ナビ合同企画第4弾 各ナビお国自慢!

ナビファミリー各都市の街自慢を、観光、食べ物編から文化・生活・人間・言葉編に至るまで一挙にどどーんとお届けします!

こんにちは、ナビです。自分の住んでいる街には自然と愛着が沸きますよね。日本と同じように、それぞれの国、地域にも食べ物がおいしかったり、美しい景色があったりと良いところ、みんなに自慢したいこところがたくさんあるものです。今回は、ソウル、台北、バンコク、香港、上海の各ナビスタッフが自分の国、地域を【観光編】【文化・生活編】【食べ物編】【人間編】【言葉編】に分けて、皆さんに思いっきり自慢していきたいと思います!もっともっと私たちナビファミリーの街のことを知って、次の旅行先決定のヒントにしてください!それでは、Lets Start!!

怒鳴り声のような広東語に、狭い土地におもちゃ箱をひっくり返したような雑然とした街。自慢することなんて特になさそうですが、訪れる人に常に新鮮な驚きと感動を与えるため、政府を挙げて観光都市としてふさわしい街づくりを目指しています。シンフォニー・オブ・ライツや国際空港、お金をかけてできることなら何でもやっちゃいます。そう、香港のパワーの源は「金」!だから香港自慢もお金にまつわることがいっぱいです。

イタリアのナポリ、日本の函館に並んで、香港は世界三大夜景のひとつと言われています。「100万ドルの夜景」と呼ばれるほど夜景が美しいことは有名。海抜552メートルのビクトリアピーク(太平山)から見下ろす九龍半島、香港島は絶景です。毎年11月下旬からクリスマス、新年、旧正月にかけて、香港島、九龍のウォーターフロントにある高層ビルにはイルミネーションが輝き、美しい夜景を更に華やかにしてくれます。夜景が一番美しいと言われるのは、これからの季節。空気が澄んでいる冬の夜景は、いつもの何十倍もきれいです。
香港国際空港はSkytrax社が発表した「Airport of the Year 2007」で世界最高の空港に選ばれ、ターミナルの清潔さ、スタッフの質、利便性など総合的に優れていることが証明されました。2007年は第二ターミナルもオープンし、レストラン、ショップ等が更に充実しています。旅行者にとって一番気になる市街地へのアクセスは、エアポートエクスプレスでたったの25分。香港ビギナーにとってはとても使いやすく、リピーターにとっては充実の施設で何度来ても飽きない、誰にとっても満足度の高い空港です。

香港では観光業や金融業の他に、カンフーで有名な映画産業も盛んです。ブルース・リー、ジャッキー・チェンなど世界的有名なカンフー俳優や、「男たちの挽歌」のチョウ・ユンファ、「無間道」のアンディ・ラウ、ケリー・チャンなど、日本でもよく知られている俳優を多く輩出しています。ちなみにアグネス・チャンも香港人って知っていました?木村拓哉が出演した映画「2046」のウォン・カーウァイ監督やトム・クルーズ主演の「ミッション・インポッシブル2」のジョン・ウー監督も香港出身。俳優だけでなく著名な監督も多い香港です。
香港の超高層ビル密度はマンハッタンに次いで世界2位とも言われています。香港の総面積は東京都の半分ほどしかなく、山や島部を除くと人が住むことができる土地が非常に少ないのです。1970年以降、人口の増加に伴い超高層ビルが続々と建設され、今ではオフィスビルに止まらず、マンションもどんどん高層化、75階(!)もある超高層住宅マンションも増えてきました。ちなみに銅鑼湾の賃貸料はニューヨーク5番街に続いて高く、こちらも世界2位(2006年)。日ごろから家賃が高いなと思っていたら、やっぱりこんなに高かったんですね。

香港といえば、広東料理、飲茶を思い浮かべる人がほとんどだと思います、が!イギリス占領の影響で、香港には中華料理と西洋料理がミックスしたユニークなメニューがたくさんあるのです。たとえば、中国式クラブサンドイッチ「公司三文治」。ターキーの替わりにチャーシューがドーンと使われています。鳥の手羽先は“鹵水”を使い中華風に「瑞士鶏翼」。中華風ボルシチ「羅宋湯」も有名。こんな不思議な中華が食べられるのは、中国広しと言えど、香港だけでしょう。ここだけにしかない、香港の自慢料理は大衆食堂「茶餐廳」で食べることができます。

経済誌フォーブスが発表した2007年度版世界長者ランキングで、世界9位にランクインした長江グループ李嘉誠。彼の資産はななんと230億米ドル!ちなみに60位以内にアジア出身の長者は3人だけ。しかも全員香港人で、全員香港の三大不動産業(長江・恒基・新鴻基)のオーナーなのです。家賃がニューヨークに続いて高い香港だから不動産業も繁盛するわけですね。ちなみに日本人でトップのソフトバンク孫正義の資産は58億米ドルで75位。香港人は自分達は金持ちでもないのに、李嘉誠ら世界に誇る資産家達を自慢しています。
毎週土曜日は朝から学生たちが街角に立ち募金活動をします。ほとんどの通行人が当たり前のようにお金を入れていく姿はすがすがしいものがあります。また頻繁にチャリティー番組が放映され、集まったお金は、災害地域への寄付や学校、病院の設立などに使われます。先ほどの李嘉誠など億万長者たちも、基金を作って大学や学校に対して多額の寄付をし、香港の教育水準や市民生活の向上に貢献しています。富の還元はこのようにして社会に行き渡っていきます。「困っている人がいたら助ける」、この香港人の心意気は日本人として見習いたいですね

香港で話されている言葉は広東語。北京語(普通語)には声調が4つありますが、広東語は9つあります。これは「あ」という一文字に9個の異なる音階があり、音階が違うと意味も違ってくる、ということです。難しい言語ですが、話せなくても旅行には問題ありません。香港のほとんどの公共案内は、英語と広東語両方で書かれています。広東語の漢字は日本の旧字体に近い繁体字なので、英語の意味がわからなければ漢字から、漢字の意味がわからなければ英語から書いていることがある程度推測できます。旅行者にとってはとても便利な街なのです。

いつもパワフルでにぎやかなソウル。はじめて韓国語を聞いたときは、語気が強くて普通にしゃべっていても、ケンカしてるの?!と思ったもの(実際にケンカしているところを目撃することもよくありますが・・・)。でも、最初のそんなイメージとは違い、実際に接してみると、韓国の人ってあったかい。在韓歴が長くなればなるほど、韓国の人の情深さを実感することも多々あり。そんな韓国のお国自慢、今回は日本人のナビの目でみた韓国のここがイイ、すごい!という事柄を項目別にピックアップしてみました。

約30年前までソウル中心部を流れていた川、清渓川。当時から下水の匂いや洪水などの問題があり、結局1978年までに川の暗渠化工事が終了。その後は高架道路が川の上に建設され、清渓川は完全に姿を消していました。それが2005年10月、30年ぶりに復元!都心の景観はガラリと変わり、今では人気の散歩・デートスポットに。この高架道路を撤去し、都会のど真ん中に河川を復活させた清渓川復元工事は、世界的にも注目されていた大工事。今までの訪問客は4000万人を越え、日本橋上の高架道路撤去の動きにも影響を与えたとか。
ソウルの街を歩いていると、昔からの市場があちこちに。住宅街には庶民の台所として親しまれている地元市場が必ずあるほか、韓方薬なら京東市場、韓服(韓国の伝統衣装)なら広蔵市場、乾物なら中部市場・・・と大規模な専門市場もたくさん。そして忘れちゃいけないのが、1年中、国内外からたくさんの人でにぎわう南大門市場と東大門市場。南大門市場は食材、食器、服、革モノ、工芸品などありとあらゆるものが売られ、また巨大ファッション市場として知られる東大門市場は24時間ショッピング天国。

「ウリナラサラムン ジョンイ キッポヨ(うちの国の人は情が厚いんですよ)」。これは韓国の人が口癖のように言う言葉。ジョン(情)とは日本の人情とは少し違い、人と人との親密度、心を許す仲、仲間意識などの意味が含まれているよう。つまり、友達、家族、親戚の結びつきが強く、特に「ウリ(うちの、我々、わが)」という言葉には、「ナム(他人)」とはハッキリ区別された親しい仲間というような意味が付加。その関係の中では、困ったときにお互い助け合うという精神が基本的に根付いているという印象も。

韓国を代表する食べ物といえば、やっぱりキムチ抜きには語れません。辛い、しょっぱい、というイメージのキムチですが、定番の白菜キムチだけでなく、水キムチ、白キムチといった辛くないキムチ、大根のキムチ、夏に冷麺と食べたい青菜のキムチなど、その種類は地域・季節・材料ごとに多種多様。またキムチの効能として、体内に入ると抗菌作用と臓器内をキレイにする作用があるほか、酸中毒症、肥満・高血圧・糖尿病などの成人病(生活習慣病)、そしてガンの予防にも効果があるといわれ、ますます世界でファンが増加中~!
ご存知の方も多いと思いますが、韓国ではどんな小さな食堂でも、メイン料理のほかにサービスでキムチやナムルなどのおかずが必ず付いてきて、しかもお替わり無料!これは昔から韓国では、お客さんには食卓テーブルの足が壊れるほど料理を振る舞うという慣習があり、それが今でも残っているよう。またサービスといえば、ノレバン(ボックスカラオケ)もその代表格。1時間歌うつもりが、10分、20分のサービスは当たり前、も~うこれ以上歌えん・・・というほどサービスしてくれるお店も。

日韓共同開催ということで、かなり盛り上がった2002年サッカーワールドカップ、そして、まだ記憶に新しい2006年のサッカーワールドカップ。このサッカーワールドカップのときは韓国中が応援団、レッドデビルたちで真っ赤っかに。この団結力というか、力尽きるまで応援する姿は圧巻!特にソウル市庁周辺には80万人以上、全国的には700万人以上の人が街に繰り出して韓国選手の試合を見守ったワケですからね。

庶民でも習得しやすい文字をと、1446年に李朝時代第4代王の世宗大王が公布した韓国固有の文字「ハングル」。ひとつひとつの文字が音節を表す文字体系で、子音と母音の字母を規則的に組み合わせて文字を構成。合成字母を含め計画的に作られた表音文字で、音声学的にも合理性があること、他の文字体系よりも表記できる音の数が多いこと、字母が調音器官の象形であることなど、言語学者の間でも高く評価されている文字。

韓国の次に日本に近い小さな島、それが台湾。世界的には孤立しているアジアの孤島で、残念ながら日本とは国交がありません。でも、山椒は小粒でもピリリと辛いんです、小さくたって、孤立していたって、すごいところはたくさんあるんだ!!そんな独特なお国柄がたくさんの日本人を魅了しています。その理由は、台湾と日本との深ーい深い関係からきていることが多いんですよ☆さて、多くの日本人をつかんで放さないその理由を、ちょっとのぞいてみようではありませんか…

中国4千年の歴史と文化の変遷がギュギュギュっと詰まった故宮博物院は、世界四大博物館のひとつにも入る巨大博物館。全ての収蔵品が公開されるまでに50年かかるといわれ、陶器フリークの日本人は、公開日に合わせてわざわざ見にくることも。国民党が大陸から台湾に移ったときに、北京の紫禁城をはじめ、中国じゅうの宝物を台湾に持ってきたのです。そのため北京の紫禁城には、持ち運びしづらい大きな宝物が残り、台湾には小さくて技巧を凝らした作品が多く運ばれた、と言われています。無数の宝物がここまで長い距離を無傷で渡ってきたのは奇跡的なこと。非常に精巧な作品からは人間の無限の可能性を実感できます!台湾と日本はこれだけ近いんですから、一度はいかないと!
アジア一の高さを誇る101ビルは高さ508mでつい先日まで世界TOPの高さを誇っていました。「たかが高層ビルじゃん、都庁と変わんないんじゃない?」と思っている・あ・な・た!!百聞は一見に如かず。実は台北NAVIスタッフも、当初ナメていたんですが、さすがに508mの高さは、声にならないほどの驚愕の事実でした。どうぞあなたの目で真の「高層ビル」を確かめてください。参考[台北101モール 101展望台 展望レストラン]

台湾は世界一といわれるほどの日本好きの国。しかしご年配の方の日本びいきと若者のそれは若干ちがいます。若者の中には「哈日族」といって、日本製品を集めてとにかく日本人になりたい!と思っている人がたくさん。オタクだって侮れません。台湾人は日本と同時進行で漫画やアニメやゲームに詳しく、日本人が海外の流行を追い求めるのと同じ感覚で最新Japanese Cultureを追い求めています。だから、オタクでもお洒落な人もいるんです。逆にご年配の方の日本ひいきは、故郷を懐かしむような感覚でしょうか。今でも、「帰宅するとNHKしか見ないんだ」、なんて方もいらっしゃるんですよ。
確かに日本に比べたらまだまだ未熟な点はある台湾だけれど、日本より誇れるところは、先端のIT技術が民間にまで深く浸透しているところ。日本のパソコンのマザーボードはほぼ台湾発だし、その他、日本のOEM生産も多いのですが、半導体や液晶技術などは世界のトップレベルに達しています。おかげで若者は一人一台パソコンを持っている感じ。台湾独自のBBS/PTTシステムや掲示板、チャットシステムで、お店の口コミが画一的な情報となり、インターネットの世界であっという間に伝わってしまいます。ナビの掲示板なんて目じゃありません。
ホテルの無料インターネット接続や無線LAN完備もザラ。どんなに小さなお店でも、いたるところで液晶・プラズマテレビがあるのも、とってもうらやましい限りです。参考[光華市場・統一元気館]

そして、なんといっても飯がうまい。小籠包・フカヒレ・魯肉飯・パールミルクティー・マンゴーカキ氷等等、数えだしたらきりがありません。比較的あっさり味の料理が多いのも特徴的。また、台湾北部と南部では味がちょっと変わります。南部は甘い味が多く、素材も海産物や野菜など質素。台湾に昔からある家庭料理はほぼ南部発です。逆に台湾北部では、塩が効いていて、香辛料をふんだんに使った料理が多くあります。これらの多くは戦後大陸から伝わった大陸各地の味が影響しており、従来からある台湾料理と大陸各地の味が融合した新台湾料理といえるところでしょうか。
烏龍茶の中でも最も香り高くおいしいといわれる台湾の烏龍茶。特に凍頂烏龍茶や高山烏龍茶などは多くの旅行者が買っていく必須土産のひとつです。しかしその種類と品質の見分け方は奥が深く、中国茶の世界にはまってしまう駐在員奥様もたくさん。「お茶はお茶の産地で買うのがよい」なんて思っていません?そんなことありません。奥深い中国茶の世界ですから、シロウトではそのよさがよく分からないのが常。しっかりした目利き鼻利きのお茶屋のお茶士から厳選されたお茶を買いましょう。ついでに、おいしいお茶の飲み方も聞いてしまえば、あなたも中国茶の世界に一歩足を踏み入れられます。

台湾人と結婚した日本人奥様に出会いを聞いてみると「留学先で知り合った」というケースがたくさん。またこんな事もありました。華人文化が大嫌いだった友人は、私が台湾に行くたびに説教をしていたのに、その友人がアメリカに行った後に私に放った一言。「台湾ってすばらしい。アメリカの親友がさ、台湾人でさぁ☆」!!人の面倒を見ることや、大勢で楽しむことが大好きな台湾人、元々親日国という事も影響してか、台湾人よりも日本人を信頼するという台湾人もフツウにいます。そのため、海外で最も仲よくなりやすいのは日本人×台湾人の組合わせなんですよ。
日本人のメジャーリーガーといえば、投手なら松坂、打者なら松井、ほか多くの選手が海を渡ってプレーをしていますが、野球のさかんな台湾でも、多くの選手が日夜メジャーで活躍する日を夢見て、マイナーなどで奮闘しています。その台湾人選手の頂点に立っているのがNYヤンキースの王建民投手。2006年・2007年と連続で19勝をあげ、その安定した力はすでにヤンキースではエース格。出身の台湾でも、それはそれはたいへんな人気で、台湾で行われているプロ野球の試合などそっちのけで、ヤンキースの試合の応援に励んでいるほどです。チームメイトの松井、ライバルとしての松坂など、今後もファンを沸かせてもらいたいですよね。

「英語もしゃべれないし、中国語もしゃべれないし・・・・どうしよう」なんてそんな心配ご無用です。日本人がフラフラと心細げにしていると、どこからともなく仙人のようなおじいさんが現れて、「どうしたのですか?道に迷っているのですか」と愛の手を差し伸べてくれるケースはたくさん。ご年配の人に限らず、若者の日本語熱も相当のもの。街のありとあらゆるところに日本語表記の看板を見ることができるように、簡単な日本語を話せる人がたくさん。これこそ、ほかの国に負けない台湾の大きな自慢です。
台湾で日常的に話される台湾語は「福老語(ホーローウェ)」といわれ、福建省の移民が伝えたものです。実は、この台湾語、日本語の発音に似ているところもたくさん!また、日本語をそのまま台湾語の単語として引用している事も多くあります。比較的よく使う台湾語の中で日本語が派生した言葉は「運ちゃん=ドライバー」「ライター」「看板」「オートバイ」・・・・など。単語が分からなければとりあえず日本語で発してみましょう。現在は公用語が中国語になったので、一般の人は台湾語と中国語をミックスさせたり、台湾語訛りのある北京語「台湾国語」を用いて会話をしています。若い人の中国語はこれに英語が組み合わさり、なんとも多元的な国語になっているわけです。

正式名称「クルンテープ・マハーナコーン(以下カタカナ表記で約110文字)…」と、世界一長い都市名を持つバンコク。高層ビルが立ち並ぶ大通りからふと一歩路地に入れば、ローカルさ全開の市場に出るというように、アジアらしい混沌と、垢抜けた都会の雰囲気が隣接する街です。いつもニコニコ、愛嬌たっぷりのタイ人も魅力的。何度行っても新しい発見のある街です!

「バンコク一通り見ちゃったし、次どこに行こうかなぁ?」。ちょっと知的に、世界遺産・古都アユタヤで悠久の時の流れを感じたければ、車で約1時間で到着。やっぱ海でしょ!とビーチリゾートを満喫したければハイ!パタヤビーチまで約2時間。バンコク名物水上マーケットへも、バンコク市街から約1時間半で行けますよ!楽ちん便利な、日本語ガイドつきのツアーも充実しています。車で2時間以内で行ける場所に世界遺産もビーチもあって、飽きないのがバンコク観光の魅力です。
「バンコクで夢のスパ三昧!」「タイマッサージの、あのアクロバティックな技をかけられたい!」と、マッサージやスパ目的でやってくる人も多い、癒しの街バンコク。憧れの高級スパから街スパ、姫気分が味わえる一軒家スパ、基本のタイマッサージやフットマッサージはもちろん、最近ではレーザーや最新マシンを使うハイテク系スパや、腸内洗浄や針治療もできるメディカルスパなどが続々登場して、バンコクで受けられるキレイになるためのトリートメントは加速度的にバリーションを広げています。

タイを愛し、王様を敬愛してやまないタイ人。タイ人のおうちには、1家に1枚、いや5枚10枚と、現プミポン国王、または歴代の王様の写真が飾られてあります。ブレスレットや記念コインなど王様関連グッズは、発売そばから売り切れ続出の大人気。毎週月曜日には、王様カラーである黄色のシャツを着る習慣があり、若者からお年寄りまでタイ人によって街が黄色に染まるのは壮観。そんなタイでは、王室不敬罪が存在します。軽はずみな気持ちで王室を批判したり茶化したりするのはご法度。
タイ人の性格を一番ぴったり表しているのが、「マイペンライ(大丈夫・気にしない)」という言葉。歩いていてぶつかったり渡すお釣りを間違えたり、小さな(大きいものも?)ミスは、相手のものも自分のものも「マイペンライ!」で笑って済ませてしまいます。かなり都市化が進んだとはいえ、暑い南国特有のゆる~いタイ時間が流れるバンコク。待ち合わせに10分20分遅れるのは当たり前。スカイトレンBTSや地下鉄が走っているのに、今だに「渋滞してたから~」で押し通すのはすごい!

「ふかひれスープ」「ブイヤベース」と並んで、世界でもっとも美味なスープとされている「トムヤムクン」は、タイ料理の代表格。『辛い』という面だけが強調されがちなタイ料理ですが、タイ料理の味のキーワードは、〔辛い〕〔甘い〕〔酸っぱい〕が三位一体となったもの。唐辛子の辛さと、ライムの酸味、ココナッツミルクの甘さが、タイハーブの香りと渾然一体となってエビの旨みと溶け込んだトムヤムクン。お手軽トムヤムクン、『ママー』インスタントラーメンのトムヤムクン味(5バーツ・約20円)はおみやげに最適。
太陽の光がさんさんと降り注ぐ南国タイでは、輸入ものではなく自前のトロピカルフルーツが、安くおいしく食べられます。スイカやパイン、パパイヤやグァヴァなどのスタンダードなものから、運がよければドラゴンフルーツやジャワフトモモなどちょっと珍しいものまで、路上の屋台でなんと10バーツ硬貨(約35円)・ワンコインで買えてしまいます。暑い日には、フルーツと氷をミキサーにかけたフルーツ・シェイクがおすすめ。マンゴースウィーツの専門店マンゴ・タンゴは、マンゴー好きなら外せません!

「犬も歩けばオカマに当たる」というほど、女装したオカマさんに出会う率が多いバンコクの街。イカリ肩、太い声、超ミニから伸びた逞しすぎる脚、チンドン屋さん級の厚化粧…という見破り難易度1のオカマさんから、360度どこから見ても女性(しかも超キレイでスタイル抜群!)にしか見えない人まで。彼(彼女?)らは、常に女性の仕草や物言いを研究しているので、女性以上におしとやか。でも怒るとオトコ以上に怖い!選り抜きのオカマさんによって繰り広げられるオカマショーは、バンコクの夜を彩る風物詩です。

小さな丸がはじめと終わりにちょこんとついて、くねくねしたタイ文字。道路標識やお店の看板などで目にするたびに、読めないながらも心が和みますよね。自分の名前のイニシャルのタイ文字ネックレスやタイ文字Tシャツは、タイを身近に感じられるグッズです。タイ語は、ちょっと鼻にかかった発音もキュート!ビギナーさんは「サワッディー・カー(男性はカップ)」=“こんにちは”、から始めましょう! カタコトでもタイ語を話せは、びっくりするほどフレンドリーな態度で接してもらえますよ!

2010年の万博に向け、急ピッチで開発が進む上海。著しい経済発展のおかげか元来の性分なのか、街で出会うのは自信に満ちてエネルギッシュな人たちばかり。彼らに「上海の良い所は?」と聞いたら、きっとえんえんと喋り続けてくれることでしょう。実際、上海人ほど自分の故郷が一番だと思っている人たちはいないかも。なにしろ「99次恋愛愛上上海」という、上海自慢をてんこ盛りにした上海語ラップソングまであるくらい(しかも10分もの長編)。そんな中から、ナビ的にも共感できる上海自慢をご紹介しましょう!

かつて「魔都」と呼ばれた上海、租界時代には世界中から投資が集中し、オールド上海の華やかな文化が隆盛を極めました。当時の面影を色濃く残す黄浦江沿いの「外灘(ワイタン、Bund)」には、欧米列強の商社がこぞって築き上げた堂々たる欧風建築が立ち並んでいます。ため息が出るほど美しい夜のライトアップは必見。また「外灘3号(スリーオンザバンド)」をはじめ、これらの歴史的建築を改装したゴージャスな商業施設がここ数年で続々と誕生し、世界でも最高レベルのレストランなどが集まる上海の新たな名所となっています。
超高層ビルが林立する大都会の上海でも、一本裏道に入れば、私達日本人にも懐かしさを呼び起こすような庶民の生活エリアがまだ残っています。横丁に集まった朝食を提供する小吃(シャオチー=軽食)の屋台、道端に並べられた野菜を買う近所の人たち、その間を縫うようにゆっくりとリヤカーを引いていく雑貨の行商人。軒先から垣間見えるのは、建設途中の高層ビル群…時空がワープしてしまったような錯覚さえする摩訶不思議な空間、これからもずっと無くならずに残っていてほしいものです。

上海に来たらぜひ1度は見てもらいたいのが、あの有名な上海雑技。国際的にも高い評価を受け海外でも100回以上の公演実績を持つ、スーパーアクロバティックスターたち。上海ではそんな雑技団のすばらしいパフォーマンスを連日のように楽しむことができるんですよ。市内にいくつか雑技劇場があり、演目にそれぞれ違いがあります。人間の限界に挑戦するかのような技にハラハラドキドキしたり、ファンタジックな演技にうっとりしたり。最近演出が変わってかなり現代的になっているので、以前に見たことがあるという方もぜひまた足を運んでみては?
アジアの都市の中でも、実は香港と並ぶくらいナイトスポットが充実している上海。在住の欧米人が多いためでしょうか。どんどん新しいお店がオープンするので、本当に飽きさせません。外灘(ワイタン)沿いのゴージャス&シックなラウンジバーのテラス席で夜景を眺めながらカクテルを傾けるもよし、朝までやっているクラブでガンガン踊りまくるもよし!ジャズバーで生演奏を聴きながら、しっとり飲むのもいいですね。お酒を飲まない方には、夜遅くまでやっているマッサージやエステでとことんリラックスがオススメ!

上海の食べ物の代表選手といえば、「上海蟹」。9月後半~12月がシーズンで、特にメスは10月、オスは11月が太って美味しくなります。この時期になると上海人の間では「今年はいくつ食べた?」と挨拶代わりにお互い聞きあうくらいなんですよ。上海近郊にある蟹の産地「陽澄湖」周辺では、自分で生簀から選んで、獲れたてピチピチを料理してもらうなんてこともできちゃいます。シーズンでなくても、1年中食べられる蟹料理専門のレストランも市内にいくつかあるのでご心配なく。甘~い蟹ミソがたっぷり詰まった上海蟹を、本場上海でぜひお試しください!

広い中国の中でも「ダンナにするなら上海の男」と言われるほど、家事もマメにこなし、誕生日や記念日には花やプレゼントを欠かさない優しい上海人男性。デートの時には彼女のバッグを持ってあげ、食事代だけでなく彼女の買い物まで代わりに支払いをし、用事がなくても1日に10本くらいメールや電話をしてご機嫌を伺い、そうしてとことん尽くした挙句、結婚すると主導権は奥さんに移り完全に尻にしかれてしまいます。なんだかそれを喜んでいるフシもあり、「うちの奥さんはコワイんだよ~」と嬉しそうに自慢するんです。
「上海人の女の子は、みんな頭にティアラ(冠)を載っけて生まれてくる」とは、上海歴が長いナビ友人の説。甘え上手な彼女たち、男性を操縦する術にかけては中国でもピカイチの女王様体質。女性に尽くすことが天性のように見える上海人男性たちも、実は上海の女性にうまく躾けられた賜物(?)なのかもしれませんね。上海人女性は仕事に対する責任感、自立心が強いのも特徴です。ちなみに、中国のお嫁さん候補ナンバーワンは上海人女性ではなくて、四川省の女性。

上海人は、中国全土の共通語である「普通話(北京語、マンダリン)」と地元の方言「上海閑話(上海語)」を日常生活の中でたくみに使い分けています。上海語を話すのは彼らの誇り、上海人同士では北京語は絶対使いません!コンビニのレジ打ちのおばちゃんたちも、こっちが共通語で何か聞いても、必ず上海語で返してきます。上海人に限らず、中国では共通語と故郷の言葉を両方話せる人が大半なので、13億人総バイリンガルと言っても過言ではないかも・・・?中には4種類、5種類もの方言を操る人も!その器用さが羨ましい~。

出てくる、出てくる自慢の数々。ある意味ナビ万博と化した今回の合同企画、いかがでしたか?やっぱりナビスタッフは、その国、地域のことをとことん愛しているのですね(じゃなきゃ、やってられない?)。国や街が違えば、人も文化も環境もぜんぜん違います。だからこそ、海外旅行に出る甲斐があるというものですよ!以上、ナビでした!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-10-31

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