韓国定番グルメ!!プルコギの老舗「又来屋」VS網焼きプルコギ「オニャンプルコギ」を大解剖!!
こんにちは!ソウルナビです。初夏の空気漂う5月!旅をするのには最高の季節ということで、お隣韓国に気軽にやってきてグルメを楽しむ日本人も多いはず。そんな観光客の大部分が、抵抗なくおいしく食べられるメニューといえば「プルコギ」!このプルコギはビギナーさんもリピーターさんも、老若男女を問わずトライできるオススメメニュー。そこで今回は、この「プルコギ」を久しぶりに料理対決シリーズを通して皆さんに大々的にご紹介したいと思います!ソウル中にさまざまなプルコギ店がありますが、今回は乙支路にある60年の伝統をもつ老舗中の老舗「又来屋」、そしてお肉を網で焼いて食べる「オニャンプルコギ」をセレクトしてみました!どちらがあなたのスタイルなのか、しっかり比較してみてください!それでは行ってみよ!!
プルコギ韓国料理の中で辛くない食べ物の代表選手といえば、この「プルコギ」!醤油ベースの甘辛い味付け肉をお山のようなこんもり鍋(あるいは網)で焼いて食べる、とってもジュ−シ−なお肉料理!お肉にネギや玉ねぎなどの野菜、そしてそれぞれのお店でブレンドした特製タレとをもみこみ、熟成させます。そうすることでお肉が柔らかくなるそう。またプルコギを日本語に直訳すると焼肉?!になりますが、日本で想像する焼肉は韓国のカルビのこと。このプルコギはどちらかというとスキヤキに近い感じ(日本の焼肉は韓国ではカルビにあたります。)。だから子供も大人もお年よりも、みんなが食べられる料理として人気があるんですヨ!外国人にも大人気!
◇場所
◇駅からのアクセス
又来屋
地下鉄5号線ウルチロサガ(乙支路4街・Euljiro 4(sa)-ga)の4番出口を出て、最初の路地を右に入ります。1分ほど歩くと左手にあります。
オニャンプルコギ
地下鉄7号線ノニョン(論峴・Nonhyeon)駅の2番出口を出て、3つ目の角を左に入るとすぐに見えて来ます。
◇店構え
◇店内の雰囲気
◇客層
又来屋
お昼を楽しむマダム、外国人を接待しているサラリーマンたち、年配のグループなど全体的に裕福そうなお客さんが多い感じ。
オニャンプルコギ
昼間は地元の奥さん、夜にはサラリーマンたちで賑わうよう。
◇日本語メニュー
◇お茶
◇お箸
◇お絞り
◇店員
◇お肉のようす
◇お肉の漬け込み期間
又来屋
注文と同時に薬味と混ぜこみます。長く置いても30分。というのも肉を漬け込むのは肉をやわらかくするのが目的。でもこちらのお店では韓国産の高級肉のみ使用しているから、そういった過程を省いても十分にやわらかいのだとか。高級肉だからこその醍醐味!!
オニャンプルコギ
醤油を使わないから汁が出ることがなく、お肉の味が濃い醤油味に負けてしまうこともありません。お肉本来の味で勝負というわけです!お肉が薄めなので、お肉を漬け込んだりはせず、注文と同時に、その都度その都度、味付けしていきます。
◇焼き網のスタイル
◇煙処理
又来屋
特になし。
オニャンプルコギ煙を吸い上げる器具が天井からぶら下がっています。
◇焼き方
又来屋
溝の部分にユッスと呼ばれる牛肉スープ(冷麺のスープと同じもの)を注ぎいれます。こんもりとした部分にお肉を置き焼いていきます。
オニャンプルコギ網の上に、お肉を置いて焼いていきます。とても肉が薄いので焼き過ぎないように注意!
◇味
◇食べ方
又来屋
お肉を焼いていると、肉汁が鉄板の端の溝に垂れていきます。焼きあがったお肉を食べながらこの汁をひと口、ふた口いただくのがGOODだそう◎。あるいはサンチュに肉・大根の和え物、ニンニクなどをのせ巻いて食べるのも○。
オニャンプルコギ
ごま油につけて食べます。お肉の味も香ばしいですが、このごま油をつけることでさらに香ばしさUP!サンチュのピリ辛和え物と一緒に食べるとさっぱりしてヘルシーですヨ!◎!
◇量
又来屋
一人前150g
オニャンプルコギ
一人前200g
◇おかず
又来屋
水キムチ・大根の和え物・きゅうりと白菜のピリ辛和え・ネギの細切ドレッシングかけ・サンチュ・ニンニクの計6品
オニャンプルコギ
サンチュのピリ辛和え・ムルキムチ・白キムチ・ニンニクの計4品
◇お肉の後の食事といえば?
又来屋
平壌冷麺!ソウルではここだけ?!といっても過言でない本格平壌冷麺が食べられます。そば粉のたくさん入った麺はお年寄りにも好まれる一品。素朴なこの味がまさに本物?!一杯8,500ウォンは相当高価だ!
オニャンプルコギ
やっぱりご飯!ご飯をオーダーするとおかずが4品ほど出てきます。そのほかテンジャンチゲ(韓国味噌汁)も登場~。お肉と一緒に楽しみましょう。一膳2,000ウォンは少し高いかも?!
◇デザート
又来屋あり、オレンジなど季節のフルーツ。
オニャンプルコギなし
◇値段
又来屋
プルコギ一人前24,000ウォン
冷麺一人前8,500ウォン
10%のテーブルチャージがとられます。
オニャンプルコギ
プルコギ一人前17.000ウォン
ご飯一膳2,000ウォン
◇支払方法
又来屋
後払い・カード可。
オニャンプルコギ
後払い・カード可。
◇電話番号
又来屋
02-2265-0151
オニャンプルコギ
02-548-2684
◇ナビ的見解
又来屋
すべてが高級な感じ。リッチなプルコギを食べたい人におすすめ。カルビ並みのお値段ですからぁ~。あと冷麺は必ず食べること、オススメ!
オニャンプルコギ
ちょっと変わったプルコギを食べたい人にオススメ。平らな網でカルビのように焼くプルコギはかなり珍しい~!香りがいいですよ~!
今回はノーマルなプルコギとは少し違った特徴ある2軒のお店のプルコギを大比較してみましたがいかがだったでしょうか?!プルコギ自体、日本人をはじめとする外国人には親しみやすいメニューだから、この2軒もきっと満足して食べてもらえるはず。どちらもちょっとリッチな懐のときにオススメしたいお店でした。次回のソウル旅行のときにぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?!以上、ソウルナビがお伝えしました!!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2006-05-25