タットリタン

地元でもなかなかメインには輝けない、、、特に外国人にはあまり知られちゃいないけれど、一度食べたら必ず癖になるぅ～という密かに人気上昇中の鶏メニュー、｢タットリタン｣！実は｢タットリタン｣、専門店はほとんどありませんが、参鶏湯やタッハンマリなどの鶏料理専門店、居酒屋のサブメニューやおつまみメニューとして、あるいはジモティが通う食堂などに多くあり、探してみると実はいろんなところで食べられることが発覚！

教えて！｢タットリタン｣の作り方

ということで今日はタットリタンの作り方を伝授してもらいに、ソウルの中心繁華街、明洞にある｢明洞参鶏湯｣にお邪魔したいと思います。聞くところによると、ここはもともと参鶏湯専門のお店なのですが、タットリタンも隠れた人気メニューだそうで、特に日本人のお客さんの中には一つ頼むと２人分ほどあるこのタットリタンを一人で平らげて帰る人もいるとか。

＜材料＞２～４人前分

調味料・・・

野菜・肉など・・・ ・　鶏肉（１羽） ・ 唐辛子(半分) ・ 人参（５分の１） ・ 玉ねぎ（４分の１）
・ じゃがいも（１つ） ・ 大ねぎ（１本） ・ ゴマの葉（10枚） ・ ごま油（１スプーン）

＜作り方＞

上記の材料を準備します。

フライパンに食べやすい大きさに切った鶏肉と水を入れて煮立たせ、灰汁と脂を取り除きます（約５分）。
＊注意！強火で長時間やらないこと。沸騰する程度の火加減にして、５分ぐらいでさっと終わらせましょう。

フライパンの水を捨て、サムゲタン用のスープ（鶏がらスープでもよし）を肉が充分隠れるほど入れます。

軽くスープが温まったら、次々に調味料や野菜を入れていきます。
順番は、煮えるのに時間のかかるジャガイモから入れ、その後ニンニク、生姜、野菜の濃縮スープ、醤油、コチュジャンを入れます。

少しして残りの野菜（ゴマの葉以外）を入れた後、最後に唐辛子の粉（辛さを調節してください）とごま油を入れます。

強火で１０～１５分ほど煮ます（ゴマの葉は最後に入れましょう）。

野菜や肉に全部火が通って味が染み込んだら食べごろ！

｢タットリタン｣の食べ方

一般に地元の人は、家庭ではご飯のおかずとして食べる場合が多いですが、外で食べる時は、お酒のおつまみとして注文することが多いそう。大きな鍋に１度全体に火を通した状態で運ばれてきて、さらにテーブルで５分ほど煮れば出来上がり！鍋で出てくるので一人前で頼めるところはあまりなく、だいたい２～３人でつっついて食べるタイプがほとんど。目の前で煮ながらアツアツを食べられるのがまた魅力で、さらに！お好みによって途中ラーメンやカルグクス（うどん）を入れたり、最後の残ったスープでチャーハンを作ったり、食べ方はいろいろありますが、お店によって違うので聞いてみてくださいね。