
韓国では繁華街はもちろん住宅街にも、1年365日お祭りのように屋台が並びます。メニューはいろいろあり、たい焼きやホットッ、トッポッキ、天ぷらなどの間食(おやつ)系が500~2000ウォン、お酒のおつまみ系(お酒も飲める『ポジャンマチャ』という一杯屋台で)はホルモン炒め、鶏の手羽先、チヂミをはじめメニューも豊富で、値段は1皿1~2万ウォン。
 台北 滷肉飯35元(約126円)
排骨飯50元(約180円)
炒飯60元(約216円)
意麺50元(約180円)
燙青菜30元(約108円)
粽子50元(約180円)
粥40元(約144円)
バンコク 約10~25バーツ(約35~90円)
タイのおやつ屋台はワンコインが基本。甘辛いタレの味が日本のものに近い焼き鳥は、1本10バーツ(約35円)。スイカやパイナップルなどのカットフルーツも1袋10バーツ。タイ風ラーメンクイッティアオは、1杯大体25バーツ(約90円)。パパイヤサラダソムタムも1皿25バーツ程度。
香港 HK$5~10(約75~100円)
法律の改正により、屋台を街中で見かけることはほとんどなくなりました。その代りという感じで、街のいたるところで「小食」という香港スタイルのスナックを販売する小店舗があります。錬りものやゲソなどを煮込んだり揚げたりしたものが、串刺しもしくはカップ入りで販売されています。
上海 羊肉串1元(約15.8円)
他にも鶏翅(手羽)、鶏心(心臓)など、串焼きは大体1~2元。上海の有名な屋台街「呉江路」は、公安による取締りで屋台が一掃されてしまいました!でも街中にはまだまだありますよ。

★コンビニ(セブンイレブン)のおにぎり
 
ソウル おにぎり600~800ウォン(約75~100円)
最近はどのコンビニにもおにぎりコーナーがあり、地元でもかなり定着しているよう。行くたびに新商品が続々出ていて、思わず試したくなります。
台北 おにぎり15~22元(約54~80円)
意外に美味しいおにぎり。米の味も、海苔の張り具合もそのままで、具がちょっと台湾らしいのがあります。ベーコンサラダ15元、鶏肉飯20元、北海道鯖味22元など。
バンコク コンビニの肉まん:15バーツ(約53円)
タイのセブンイレブンにおにぎりはありませんが、肉まんならあります。中身は、赤いチャシュー・豚ミンチに塩漬け卵などの具が入ったものなどで、値段はそれぞれ15バーツ(53円)。
香港 カレーフィッシュボール(咖哩魚旦 HK$7.8(約117円))
魚のすり身のシュウマイ(魚旦焼売 HK$7.8(約117円))
香港のコンビニにはおにぎりはありませんが、香港の街角で食べられるスナック(小食)のカレーフィッシュボール(咖哩魚旦 HK$7.8(約117円))や魚のすり身のシュウマイ(魚旦焼売 HK$7.8=約117円)がチルド食品として販売されています。
上海 ローソンのツナマヨおにぎり 2.5元(約40円)
上海にはセブンイレブンがないんです。ローソンのおにぎりで一番売れていそうなのがツナマヨ味。他にもオムライスおにぎり(2元)、目玉焼おにぎり(2.8元)なんてのもあり。

<住まい・ネットなど>

気になる家の値段、そして通信費などは?

★マンションの価格(一般家庭から高級マンションまで)
 
ソウル市内平均4億2,000万ウォン(約5,250万円)
ソウルのアパート価格は年々上がり、全国平均はその約半分の2億8,000万ウォン(約3,500万円)。ソウルの不動産価格がいかに上がっているかが伺えます。価格を吊り上げていのは、漢江の南側に位置する江南エリア、そして新都市。政府がいろいろと対策を立てていますが、今のところ大きな効果はなし。
台北 市内:中古600万元以上、新築1,000万元~(約3600万円~)
30坪ほどのマンションを買う場合、台北県郊外では400~600万(1,440万~2,160万円)、台北市内では老朽化した安い物件で600万元以上、新築なら1,000万元~(約3600万円~)はします。特に価格の高いエリアは101ビルのある信義エリアやMRT駅がある周辺。
バンコク  200万~数千万バーツ(約700万~数億円)
マンション購入に必要な予算は大体200万バーツ(約700万円)からを考える人が多いようです。都心の高級コンドミニアムとなると、数千万バーツ(数億円)。
香港 約HK$250万~800万以上(約3,750万~1億2,000万円以上)
一般マンション香港島600sqf(2ベッドルーム)で約HK$250万~400万(約3,750万~6,000万円)/高級マンション 香港島 1000sqf(3ベッドルーム)HK$800万~(約1億2,000万円~)
上海  人気は100万元(約1,580万円)前後
下落傾向に入った上海の新築マンション価格、上海人に人気が高いのはこのクラスの物件。2005年10月には浦東に最高1戸1.3億元(約20億円)と上海一高いマンションが発売され話題に。

★インターネット使用料(1ヶ月あたり、家庭で)
 
 
ソウル1ヶ月25,000~30,000ウォン(約3,140~3,770円)
最近はケーブルとセットで契約したり、3年、5年と長期契約すると半年無料だったり、さらにおトクな料金設定に。IT大国といわれるように、韓国はインターネットがかなり普及していて、家庭にPCが2~3台あるのも普通。
台北1ヶ月ADSL使用費用 平均1000元(約3600円)
ナビスタッフが自宅で使っているものでは、Sonet (12M) 1400元、中華電信(2M)800元とのことです。
バンコク 1ヶ月約500バーツ(約1750円)
一般的な家庭でのインターネット使用料は、1ヶ月大体500バーツ(約1750円)。 タイの若い世代はかなりネットに慣れ親しんでいますが、彼らの親の世代となるとからきしだめという人が多く、ジェネレーションギャップが生じているようです。
香港 10M 約HK$180(約2,700円)
インターネットは多くのプロバイダーが価格、サービス競争をしているため、日々料金が安くなる傾向にあります。
上海  150元(約2,370円)
家庭用ADSLは速度2M、使い放題でこの値段。オフィスは速度が家庭用の1/4と遅いのに、1ヶ月3,000元(約47,400円)と、かなりぼったくりです。

★インターネットカフェでのネット使用料(1時間の使用料)

ソウル 1時間1,000~1,800ウォン(約125~226円)

以前に比べるとずいぶん減りましたが、まだ学生街や住宅街を中心にたくさんあります。PCバン(房)といって、カフェというより、PCが並んでいるだけの薄暗い部屋。年齢層は小学生からサラリーマンまで、ほとんどがオンラインゲーム目的。
台北 1時間約50元(約180円)
台湾のネットカフェでは、ほとんどがオンラインゲームを楽しんでいます。台北市内では見つけにくく、小都市では特に人気のよう。日本語環境が整ったところも少ない。
バンコク  1時間60バーツ(約210円) /1分1バーツ(約3円)
ここ最近、バンコクでもよく見かけるようになったインターネットカフェ。1分1バーツ(約3円)、1時間60バーツ(約210円)がスタンダードのようです。オンラインゲームに夢中になっているタイ人の姿をよく見かけます。
香港1時間約HK$15~25 (約225~375円)
店舗の家賃が高い香港では、路面店ではなかなかインターネットカフェはなく、雑居ビルの中にマンガと共にPCが置かれている、マンガ喫茶とネットカフェを足したようなものが主流です。
上海  1時間3元(約47円)
5~6年前までは街中に違法の網吧(ネットカフェ)がたくさんあったのですが、当局の取締りで今では営業許可を持っている店だけが残り、数が激減してあまり見かけなくなりました。

★電話の通話料(国内1分あたり)、電話の基本料金(家庭の)
 
ソウル 市内70ウォン(約8.75円)/3分、市外70ウォン(約8.75円)/38秒から3分、一般電話39ウォン(約4.88円)/3分、電話の基本料金(家庭の)15,000ウォン(約1875円)
最近は携帯電話がかなり普及して、公衆電話がどんどん減っています。たまに携帯を忘れて電話しようと思うと、探すだけで一苦労。
台北 (台湾内1分あたり) 0.33元(約1.188円)
電話の基本料金(一般家庭)は50元(約180円)。携帯電話では機種や電話会社により料金が異なりますが、最もポピュラーな中華電信の平均的な通話料金は0.1元/1秒。
バンコク  家庭用固定電話の基本料金は100バーツ(約350円)、通話料は、同じく固定電話にかける場合は1"回"3バーツ(約11円)。そう、何時間、たとえ何日間話そうとも回線がつながってさえいれば料金は変わらないのです!携帯電話にかけると1分3バーツ(約11円)。公衆電話に1バーツ(約3円)硬貨を入れた場合、固定電話で約1分、携帯電話は約20秒話せます。
香港 固定電話の通話料(香港内 無料)、電話の基本料金(家庭 約HK$110/月(約1,650円/月)) 公衆電話の通話料(香港内 5分HK$1(約15円))
香港の固定電話は月々の基本料金を支払えば、香港内の通話は全て無料です。携帯電話も約HK$150/月(2250円)で300分/月無料で通話ができるなど、お得なパッケージが主流です。
上海  固定電話の通話料 1角(1.6円)/市内1分、 基本料金 25元(約395円)
ちなみにケイタイ電話では「16元セット」が人気です。市内通話の受信無料、発信は0.13元/分。 1ヶ月360分まで市内通話が掛け&受け放題な「60元セット」もあり。

<教育費・学校系>

各都市の教育熱レベルは?!

★大学の学費(国立・私立平均)

ソウル 国立大学:(1年)平均400万ウォン(約50万円)/(1学期)約200万ウォン(約25万円)
私立大学:(1年)平均700万ウォン(約88万円)/(1学期)約350万ウォン(約44万ウォン)

これに入学金が100万ウォン(約12万円)ほどかかります。5年ほど前までは国立大学の学費が1学期120万ウォン台だったのに、最近は国立も私大も年々値上がり続き。そりゃ学生デモも起こります。
台北1年40,000元(約144,000円)  
国立が30,000元平均、私立が60,000元平均。学費は年々上昇傾向で、他と同様に、文系は安く、理科系は高い傾向にあります。
バンコク 国立大学が96,000バーツ(約336,000円)
私立が200,000バーツ(約700,000円)
タイの大学を卒業するのに4年間でかかる費用の平均は、国立大学が96,000バーツ(約336,000円)、私立が200,000バーツ(約700,000円)です。2倍以上違うんですね。
香港 国立大学(1年)HK$42,000(約630,000円)
私立大学HK$45,000(約675,000円)
国立大学:香港大学、香港中文大学、香港科技大学、香港浸会大学、香港理工大学、香港城市大学、香港公開大学、嶺南大学
私立大学:香港樹仁大学
上海1年で約6,500元(約10万円)
上海では有名大学はすべて国立。就職でも大きな差がでるため、やはり国立が人気のようです。上海人の平均年収が3万元に満たないことを考えると、安くはないですね。

★子供の塾にかける費用
 
 
ソウル 1ヶ月の平均(小学生)約21万ウォン(約26,300円)、中学27.5万ウォン(約34,500円)、高校約30万ウォン(約37,600円)
でもこれはあくまでも平均。低所得層と中産層以上との教育費の差はかなり開いています。特に大学受験を控えた高校2年生の中には、月に500万ウォン(62万円)以上使う家庭が全体の約15%。
台北 小学生5,000元(約18,000円) 
安親班という小学生が行く託児学習塾が毎月4,000~10,000元(約14,400~36,000円)と地域により開きがあるのが特徴。小学生(英語、算数、囲碁など)週2回で約2,500~4,000元。全体的に音楽やスポーツなどのおけいごとより、むしろ英語や算数、作文などに力を入れている親御さんが多い傾向があります。
バンコク  ピアノ教室や英会話など人気の習い事は、1時間300バーツ(約1,750円)が相場。教育にはお金を惜しまずかけているんですね。
香港 家庭教師 HK$60(約900円)小学校1年生/1時間
HK$80(1,200円)小学校5年生/1時間
塾(香港人) HK$1,200(約18,000円)/月(小学校1年生~6年生対象。全科目。週3時間。)
塾(日本人) HK$2,000(約30,000円)/月 (小学校高学年。2科目。週3時間。)
香港では日本よりも激しい受験戦争があるため、親は子供が小さい時から家庭教師や塾に通わせます。
上海 小学生、1回2時間週2回で 約300元(約4,740円)
小学生では英語・作文など勉強に役立つものが多く、またコンピュータや絵画も人気。学費は1時間15~20元(300円前後)、ピアノなど楽器の習い事はもう少し高くなります。

<その他>

映画・美容院・嗜好品など、これまた各都市でかなり違います。

★映画の値段(チケット一枚)
 
ソウル 初回6,500~8,000ウォン(約812~1,000円)
普通は7000ウォンですが、映画の値段(チケット一枚)初回割引や、週末の午後は一部高くなる映画館もあり。今年(2007年)に入って少しハリウッド映画も健闘してますが、ここ数年、国内映画の上映館が50%以上を占めるという人気ぶり。
台北 250元(約180円) 
台湾ではアメリカ映画などは日本より一ヶ月ほど早く上映されるので、洋画ファンにはうれしい。日本映画も最近多くなりました。上映館が10軒以上も集まったムービーコンプレックスなどの値段は270元 (約972円)前後。
バンコク 120バーツ(約420円)
つい10年前までは50バーツ(約175円)だった映画もシネマコンプレックスの乱立で値段も倍以上に。他国と同様日本より早い封切り、また座席もこのお値段で劇場並みに豪華でゆったり。カップル用のラブチェアやマッサージチェアでも見られます。各500バーツ(約1750円)。
香港 HK$45~70 (約675~1050円)
香港では、映画や観る時間帯によってチケットの値段が変わります。またハリウッド等外国からの映画が日本よりかなり早く封切られます。
上海 40元(約632円)
映画館のチケット売り場の目の前で、ダフ屋が堂々と券を売っている上海。海賊版DVDが封切り直後に店頭に並ぶので、よほど人気のある作品以外は映画館の席はすいてます。

★美容院の値段(カット・パーマ)
 
 
ソウル カット1~2万ウォン(約1,250~2,500円)/ウェーブ・ストレート3~6万ウォン(約3,750~7,500円)/縮毛矯正10万ウォン(約12,500円)
日本よりは安いですが、最近は値上がりしつつあり。特にセレブ街として知られる江南の狎鴎亭、清潭洞界隈の美容室は、芸能人が通うような高級ヘアサロンがあり、値段は桁違い。
台北 台湾式シャンプーは250元~(約900円~)。
美容院でのカットは男性300元~(約1,080円~)、
女性500元~(約1,800円~)。
カラーリング、パーマともに2,000元~(約7,200円~)。
バンコク 街のローカル美容院で、カット200バーツ(約700円)、パーマ1000バーツ(約3,500円)程度。
香港 カットHK$50~300(約750~4,500円)
パーマHK$300~500(約4,500~7,500円)
現在はカット、パーマや髪染め、オイルがひとつのお得値段でできるところが増えています。
上海 カット10元~(約158円~)、パーマ150元~(約2,370円~)
これはあくまで最低価格です。上海人はファッションにとても敏感。有名店でスタイリストを指名し1,000元(約15,800円)以上かけてカット&ヘアカラーをしたりする人も少なくないんです。

★新聞(一部)
 
ソウル 500~600ウォン(約62~75円)
最近は平日の朝、主要地下鉄駅の前に並べられる無料新聞(フリーペーパー)の普及とともに、新聞の売れ行きがかなり落ち込んでいるよう。
台北 Apple Daily一部15元(約54円)、自由時報一部10元(約36円)
最も売れているのがゴシップ記事の多いApple Daily。ほか自由時報、中国時報、聯合報などがあるが、国民党寄りと民進党寄りなどに偏った報道が目立ちます。
バンコク  タイでもっとも印刷部数が多いのは「タイラット」誌1部8バーツ(約30円)。毎日100万部が発行されています。1面を飾る写真のショッキングさが人々の注目を集めます。
香港 HK$6(約90円)
まだ宅配システムが浸透していない香港では、新聞は街のスタンドで購入します。本紙のほか、あれやこれやの副刷版がどっさりついて、軽く2キロくらいはありそうな束となって販売されています。値段は新聞によって若干の違いはありますが、一般紙はほぼ6ドル。しかし、時間が遅くなるとどんどんディスカウントされて、夕方になると2紙で6ドルなどの抱き合わせ販売が行われたりします。
上海「新聞晨報」0.7元(約11円)
「新聞晨報」は上海の日刊紙。英字新聞"Shanghai Dairy"は2元。毎朝、地下鉄の構内で無料で配られている「青年報」という新聞もあります。

★タバコの一箱の値段(平均で)
 
 
ソウル 平均2,100~2,500ウォン(約150~314円)
韓国も数年前までは、韓国のマイルドセブンともいわれる『TISS』が1,000ウォンちょっとで買えたのに・・・。最近は特に値上がりが頻繁になり、これを気に禁煙を決意する人も。
台北 平均50元(約180円)  
国産の「長寿」40元、新楽園50元、Marubolo・マイルドセブンなど輸入タバコ60元。コンビニでは大体30種類が揃っています。
バンコク  タイでもっともよく吸われているタバコ「L&M」は、1箱48バーツ(約170円)。喫煙の弊害をアピールするため、真っ黒になった肺やの写真がバン!と印刷されています。店員さんに渡された箱を「写真が怖すぎる!」と他のものと交換してもらう姿も見かけます。
香港 HK$28 (約420円)
イギリスによる統治の影響で、タバコにかかる税金はかなり重いです。2007年1月より室内全て禁煙になったため、タバコは高い上に吸う場所もなかなかありません。
上海 約8元(約126円)
上海には数え切れないほどたくさんタバコの銘柄があり、値段もピンキリ。上海でわりと人気なのは「紅双喜」や「上海」「中華」など。日本人には「中南海」のライトが日本のタバコの味に近く人気のよう。

結婚式のご祝儀の値段
 
ソウル 30,000~50,000ウォン(約3,770~6,200円)
日本のように指定席ではない場合がほとんどなので、招待客の範囲もかなり広いものが。極端な話、前日に初めて会った人に招待状を受け取る場合もあるほど。その分、式の回数が増え、年間の出費はかなりのものに。
台北 1,200~3,600元(約4,320~12,960円)  
最近、披露宴になるホテルやレストランなどで1人1,000元以上の料理を出すことはざらなので、祝儀は1,000元以上出すのがエチケットです。
バンコク  500~1,000バーツ(約1,750~3,500円)
ご祝儀の相場は大体500バーツ(約1,750円)。特に親しい場合には、1,000バーツ(約3,500円)程度奮発することもあるようです。
香港 披露宴に出席する場合HK$500(約7,500円)、
しない場合HK$300(約4,500円)。
結婚する人が親しい友人や同僚の場合HK$800~1,000(約12,000~15,000円)くらい渡すこともあります。
上海 200元(約3,160円)
すごく仲のよい友人や重要な取引先だったりする場合には1,000元以上あげたりもするそう。または縁起のよい数字"8"にちなんで800元、888元などもよくあるみたいです。

ナビ合同企画第1弾!ナビファミリー都市の物価をいろいろと比べてみましたが、いかがでしたか?いや・・・それにしても各都市ずいぶん違うんですね。普段何気なく分かっていても、具体的に日本円で比べてみると明らか。これは平均なので、実際に各都市で生活している人が肌で感じている物価はまた違うかもしれませんが、これから旅行・海外生活をスタートさせる方、参考にしてみてくださいね。以上、ナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-04-27

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