秋の味覚!デハ(コウライエビ)の聖地、安眠島の大海老祭りに突撃!!今年獲れた天然モノのデハで海老三昧~
こんにちは!ソウルナビのナビQです。10月ももうすぐ終わりですね!だいぶ秋が深まって参りました。秋といえばナビQにとって、もはや海老!海老の季節です。大きな海老の塩焼きは、韓国の秋の味覚の一つ!長期でお休みしていた去年(2014年)を除いて、2012年はソウル郊外の港町、蘇莱浦口(ソレポグ)へ、また2013年は烏耳島(オイド)まで、電車に乗って1~2時間もかけて海老を食べに行ったレポートを毎年秋にしてきたナビQ。今年はついに!とうとう!ずーっと行きたかった秋のエビのお祭り、デハチュッチェ(大蝦祭り)へ行ってくることができましたー!デハチュッチェの場所は忠清南道(チュンチョンナムド)の安眠島(アンミョンド)。ここはソウルからは車で2時間半ほどの距離にあり、秋の大海老の王様といえるデハ(大蝦、コウライエビ)の全国で最大の集散地なんです!毎年ここで10月に行われるデハ祭り。ソウルやソウル近郊ではなかなかお目にかかれない、今年水揚げされた天然モノのデハ!本物の新鮮なデハを味わえる念願のお祭りに行ってきたレポートを、さっそくお伝えしましょう!!
安眠島の白沙場デハ祭り!
今回ナビQが行ってきたのは、忠清南道は安眠島のペッサジャン(白沙場)港というところで開かれたペッサジャン・デハチュッチェ(白沙場大蝦祭り)。冒頭でも触れたように、安眠島は全国で最大のデハ(大蝦、コウライエビ)の集散地で、デハが最も大きく美味しくなりはじめる毎年10月にデハ祭りが開かれます。ちなみにデハは秋だけじゃなく、秋から12月頃まで獲れるそう。今年(2015年)の祭り期間は10月9日(金)から11月1日(日)。実は祭りといっても、例えばパレードをしたり大きなイベントをやったりというようなものではなく、デハの旬が始まる時期に祭り期間を決めて宣伝し、みんなに来てもらおう!というようなもの。実際に行ってみても、デハチュッチェと描いた立て看板やちょっとした特設テント、小規模なステージ程度はやっていたものの、お祭り時期じゃないときに来ても店はおんなじなんじゃ?といったかんじ。でも車は多かった!
ところで安眠島(アンミョンド)とは?韓国の西の海に位置する大きめの細長い島で、地図ではほとんど陸続きのように見えるけれど、よーく見ると細長い半島が細く途切れています。でも橋もいくつかかかっているから、まあ陸続きのようなもの?!秋のデハだけじゃなくコッケ(ワタリガニ)も有名で、ソウル市内のカンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)の有名店ではこの地域で獲れたワタリガニを使っているということを売りにしているお店もあるくらい。ソウルからは車で2時間半~3時間ほどですが、この辺りはビーチも多く、美味しい海の幸が豊富ということで遊びに来る人が多い行楽地。ソウルと安眠島を行き来する道は週末ならほとんどいつも混んでいて、特に夏の休暇期間と秋のデハ祭りの期間の渋滞は有名!ナビQもずっとずっとデハ祭りに行きたかったのですが、この渋滞が億劫でなかなか足が向かなかったのです(過去にここでものすごい渋滞の経験あり)。
今回は現地ツアーで!また、このデハ祭りへ行きたいのになかなか行けなかったもう一つの理由が、公共交通機関を使って行くのがなかなか大変な場所だからということ。バスや電車、歩きで旅をするのが好きなナビQですが(車も無いし・・・)、今回は現地のツアーで行ってきました。朝ソウルを出発し、観光バスに乗ってデハ祭り会場に連れて行ってくれるバスツアー。デハ祭りだけじゃなく近くの観光地も周り、夜にはソウルへ帰ってくるという日帰りツアーです。ご飯は付いていないから、デハ代、食事代などは各自持ち。バスは高速道路でもバス専用レーンがあるから車で行くより渋滞も少しマシかもしれないし・・・交通費だけと考えてもかなりお得(今回はツアー代14,900ウォン)。もし韓国語ができて現地のツアーを申し込めるようなら、この日帰りツアーを利用して行くのはかなりオススメです!
ツアーの日程07:00 ソウル市庁前出発
09:30 安眠島の白沙場 大蝦祭り(デハチュッチェ)到着!
12:00 デハ祭り会場を後に、安眠庵という浮橋のあるお寺へ
14:30 天然記念物の薪斗里海岸砂丘(シンドゥリヘアンサグ)へ
16:00 鶴岩浦(ハガムポ)海岸へ
17:00 ソウルへ出発
20:00 ソウル市庁前到着
ちなみに公共交通機関で行く場合は、バスで。安眠島方面へ行くバスは高速バスターミナルと南部バスターミナルから出ていますが、南部ターミナルから出ているバスで行くと、安眠島バスターミナルの一つ手前で「チャンギ/창기」という停留所に止まり、そこから白沙場デハ祭り会場までは2kmほどなどで歩いて行けるそうです!ちなみに安眠島バスターミナルは白沙場デハ祭り会場まで約9kmの距離。タクシーに乗って行けなくもないですが、少し距離があります。高速ターミナルから出ているバスは、安眠島バスターミナルへの直行便。ということで、南部ターミナル発のバスに乗り、安眠島バスターミナル一つ手前の「チャンギ」で降りるのが良さそう。このコース、またいつか行くことがあれば必ずレポしますね!
7:00~ ソウル市庁近くソウル新聞社前に集合、出発!
バスツアーの集合時間は6:50!出発前日、申し込んだ旅行社から市庁駅近くにあるソウル新聞社前に集まってくださいとの連絡が。眠い目をこすりながら行ってみると、一帯にはものすごい数の観光バスが~!見渡す限り、大きなバスが道にそってずらずらずらと並んでいます。その長さはソウル市庁横からなんと清渓広場まで!ナビQのバスはどこ?申し込んだ旅行会社のロゴの入ったベストを着たお姉さんに聞いて行ったり来たりしながら出発時間の7:00ギリギリにバスを発見。週末のこんな早い時間に市庁前に来ることがなかったから知らなかったけど、こんなにたくさんのバスツアーの出発地点になっているのね、市庁前って。小さな子どもや家族連れもたくさんいました。
同じバスのメンバーは小学生とそのお母さんたちがほとんど。何かの親子サークルの旅行でしょうか?そのほか年配の夫婦や、家族連れ、ナビQと一緒に行った友人みたいな女2人組が少し。若い女性のガイドさんも一緒です。バスは2時間半でデハ祭り会場に到着する予定。ガイドさんのお話では、デハ祭りに行くのはやはり交通渋滞をどれだけ避けられるかが勝負のよう。こんなに朝早く出発するのも少しでも渋滞を避けるため。バスもものすごいスピードでびゅんびゅん飛ばしていきます。途中、「オーシャンパーク・リゾート」で休憩。これは京畿道の平澤(ピョンテク)市と、安眠島の上のほうに位置する泰安半島の唐津(タンジン)市をつなぐ、海にかかる大きな橋、西海大橋にあるサービスエリア。あ、ここ7年前に来たことある!休憩所なのにちょっと大げさな名前ですが、ソウルと安眠島方面を行き来する車のほとんどが立ち寄る大きな休憩所なんです。7年前に来た時は食堂のチュンムキンパがものすごく美味しかったことを覚えていたのでフードコートに行ってみるもさすがにもう店はなし。仕方なく休憩所の定番、ハッバー(魚介練り物てんぷら)にかぶりつき。意外とすごく美味しい。休憩所のハッバーも最近すごくきめ細かいふわふわ生地のものが増えました。
10:00~ デハ祭り会場へ!朝からデハ(大蝦)と焼酎でカンパイ~
少し渋滞したので予定の30分遅れ、ちょうど10:00に会場到着!いよいよ念願のデハ祭り!!・・・といっても朝の10時、お客さんもまだほとんどおらず、お店もやっとオープンしたって雰囲気。広い駐車場にナビQたちが乗ってきた観光バスと1、2台くらい。あとになってよくわかったんですが、これ以降の時間は人がものすごく増え、出入り口は一日中渋滞するほど混雑するので、ナビQたちが参加したツアーはわざとほとんど朝イチで会場入りできるプランになっていたみたい。そして12:00には会場を後にする予定。旅行スケジュールを見て午前中から海老焼き?と思ったけど、このデハ祭りは午前中に着てお昼には会場を出るのが会場でゆっくり過ごす&渋滞を避けるポイントかも!では、さっそく会場探検。さきほどもご紹介しましたが、デハ祭りは祭りとはいっても何か大々的なイベントをするというより、海老の季節にお客さんを呼びこむための宣伝のようなもの。駐車場横の広場に少し特設テントやステージがある程度です。それもまだ午前中ということで静かだけど・・・
デハなど海老をはじめとする海産物を売るお店や食堂は、駐車場を出ると一列にずらりと並んでいます。海老を物色しながらチェック。います、います、エビたちが。今はさすがにお祭り期間なので海老がよく目立つけれど、この辺りで有名なワタリガニや大小の貝、いろんな種類の魚たちもお店の前の水槽にわんさか。セウジョッ(アミの塩辛)などの塩辛やカンジャンケジャン(蟹の醤油漬け)なんかも!
さて、ここで海老を食べるには・・・1)刺身屋など海産物を出す食堂に入る
2)店先で海老など海産物を売っている食堂で買いそのお店で調理してもらう
3)海産物を売っているお店で買ってそのお店と契約している食堂で調理してもらって食べる
これらのうちのどれかになります。ナビQ的にざっと見たり価格を聞いてみたりしたところ、1)の店頭で海産物を売っていない食堂はちょっと高め。また天然モノのデハ(コウライエビ)ではなく、他の海老しかないところもあるみたい。
というのも、ソウルやソウル近郊などでも天然モノのデハはほぼ出回っておらず、秋の海老の代替品として養殖のヒンタリセウ(フィンタリセウ/バナメイエビ)がよく売られているんです。ヒンタリセウも養殖とはいえど秋に一番大きくなり旬を迎えるそうで、さらにデハと違って強い種類なので水槽で生きているものをすぐに焼いていただけるからその美味しさは十分なもの。でもデハと間違われることも多く、ヒンタリセウをデハだと思っている消費者も多いんです。この会場でも、まず水槽に入って泳いでいるのはヒンタリセウ。デハはヒンタリセウのように水槽で長くは生きられないんだそう。また価格もデハよりリーズナブル。
デハは水槽じゃなく、スチロールやかごなどの箱に氷と一緒に入れられています。
そしてデハの中にも、今年獲れた天然モノ、去年の冷凍モノ、そして養殖モノがあるんです。せっかくデハチュッチェに来たからにはホンモノ、そして天然モノのデハが食べたい!ですよね!?それはこうやって見分けます!
・デハ(コウライエビ)は水槽でおよいでいない。→水槽で元気に泳いでいるのはフィンタリセウ(バナメイエビ)。秋が旬なので、これはこれで美味しい。
・天然モノのデハはしっぽの先が青みがかっている。コレが最大の特徴だそう。
・天然モノでも極端に価格の安いものは、去年の冷凍モノを解凍したもの(ナビQがみたところ相場の5~7割くらいの価格?)。
・冷凍でも養殖でもない、今年獲れた天然モノのデハはひげが長い。
ちなみに後日ナビQがソウル最大の水産市場、鷺梁津市場でデハをチェックしたところ、天然モノは見当たらず・・・養殖のデハならたくさん出ていました。聞いてみても、「天然モノ?まあ、なかなか入ってこないね~」とのこと。そういえば3年前にソウル郊外の蘇莱浦口(ソレポグ)でデハを食べた時も、しっぽの先が青くはなかったし、養殖だったんだろうなあ~
そんなこんなで、ナビQがチョイスしたのはこのお店!3)海産物を売っているお店で買ってそのお店と契約している食堂で調理してもらって食べるタイプのお店です。調理してくれる契約食堂は2階にあるとか。いろいろ聞いて回ったところ、この日の今年獲れた天然モノのデハの価格は1kgあたり45,000~50,000ウォン弱。これはどのお店でもだいたい同じで、エビ代にプラスされる調理代も15,000~20,000ウォン。ということは、合わせて60,000~70,000ウォンということになります。調理代が高いところでは、セットで天ぷらなどが付くみたい。ナビQが選んだこちら「スルギスサン(スルギ水産)」は1kg45,000ウォン、調理代15,000ウォンと最もリーズナブルな価格帯のうえ、エビの状態がキレイで大きく見えたのでここに決定!またお店のおじさん、おばさんも感じが良かったというのも。しっかり1kgか確認して、いざ食堂のある2階へ!いよいよデハにありつけるぞー!
※価格は2015年10月の取材時のものです。時価なので、もちろん価格は変わります。
※こういう場所ではエビは1kg単位で買います。1kgで2~3人が食べるのにちょうどいいくらい(と現地では考えます)。
海老は塩蒸し焼きで!
食堂にもまだ人が少なかったので、お店の並んだ通りが見えるテラス席の端っこへ。これも早い時間に来るメリットかも?お店は混んでないし、さっそくおばちゃんがナビQたちの海老をお鍋に並べてくれます。粗塩を敷き詰めた浅い鍋に海老を並べて蒸し焼きにするのが、韓国での秋の海老の食べ方。ここのお店、付け合せは最低限だけど、この席なら全然満足!デハが焼けるまで潮風にあたりながら、ナッスル(昼酒)ならぬ朝酒の焼酎をかんぱーい!!
そして、10分ほどで完成!いただきまーす!!
焼き上がったデハはホクホク。そして売っているのを見るよりも、実際手にとってみるともっと大きい! 食べやすいように頭と胴の部分を外して焼くのですが、合わせると1匹が手のひらくらいありそうなサイズ。さすが大蝦(デハ)というだけあります。わさび醤油やチョコチュジャン(唐辛子酢味噌)も準備されているけれど、塩焼きだしこのままでも十分美味しい~~プリプリというよりぶりぶりとした食感!?ちなみに頭の部分はしっかり焼いてミソをチューチューと吸います。コレが香ばしくってまた美味しい~焼酎のアテにぴったり!1kgの海老を朝から焼酎2本と女2人で完食したころには、あーほろ酔いでおなか一杯!満足満足!!
テラス席から見える、お店の並ぶ通りは11時ころから車が多くなり混雑し始めているよう。11:30にお店を出る頃には、朝はほとんど空いていたテーブルが半分くらい埋まっていました~
海老天を買ってバスへ!11:30を過ぎると、人も車も増えてすっかり活気づいたお店の並ぶ通り。ナビQ、ここで海老焼きだけじゃなくもう一つぜひ食べようと思っていたものが。それはセウティギム(海老天ぷら)!ここでは食堂で海老焼きのシメとしてヘムルカルグクス(海鮮入りカルグクス、麺)を注文するのが定番らしいけれど、時間もないし海老でお腹いっぱいなので海老天をテイクアウトすることに。感じの良いおばちゃんのお店で値段をきいてみると、小さいのは20匹、中くらいのは10匹、大きいのは5匹でそれぞれ10,000ウォン。せっかくだから1番大きいのくださーい!ついでに海老天の横にあったコッケティギム(ワタリガニの丸ごと天ぷら)も!こちらは大きめのカニが3匹で10,000ウォン。一緒に行っていた友人は、ティギムの横の屋台でタコ足焼きを購入。すっごく大きなタコ足!石焼きで美味しそう~
通りに人が増えて、お店の呼び込みも活気が増してます。ナビQと友人は味見した海苔があまりに美味しかったので、一つ買って半分ずつシェア。だって1番小さいのでも、ものすごい量だったから!これも10,000ウォンでした。ちなみにカンジャンケジャン(蟹の醤油漬け)やカンジャンセウ(海老の醤油漬け)もいろいろ味見したけど、正直ソウルの有名店のほうが美味しいかも(注:あくまでナビQが味見したものは、です)!?
そうそう、食べ物ばかりに気を取られて・・・あ、いや、滞在時間もあまり長くなかったので市場以外をゆっくり散策できなかったけれど、ここは漁港でもちろん海辺。海の景色もキレイです。海にかかる橋があって、歩いて渡れるみたい!次回、時間があるときにぜひ・・・
駐車場横のお祭り特設テントやステージも、帰る頃には賑やかに!?お芋もたくさん売っていました。さつまいもも有名みたい。買って帰りたいけれど、小分けで売っていないし、これはさすがに車で来ないとムリだなあ~
そして正午の出発前に駐車場へ戻ってくると、うわあ、車がいっぱい!会場入口から駐車場までも、自家用車や観光バスが長い列を作っています。みんな、やっぱりお昼ごはんの時間帯頃から来るんですよね。バスの車窓からそんな光景を横目に、ナビQはさっき買った大海老天を1匹だけガブリ。ああ、香ばしくって美味しい!これも食べごたえ満点!残りは今日の晩酌のお供にしよーっと。
安眠庵の浮橋体験!安眠島の東側の海沿いに位置する安眠庵(アンミョンアン)。ソウルにある有名なお寺、曹渓寺(チョゲサ)と同じ宗派である曹渓宗で、1998年に建てられた比較的新しいお寺です。本堂の他に海の沖のほう、引き潮の時は干潟になる場所に建てられた堂舎があり、その堂舎に向かって満潮の時は浮橋になる橋が陸地から100m余りほど伸びています。また干潟の堂舎の両脇にはヨウソム(きつね島)という双子の島があり、浮橋はこの双子島の真ん中に向かって伸びているようにも見えます。満潮の時は双子の島の間にある堂舎に向かう、ゆらゆらと揺れる神秘的な浮橋を体験できるらしいですが、ナビQが行った時はめちゃめちゃ干潮の時。干潟のカニや魚を観察しながら歩いて島まで行くことができました。でもなかなか神秘的な風景!空気も澄んでいて、パワースポットにいるかんじ!?“良い気”をおもいっきり吸い込むべく、何度も深呼吸しました。
天然記念物の薪斗里海岸砂丘(シンドゥリヘアンサグ)安眠島のすぐ上に位置する泰安(テアン)半島の、北西部の海岸に位置する韓国で最大の海岸砂丘。長さ約3.4km、幅は500m~1.3kmに達し、広い砂浜の干潟と、冬の強い季節風の風の向きが条件に合い、その砂浜の後ろのほうに大規模な砂丘ができたんだとか。天然記念物にも指定されているそう。ナビQは鳥取砂丘も見たことないし、砂丘は初めて!砂丘の周辺には板の道で散策コースが作られていて、Aコース(1.2km、30分)、Bコース(2km、60分)、Cコース(4km120分)の3コース。ガイドさんから、時間的にAコースをまわってくるようにといわれましたが、途中間違ってB、Cコースの道へ行ってしまい、引き返すハメに。しっかりとコース全体を歩くことはできなかったけれど、神秘的な広い砂の丘はいちおうちゃんと見ることはできました~
鶴岩浦(ハガムポ)海岸泰安(テアン)半島の、薪斗里砂丘よりさらに北に行ったところにある海岸。引き潮の時に見える岩が、鶴のように見えることからこの名前が付いたとか。小さな海水浴場の周辺に、ペンションや民宿などがぽつぽつと集まった結構地味な海岸だけど、釣りの名所としても有名だそうで、ナビQが散策していると釣り人グループに写真を撮ってくれと頼まれたりしました。ナビQはここでちょっとおなかがすいたので、食堂へ。といってもお店はそんなに多くなく、時間も余りないので集合場所の近くにある海辺の食堂へ。他のテーブルには同じツアーの人たちも何組かいました。そうですよね、午前中に海老をお腹いっぱい食べたといっても、その後何も食べずもう夕方近く。屋外の席で軽く海鮮カルグクスを注文したところ・・・なんと海産物がみんな冷凍モノ。・・・まさかそんな、海辺でこんなことが・・・とにかく焼酎と一緒に流し込み、お腹を満たしました。でも野菜は美味しかったかも!?さっきデハ祭り会場で買ってきたカニの唐揚げもこっそりいただき~。ん、身がつまってて、これは美味しい!