ソウルから日帰りで洛山寺と束草に行ってきました!【前編】

広い海と美しいお寺、江原道のグルメに癒される日帰りヒーリング旅行!


こんにちは!のんびりバスや電車で行く地方への旅と地方のグルメをこよなく愛するソウルナビのナビQです。ソウル以外にも見どころや楽しい場所がいっぱいあって、地方旅行もおもしろい韓国。しかもソウルから日帰りで行けるところがたくさんあり、韓国での滞在日数が長くなくても地方の街や名所を十分に楽しむことができます。今回はそんな日帰り旅行でもソウルから朝鮮半島の東側、江原道は束草(ソクチョ)のほうへ行ってみました!束草は江原道の北のほうの海沿いに位置する街。ソウルから車やバスで2時間半ほどの距離にあり、美しい海や海鮮グルメを求めて行く旅行地として現地でも人気のスポット!また今回は束草だけじゃなく、より癒しを求めて束草の近くにある有名な海辺のお寺、洛山寺(ナクサンサ)にも寄ってきました!美しいお寺、開放感のある海、そして見どころと地方グルメがたくさんの街。ソウルからぱっと行ってリフレッシュできるコースです!それでは、行ってみよっ!

洛山寺と束草はどこに?

束草(ソクチョ)市は江原道の北東部にある、海沿いの地方都市。人口は約8万5千人。韓国第3の高さの峰を有する雪岳山(ソラクサン)と水平線の広がる東海(日本海)、山と海の自然に囲まれた街で、ソウルからは車で2時間半ほど。ソウルから比較的近い東海岸の街であり、ある程度の街の規模があることから美味しいと有名な食堂も多く、人気の休養地として親しまれています。また海水浴場もたくさんあり、夏にはさらに多くの人が訪れます。いっぽう洛山寺(ナクサンサ)は束草市から南へ10kmほど下ったところにある仏教寺院。海に臨む大きなお寺で、671年に創建。古い歴史を持つお寺ですが、2005年に大規模な山火事に巻き込まれ、仏閣の多くが消失。2009年に再建し、堂舎はもちろん散策路も整備され、さらに美しい寺院に生まれ変わりました。海を望むその景観のすばらしさから信仰の場として以外にも観光地として人気のスポットです。
 ■■スケジュールはこんなかんじ!■■
ソウルから束草や洛山寺へは、バスで行き来することができます。束草へは高速バスターミナルと東ソウルバスターミナルから、洛山寺へは東ソウルバスターミナルからバスがあり。今回は東ソウルバスターミナルを出発し、まずは洛山寺へ。午前中に洛山寺を見てまわり、洛山寺から束草市へは路線バスを利用し移動。午後は束草市内で観光してグルメを楽しみ、夕方に束草バスターミナルからソウル高速バスターミナルへ帰ります!

7:30 東ソウルバスターミナルを出発(高速バス)
10:30頃 洛山寺到着、散策
13:00頃 洛山寺から束草へ移動(路線バス)
13:30頃 束草の食堂に到着、ウニ入りムルフェとウニわかめスープの昼食
15:00頃 束草エキスポタワー
15:30頃 ケッペ(渡し舟)に乗ってアバイ村へ
16:30頃 束草観光水産市場をぶらぶら
17:00頃 ホルモン焼きの夕食
19:00 束草高速バスターミナルからソウルへ(高速バス)
22:00前頃 ソウル高速バスターミナル到着!

前編と後編に分けてお伝えする今回の日帰り旅行、前半はソウルから洛山寺へ行き、見学してから束草へ向かうところまで。では、出発!

7:30~ 東ソウルバスターミナルから洛山寺へ直行!

ソウルから襄陽郡の洛山寺へ直通で行けるバスは東ソウルバスターミナルから出発。早朝から夕方まで、ソウルからは1時間~40分おきに1日12本、洛山寺からは2時間~30分おきに1日11本が往復しています。 ナビQは朝7時半のバスに乗車することに。東ソウルバスターミナルはチケット売り場が正面玄関を入ると左右両脇にあるけれど、洛山行きの切符は右の売り場で買うことができました。 運賃は大人1人片道18,600ウォン。チケット売り場の上に掲示されている行き先や料金の表にはハングルのほか、最近は小さくアルファベットと漢字の表記もあるので外国人にも分かりやすくなっています!
※バスの運行状況や運賃は2016年5月現在の情報です。
東ソウルバスターミナル正面玄関

東ソウルバスターミナル正面玄関

洛山行きのチケットは右の売り場で

洛山行きのチケットは右の売り場で

コンビニやパン屋などいろんなお店があり

コンビニやパン屋などいろんなお店があり

一番左の下から2番目に洛山の表記

一番左の下から2番目に洛山の表記

チケットを無事ゲット!

チケットを無事ゲット!


久しぶりの東ソウルバスターミナル。昔っぽい雰囲気が味のあるバスターミナルです。まずはここで朝の腹ごしらえをしなくては。このターミナルといえば3階にあるバス運転手さんたち御用達食堂が安くておいしいけれど、出発30分前に来たナビQ、今回はそんな時間はないし・・・一緒に行く友人を待つあいだに1階のロッテリアでセウ(えび)バーガーを購入。ところが後から来た友人が「ターミナルの前に並ぶ屋台のグクス(麺)が食べたい」。なんでも二日酔いでヘジャン(酔い覚まし)したいらしい。屋台のおばちゃんに了解を得て屋台にハンバーガーを持ち込み、友人のグクスと一緒にいただきました。そのグクスがとってもおいしくてびっくり!値段も3,500ウォン。おばちゃんもやさしいし、次からはここで腹ごしらえしよーっと。ちなみにターミナル正面玄関を出て一番右端の屋台です!
やさしいおばちゃん

やさしいおばちゃん

シンプルなキムチの素麺、が美味!

シンプルなキムチの素麺、が美味!

韓国の海老バーガーは日本のとは味がかなり違います・・・

韓国の海老バーガーは日本のとは味がかなり違います・・・

バスの乗り場は5番。時間がきてバスに乗り込むと、意外に座席はほぼ満席。洛山寺がいくら人気の観光スポットといっても、土曜日の朝からこんなにたくさんの人がお寺に?と思いましたが、実はこのバス、江原道の麟蹄(インジェ)郡や雪岳山の麓にある停留所を3か所ほど経由し、ナビQたちの目的地である洛山を通り過ぎたあと束草まで行くとか。なるほど~週末ということもあり、乗客はインジェ郡の田舎に帰る人や雪岳山の登山に出かける人たちでした。
バス乗り場

バス乗り場

洛山への直通便は横4列シートの一般バスのみ

洛山への直通便は横4列シートの一般バスのみ

バスはインジェ郡のウォントンバスターミナルで一度トイレ休憩。山間の田舎町だけど意外とお店があり、基地があるのか軍人さんたちがたくさんいます。ソウルから直通といっても途中で高速道路を降りてからいくつかの停留所で止まり、ぐねぐねとした山道を走っていくので洛山までの所要時間は3時間ほど。窓からは雪岳山の景色が。ごつごつした岩と新緑のコラボがカッコいい~いつか雪岳山にも登りたいなあ。
インジェ郡のウォントンバスターミナル

インジェ郡のウォントンバスターミナル

ターミナル前には軍人さんがいっぱい

ターミナル前には軍人さんがいっぱい

雪岳山の絶景が見えます\n

雪岳山の絶景が見えます\n

10:30頃、洛山の停留所に到着!ここから洛山寺の入り口はすぐ近く。バスを降りて、まずはバスの進行方向へ少し進むとある襄陽(ヤンヤン)総合観光案内センターへ。洛山寺があるのは束草市のすぐ下、襄陽(ヤンヤン)郡。ここでトイレを済ませ、観光パンフレットをゲットします。
洛山寺バス停留所

洛山寺バス停留所

襄陽総合観光案内センター

襄陽総合観光案内センター

バスを降りて左へ進むと

バスを降りて左へ進むと

すぐに観光案内センターがあります。

すぐに観光案内センターがあります。

観光案内センターの中の様子

観光案内センターの中の様子

洛山寺の入り口は観光案内センターの裏手。コンビニや食堂、商店がいろいろ並んでいるのでここで腹ごしらえもできますね!

10:50~ さっそくお寺へゴーゴー!

洛山寺は丘の上にあり、少し登っていかなくてはなりません。参道の入り口には立派な門が!バスを降りてからナビQは観光案内センターに寄ったりコンビニに寄ったりしましたが、バス停からこの門まではそのまままっすぐ来ると5、6分くらい。近いでしょ!?5月はお釈迦さまの誕生日もあるから、門のところからは色とりどりの提灯が参道に沿って連なっています。新緑に映えていっそうキレイ。またつつじの季節で、赤、白、ピンクのツツジが満開!提灯とツツジの色が鮮やかすぎて、まるで極楽浄土へ続く道のような・・・
立派な参道の門

立派な参道の門

カラフルな提灯はお釈迦様の誕生日を祝うもの

カラフルな提灯はお釈迦様の誕生日を祝うもの

極楽浄土へ続く道? 極楽浄土へ続く道? 極楽浄土へ続く道?

極楽浄土へ続く道?

旧暦の4月8日、今年は5月14日がお釈迦さまの誕生日です

旧暦の4月8日、今年は5月14日がお釈迦さまの誕生日です

丘の上にある洛山寺の全景図

丘の上にある洛山寺の全景図

参道の門からお寺の入り口まではゆっくり歩いて10分くらい。大人1人3,000ウォンの入場料を払って中へ入ります。ナビQは4年ぶり、2回目の洛山寺。でも前回は時間がなくて本堂くらいしか見ることができなかったので、今回はあちこち見学するつもり!こちらのお寺は海のすぐ上に建つ観音像や堂舎が見どころ。
丸いアーチが特徴の入り口、虹霓門(ホンイェムン)

丸いアーチが特徴の入り口、虹霓門(ホンイェムン)

チケット売り場

チケット売り場

お坊さんの石像がかわいい手洗い場

お坊さんの石像がかわいい手洗い場

チケットをゲット!

チケットをゲット!

お寺の中もあちこちに整然と提灯が飾られて、とってもキレイ~お釈迦様の誕生日前、4月末から5月はお寺の観光にぴったりの時期なのかも。

本堂と海水観音像

まずは本堂の園通宝殿(ウォントンボジョン)。ここには観世音菩薩が本尊仏として祀られています。洛山寺は観音信仰の聖地。韓国で三大観音聖地の一つとか(あと2か所は江華島の普門寺と南海の菩提庵)。本堂の前にある塔は洛山寺の代表的な宝物のひとつ、七層石塔(チルチュンソッタプ)。671年に洛山寺を創建した義湘(ウィサン)大師が建てたそうで、当時は3層だったのを李氏朝鮮時代の1467年に7層にしたとか~いかにも古そうだけど、味のある塔です。
本堂の横の道を通って、次は洛山寺の目玉、大きな観音像のあるほうへ。この道の名前ははなんと「夢がかなう道」。願いごとを念じながら歩くのかな?!夢を描きながら?!!うーん、いろいろ考えてみたけれどナビQ、俗世にまみれたことしか頭に浮かびません・・・こんなんじゃ観音様に怒られしまいそう~~っと、なるべく健康的な願いを思い浮かべながら歩いていきます~
「夢がかなう道」と

「夢がかなう道」と

 こちらから~丸い門がカワイイ!

こちらから~丸い門がカワイイ!

夢や願いごとについていろいろ考えることができること自体が重要なのかも? 夢や願いごとについていろいろ考えることができること自体が重要なのかも? 夢や願いごとについていろいろ考えることができること自体が重要なのかも?

夢や願いごとについていろいろ考えることができること自体が重要なのかも?

洛山寺の一番高いところに建てられた海水観音像。観音像のある広場のすぐ隣りは絶壁、海です。高さ16m、周囲3.3mのとっても大きな観音像。手に持っているのは甘露水瓶とか。甘露?調べてみると、仏教で甘露とは不老不死の飲み物なんだそう。友人は「酒瓶じゃないの?」と。いやいや、不謹慎な。まあナビQも思いましたけどね。大きな観音像の前では次々と韓国式に深々とひざまずき参拝をする人々が。
遠くには海の絶景が!

遠くには海の絶景が!

亀さん?の顔が・・・

亀さん?の顔が・・・

観音様の前に置かれた台の下にはカエル(?)が隠れています。ちょっとのぞかせた顔が笑っているような。かわいいカエル君。願い事を念じながらこのカエルをなでると、願いが叶うとか!また願い事かあ~ナビQもなでなで。うーん、でも願い事ってやっぱりむずかしい!?
広場の片隅には大きな鐘が。お寺に来ると鳴らしたくなる鐘。こちらでは1人3回まで鳴らすことができます。願いを込めて、ナビQもゴーン。ゴーン、ゴーンと気持ちよく鐘の音が響き渡ります。ん、願い事をすることにちょっと慣れてきたかも?ちなみにこの鐘、もともとは朝鮮時代の1469年に作られたものだったけれど、2005年の大火事で焼けてしまい、2006年に復元したものだそう。復元したのもとはいえ、由緒ある鐘を鳴らせるのはなんだかうれしいですね。
観音像広場の下、崖のほうを下っていくと海水観音像を祀る小さなお堂があります。そのすぐ下は断崖絶壁で、小さなお堂だけど迫力のある景観!!
この「海水観音殿」、祭壇には仏像がないんですが、祭壇の上にガラス窓があいていて、そこから海水観音像が見える造りになっていました!
韓国のお寺の祭壇って日本のとはだいぶ違いますよね

韓国のお寺の祭壇って日本のとはだいぶ違いますよね

窓から海水観音像のお顔が見えます

窓から海水観音像のお顔が見えます

お寺をぶらぶら散策~無料の素麺をいただく!

洛山寺にはほかにもお堂などの仏閣がいっぱい。ぶらぶら散策しながら見て回ります。どこに行っても新緑とツツジと提灯、そして遠くには水平線の広がる海の美しい景色が~中でもこちらも主要なお堂、宝陀殿(ボタジョン)から東屋のような宝陀楽を過ぎて下っていくとある大きな池がとってもキレイ。観音池というそう。ツツジで取り囲まれていてこの日は特に美しく見える時だったみたいだけど、池に蓮の花とかが咲いてもキレイだろうなあ~!
寺院の後門(裏門)近くまで来てみると、「無料掬水供養室(ムリョグクスコンヤンシル)」なるものが。一緒に行ったお寺に詳しい友人の話によると、ここでは無料でグクス(麺)がふるまわれるとか!?韓国のお寺には、よくあるんだそうです。無料で?へえーすごい!初めて知りました!
よく見ると、入り口には日本語でも「ただで素麺を食べられます」と。時間は11時30分から13時まで。おひるごはんの時間のみですね。日曜日はお休みみたいです。友人曰く、「お寺でこんなふうに配られるのはチャンチグクスか山菜ビビンバ」なんだそう。こちらではチャンチグクス。キムチののった、温かいスープの素麺です。時間はちょうど12時前、列に並んで中に入ると、おばちゃんたちが麺とスープ、キムチを次々とお椀に入れてくれます。
その奥、長テーブルと椅子の並んだところでは、すでにたくさんの人が素麺を食べています。テーブルには「この食べ物がどこからやってきたのか考えながら、欲を捨てて、感謝して食べましょう」みたいな内容の言葉が書かれたプレートも。はい、よく感謝していただきます・・・
無料のチャンチグクス、温かい素麺は素朴だけどとってもおいしくてびっくり!スープに自然な味の出汁がきいてて美味~ちょっと辛めのキムチもいいアクセント。隣に座っていたおじさん、おばさんたちも「おいしい、おいしい!」といいながら食べていました。
お寺のチャンチグクス(温かいキムチ素麺)!

お寺のチャンチグクス(温かいキムチ素麺)!

食べた後は隅っこのほうにある流し台で各自お椀を洗います。ごちそうさまでした~12時過ぎに建物の外に出てみると、長蛇の列が!

記念館と記念品ショップへ


ククス(麺)が無料でふるまわれるククスコンヤンシルのすぐ近くには、洛山寺を創建した義湘(ウィサン)大師と洛山寺の歴史などを紹介する「義湘記念館」が。新羅時代に唐で華厳宗を学び、戻ってきてから洛山寺を創建したと伝えられる義湘大師。隣りの国とはいえども当時、外国へ行って戻ってくるのは相当な苦労があったんだろうな~そんな義湘大師の功績や洛山寺創建にまつわる資料、それからお寺の歴史が分かるものなどがいろいろ展示されています。2005年の大火事の時に燃え残った銅鐘の一部もあり、当時の火災のすさまじさを垣間見ることもできます。
記念館の向かいにはお土産ショップとカフェも。お寺カフェ?と、建物の奥のほうへ入ってみると、庭に海の見えるテーブルが!かなりステキなお寺カフェ!メニューは韓国の伝統茶が中心のよう。時間があればここでお茶をいっぷくするのもよさそう~
またお土産ショップのほうには韓国のお寺っぽいいろんなシブめのグッズが売っています。お寺らしいヨンコッパン(蓮の花パン)も気になるけれど、ナビQは記念に数珠みたいなブレスレットを友人とおそろいで購入。韓国のお寺にはたくさんの数珠ブレスレットが売ってるんですよね。ナビQが買ったのは数珠っぽくなくてエスニックなファッションにも合いそうな感じのもの!干支のチャーム付きが可愛くてついつい買っちゃいました~10000ウォンでした!
裏門から出ると来たところと全然違うところに行ってしまうので、 宝陀殿(ボタジョン)まで引き返して脇道から正門のほうへ。お寺の門の外には2005年の火災の時に焼け残った遺品が展示されている一画もありました。

12:40~ お寺の前の干物屋さんでマッコリを一杯!

参道の入り口まで戻ってくると時間はすでに12時半過ぎ。これから10キロほど離れた束草へ行ってお昼ごはんの予定。さっき無料グクスは食べたけれど、たくさん歩いたしそれまでにお腹が空きそう!?ってことで、参道の門の近くに並んでいる干物屋さんを見ると前にテーブルが出ていてマッコリが飲めるみたいなので、ここでちょっと軽く腹ごしらえしていくことに!マッコリを注文すると、イカや魚などの焼いた干物をおつまみに出してくれるみたいです。
こちらのお店へ

こちらのお店へ

干物の焼ける香ばしい匂いが食欲をそそります

干物の焼ける香ばしい匂いが食欲をそそります

マッコリはオクスストンドンジュ。トウモロコシのトンドンジュ、マッコリよりちょっと高級な濁り酒です。あんまりトウモロコシっぽくはないけど、甘くまったりとしたお味。色はまさにトウモロコシ!韓国に10年くらい住んで酒を飲み続けてきたけれど、トウモロコシ系は初めて!
おつまみはおばちゃんが店先で焼いているイカとヤンミリ(イカナゴ)の干物、それから砂糖とゴマがまぶされた昆布スナックみたいなの。干したヤンミリはこのあたりの特産品。魚の身はあっさりしてるけれどほくほくで美味しい~お値段はこのおつまみ込みで1本5000ウォンです。
焼きたての干物盛り合わせ

焼きたての干物盛り合わせ

かんぱーい!

かんぱーい!

ヤンミリがあまりにも美味しいので、買って帰ることに。国内なら宅配も可能とのこと。縄につながったヤンミリ30匹ほどと、ガザミ(マツカワガレイ?)の干物も買って送ってもらうことにしました。お値段はヤンミリ12000ウォン、ガザミ10000ウォン。送料が4000ウォンとちょっと高いけれど、ソウルよりは安いし干物のにおいをさせながら持って歩くことを考えたら送ってもらうほうがいいですよね!?
ヤンミリとガザミの干物

ヤンミリとガザミの干物

ほかのお店にはソンイ(松茸)トンドンジュも!こっちも気になる~~

ほかのお店にはソンイ(松茸)トンドンジュも!こっちも気になる~~

13:20~ バスに乗って束草へ!

洛山寺をあとに、束草市へ向かいます!交通手段はバス。ソウルから来たときに降りたのと同じ停留所、「ナクサン(洛山)」から乗ればOK。この停留所にはソウルなどから来る長距離バスのほか、市内バスは9番か9‐1番しか来ないみたい。しかもどちらに乗っても束草へ行けるので初心者でもわかりやすいはず!また田舎だけど本数も1時間に4~5本ほど出ているみたいなので、バスを待つのに時間のロスもそんなになさそう。ナビQもバス停に行くとすぐに来た9番のバスにすぐ乗ることができました!
向かいにあるバス乗り場が洛山バスターミナル。ソウル行きのバスもこちらから。

向かいにあるバス乗り場が洛山バスターミナル。ソウル行きのバスもこちらから。

バスに表示されている「9」の番号もわかりやすい!

バスに表示されている「9」の番号もわかりやすい!

「9」か「9‐1」に乗れば束草へ行けます!

「9」か「9‐1」に乗れば束草へ行けます!

バスは海岸線を走って束草へ~

バスは海岸線を走って束草へ~

目的地は「エクスポヘンサジャン(エキスポ行事場)」。束草高速バスターミナルの次の停留所です。洛山の停留所で13:20頃バスに乗って13:40頃に到着。道も込んでいなくて20分ほどでつきました~近いですね!

さあ、これからこの近くにある海鮮料理の有名食堂へ行く予定!そして旅のレポートの前編はここまで。前編の洛山寺、いかがでしたか?海のすぐそばの丘の上にあって、空気はおいしく景色もキレイでなかなか癒されるお寺ではないでしょうか。あまりの居心地の良さにちょっと長居しすぎてしまったナビQ。無料グクスやマッコリはいただいたけれど、お昼ご飯の時間をだいぶオーバーしてしまいました。後半はランチ、束草の海鮮料理三昧から始まります!そして束草が見渡せるタワーに上ったり、渡し舟に乗って北朝鮮からの避難民の村、アバイマウルへ行ったり市場へいったり。日帰りでもいろんなところに行ってみますヨ!後編もお楽しみにー!以上、ソウルナビのナビQでした。

->後編をすぐ読みたいかたはこちら

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2016-05-12

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襄陽

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江原道の東部に位置する松茸の産地

洛山寺(襄陽)

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江原道の海沿いに建つ、1300年以上もの歴史のある仏教寺院。

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