食べ物流行ニュース~フルーツソジュ編!

韓国の酒文化に新し息吹をもたらしたフルーツ焼酎!


こんにちは!ソウルナビです。以前もイチゴやハチミツバター、チュロスなど、デザート系の食べ物が人気となり、街中のいたるところでその姿を見かけた食べ物ブーム。でも今一番の食べ物ブームはなんとお酒!今日は2015年夏、特に若者や女の子の間で流行しているフルーツソジュについて、ご紹介しましょう。韓国ではお酒の中でも一番人気のソジュ(焼酎)。そんな普通のソジュと違い、フルーツカクテルのような味わいで
甘くて飲みやすく評判のフルーツ味のソジュ!社会的にも注目を浴びているフルーツソジュのブーム、ナビと一緒にくわしく見ていきましょう~

◆フルーツソジュって??◆

韓国ドラマや映画の中で、失恋や人生に挫折した主人公が屋台で飲み酔いつぶれるシーンはよくあるパターン、そこでは必ずと言っていいほど出てくるのが緑の小瓶、ソジュ(焼酎)!韓国は世界有数のアルコール消費国で、アルコール度数が20%前後のソジュをストレートでカ~ッと飲むのがザ・韓国スタイル。そんな韓国の焼酎文化に今ちょっとした「革命」がおきているんです。それがフルーツ味のソジュの登場!暴飲し酔っ払うというよりも適度に酔いながらお酒の場を楽しむスタイルのフルーツソジュは、お酒が苦手だった若い世代や女性をターゲットに、特に人気を集めています。ソジュ業界もチョウムチョロムが発売した柚子味を皮切りに、次々とフルーツ味のソジュを発売しています。

★ちなみに今のフルーツソジュの原点?昔のフルーツソジュ!
実はフルーツソジュ、過去にもありました。それはフルーツジュースで焼酎を割り、生の果物を繰り抜いた器に入れたもの。または新鮮なフルーツを細かく砕き、お酒と混ぜて飲むタイプも。これらはいずれもお店でいただくもの。そんなフルーツソジュが初めて商品化され、発売されたのが今回のブームの特徴!
パイナップルソジュ

パイナップルソジュ

メロンソジュ

メロンソジュ

りんごソジュ

りんごソジュ

オレンジソジュ

オレンジソジュ

◆各焼酎メーカーが次から次へとフルーツソジュを発売◆

それでは、各メーカーが販売するフルーツソジュについて、見ていきましょう!

スンハリ@チョウムチョロム
(柚子味、ピーチ味)

フルーツソジュの先頭をきったのは、韓国を代表する焼酎ブランド「チョウムチョロム」が2015年3月に発売した柚子味の「スンハリ(スナリ) チョウムチョロム」。味は普通のソジュよりも甘くて飲みやすく、日本のカクテルのよう。アルコール度数も4度ほど低い14度に。メーカーが約1年間、4000人以上の消費者を対象にアンケート調査を行い、ソジュの味と香りに対する満足度や果実酒の満足度が低下しているところに着目、お手頃な値段で果実酒を楽しめるようにと開発されたのがこちらのソジュ。お酒の場を楽しみながら軽く飲めると若い世代と女性から人気。味は柚子とピーチの2種類あり。

ムハク@チョウンデイ
(ザクロ味、柚子味、グレープフルーツ味、ブルーベリー味、ピーチ味)

慶尚南道にある酒造メーカー「ムハク」が2015年5月に発売を始めた焼酎チョウンデイのカラーシリーズ。種類はレッド(ザクロ)、スカーレット(グレープフルーツ)、イエロー(柚子)、ブルー(ブルーベリー)、さらに新製品のピンク(ピーチ)を加えた5種類。アルコール度数は13.5度。発売から約2か月で累積販売量が2500万本を突破するほど人気に!

C1ブルー@C1
(グレープフルーツ味)

釜山を代表するソジュ「C1ブルー」にもグレープフルーツ味が登場。グレープフルーツの甘酸っぱさと蜂蜜の甘さが調和され、人工合成香料を一切使用せず、天然岩盤水100%の焼酎。アルコール度数は14度。ちなみに「C1」とは「Clean No.1=一番きれいな焼酎」という意味。発酵酒に音と同じ波長の振動を与えて酒の味を柔らかくし、二日酔いの解消効果があるアスパラギンを添加し、また釜山郊外にある金井山の水脈から出る地下水を使用するなど、さまざまな特徴があります。

スンハンcharm@クムボクジュ
(グレープフルーツ味、ブルーベリー味、柚子味、マスカット味)

大邱を代表するソジュメーカー「クムボクジュ」から発売されたフルーツソジュ「スンハンcharm」。天然果汁の純粋なエキスと香りを添加して作られたこちらの焼酎は爽やかな味と甘さ、そして柔らかなのどごしが特徴。味はグレープフルーツ、ブルーベリー、柚子、マスカットの4種類で、アルコール度数は14度。中でも一番新しいマスカット味は「クムボクジュ」が20代の若者を対象に調査を行い、マスカット味を添加したリキュール製品の評価が特に良く、製品化の要望も多かったことから、製品発売を決定したとか。

チャモンエイスル@ハイトジンロ(眞露) 
(ピンクグレープフルーツ味)

ハイトジンロ(眞露)から発売された「チャモンエイスル」は韓国を代表するソジュ「チャミスル」のピンクグレープフルーツバージョン。チャミスルは竹炭で濾過することで酒本来の味を引き出し、雑味と不純物を除去しスッキリまろやかなテイストが特徴のソジュ。チャミスルと女性が好むグレープフルーツをコラボさせた「チャモンエイスル」は爽やかさと清涼感を感じさせる味。アルコール度数は13度。チャミスルよりもさらに飲みやすいと評判に!

◆ソウルの街では、フルーツソジュが大流行!◆

チキン屋さん、焼肉店などの飲食店でもフルーツソジュを飲むことできます。お店の前にはフルーツソジュの看板が置かれ、大々的にアピール!特に「チョウンデイ」の広告にはペ・ヨンジュンと結婚したばかりのパク・スジンが、チョウンチョロム・スンハリには人気俳優キム・ウビンと熱愛中の女優シン・ミナが宣伝モデルに起用され、今話題の芸能人がモデルとなって宣伝効果も抜群!

フルーツソジュはコンビニやスーパー、マートなどでも販売され、気軽に購入できます。お土産にしてもいいかも?
いかがでしたか?飲んでみたい、または気になるフルーツソジュはありましたか?普通の焼酎に比べて度数も低く、飲みやすいフルーツソジュは特に女性や若者世代に人気。次から次に新しい味が発売されているので、次はどんな味のソジュが出るのかとっても楽しみ!ちなみにはナビ的にはチョウンデイのブルーベリー味がアルコールという感じもなく、甘すぎず軽くて飲みやすかった!皆さんも韓国旅行にいらっしゃった際は是非フルーツソジュ、試してみてくださいね。水で割らないチューハイという感じで楽しめるかも!でもいくら飲みやすいからといって油断し暴飲してしまうと、次の日は大変なことになるので気をつけてくださいね!以上、フルーツソジュの魅力にハマリ中のソウルナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-08-13

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