食べ物流行ニュース~巷でユッケが大流行!?

街のあちこちに、ユッケ専門のチェーン店が急増中!

こんにちは!ソウルナビです。新しくお店ができたり無くなったり、また別のお店に変わったりと常に目まぐるしい変化を見せるソウルのお店たち。そんな移り変わりの早いソウルの街を歩いていると、「最近特に○○のお店が増えたような!?」と、感じることはしばしば。そうやって発見した、特にコレ流行ってんじゃないの~!?という食べ物についてお伝えする「食べ物流行ニュース」ですが、今年の夏頃から街角で急に看板をよく見かけるようになったモノといえばズバリ「ユッケ」!以前は滅多に無い、と言ってもいいくらい珍しかったユッケの専門店がこのところ、街のあっちにもこっちにもできているんです!コレは一体、どういうコト~!?と、さっそくナビがこのユッケブームのあれこれをチェックしてきました!

◇◇ユッケのお店が続々登場!◇◇

地下鉄駅で見かけた、ユッケチェーン店加盟案内の看板

地下鉄駅で見かけた、ユッケチェーン店加盟案内の看板

以前は韓国にはほとんど無かった、ユッケをメインに出す専門店。もちろん焼肉店や韓定食店などのメニューにはユッケのあるところもあり、誰でも知っている料理だったのですが、ソウルにある専門店というと有名なところではナビでも紹介している「チャメチッ」をはじめ安いユッケ専門店が並ぶ広蔵市場(クァンジャンシジャン)のユッケ通り、また比較的新しいところでいうと江南に本店がある「ソチョドンヨンガ」など、数えるくらいしかありませんでした。ところが最近、ユッケを看板に出す専門店を街の至るところで見かけるように。そのほとんどが小さなお店で、いくつかの種類のチェーン店のよう。名前も「ユッケ・チジョン(至尊)」や「ユッケ・タリン(達人)」、「ユッケ・ボンジャ(本座)」など、なんだかスゴそうなものがイロイロ。それにしてもこれらのお店は、店構えといい出すメニューといい、ユッケ専門チェーン店の元祖と思われる「ソチョドンヨンガ」をお手本にしているような~?!
ユッケ専門チェーン店の元祖、「ソチョドンヨンガ」 ユッケ専門チェーン店の元祖、「ソチョドンヨンガ」 ユッケ専門チェーン店の元祖、「ソチョドンヨンガ」

ユッケ専門チェーン店の元祖、「ソチョドンヨンガ」

最近、特にあちこちで見かけるようになった「ユッケ・チジョン(至尊)」 最近、特にあちこちで見かけるようになった「ユッケ・チジョン(至尊)」 最近、特にあちこちで見かけるようになった「ユッケ・チジョン(至尊)」

最近、特にあちこちで見かけるようになった「ユッケ・チジョン(至尊)」

「ユッケ・タリン(達人)」も増えています。

「ユッケ・タリン(達人)」も増えています。

「ユッケ・チョナ(天下)」なんてのも登場!?

「ユッケ・チョナ(天下)」なんてのも登場!?

■手頃なお値段!
このように最近増えているユッケチェーン店の特徴といえば、まず値段がお手頃、ということ。多くのお店の前に掲げられた垂れ幕や看板には「オープン記念(200g)25,000ウォン→15,000ウォン」の文字が見えます。ちなみに、ほとんどのところで「オープン記念価格」と書かれているので「いつまでやっているのか?」といくつかのお店でたずねてみたところ、「さあ、多分ずっとこの価格でやると思うよ」という答えがほぼ100%の割合で返ってきました。じゃあ、なぜ、どのお店(違うチェーン店)でも元が25,000ウォン、割引価格が15,000ウォンという同じ値段設定なのか・・・。ナビの想像ですが、ユッケ専門チェーン店の元祖「ソチョドンヨンガ」のユッケが一皿25,000ウォンだから、それに対抗して二番手のチェーンが始めた設定に、その後に続くチェーンたちが続いているのでは、と。
■「韓牛じゃなかったら○○を保障」!?
これらのユッケ専門チェーン店には、さらに韓国産の高級牛肉、韓牛(ハヌ)を使っているということをウリにしているトコロが多数。しかも「もし韓牛じゃなかったら、1臆ウォン保障」とか、「韓牛でなければ韓牛10頭さし上げます」などという広告文句が。1億ウォンはいいけれど、牛10頭なんて貰っても~^^;
「韓牛1等級でなければ1億保障」

「韓牛1等級でなければ1億保障」

「韓牛でなければ韓牛10頭さし上げます」

「韓牛でなければ韓牛10頭さし上げます」

■ユッケでデートも!?若者にも人気
じゃあ、そんなユッケ専門店ってどんなお客さんが来ているの!?ユッケなんて、どちらかというと若者たちは食べないんじゃ?なんて思ったりもしますが、意外や意外。いろんなユッケ屋さんによく行くナビがチェックしてみたところ、年配の方の多い地域ではおじさん、おばさん率が高いけれど、学生街など若者の多い地域では学生や若い会社員風の人たちもいっぱい。若い女の子同士のグループや、デートをしているカップルの姿を見かけたりもします。ということで、その客層は年代や性別関係無く、いろんなお客さんが来ているよう。要は各個人の好みの問題ってこと!?^^ そして、いつもお客さんでいっぱいのお店も多く、そんな様子を見るとホント最近のユッケ人気を実感させられます。
■チェーン店以外でも・・・
ユッケ専門店じゃないのですが、その他の飲食店でも「ユッケ始めました」の張り紙を見かけることも。しかもそのだいたいが多くのユッケチェーンと同じ15,000ウォンという値段が設定されているみたい。いや~、こんなところにまでユッケブームの波が!?そして、先ほども出てきたユッケ専門店が軒を連ねることで有名なユッケ通りのある広蔵市場では、ユッケ通りじゃない場所にもユッケのお店が登場したりしています~。


◇◇チェーン店で食べてみる!◇◇

では、街に急増化中のユッケ専門チェーン店の一つ、中でも一番よく見かける「ユッケチジョン」に行ってみたいと思います!

■ユッケ・チジョン
ナビの家の近所にもある「ユッケチジョン」に来てみました。ユッケメニューにはスタンダードなものの他、サンナクチ(活きタコ刺身)入りやアワビの刺身入りなんてのも!基本のユッケ(15,000ウォン)にはチーズのスライス付き。生の卵黄は別の小皿に入っています。
他のユッケ屋さんでもそうですが、牛スープ付き。こちらのお店では大根入りの澄んだスープで、テーブルのコンロで温めます。この牛スープはお店によってバリエーションがホントに様々なよう。また、ここのユッケにはスライスチーズが付いてきて、一緒に食べると意外にイケる!?^^これは他のお店には無い初めての体験でした。こうやってお店ごとにそれぞれちょっとした工夫や特徴があるみたい。ユッケの味付けは濃いめで、お肉はちゃんとしていました。量もたっぷり~。が、しかし・・・。別の「ユッケチジョン」へ行った時は、イマイチだったような!?同じチェーンでも味にバラつきがあるのを感じたのは事実。
いかがでしたか!?ナビの住むトンネ(町)には、去年は1軒も無かったこんなユッケ屋さんが、今では4軒にもなったんですよ!街のあちこちにユッケ屋さんができていて、しかもお手頃価格で食べられるなんて・・・ユッケ好きの皆さんにはたまらないのでは!?^^ お店によって味付けや盛り付けのバリエーションも様々だし、また同じチェーン店でもお店によって少しずつ味が違ったりもするので気になる方は街角でユッケ店を見つけたら試してみてくださいね~!以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-10-15

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