ソウルで発見あれこれ

ソウルで生活を始めてみて驚いたことや体験したエピソードなどご紹介~!

みなさんこんにちは。早いものでソウルで生活を始めて、もう2ヶ月過ぎようとしております。ここで今回はソウルに来て、「郷に入らば郷に従え」の言葉のごとく、どうしても慣れないと暮らして行けない日本との生活文化の違いや、前から知ってはいたものの、やっぱり慣れない習慣、生活していてここは日本とは違うな~なんてことを、ささいなことではありますが、エピソードをまじえて紹介させて頂こうと思います。では、さっそく・・・
1. 車内で物売り (ビックリ度数:4)
韓国で地下鉄に乗ると毎回と言っていいほどよく見かけるのが、車内での物売り。写真のような大きなダンボール箱をどこからか引きずって来ては、突然大きな声で、商品の説明を始め、買い手がいなければ次の車両へと。中には座席に座ってる人のひざの上に無理やり置いて、強要する場面も。置かれた人もこれには苦笑い。どんな物を売りに来てるかと言うと、歯ブラシ、電池、吸盤フック、自転車に取り付けるような小さなライトなど。日本ではまず見かけないので、はじめはちょっとビックリしました。同じように小学生くらいの子が夜の11時過ぎに車内でガムを売り歩いてる姿を目撃したことがあり、この時はさすがになんとも言えない気持ちに・・・。

2. 駅改札にて (ビックリ度数:3)
ちょっと悲しいことですが、無賃乗車をする人がちらほらいる様子。日本ではそれほど見かけることはなかったんですが、自動改札を通り抜ける際、ゲートの下からくぐり抜けたり、中には勢い良く助走してきて、飛び越え、猛ダッシュで逃げる、といった光景をわずかな期間に何度も目撃してしまいました。大半は若い人たちですが・・・。

3. 席を譲る (ビックリ度数:2)
韓国は言わずと知れた目上の人を敬う国。その様子が一番かいま見られるのは車内ではないでしょうか。お年寄りはもちろん、年配の方に席を譲る姿は、日本よりもかなりの頻度で見ることができます。日本で自分はつい、眠ったフリなんかしてしまってましたが、こういう良いことは見習っていきたいものです。
 
1. ビニール袋は購入 (ビックリ度数:3)
これは環境や資源にも良いことだと思うのですが、コンビニやスーパーで品物を買い、レジにて会計をした後、日本では無条件、ビニール袋に入れてもらえますが、韓国ではレジを通すとそのままでビニール袋に入れてもらえないのです。自分の手持ちかばんに入れるか、1枚3円ほどでその場で購入するといった形になります。このことは有名なので、知ってる方も多いかとは思いますが、当初、そんなことを知らない自分は、いつになったら袋に入れてくれるのだろうと、店員さんとにらめっこをした経験もあります(汗)。ソウルに来てから、レジにて「袋、どうなさいますか?」という店員さんの韓国語がどうやっても聞き取れず、何回聞き直しても解からなくて、最終的に袋を持つ手のジェスチャーをされて、やっと、あぁ~こういうことを言ってたんだ~と気付く状況が何度か続き、ある日、レジにて「韓国語を勉強してるんですが、今何とおっしゃったのか紙にかいて下さいませんか?」と店員さんに言ってみると、ちょっと驚いた様子でしたが、快く書いてくれました。見てみると、「ポントゥ、ドゥリルカヨ?」と韓国語で書かれており、「ポントゥ?」電子辞書で調べてみると、「封筒」と。つまり、「封筒、差し上げましょうか?」。ん・・・こちらではビニール袋のことを「ポントゥ(封筒)」と言うみたいです。それ以来、店員さんから聞かれる前に、こちらから「ポントゥ、ジュセヨ!(ビニール袋、下さい)」と伝えています。

2. またまた物売り (ビックリ度数:4)
ある食堂で食事をしていると、見知らぬお兄さんが突然、パイナップルを片手に持ち、食堂の中に入ってきては、食事中のお客さんに試食をうながし、営業を始めたではありませんか。他人の敷地内で営業妨害にならないの?と思いきや、食堂の主人も当然のごとく気にかけず、そのまま働いていました。こういうこともよくあるそう。
1. トイレットペーパーネタ(パート1) (ビックリ度数:3)
韓国に来て所々のトイレの中で目にするのは、「紙を流さないで下さい!」という注意書き。じゃあ、どうするの?そう、トイレわきに置いてあるゴミ箱に捨てるというもの。こういう経験はしたことなかったので、今でも抵抗があって慣れておりません(><)。場所によって流せるところもありますが、施設が古いとか、紙の質が良くなかったりで、日本のもののように水にさっと溶けなくて、流すと詰まるのだそう。

2. トイレットペーパーネタ(パート2) (ビックリ度数:4)
庶民的な食堂に行くと、お手ふきや口ふき変わりにトイレットペーパーが、どんっ!っとテーブルの上に置かれていることがあります。始め見た時はちょっと食欲を失いましたが、今では少し慣れてきました。写真の食堂は壁に紙が引っ掛けられてます(笑)。

3. トイレットペーパーネタ(パート3) (ビックリ度数:4)
日本では受験をひかえた学生に、「キットカット」を「きっと勝つと」という願掛けで、チョコレートをあげたりしますが、韓国では受験をひかえた学生に、「トイレットペーパー」をあげるというもの。えっ?なんでそんなものを??これには理由があって、「試験の問題を解く」の「解く(プルダ)」という韓国語と、「紙で(鼻などを)かむ」の「かむ(プルダ)」という韓国語が同じで、問題をよく解けるようにと、それに願掛けてるようです(汗)。
1. とあるファッションビルの個性派女性 (ビックリ度数:5)
ウィンドウショッピングをしようと、東大門のとあるファッションビルに行って、ブラブラ服を見ていると、マネキンが着てる服がとてもかっこよく見えて、店員のお姉さんに、「この服、少し見せてもらっていいですか?」と話しかけてしまったのが運のつき・・・。試着した後、すごく似合ってるとお世辞をならべ、必死で売ろうとするお姉さん。もうちょっと他の店も見たかったので、断るときによく使う「後でまた来ます。」と言ってみたものの、通用せず・・・(汗)。お姉さんは壊れたピストルのように話し出し、「今、買えば3500円を3000円にしてあげる」「この服を気に入ってるのに何で買わないの?」「私が話してる韓国語も全部理解できてるでしょ?」と、しばらく一方的に続き、「今、手持ちが2000円しかないので・・・。」と断って、よし、これであきらめてくれるだろうと思いきや、「じゃあ、その2000円をここに置いて、足りない分は近くのATMでおろしてきてください!」と・・・そうくるか~!!「2000円しか持ってないっていうのはうそなんでしょ?私はうそをつく男はきらいなんです!」とまで言い出す始末。なんでここまで言われなきゃいけないの~?と思いきや、ここまで言われるとこちらもおもしろくなって、「そうやってしつこくするから、日本人観光客が減るんですよ~。」と忠告し、「もう少し安くしてくれたら、この服買いますよ。」と言ってみると、「じゃあ、特別に2800円にしてあげる。」とのこと。その値段で服を購入し、店を後に違うファッションビルでウィンドウショッピングを続けていると、さっき買ったのと同じ服を発見!さっきの店とは違い、値札が付いていたので見てみると、2800円・・・チクショーッ!(汗)。お姉さんが一枚うわ手でした。韓国女性は熱いですよ~。

2. 大型スーパーの海苔販売おばちゃん (ビックリ度数:5)
とある大型スーパーで買い物をしていて、お菓子をカゴに入れ、海苔も買う予定だったので海苔売り場に行き、海苔をカゴに入れて去ろうとすると、販売のおばちゃんがカゴに入っているお菓子を見て突然、「こんなお菓子食べちゃダメよっ!」と言ってくるではありませんか。あっけにとられていると「こういうお菓子には体に悪い添加物がたくさん入っていて、この先、子供も作らなきゃならないのに、親がこんなものを食べてどうするのっ!その子供の体にも悪いからこのお菓子は買うのやめなさい!」と。自分の親からも言われないようなことを、たった今、会ったばかりの人に言われてビックリはしたものの、目を見ると、このおばちゃんは本当に自分の体のことを気にかけて言ってくれてるんだと伝わってくるものもあって、なんとも心温まるではありませんか~。するとおばちゃんは、試食用の海苔を取って、僕の口まで運んでくれたり、隣の売り場で自分の娘も働いているらしく、日本語を勉強しているから友達になってやってくれと紹介までしてもらい、韓国人のコミュニケーション度の高さにほんとビックリさせられました。
海苔販売のおばちゃん 海苔販売のおばちゃん

海苔販売のおばちゃん


良い経験、悪い経験、どんなことであれ、人同士が接するコミュニケーションを大切にする国、韓国。日本では経験することのできなかった熱くて深い韓国人の人間性、情など、これからこの国でつちかっていけたらなと思います。 今回ご紹介した内容はほんの一部ですが、ここは日本とは違うな~とか、ここは韓国らしいな~といった発見を、今度はみなさんが韓国に訪れて発見してみてください。おもしろい発見、体験などしましたらぜひお聞かせくださいね。では、また会う日まで、アンニョン~。  

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-03-09

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