世宗市にあるベアーツリーパークに行ってきました!

誰からも愛される動物のコムドリ!韓国のクマ牧場に行ってきました!

こんにちは!ソウルナビのユンギオンマです。皆さんは動物キャラクターの中で何が一番好きですか?ユンギオンマはくまのプーさんが好きなのですが、それ以外にもくまモン、リラックマ、ダッフィー、ケアベアなどクマに関するキャラクターって多く出回っていて、思った以上に女子や子供に幅広く愛されていますよね。今回はキャラクターではなく、実際にクマを沢山飼育するベアーツリーパークが韓国にあるという情報を聞きつけ、さっそく出かけてみることにしました!かつて北海道にあるクマ牧場を訪ねたことはあったけど、果たして韓国のベアーツリーパークはいかに?!それでは可愛いコムドリ(くまさん)に会いに家族総出でレッツゴ~^^

◆◇◆セジョン特別自治市に位置◆◇◆

ベアーツリーパークはソウルから車で2時間ほどかかる、世宗(セジョン)特別自治市内に位置しています。セジョン特別自治市とは2012年7月、誕生した新しい行政体で韓国中部に位置し、もともとは忠清南道の燕岐郡と公州市、忠清北道の清原郡であった地域。ノ・ムヒョン元大統領がソウル市に代わる新しい首都を作ろうとしたのですが結局遷都案は却下。最終的には政府行政機関の一部を移転させ、「世の中(世)の一番上(宗)という意味を持つ「世宗(セジョン)」と、ハングルを作った偉大な王である世宗大王にちなみ、セジョン市となったそう。

◆◇◆木の上にいるクマさんがお出迎えでの到着!◆◇◆

木に登ったクマがお出迎え

木に登ったクマがお出迎え

ベアーツリーパークはもちろん、その所在地であるセジョン市も初めての訪問だけに好奇心旺盛なユンギオンマ。車中であまりにうるさく質問しつづけたために、ユンギアッパから注意を受ける始末。誰が子供なんだか分からない(笑) そうこうしているうちにベアーツリーパークらしき木にクマが登っている駐車場入口を発見!今日は生憎の曇り天気のために広い駐車場に止まっている車は多くはありませんが、週末や休暇となればきっと埋め尽くしてしまうくらいの車の数なんでしょうネ。レンガ造りの洋風な建物が見えてきたらそれがエントランス。さっそくチケットを買って中に入りましょう!入口の右側でベビーカーの有料レンタルもあるので、車からの出し入れが重くて面倒な時は利用すると大変便利です。
あいにくの曇り空で車の数は若干少なめ

あいにくの曇り空で車の数は若干少なめ

レンガ造りの洋風な建物のエントランス

レンガ造りの洋風な建物のエントランス

◆◇◆沢山の自然がある園内◆◇◆

とある企業が趣味で手入れしていた庭園を一般に公開したベアーツリーパーク。敷地は約33平方m(10万坪)ととっても広く、ゆっくり見物すれば1日かかってしまうくらいの広さです。約1000種類、40万本植えられた木や花だけでなく鳥や鹿、そしてお目当てのクマなど数種類の動物も見ることが出来、家族だけでなくカップルで訪れても楽しめちゃうオススメの場所なんです。
まず初めに見えてくるのは洋風の建物の前にある大きな池の五色池。池には赤と茶色の木製の橋がかかっていて、その風景はなんだか日本庭園を思い出させます。そして池の中には沢山の鯉が!ここでは500匹を超える鯉を飼育しているそうで、えさをほおばる鯉たちを見ると大きな口に吸い込まれそうでちょっとコワイ!
日本庭園を感じさせる赤と茶色の木製の橋

日本庭園を感じさせる赤と茶色の木製の橋

ずっと見てると鯉の口に吸い込まれそうでコワイ!

ずっと見てると鯉の口に吸い込まれそうでコワイ!

◆◇◆クマを見る前に他の動物達にも会っておこう!!◆◇◆

庭園もステキですが、やっぱりユンギファミリーのお目当てはクマ!庭園と池の鯉を軽く見てからさっそくクマのいる場所へ移動~クマやそれ以外の動物がいる場所は園内でも少し奥の方で、さらに高台にあるため一生懸命ベビーカーを押し、やっとこさ到着(汗) エワントンムルウォン(愛玩動物園)と書かれた入口を通り過ぎるとドーム状の鳥舎が目の前に見えてきます。その周りには孔雀、モルモット、なぜかビーグル犬などの動物が飼育されています。ですが、一番の見モノは何といってもクマの赤ちゃん!ベアーツリーパークでは大人と子供のクマは別々に飼育しているようで、ガラス越しからクマの赤ちゃんを見ることができます。水を飲んでいたり、仲間とじゃれあっていたり。なかなか赤ちゃんのクマを身近で見ることができないので、今回はとってもラッキーでした。

■■■ 赤ちゃんクマ ■■■
■■■ モルモット・ビーグル犬・孔雀 ■■■
■■■ 鹿 ■■■
ベアーツリーパークの中でクマの次に多い動物といえば、このシカ。最近動物を飼育する施設はただ動物を見せるだけでなく、餌付けをしながら動物との交流できるのが楽しいところ。ユンギは小さいからまだ興味がありませんが、なかなか自宅で動物を飼えなくて触れ合うことのできない子供にはいい教育では?!さきほどの五色池の鯉にもお金を払うと餌付けができるのですが、このシカブースでも餌付けすることができます。立派な角をもった大人のシカからディズニーアニメのバンビに出るような子鹿まで見ることが出来て、穏やかな鹿の動きを見ていると私達まで気持ちがほぐれて休日という実感をわかせてくれます。

◆◇◆お待ちかねのクマ牧場ブースに到着!!◆◇◆

とうとうお待ちかね。クマ牧場ブースに到着!門をくぐる前から若干クマのにおいと低い声での鳴き声が聞こえてきて、リアル感満点!ちょっとどきどき(笑) もともとは寄贈品としてこのベアーツリーパークに来たクマ。種類は日本でも「金太郎」でおなじみ、ツキノワグマが現在100匹を超える数を飼育しています。ツキノワグマの寿命は野生だと15~20年ですが、このクマ牧場にいるのは20年以上生きているのもいるそう!ちなみに5~7歳のクマが一番繁殖力の旺盛な時期。そのために大きなクマ同士での喧嘩を避けるために歳と大きさでブースを分けているそうです。
曇り天気でも湿気が多く、暑いためにクマもバテ気味。水浴びしたり寝っころがったり。それぞれ好き放題やってるクマの姿を見て楽しむことができました。ここでもコイやシカと同じようにクマの餌付けが可能で、にんじんかホドカジャ(くるみのお菓子)が選べるのですが、ユンギファミリーはにんじんを購入!餌をあげようとするとSOSしている人間のように立って、手を振って餌を待っているんです。愛嬌を振りまいて頭いいんですね、クマって。ユンギアッパがコントロール良くにんじんを投げて、どんどんクマの口にキャッチ!看板の説明によるとこの中に人気者のクマがいるそうなのですが、もしかして手を振っているのがそうかも?!
餌付けはホドカジャ(くるみのお菓子)かにんじんの選択

餌付けはホドカジャ(くるみのお菓子)かにんじんの選択

人気者はどいつか探してみよう

人気者はどいつか探してみよう

◆◇◆時間に余裕のある方のそれ以外の見所◆◇◆

時間に余裕がないとメインのクマ牧場を見るとすぐ移動の時間になってしまいますが、時間のあるユンギファミリー、他にもゆっくり回ってみました。

■■■ みどころ1:ヤクス(湧き水)! ■■■
冒頭でも触れたように約10万坪という広大な土地で運営されているベアーツリーパークは緑の木々がいっぱい!そこから湧き出た水を使うことができるヤクス(湧き水)があります。曇り空でも湿気が多い日は冷たい湧き水で腕や顔を洗うと天国~水の冷たさのありがたみを学習することができる場所です。
ちょろちょろだけど時間がたてば満たされる湧き水

ちょろちょろだけど時間がたてば満たされる湧き水

湿気が多くて暑い時には冷たい湧き水で洗顔すると天国

湿気が多くて暑い時には冷たい湧き水で洗顔すると天国

■■■ みどころ2:数々の銅像! ■■■
クマ牧場を過ぎて奥の方に行くと、いくつかのかわいいクマの銅像と創立者の銅像があります。創立当時ソンパランドという名前でスタートしましたが、現在ではクマや動物まで観覧内容に加わって立派になったベアーツリーパーク。創業者も生きていたら、きっとこんなに成長したベアーツリーパークを見て感動されたことでしょう!銅像の間にはベンチも用意されているので、座って軽食や飲み物でお腹や喉を潤しながらおしゃべりを楽しんでもいいかも。
■■■ みどころ3:普段見ることのできない珍しい植物たち! ■■■
一般公開前はある企業によって趣味で手入れされていたとのウワサの公園。かなり完璧に整備されていて、入口の庭園をはじめ、珍しくて見事な植物をいっぱい鑑賞することができます。数十万円しそうな盆栽が展示された盆栽温室や各国世界の植物が植えられている熱帯植物園、菖蒲園、スイレン園など、冒頭でも触れたように約1000種類、40万本の木・花が植えられているのですが、植物の種類を知らなくても充分楽しめます。ベビーカーでの入園禁止のエリアもあって、ユンギファミリーは全てを見ることはできませんでしたが、植物のマイナスイオンのおかげで日常の疲れた心が癒されたような気がしました(喜)

◆◇◆食事タイムはあの有名なドラマロケ地の建物で!!◆◇◆

広い園内で歩き回ったのと、アップダウンの道をベビーカーで押しながら上ったことでお昼ちょっとすぎにはおなかがぺこぺこのユンヒオンマ一行。綺麗な洋風の建物の2階に位置するレストラン「ウェルカムレストラン」でランチタイムすることに!このレストランではオープンテラス席を合わせて172席と多めに席が確保されているので休日で人が多い時でも安心して食事ができます。ヨーロッパの休日を満喫できるような雰囲気作りがされていて、パスタやピザなどが人気メニューですが、ユンギファミリーはがっつり油系のハンドメイドとんかつとサイドメニューをいくつか注文し、いただきました(笑)アイスクリームやパッピンスもあるから、デザートやティータイムにも利用できる便利なレストランです。
レストラン入り口の裏側

レストラン入り口の裏側

ドラマに良く出てくる正門

ドラマに良く出てくる正門

外・内合わせ172席と余裕のある席数 外・内合わせ172席と余裕のある席数

外・内合わせ172席と余裕のある席数

このレストランの一番のもう1つのポイントは、いくつものドラマ撮影に使われた建物だというコト。ソン・スンホンとキム・テヒ出演の「マイプリンセス」やチュ・ジフン出演の「タソッソンカラ(五本指)」、イ・ミノ出演の「シティー・ハンター」。最近のドラマではソン・イエジン出演の「サンオ(鮫)。ドラマを見ていた方はその場面に是非ひたってみてくださいね!

◆◇◆今日出会ったかわいクマを連れ帰りたい方はこちら!◆◇◆

見物もして食事も楽しんで、そろそろ帰る時間。今日出会ったかわいい赤ちゃんクマやパフォーマンス精神いっぱいのツキノワグマが忘れられない?!でもこのショップでは園内にいたツキノワグマのグッズをはじめ、いろいろなテディベア商品を扱うミュージーアムショップがあります。お土産にひとついかがですか?!ユンギオンマも記念に一つ購入しようかな(笑) 店内では大きなパンダのぬいぐるみや親子のテディベアのフォトショップゾーンがあるのもポイント。ベアーツリーパークに来た最後の良き思い出の写真としてぜひシャッターを押していってくださいネ。
かわいかった今日のクマ達をお土産に かわいかった今日のクマ達をお土産に かわいかった今日のクマ達をお土産に

かわいかった今日のクマ達をお土産に

せっかくだから記念撮影も楽しもう せっかくだから記念撮影も楽しもう

せっかくだから記念撮影も楽しもう

いかがでしたか?北海道のクマ牧場を想像していたのでクマしかいない単なる施設かと思っていたら、庭園や植物園が綺麗だったり、久々に餌をほおばる沢山の鯉に会うことができたり、思ってもいないツキノワグマの赤ちゃんと会うことも出来、思ったより楽しむことができました。アピール上手のクマに餌付けするという思いがけない体験もできて、家族そろってのいい夏の思い出ができました。ソウルの動物園やテーマパークも行きつくして外出ネタに困っているカップルや家族の皆さん、ちょっと遠くではありますがかわいいクマたちとふれあいに是非訪れてみてくださいね!以上、ソウルナビのユンギオンマがお伝えしました~

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-08-16

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