スペシャル記事

写真で見る韓国の卒業式！～大学編【２００２年】

韓国の卒業式は親戚一同の大イベントです！

こんにちは。ソウルナビです。♪春はお別れの季節です～♪おっ、失礼！！日本では卒業式って少し暖かくなった春のはじめに行われ、こんな歌まであるけれど、韓国は３月から新学期なので、まだちょっと寒さの残る２月に行われることがほとんど！別れるには心も体もまだまだ寒い２月。ナビもソウルの大学に潜入して、卒業式を見てみることにしました。今回ナビが潜入したのは、漢城（ハンソン）大学と高麗（コリョ）大学です！

☆ 漢城大学編 ☆

韓国ではまあり有名ではないけれど、漢城大（ハンソンデハッキョ）は大学路（テハンノ）の近くの住宅街の中にある大学。、坂の頂上にある大学を目指して、いつも学生と住民だけが通る坂道も、その日だけは何かが違うんです。

地下鉄から大学まで…
地下鉄の駅を出ようとすると、駅の階段で花束を売るおばさん登場！！小道にも突然花屋の屋台ができているし、もちろん、お花屋さんの前にはこれでもかこれでもか？！ってほどの花束が！道には花束や卒業する先輩へのプレゼントを持った人たちがせっせと歩く姿も目立ちます。大学に一番近いお花屋さんは、外に準備した花が既に売り切れたもよう。でも大学周辺は道の両脇が花屋の屋台でいっぱい、門の前、大学構内まで・・・。とにかく、ものすごいお花屋さんの数！！ソウル中の花屋の屋台がやってきてしまったのかと思うぐらい。

大学内では…
大学に入ってみると、黒いガウンに大学帽。友達や両親がお祝いにかけつけて、みんな写真撮影に大忙し！！

日本と違うところ…

卒業式は黒のガウンに大学帽。

本業か？趣味の延長か？わからないおじさんカメラマンが必死に写真撮影を宣伝。


レース売りのおばあちゃんが売るレースのスカーフを巻くのが女学生の間で流行？！


ピカチュウ風船に綿菓子。お祝いにかけつけた子供たちもちょっとお祭りの気分。


ＲＯＴＣ　（予備士官訓練課程）

親戚一同で写真撮影！！韓国では子供の大学卒業が両親の夢。おじいちゃんにおばあちゃんまで駆けつけることもしばしば。

☆ 高麗大学編 ☆

今度は卒業生の一日を密着！！日本の早稲田大学とも言われる高麗大学！今回、密着させていただいたのは高麗大学の日本語学科４年生（卒業生）の金仙恵（キムソンヘ）さん。朝９時４０分に待ち合わせ。ソンヘさんは背が高くてスラーっとしていて、また日本で１年間勉強したというだけあって日本語はかなりペラペラ。今日はよろしくお願いします。

金仙恵（キムソンヘ）さん密着レポ！

高麗大学は格別に有名大学なので、お花屋さんの屋台の数も多ければ、人の数も違う！！

お花屋の屋台の前ではアジョッシ（おじさん）がせっせと花束作り。		１０時から始まる卒業式。教授達が卒業証書授与のために式場へ向かいます。

あっちもこっちも人！人！人！！　ケータイ電話も通じにくくなってくる。


黒のガウンに忘れちゃいけない、今年ブーム？な白いレースのスカーフで準備ＯＫ！


同じクラスの仲間と写真撮影（カメラの数が多すぎるぅ～）。

場所を変えて写真撮影。		卒業証書授与式会場で撮影（※ここで直接卒業証書が授与されるのは大学院生だけらしい）
小学校時代の友達に再会、花束がもう一つ増える。		帰ろうとすると電話が鳴る。最後に友達に会うために忙しそう。
電話していた友達に会う。写真撮影だけでももう１３時。


最後に、教務室のような部屋で名前を書くと卒業証書が渡されて終了！！お疲れ様！！

少し寒かったこの日、本当にナビもソンヘさんんもクタクタに疲れました。。。でも、韓国と言う国は結婚式も短ければ、卒業式もあっと言う間っていうか、式は参加しないで写真撮影だけ。とにかく撮影が何よりも大事みたいです。

さて、高麗大学の卒業式とは、こんな光景。
・大学院生もいるためか全体的になんだか年齢層が高めな感じでした。花束もいろいろ個性にあふれてました。学生も赤毛の学生もいるし、卒業アルバムを見入る学生も。