スペシャル記事

昌信洞を歩いてみよう～２００９年j編！

東大門エリアのすぐ近く、市場あり、安い食堂ありの庶民的スポットをご紹介！

こんにちは！ソウルナビです。ナビ読者のアンケートでもよく見かける「地元の人たちが普通に行く、庶民的な雰囲気を感じられる場所に行きたい！」という言葉。ソウルにはいろんなエリアがあり、その場所ごとに街のカラーも違っていて、もちろんそれがそのまま「普通の人たちが生活している街の景色」なのではありますが、今日は特に「庶民的」というコトバがぴったりな町、昌信洞（チャンシンドン）にみなさんをご案内したいと思います！こちらはちょっと古くてかな～り庶民的な雰囲気の漂う町だけれど、場所は人気の観光スポット、東大門市場からもすぐ近く！比較的都心にあるのにちょっと昔っぽいごちゃごちゃした街並みに、地元の人が通う市場があったり安い食堂が並んでいたりするエリアなんです。それではさっそく行ってみよっ！

◆◆昌信洞はココにあります！◆◆

昌信洞はショッピングスポットとしてもおなじみの東大門市場のすぐそば。興仁之門（東大門）の東側、地下鉄１号線トンデムン（東大門）駅から６号線トンミョ（東廟）アッ駅の間に広がる町になります。ショッピングスポットが建ち並ぶ辺りとはずいぶんと雰囲気が違い、古くて雑然とした、まさに「庶民的」といったカンジのエリアです！

昌信洞はこの辺り。今日ご紹介するスポットや目印になる建物も印しています。

◆◆メインストリートには・・・◆◆

まずは地下鉄１号線トンデムン（東大門）駅から６号線トンミョ（東廟）アッ駅の間にある大きな道路、メインストリートに行ってみましょう～。この通りで目立つのは歩道に沿ってズラリと並んだ露店や屋台！果物、野菜、そして細々とした雑貨や何だか怪しげなモノ（！？）がごちゃごちゃと並べられた露店が至るところに。またお店のほうはというとハンコ屋さんやディープなカンジの雑貨屋さんなどがよく目につきます。メインストリートって言っても、すでになんだかディープな雰囲気がぷんぷんと漂っています！

通り沿いのお店


たくさん見かけるハンコ屋さんの店先には、なぜかでかいハンコがいっぱい・・・


ひとくせある、ちょっと変わった雑貨がズラリ


安い服屋さんや、昔ながらのお菓子を売るお店もちらほら

屋台・露店


色とりどり、カラフルなフルーツ屋台


細々とした雑貨・・・

野菜、豆、いりこなど

トッポッキや天ぷらの屋台　

こちらも食べ物屋台


服や鍋も堂々と歩道に並べて売っています！

◆◆安い食堂があちこちに！◆◆

また、このメイン通りにはとっても安い食堂の並ぶ一帯が！ナビでご紹介している2,000ウォンでチャジャン麺が食べられるお店「イェンナルチャジャンウドン」もまさにこの通りにあるんですが、他にも2,500ウォンのへジャンクッ、3,500ウォンのトンカツ、スンドゥブチゲ、チョングッチャンなど激安食堂があちこちに～。マンドゥ（肉まん）５個で2,000ウォンなんてのも気になります。これらの食堂は地下鉄１号線トンデムン（東大門）駅５番出口周辺から、４番出口を東廟（トンミョ）方面に少し歩いた辺りまでにあり。

ナビでご紹介しているチャジャン麺2,000ウォンのお店

こちらにもチャジャン麺2,000ウォンのお店が

トンカツ3,500ウォン

へジャンクッ、ピビンパッなど2,800ウォン

へジャンクッ2,500ウォン

スンドゥブチゲ、チョングッチャンなどが3,500ウォン


マンドゥ（肉まん）５個で2,000ウォン！チンパン（あんまん）はデカイのが１個1,000ウォンのよう。

＜2,000ウォンの豆もやしご飯！？「トンムン食堂」＞

そして、この安食堂の並ぶ辺りでも特に目を引くといえば、コンナムルパッ（豆もやしご飯）が2,000ウォンというお店！こちら「トンムン食堂」は２年半ほど前にここ昌信洞でお店を開いたのですが、2,000ウォンという安さと、2,000ウォンなのに味もイケる！ということで、つい少し前、近くに別館の２号店までできたお店なんです。ナビも気になって何度かいただきましたが、見た目はたしかに2,000ウォンっぽい！？でも、お味のほうはなかなかグッド＾＾　豆もやしがたっぷりのったご飯に、お店特製のタレをかけ、ピビンパッのように混ぜていただきます。さっぱりしているけれど、豆もやしの風味と特製ダレ、そしてご飯がよくマッチ！キムチと味噌汁付きです。そしてこちらのお店、いつ行っても「お一人様」以外のお客さんを見ないような・・・。この辺りで、パッと１人飯したいときには最適のお店かも！？＾＾


こちらが１号店。テーブルが三つしかない、とても小さなお店。


１号店のすぐ近くに、少し前にできた別館。

コンナムルパッ（豆もやしご飯）2,000ウォン、大盛りと牛肉入りは3,000ウォン

これがその豆もやしご飯！やっぱりちょっと質素にも見えますが・・・


醤油ベースの唐辛子入りピリ辛ソースをかけて、混ぜて食べると、なかなか美味！！＾＾

★「トンムン食堂」のお店情報
住所：　ソウル市　鍾路区（チョンノグ）　昌信洞（チャンシンドン）　４９７－２（本館）
電話：　無し
営業時間：　８：３０～２０：３０
（※位置は上の地図でご確認ください）

◆◆路地のほうへ入ってみると・・・◆◆

地下鉄１号線トンデムン（東大門）駅を背にして右手に広がる細い路地に入ってみると、古くて小さなお店が並んだ、こちらもなんだかディープなカンジの風景が広がっています。小さな印刷工場の集まったところもありました。

＜文具・玩具卸売り通り＞
またこちらの路地には、文具や玩具を専門に扱う卸のお店が軒を連ねる通りが。こちらは「文具・玩具卸売り商街」と呼ばれるトコロなんです。カラフルなおもちゃがい～っぱい並んだこちらの通りには、ちびっ子連れのファミリー客もたくさん訪れているよう。
（※位置は上の地図でご確認ください）

中でも大きなこちら「スンジン玩具（ワング）」というお店には、時々掲示板でも話題に上がる「遊戯王」のカードがたくさん売っていました～。一箱14,000ウォンだそうですョ。

★「スンジン玩具」のお店情報
住所：　ソウル市　鍾路区（チョンノグ）　昌信１洞（チャンシンイルドン）　３９０－３
電話：　02‐747‐1900
（※位置は上の地図に記載。）

◆◆昌信市場へ行ってみよう！◆◆

昌信洞の裏通りには、地元の人が日常で通う庶民的な在来市場もあり。地下鉄１号線トンデムン（東大門）駅の３番出口を出て一つめの角を左に入って行くと、そこがこちら「昌信市場」になります。狭～い路地に食材やお惣菜、日用雑貨を売るお店などが並び、地元住民が行き交う風景は、庶民的な雰囲気を味わいたい！という時に訪れるのにはホントぴったり！
（※位置は上の地図で確認してくださいネ！）

＜辛いチョッパル（豚足）の有名店も！＞
ここ昌信市場で最も有名なグルメスポットといえば、「メウンチョッパル＝辛い豚足」のお店！普通は辛くないチョッパル（豚足）を辛いヤンニョム（薬味）で味付けしてさらに焼いているんだそう。お店の前には真っ赤な豚足が並んでいるのが見えます！

★「ヨンヤン・ワンチョッパル」
住所：　ソウル市　鍾路区（チョンノグ）　昌信洞（チャンシンドン）　５８１－５
電話：　02‐3675‐9689
価格：　メウンヤンニョム・チョッパルクイ（辛い豚足）１人分　6,000ウォン、ヨンヤンチョッパル（栄養豚足）　中15,000ウォン　大18,000ウォンなど
（※位置は上の地図に記載。）

いかがでしたか！？一見、ただの庶民的な街ですが、歩いてみると意外といろんな見どころがある昌信洞。地下鉄のトンデムン（東大門）駅からもトンミョ（東廟）アッ駅からもすぐ近くなので、とっても行きやすい場所にあるのではないでしょうか。昌信洞のスポットをいくつかご紹介しましたが、どこも気軽に行けるので、気になる場所やお店があったらぜひチェックして行ってみてくださいね～！以上、ソウルナビがお伝えしました。

関連タグ：昌信市場，チャンシンドン，メウンチョッパル，辛い豚足，コンナムルパッ，文具・玩具卸売り通り

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット（お店）の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日：2009-08-28

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