写真で見る燃灯(提灯)祝祭&パレード2009!

今年もやってきました!ソウルに春を告げる提灯行列!

こんにちは、ソウルナビです。ソウルで桜が咲きだすころ、街のあちらこちらの頭上に提灯があふれかえります。そう、春といえばお釈迦様の誕生日。今年もまたヨンドゥンチュクチェ(提灯祝祭)の季節がやってきました。ソウルの目抜き通りである鍾路を夕方、ねぶたのような大きな提灯がねり歩く姿は、ソウルに本格的な春を訪れる風物詩ともなっています。

市庁&清渓川では

まず、市庁前の広場に塔が登場。続いて清渓川(チョンゲチョン)の上に提灯が登場。夜になると明かりがともされる提灯は清渓川をより幻想的な雰囲気に。提灯祝祭に向けて、気分も盛り上がります。

仏教文化マダンでは

 
毎年、提灯行列が行われる日の昼、曹渓寺の前の通りで行われる「仏教文化マダン」。この日は曇り空で少し風が冷たい日にもかかわらず、多くの人であふれかえりました。いつも人気の提灯作りや内輪作りなどの体験コーナーをはじめ、、ヨガ体験や茶道の体験、健康相談、自然食品の販売コーナーなどなど。またスリランカやインド、モンゴル、ネパールなど、仏教国の紹介もありました。また願い書きや、民俗遊びのコーナーも。

曹渓寺では

この時期、特に色鮮やかな曹渓寺の境内。お参りする人でいっぱいです。お堂の前で合唱の公演も行われていました。

そして提灯行列 ~

雨もぱらつき、少し寒いようなこの日の夕方。いよいよ提灯行列が始まります。今年は道路の両側に柵がしっかり置かれ、観客が道にはみだし行列を妨害しないように厳重な警戒体制がひかれました。小雨が降る中、椅子に座って傘を差し、行列がやってくるのを待ちます。気のせいか多いのが西洋人の姿。だんだん国際的なイベントになりつつあるのでしょうか。最初の行列が鍾路にやってきたのは薄暗くなった午後7時40分。サムルノリや鼓笛隊に続いて、各お寺の団体から仏教系の大学の学生や付属の中高生のグループ、仏教国の代表まで、手に手に提灯を持ち、提灯を引いてどんどん行進していきます。ノリノリの観客もいて、行進する方も大盛り上がり。ちなみに今年の提灯、龍は4匹?に増えました。手に持って歩く提灯もバリエーションが増え、にぎやかになってきた気がします。夜9時20分、最後に飾った車の行列で、フィナーレ。

公演&終点の提灯たち

終点にたどり着いた提灯を、間近で見ることができます。また普信閣前では最後に歌手の公演も行われ、仏教系の歌?から「イロジマセヨ~」「ツィスト~」「チャチャ~」のトロットまで、鍾路の空に夜遅くまで響いていました。
いかがでしたか?あまり仏教国というイメージがない韓国ですが、提灯と行列のにぎやかな勢いに、いつもナビは圧倒されます。今年はちょっと寒くて残念でしたが、日本ではあまり見かけない仏教系の一大ストリート・イベント。ソウルで一見の価値ありです。また曹渓寺では釈迦誕生日にあたる5月2日、法要がおこなわれるそう。ハイソウルフェスティバルとあわせて、興味のある方は韓国のお寺ものぞいてみてください。以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-04-28

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