ソウルの新しい玄関口・仁川新国際空港を探訪してみよう!

まだまだ工事中の空港の中を激走!

こんにちは!お久しぶりです。ソウル近郊レポーター(地方レポーター?)として、すっかり定着してしまったユミです。今回、レポートするところもソウル市内からず~っと離れたところです。でも、これからは、皆様にとってとっても大事な場所になるところ、仁川新国際空港です。市内から遠い、行くまでに時間がかかる、交通費がかかる・・・などなど、いろいろな噂が飛び交う中、行ってきました「仁川新国際空港」!では、では、実際には、新空港はどれぐらいできているのでしょうか?
噂の新空港へレッツゴー!
旅行会社の人が集まって行くツアーで、新空港見学へ行ってきました。汝矣島(ヨイド)というところから、観光バスに乗ったのですが、新空港までの所要時間は約45分。でも、この所要時間を鵜呑みにしてはいけません。なんといっても「まだ、開港前で交通量が少ない」「ノンストップのバスで快適に飛ばして行った」という条件の下での45分です。野を越え、橋を越え・・・到着したところは、新空港の出国ロビー前でした。
出国ロビー前
・・・ということは、みなさんがソウルから日本に帰国する際に使用するところ。順序的には到着ロビーからご紹介すればいいのかもしれませんが、初めに出国ロビーに到着してしまったので、お許しを!ソウルから日本に帰られるときは、どこの航空会社を使って帰国するのか、ちゃんと確認しておいて下さい。
玄関口は広くて、各航空会社の看板がたくさん並んでいます。例えば、JALは10番出口です。タクシーやリムジンで空港に行くときは「出国ロビーまで。JALで帰ります。」といえば、この辺にタクシーが行くはず(?)です。到着ロビーは1階、出国ロビーは3階と、階が違いますから、ご注意!
出国ロビー
ぱっと中に入った第一印象は「どこにでもある国際空港の風景だわ」でした。中に入ると、チェックインカウンターがずら~っとならんでいます。A、B、C・・・というように、アルファベットでエリア分けされています。今までの金浦国際空港に比べると、広くて、天井がとても高く、空間的にとても余裕があります。帰国の際に使う航空会社のカウンターを見つけたら、そこでチェックインして、荷物を預けましょう。
カウンターの数は金浦空港よりもたくさんあるようなので、チェックインは前よりもスムーズに行きそうな気配。看板は、残念ながら日本語表示は見当たりませんでしたが、韓国語、英語、漢字表記がありました。漢字表記をみれば、大丈夫。全然問題はありません。
出国手続に行きましょう
荷物を預けて身軽になったら、空港利用券を買って、出国審査となります。空港利用券を買う機械、または窓口があるはずなんですが、確認できませんでした。すみません。機内持込手荷物検査に行く手前のドアの付近にあるはずです。もしくは、でできるはずです。私が見学に行った当日は、手荷物検査も本番さながらの様子でやってました。
X線検査用のゲートをくぐる人も真剣な面持ちでした。あのゲートのところで「ビービー」って鳴ると怖いですよね。「何も危ないもの、持ってないのに~!」って思ってしまいます。
X線検査が済んだら、パスポートを握り締めて、出国審査へ。出国手続の各ブースの下には「韓国人」「外国人」「団体旅行客」という表示が出ていますので、自分に当てはまる列に並びましょう。空港自体が広いためか、出国手続の空間がやや狭い目に感じましたが、金浦空港よりは、ブースの数が多いので、人の流れは速くなるはずです。

免税店があるはずのところ
出国手続が無事におわったら、海外旅行での最終ショッピングエリア、空港内の免税店が登場です。仁川国際空港の免税店は・・・と、本来であれば説明をしなくてはならないのですが、なんといっても工事中。まだ、看板がでていないところもあれば、陳列台しか入っていないところもあって、報告することがほとんどありません。すみません。
ソウル市内の免税店で買った商品は、出国手続のブースを出て、右側に行ったところに、それらしきものがありました。しかし、これも「それらしきもの」の程度しかわかりません。搭乗口はかなりの数がありますので、出国手続が済んだら、お買い物よりもまず、搭乗口の確認をオススメします。それからゆっくりショッピングしてくださいね。

搭乗口エリアの様子
搭乗口エリアには、あちこちに「動く歩道(階段なしのエスカレーター)」がありました。トイレもいくつかありますが、その1つに入ってみました(女性用))。身障者用のトイレが1つ、洋式トイレが3つ、赤ちゃんがおしめを換えるのに便利な収納式のベッドもありました。トイレにはボタンを押すと「ジャー」と水の音がでる機械もついています。ちょっと不安なのは3つで本当に混まないのかな?というところ。
その他、換金するところもありますから、お買い物を充分に楽しんだ後に換金ができますね。これは、便利!その他、仁川新国際空港などの案内用のタッチパネルもありました。日本語も可能ですから、時間があれば、どうぞ。

では、ソウルに到着した場合を見てみましょう
「わーい!ソウルに到着!!」したら、さっさと入国審査へ行きましょう。なんとなく、天井が低いからか、入国審査の場所が狭いような気がしました。でも、ブースの数はそこそこたくさんあります。各ブースの下には「韓国人」「外国人」「団体旅行客」という表示が出ていますので、自分に当てはまる列に並びましょう。
この入国審査のブースの手前に国際線乗換え口がありますから、間違えてそっち側に行かないように。乗って来た飛行機が一番端の到着口についたら、入国審査のところまでは、結構距離があります。
ここが、噂の・・・
「問題が多い」といわれる手荷物受け取り所(ターンテーブルがあるところ)を見てみましょう。スペース的には広いのですが、荷物が出てくるのが遅けりゃ、大混雑するんでしょうかね??わたしはとても心配です。ま、わたしが心配したところで、どうにもならないといわれれば、それまでなんですが。ターンテーブルの上には、1~6番までの表示が出ていました。荷物をとったら、税関審査です。これは、どこの空港も同じ。
ゲートがたくさんある?
成田空港の第二ターミナル到着フロアには、税関検査後の出口が2つありましたよね?新空港の出口は(つまり、ガイドさんたちが皆さんを待っていてくれるところは)、どうやら1つではなさそうです。まだ、看板がちゃんとできていなかったのと、時間がなかったので、数をきちんと確認できなかったのですが、ABCDE・・・というように複数ありました。本当に、ちゃんとガイドさんと会えるのでしょうか・・・素朴な疑問がふと浮かびました。ガイドさんと待ち合わせをする時は、「ゲートAで」とか「手荷物を取ったターンテーブルから一番近いゲートで」と指定をして会うのでしょうか?さて、さて?

ウ~ン・・・
みなさん、少しでも新空港のことをわかっていただけましたでしょうか?実は、私はよくわかってません。本当は、もっとくわしくお伝えすべきなのですが、ちゃんとレポートできていません。書いている私も、今ひとつレポートに納得していない状態です。その原因の1つには、空港の見学が1時間しかできなかったこと、2つめには、まだまだ工事中でできていなかったからです。ごめんなさいね。

こんなことも・・・
初めに出国ロビーの方に到着した、と書きましたが、出国ロビーから到着ロビーへ行こうとして、係員の方に「すみません、到着ロビーどこですか?」と何度か聞いたのですが「いや~下の方じゃなかったですかね・・・。」というように、あいまいに答えられたこともありました。そう、空港内の人も良くわかっていない・・・様子でした。それとも、聞いた人が悪かったのかしら?さらに、空港内にインフォメーションデスクがあったので「すみません、空港のパンフレットとか、構内地図とかありますか?」と聞いても「ありません」とのこと。まだ、まだ、準備完了という感じではないようです。
さあ、仁川新国際空港はどんな感じでオープンするのでしょうか?オープン当日が楽しみです。では、また、次回の「ユミが行く!」でお会いしましょう。ごきげんよう~。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2001-03-15

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