春のスイーツ特集【2013年】 ~第2弾、梨泰院・漢江鎮編~
スイーツだけじゃなくイケメン店員さんも探しちゃう!?春のスイーツ食べ歩き、第2弾!
こんにちは!ソウルナビです。4月も半ばを過ぎ、今年はちょっと遅めだったソウルの桜も今ちょうど満開を迎えています!ぽかぽかと暖かく、花が咲き乱れ、何もしなくてもウキウキするような春。今日は、そんな春にぴったりのスイーツを探そう!という春のスイーツ特集第2弾をお届けしましょう!これまでは毎年、冬恒例だったスイーツの食べ歩きですが、今年は春も食べ歩いちゃおう!さらに今回、春のスイーツ特集ではスイーツだけじゃなくなんとイケメンも探してしまおうという豪華企画!カッコイイ店員さんがいるカフェをイケメンカフェなんていいますが、まさにそんなお店のスイーツを狙ってゴーゴー!!では第1弾に引き続きナビ女子組、アヨン、あっきー、アンナちゃんの3人と一緒に春の韓国スイーツ&韓国イケメン探しにしゅっぱーっつっ!
美味しいスイーツとイケメンのいるカフェ・・・一体どこへ行けば!?
話題のスイーツなら現地の口コミやネットなどの情報で調べられるけれど、さてイケメンのいるお店はどうやって探せばいいの!?イケメンスタッフのいるお店のウワサをききつけても、イケメンと言っても人それぞれの好みもあるし、毎日お店にいるわけでもないし・・・「スイーツと一緒にイケメンスタッフのいるお店を探そう!」と意気込みは良かったけれど、はて実際にお店を探すとなると意外と難しい・・・そこでまずは話題のスイーツがあるカフェが多く、かつナビ女子が見てイケメンの多そうな街を絞ってみることに!
その結果、候補に挙がった狎鴎亭(アックジョン)、新沙洞カロスキル、梨泰院(イテウォン)。今回はこれらのエリアに行ってきました~ちなみにメインテーマはあくまでも「スイーツ」、イケメン探しはついで(?!)ナビが訪れた全てのお店にイケメンスタッフがいたわけではないことを予めご了承くださーい!
■■第2弾は梨泰院・漢江鎮編!■■
というわけで春のスイーツ食べ歩き、前回の第1弾、狎鴎亭・新沙洞カロスキル編に続いて、第2弾は外国人が多く集まり、特にここ数年オシャレなカフェやレストランが増え続けている梨泰院(イテウォン)とそのすぐお隣の漢江鎮(ハンガンジン)へ!こちらの3軒に行ってみました。
★La Bocca(ラボッカ)★
~在韓日本人の間でも美味しいお店として評判!?本場イタリアのデザートが味わえるレストランカフェ!
梨泰院編1軒目は、梨泰院駅からメインストリート沿いを漢江鎮方向へ3分ほど歩いたところにあるカフェレストラン「La Bocca(ラボッカ)」。大通りに面して一段高くなったテラス席がいい雰囲気のお店!こちらはパスタやサンドイッチ、ブランチセットなど食事メニューのほか、ケーキやジェラートなどスイーツ類も充実。現地でも美味しいお店として有名ですが、在韓日本人の間でも評判のお店とか!?ショーケースには美味しそうなスイーツ類がずらりと並んでいます。うーん、どれにしようか悩むところ。店員さんに人気のメニューを聞いてみると、アールグレイ・ティラミスとミルフィーユがよく出るとのことで、その二つを注文!
★★アールグレイ・ティラミス 8,500ウォン
「さっそくいただきまーす!」
「んん!??」
「どうしたの?!」
「美味しいぃ~~」
「どれどれ・・・ん、ホントだ!コレ美味しいね!」
「紅茶の味もちゃんとする!」
「紅茶、好きなんだよね♪最近、韓国にも紅茶味のスイーツが増えた気がする。」
「あ、中に黒いのが?!スポンジか~これもしっとりしてて美味しい~」
「8,500ウォンはちょっと高いかと思ったけど、思ったよりボリュームもあるかも~」
★★ミルフィーユ 8,500ウォン
「じゃあ、次はミルフィーユ!これも大きめだね。」
「って、これどうやって切ったらいいんだろう!?固くて切れない~~・・・あああ、つぶれちゃった!」
「まあ、食べちゃえば一緒なんじゃ!?」
「確かに。クリームが出ちゃって見た目はちょっとイマイチだけど、クリームと生地部分をフォークで一緒にすくったらサクサクいいカンジ!」
「やっぱり生地はちょっと固めかな?」
「横のソースは・・・赤いのはストロベリーだね。黄色いほうは、なんだろ?コレ。」
「マンゴーじゃないですか!?」
「ん、それっぽい。」
ちなみに後でミルフィーユの食べ方を調べたところ、横に倒してひと口大に切るとエレガントに食べられるとのこと。勉強になりました^^;
そして!忘れちゃいけないイケメンチェック!!こちらはお店のマネージャーさん!すらっと長身で背の高さは190cmとか。落ち着いていてシブい大人の魅力を醸し出している、やさしそうなマネージャーさんでした!ほぼ毎日お店にいらっしゃるそうですョ。
★Rose Bakery(ローズベーカリー)★
~パリ、ロンドン、東京でも人気のカフェのスイーツはいかに!?
次は梨泰院からお隣りの漢江鎮(ハンガンジン)エリアへ。ここ数年でオシャレなカフェやレストランがぐっと増えたこの辺り。特に大通り沿いは「コムデギャルソン通り」と呼ばれているのをご存じですか!?この通りの名前の由来になったコムデギャルソンの建物の1階にあるカフェが、今回2軒目に行ってみる「Rose Bakery(ローズベーカリー)」!フランスはパリでイギリス式デリカフェとして誕生したあとロンドンに逆上陸、日本にも数店舗あるローズベーカリーのソウル店です。洗練された雰囲気の中、BIO食材を使用したヘルシーなヨーロピアンスタイルのお料理やスイーツが味わえるとソウルでも評判!そしてローズベーカリーといえば、キャロットケーキ!!ウワサのキャロットケーキを食べようっと突撃~~!
「すみません、キャロットケーキはありますか!?」
(店員さん)「あ、今日はもう売り切れてしまったんですけど・・・」
「えええ~~!!いつもこんなに早く売り切れちゃうんですか!??」
(店員さん)「はい・・・毎日ではありませんが、この時間には結構なくなっていることが多いです。」
「そうかあ~残念(泣) じゃあ、キャロットケーキ以外のケーキでオススメは?」
(店員さん)「甘いのがお好きでしたらバナナ、ちょっと甘さ控えめのものだったらピスタチオはいかがでしょうか。またタルトなんかもありますよ。」
「んー、ピスタチオ美味しそう!ちょっと変わってるし。じゃあピスタチオケーキと、それからタルトの中では・・・ちょっと春らしい色のアーモンド・フルーツタルトにします!」
★★アーモンド・フルーツタルト 8,000ウォン (写真手前)
★★ピスタチオケーキ 6,000 (写真奥)
「ピスタチオの緑とフルーツタルトの・・・これは何かのベリー?濃いピンク色が春らしい配色だねえ。タルトにもピスタチオがトッピングされてるし。」
「ではフルーツタルトからいってみよっか」
「切ってみたら中にもフルーツが入ってる!」
食べてみて・・・
「わー、美味しいっ!アンナこれ好き~~」
「ん、意外と素朴だけどしっかりした生地が良いカンジだね。しっとりしてるし。」
「そういうの好きなんです~」
「ピスタチオケーキもしっかりめの生地。」
「甘さ控えめってきいたけど結構甘いかも!?」
「でもなかなかイケる!ピスタチオの味は・・・確かにするような??」
「んー、でもかなりしっかりした生地で、タルトもそうだけど口の中の水分がとられちゃいそうだよ~~」
「コーヒーと一緒にいただくといいかも。」
ところでこちらのお店、お客さんが席に着くとテーブルの上に大きな白い模造紙を置いてくれるんです。そしてテーブルの上には色鉛筆が。これは自由に落書きしてもいい紙!なかなかアートな計らいですね。ということで、ナビたちも落書き~主にアンナちゃんの監修で、こんな作品(?)を作ってみました~!
そして、こちらはナビたちに商品の説明をしてくださったスタッフ!細身ですらっと背が高く、モデルさんのような雰囲気。彼も190cmくらいあるとか。さっきのお店もそうだけど、梨泰院は高身長率が高いかも!?毎週月曜日以外は毎日お店にいらっしゃるそうです。
★Take Out Drawing(テイクアウト・ドローイング)漢南店★
~ツノの正体は!?アートな謎のスイーツたちが揃う、魅惑のギャラリーカフェ!
春のスイーツ食べ歩き、最後のお店はこちら「Take Out Drawing(テイクアウト・ドローイング)」の漢南店。こちらは梨泰院のお隣、ノクサピョン(緑莎坪)駅の近くと、演劇の街、大学路(テハンノ)に位置する美術館の1階にも支店のある、オーガニックなギャラリーカフェ。文化や展示、芸術分野の月刊新聞を発行していて、店内にも現代アートの作品を展示、販売していたりするアートな雰囲気のカフェです。何でもこちらには、そんなお店のコンセプトにぴったりのアーティスティックなスイーツがあるとか!?2階建ての建物の前に芝生のテラス席がステキなお店の入口にはメニュー表が。何だかちょっと変わったメニューの写真が載っています。
「わ、このコーヒーカップの上にツノの立ったやつ、何だ!?」
「うーん、想像がつかないな。お菓子?飲み物??他にも変わったメニューがいろいろあるね・・・」
さっそくツノがたっている謎のメニューと、他に不思議なメニューの中からもう一つ、牛乳を注ぐと泡が浮き上がるというこれまた謎のメニューを注文。
★★ポップンケミ/Storming Ant 7,500ウォン (写真奥)
★★ポレ・モレンコンジャン/Paul’s Meringue Factory 7,500ウォン (写真手前)
「こっちの白いやつ、30秒経ってからピッチャーの温めた牛乳を注ぐらしいよ!」
「運んでくる間に30秒くらいは経ってるはず。じゃ、入れてみまーす。」
ドボドボと注いてみると・・・
「う、わ、わわわ~!すごいっ!店員さんが話してたとおり、すっごい盛り上がってきた!」
「わあ~、一体どうなってるんだろ!?」
「すごーい!!」
「っていうか、これ、どうやって飲めばいいの!??」
「店員さんにきいてみよう。」
「すみませーん、これ、どうやって飲むんですか!?」
(店員さん)「はあ、そのままどうぞ。」
「えっ、ちょっと飲みにくそうだけど・・・じゃあ、いただきます~」
「ん、牛乳・・・温めた牛乳だ。」
「どれどれ。(飲んでみる)うん、確かに。この上の黒いのは黒ゴマだね。」
「黒ゴマが香ばしくて美味しいかも~」
「うん、黒ゴマと甘めのミルクは合ってる!」
「んー、でも牛乳だね・・・」
あとで再び店員さんにきいてみたところ、この泡の正体はミルクを泡立てたもの。さらに牛乳を注ぐことによって、泡の部分だけが上に盛り上がるとか。そしてこのメニューの名前「ポップンケミ」は「爆風アリ」という意味。なるほど、アリが爆風のように(?)浮かび上がってくるというコトなんですね!さすがアート・・・
「じゃあ、今度はこの謎の物体をチェック!」
「これ、下のカップにはエスプレッソコーヒーが入ってるんだって。上のツノの部分を取って砕いて、エスプレッソに浸して食べるらしいよ。」
「へ~、面白いね。じゃ、ツノを外してみるね。・・・わわ、思ったよりも固い!?」
「まずはこれだけで食べてみよっか?・・・あ、これ、メレンゲなんじゃ!?」
「そうだそうだ、メレンゲだ~」
「ん、エスプレッソがかなり濃いだけあって、メレンゲと一緒に食べるとほんのり甘みがついていいかも~」
「うん、コーヒー自体はホントに濃い!」
「そうだね、別々にいただくより、おもいっきりひたしちゃってスプーンですくってたべるほうが美味しいかも!?」
「それにしても変わってるよね、コレ。」
ちなみに「ポレ・モレンコンジャン」と名前も不思議なこちら。英語のほうのタイトル「Paul’s Meringue Factory」を見ていただくと分かると思いますが、ポレとは外国人の名前でモレンはメレンゲ、そしてコンジャンは工場。「ポールのメレンゲ工場」という意味なんです。後でくわしく調べてみると、こちらのお店で行われた「空想の都市」という展示の主題として誕生したメニューとか。そしてさきほどの「ポップンケミ」なども合わせて、こちらで出されるちょっと変わったメニューたちを「ドローイング・メニュー」というらしいですよ。また、こちらのお店、実は映画「建築学概論」の撮影地とか!
<あっきー>
☆☆La Bocca(ラボッカ)のアールグレイ・ティラミス☆☆
紅茶が好きで、紅茶味のスイーツも大好き!韓国でも最近、紅茶味のものが増えてきて嬉しいところ。紅茶の味がほのかに感じられて上品な甘さのこちらも一気に気に入りました!梨泰院の景色を眺めながらゆっくりできるテラス席もお気に入り。ところで前回もベストにティラミスを選びましたが・・・もともと特にティラミスが好きってわけではないんです。韓国では、例えば日本でいうイチゴのショートケーキみたいにケーキの定番になっているのがティラミスで、登場頻度が高いかも。ということもあってか、ティラミスのレベルが全体的に高いように思います。
<アヨン>
☆☆La Bocca(ラボッカ)のミルフィーユ☆☆
悩む・・・でも今回あえてベストを選ぶとしたら、ラボッカのミルフィーユかな~正直今回アヨンの中ではどれも同じくらいだったの。でも、ラボッカはテラス席で開放的な気分だったのか、アヨンがミルフィーユの切り方間違えてクリームが溢れだしたからか(笑)一番印象に残ってる!次はちゃんとしたミルフィーユの切り方を勉強してからもう1度リベンジしに食べに行きますよ☆ ちなみに・・・ミルフィーユはケーキのように上から切るのではなく、ミルフィーユを横に倒してナイフで切るそうです。みなさんミルフィーユを食べる時は気をつけて!!
<アンナちゃん>
☆☆Rose Bakery(ローズベーカリー)のアーモンド・フルーツタルト☆☆
ハンガンジンベストは、ローズベーカリの「アーモンドフルーツタルト」。これは、まさにタイプ!!個人的に、タルトが大好き♪ってこともありますが、固いタルトの生地の部分がすっごくおいしい!!! カロス編でも、アンナはチュロスをチョイスしましたが、硬いスイーツが大好き!ベリーの甘酸っぱい感じもそして見た目も素敵!!今回のベストイケメンは、もしかしてこのタルトかも!?