戦前の建物から最新文化まで!ソウルで見かけた日本的な建物やお店、グッズを集めてみました!
こんにちは、ソウルナビです。海外の街で日本語や日本に由来するものを見つけると、ついうれしくなりますよね。日本のすぐ隣りににあり、地理的にも歴史的にも日本と関わりが深い韓国。韓国は自らの伝統を大切にし、自国の文化をとっても大事にしているイメージがありますが、実は街の中にはいっぱい「日本」があふれています。今日はソウルでそんな日本を探してみました。それでは、さっそく行ってみよう!
★建物編
1910年から1945年まで、日本の統治時代だったソウル。その当時につくられた近代建築の建物の一部が現在も残り、保存されています。有名なところでは旧ソウル市庁舎や旧ソウル駅舎、新世界百貨店明洞本店本館、旧東亜日報社屋など。いずれも現役の建物として現在も使用されています。
★お店編
ここ数年、特に増えたのが、日本からやってきたチェーン店。COCO壱番や丸亀製麺など日本の町でお馴染みのお店もすっかりソウルに増えました。ただ、すでに撤退してなくなったり、メニューが現地化してすっかり変わってしまったところも。またレストラン以外にはユニクロやダイソーなどもソウルですっかりおなじみに。
・・・日本のスイーツのお店も。
・・・日本人がオーナーだったり、経営にかかわるお店も。
・・・日本の食料品を販売する店も。
・・・デパ地下にも日本食や期間限定のスイーツが。
★料理編
日本料理も大人気。とくに「居酒屋」はソウルのどの街でも見かけるほどすっかり浸透。特に江南や弘大、鍾路など、若者が多いところに多くあります。また焼き鳥も人気あり。日本風をアピールするため、日本語の看板もずいぶん増えました。とんかつもチェーン店があり、寿司やふぐは昔から「日式(日本式)」料理として韓国ではおなじみ。ラーメンは2005年頃から日本のとんこつラーメンが人気に。丼物もブームになり、街中にどんぶり専門店ができました。
<居酒屋>
<ラーメン、カレー、丼>
<一般日本料理、しゃぶしゃぶ、寿司>
・・・博多料理やひつまぶしなど、本格的な地方料理や日本風の洋食を出すお店も。
とんかつやうどんはプンシク(軽食堂)でも欠かせないほど、韓国ではおなじみのメニュー。また、屋台のプンオパン(たい焼き)も、すっかり韓国を代表する屋台フードに。
コンビニやスーパーにも日本の食品が。日本から多くのお菓子が輸入され、販売されています。
<輸入された日本のお菓子>
<日本のキャラクター>
★食べ物ブーム編
たこ焼きブームから始まり、丼ブームに長崎ちゃんぽん、コロッケ、アンパンなど、日本でもおなじみの食べ物が次から次へ韓国でブームに。たこ焼きは今では観光客がいない町にも屋台があるほど。また、最近は日本のメーカーと韓国のメーカーが提携することも多く、そのおかげで「はちみつバター」が大ブームに!
★カルチャー編
東野圭吾や宮部みゆきなどは韓国でも人気。新刊はすぐ韓国語に翻訳され、出版されます。日本の小説の人気ぶりは「日流」と呼ばれることも。また日本のマンガも大人気。書店には韓国語に翻訳された日本の漫画がいっぱいならんでいます。またテレビでも放送されるアニメも韓国で人気。以前なら「クレヨンしんちゃん」、現在は「妖怪ウォッチ」!子どもたちも日本できく同じ歌を歌っています。またコスプレを楽しむ人たちも多く、イベントでのコスプレ企画のほか、公園では撮影会なども開かれています。
・・・大手書店には日本の書籍コーナーも。
・・・日本のアニメイベントも
<コスプレ>
・・・日本の映画祭やジャパン・フード・フェスティバルのほか、日韓交流おまつりでは日本各地方のお祭りや踊りをソウルでみることができます。
日本語の案内板
駅や道路の標識、お店の案内板にも日本語が増えました。なぜここに日本語?という不思議な案内もありますが・・・
<お店の案内板>
<道路名の案内板>
<駅の日本語>
★その他の日本
日本料理のお店でないのに日本語があったり、ちょっと不思議な日本も。
<なぞの日本テイスト>
いかがでしたか? いつのまにか「日本」がぐっと増えたソウル。日韓の間には厳しいニュースや意見がよく聞こえてきますが、実は日本が身近なところに浸透しています。お隣りだけに、日本のものは韓国人からみて親しみやすい部分が多いよう。かつては日本語の音楽や日本映画が規制され、町で日本語の看板をほとんど見かけなかったのに、今では日本語のTシャツを着て歩いている韓国人がいても驚かないほど。時代は変わりつつあります。そんなソウルで日本を探してみると、また韓国の別の面が見えて面白いかも?以上、ソウルナビでした。