光州ビエンナーレを見に光州へ行ってきました!

ソウルから1泊旅行。光州ビエンナーレ見学+名物ユッケビビンパッの旅

こんにちは~サランです。食いしん坊のサランもたまには芸術に浸りたい時もあるのでございます。…っつうことで、ソウルから列車で約4時間半、全羅南道の光州(クァンジュ)で6月29日まで開催の「光州ビエンナーレ」へ、日本からやって来たアート好きな友人と共に行ってきました!
プロジェクト1のテーマ「止~PAUSE~」

プロジェクト1のテーマ「止~PAUSE~」

『光州ビエンナーレ』って一体何??
全羅南道・光州(チョンラナムド・クァンジュ)で1995年にスタートして以来2年おきに開催され、今年で4回目の国際現代アートの祭典。特徴は、テーマに分け、世界中から参加したアーティスト達の作品を光州の街全体を使って表現すること。各テーマに分けれた4会場の他、公共のスペースさえアートと化す。6月29日まで開催中。
↑各会場間に無料シャトルバス運行中。

↑各会場間に無料シャトルバス運行中。

入場料 大人10000ウォン(全会場、開催期間中有効)
会場 プロジェクト1<テーマ「止~PAUSE~」>=ビエンナーレ展示館
プロジェクト2<テーマ「あそこ:離散の地」>=ビエンナーレ展示館
プロジェクト3<テーマ「執行猶予」>=5.18自由公園
プロジェクト4<テーマ「接続」>=旧南光州駅
電話番号 062ー515ー4645
e-mail guide@gwanju-biennale.org
ホームページ www.gwangju-biennale.org
日本語のパンフ(無料)あり。総合案内所でもらえます。
朝6時5分発の光州行きムグンファ号でいざ出発!
前日ソウル駅の2階観光案内所でチケットを購入。朝5時45分集合で眠い目をこすりながら出発!ムグンファ号だと、ソウル=光州は所要時間約4時間30分。早い時間帯なのに途中から満席に。やっぱ要予約!(高速バスでも行けるよ。でも所要時間は5時間以上!ちょっとキツイなぁ…)。朝ご飯は車内販売のトシラク(お弁当)で済ませましょう。そうそう、最近はムグンファ号も日本語、中国語、英語のアナウンスがあるのね!韓国語がわからなくても何とか行けそう!
※国鉄光州駅の案内所(到着後、改札を出て左にある)にバスルートマップ、簡単なパンフがあります。まずはここでGetしてから行こう。
光州着後、スグにプロジェクト1の会場へ!
ホテルにチェックインしてる時間も惜しい!ってことで、早速「プロジェクト1」の「ビエンナーレ館」へ。後でわかったことだけど、駅前から無料のシャトルバスも出てました。でも一刻も早く見たかったからタクシーで行って4000ウォンでした。
この会場、実はサランは一度来た事があったんです。というのも、昨年の秋、ここで開催されたキムチフェスティバルを見に来たんです。広~い公園があって、イイところなんだよ、ここ!
現代アートって…わかるようなわからんような…
プロジェクト1だけで、結局この日1日潰れてしまいました。数も多いし、大物作品の足下に小さい作品があったり、ふっと壁を見るとコンセント口にペイントんしてあったり、上を見ると本物そっくりに作られたキモ~イ虫がぶら下がってたり…芸が細かくておもしろい!!じっくり見てるとあっという間に閉館時間に。
入場チケットもポップで可愛いでしょ?

入場チケットもポップで可愛いでしょ?


小学生の制服をズラ~と並べてその上ではその制服を着た生徒がいる教室内の映像が(トルコ人作家)

小学生の制服をズラ~と並べてその上ではその制服を着た生徒がいる教室内の映像が(トルコ人作家)

本物そっくりの韓国ポリスの人形を使ったアート(韓国人作家)

本物そっくりの韓国ポリスの人形を使ったアート(韓国人作家)

「私は心の中であなたの声を聴いた」という作品(中国人作家)

「私は心の中であなたの声を聴いた」という作品(中国人作家)

これはアメリカのテロの後で作ったんだろう、世界中の名所がイスラム仕様になったら…という想像の作品。コーランが流れ独特な雰囲気を醸し出している怪し気な空間(ロシア人作家)

これはアメリカのテロの後で作ったんだろう、世界中の名所がイスラム仕様になったら…という想像の作品。コーランが流れ独特な雰囲気を醸し出している怪し気な空間(ロシア人作家)

「遺失物保管所」自体がアートに!一見、本物かと見間違うけど、保管してある遺失物をよ~く見ると笑える!(韓国人作家)

「遺失物保管所」自体がアートに!一見、本物かと見間違うけど、保管してある遺失物をよ~く見ると笑える!(韓国人作家)

自分の影もアートに!「私は見た、空で…」という作品。この横には今にも墜落しかけてるような、アメリカン航空機のイラストと飛行機音が…!意味深(フランス人作家)

自分の影もアートに!「私は見た、空で…」という作品。この横には今にも墜落しかけてるような、アメリカン航空機のイラストと飛行機音が…!意味深(フランス人作家)

「IT PARK」という台湾の現代アート。室内全部をアートにしている。中にいるこの犬(狐かと思ってました)の裏から覗くとさらに芸術が隠れてる…!(台湾人作家)

「IT PARK」という台湾の現代アート。室内全部をアートにしている。中にいるこの犬(狐かと思ってました)の裏から覗くとさらに芸術が隠れてる…!(台湾人作家)

テーブルの上には本物のお菓子やおかずの食べ残しが。相当臭いしきったないの!でも、これもアートなのね~。ちょっとブレててごめんなさい!(インドネシア人作家)

テーブルの上には本物のお菓子やおかずの食べ残しが。相当臭いしきったないの!でも、これもアートなのね~。ちょっとブレててごめんなさい!(インドネシア人作家)

売店で総合ガイドブックも販売。これは韓国語バージョンで5000ウォン。他には英語バージョンも

売店で総合ガイドブックも販売。これは韓国語バージョンで5000ウォン。他には英語バージョンも

記念に買ったTシャツ。シンプルだけどキュート!小さめのサイズを買ってチビT風にしよ!

記念に買ったTシャツ。シンプルだけどキュート!小さめのサイズを買ってチビT風にしよ!

実は、翌日は日本に帰国せねばならなかったサランは結局プロジェクト1しか見ることができず残念!また期間中に行ければ他の会場も見たいなあ~と思ってマス。

※作品は主催者の許可を得て掲載しています。
そしてディナーはやっぱ肉!でしょ!
光州名物と言えば、ユッケビビンパッ、パンチャン(おかず)が20皿近く出る韓定食。そこで、サラン達はユッケビビンパッを求めて街へ。でも情報が何もなかったので、とりあえずフラフラと歩いて骨董街「芸術の道(ケミ市場)」へ。そこで偶然見つけたお店「錦湖会館(クモフェグアン)」。入って分かったことだけど、地元では「肉が美味しい店」として有名らしい。広い店内も超満員だったよ。
念願のユッケビビンパッと牛の焼肉を注文。最初、言葉が不自由で間違って注文してると思ったらしくかなり怪訝そうな顔。イイんです、私ら大食い女3人衆は食べるんですっ!!
牛の焼肉は、脂身が多く、柔らかく、ホント美味しかった!ゴマ油と塩であっさり頂きました。
ユッケビビンパッは、石焼きではなかったけど、別に来る熱いご飯をまぜると、生の牛肉がほどよくレアになりさらに美味しく変身!でも辛かった~~!おかずもさすが光州、ソウルで食べるより多かったよ。
お店のおばちゃんも日本人が来るなんて珍しい!と大歓迎してくれて、デザートにシッケやお焦げ茶をサービスしてくれました。
↑ほどよく脂の乗った牛カルビ

↑ほどよく脂の乗った牛カルビ

↑おかずの数も多い!

↑おかずの数も多い!

↑ご飯を混ぜる前のユッケビビンパッ

↑ご飯を混ぜる前のユッケビビンパッ

↑しっかり混ぜたらこうなった!

↑しっかり混ぜたらこうなった!

店名 錦湖会館(クモフェグアン)
電話番号  062ー222ー2177 住所:光州市東区錦南路5街 177-3
日本語 不可
メニュー ソカルビサル(牛焼肉)14000、15000ウォン(1人分)
ユッケビビンパッ(メニューには乗ってない) 5000ウォン
←最後に社長さんのお孫さんらと記念撮影!(右はサランの友達、キヨタンで す)

本当に楽しい光州1泊旅行でした。ぜひ、みなさんもアートと美味しいものに出会いに、光州ビエンナーレ、行ってみて!以上サランが光州からお届けしました~!
おまけ!なぜか光州には「MNI STOP」が多い!
そこで売ってた日本にもある「たこやき饅頭」みたいなの、買ってみました。…が、ソースがやっぱりコチュジャン。同じものでもちょっと違うんだな~。やっぱ日本のコンビニって素晴らしいなあ、と改めて実感しました。興味のある方は食べ比べしてみては??

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-06-04

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