EXPOも開催された、お花と蝶々のお祭り!
皆さん、こんにちは!ソウルナビのコーミィです。春ですね~!ソウルも一雨一雨ごとに暖かくなり、桜が散った今は、濃いピンク色のチンダルレ(ツツジ)が満開の時期となり、黄色のケナリ(レンギョウ)との華やかなコントラストが気分をウキウキさせてくれます。先日、義母の家でチェサ(法事)があり、久しぶりに全羅南道を訪れて来ました。せっかく遠出するなら楽しまないと!・・・ということで、ちょうど義母の家から近い地域で”蝶のお祭り”が開催されると聞いて、行ってきました。それでは皆さん、一緒に春を感じにレッツゴー!!
まずは、その前に腹ごしらえ~。
前から行きたかった羅州(ナジュ)にあるコムタン通りを目指します。義母の家からそう遠くはないはずなのに、今まで「ナジュコムタンを食べに行こう!」と家族を誘っても、どうしてかみんな気乗りせずでした。でも最近、子供の幼稚園の韓国人ママ友から、ソウルからナジュコムタンを食べにいったことがある、かなりおいしいよ!と聞いて、コムタンを食べに行く事を決意・・・ということで、コーミィ家族とお義母さんの4人で行ってきました。
平日の早めのお昼時にも関わらず、沢山のお客さん。シンプルなメニューの中から、基本のコムタンとスユッコムタン(お肉多目)をオーダー。 子供には専用の茶碗にスープご飯付。子供にやさしい~^^
すぐに運ばれてきて、いただきます!一口スープを飲むと・・・んんっ。おいしい!!透明なスープの中にはたっぷりのすりゴマとゴマ油。お好みでコチュカル(唐辛子粉)をどうぞ。味はさっぱりしていて、お茶漬けのようにさらさらいける。お肉は歯ごたえがある肉厚のものがゴロゴロ。数え忘れたけど、7枚以上は入っていました。スユッコムタンにはさらに入ってるってことですね。お肉はコチュジャンソースにつけてもおいしいです。
白菜キムチは、これぞ全羅道キムチ!というチョッカルいっぱいのお味。もう一つのカクトゥギ(カクテキ)はおいしいけど不思議な味。口の中に入れた後、何かふわーっと甘い香りがする。あっ、もしかして桃かも・・・と家族全員が一致したので、桃が入っているのではと予想しました。機会があればぜひ食べてみてくださいね。
◆◆第15回咸平蝶大祝祭(ハンピョン・ナビ・デチュッチェ)◆◆
ナジュをあとにして、いよいよ咸平(ハムピョン)へ。今年(2013年)で15回目となる『咸平蝶大祝祭』は全羅南道・咸平(ハムピョン)郡というところで開催されています。ソウルから咸平までは車では約3時間半ほど。お祭り期間中は、ソウルの竜山駅からKTXでも行けるので、木浦(モクポ)観光とセットで旅行もいいですね。
この小さな街のお祭りが韓国で知られるようになったのは、ここ数年のこととか。もともとは土手沿いに咲く菜の花祭りから始まったそうですが、地元の方がアイデアを出し合って、蝶をテーマにしたお祭りを開催するようになり、2008年にはEXPOを開催するほどの国際的なお祭りへと拡大して現在に至っているそうです。
入場料は大人7千ウォンですが、チケットを受け取ると3千ウォン分のクーポンが付いてきます。以前にはなかったサービス!
このクーポンは、施設内の屋台や売店、そしてお祭り会場外の咸平市内のレストランでも使用可能とのこと。これはいいアイデア!お得感がありますね^^
テーマは「蝶と一緒に幸せな世界!」
蝶、昆虫、爬虫類、そしてお花を盛り込んだ展示施設。そして以前にも増して体験イベントが目白押し。数年前に一度来た事がありましたが、その時にはまだ小さなお祭りで、今と変わらない入場料の割には展示が少なくて、かなりがっかりした記憶がありました。でもでも今回は何かが違う!一つ一つの展示が本格的になっていて、見所も満載でかなり充実していました。
地図
◆◆昆虫生態学校(地図5)◆◆
入り口では、お得なお値段でカブトムシの幼虫を販売中。
◆◆食品産業館(地図4)◆◆
地元の特産品を紹介するブース。いろいろ試食があり、楽しめます。
◆◆体験広場、食堂(地図6&7)◆◆
芝生にあるブースごとに体験コーナーがありました。石鹸作りや写真たて作りなど。マジシャンのブースなんてのもあり、子供用のマジシャングッズを販売していました。
◆◆インコのえさやり体験(地図8)◆◆
コーミィの娘が一番楽しかったと言っていた、インコと遊べるコーナー。えさ代2千ウォン+入場料一人千ウォンを払って中へ。カラフルなインコ達がお待ちかね。沢山えさを食べてくれるかなぁとわくわくしながら近づいてみるものの、みんなえさに見向きもせず・・・朝からずっと食べ続けていてお腹がいっぱいなんだとか。それでも手の上に乗って食べてくれる子もちらほらいました。
そんな時、テレビ局の撮影隊がやってきて、コーミィ家族がインタビューを受けました!カメラマンは娘にコメントを言ってもらおうと必死で練習させるものの、本人はかなりシャイで一言もしゃべらず^^;では変わりにアッパが話してくださいとのことで、結局まじめなコメントをアッパが答えて終了。後日、蝶大祝祭に関するテレビ局のニュースを探してみましたが、インコのコーナーでは別の家族のコメントが出ていて、コーミィ家族はやっぱりボツでした。う~ん、残念。
◆◆爬虫類展示館(地図9)◆◆
かなり本格的な爬虫類が展示されていました。
◆◆世界文化体験(地図11)◆◆
世界の料理や記念品を販売。最近たこ焼きにはまっている娘は、やっぱりここでもたこ焼きをオーダー。入場券についていたクーポンでゲットしました。
◆◆中央広場(地図10)◆◆
この日は開幕式当日でしたので、夜にはコンサートが開かれる予定。テレビ局も駆けつけてます。生中継するんでしょうか?広場のすぐそばでは、牛肉販売のブースがありました。ここで購入した牛肉は、近くのレストランに持ち込んでBBQできるようですよ。
◆◆蝶&昆虫生態館(地図13)◆◆
多分、ここがお祭りのメインになるのでしょうか。生態館の中は、熱帯のように暑く、蝶が放し飼いになっていました。あちこちにサナギが展示してあり、ふ化する様子をリアルタイムで見られます。
蝶がいるの分かりますか?
モンシロチョウですね。
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サナギから蝶になるのをイメージして作ったそうですが、これはちょっとわかり辛い!?
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◆◆農業館(地図14)◆◆
名前そのまんまの野菜の展示。コーミィ、意外とツボにはまりました。どうやって野菜が実るのか、はじめて知ったものも。
◆◆観光列車(地図23)◆◆
最後に、観光列車に乗りました。大人2千ウォン、子供千ウォンです。約3キロの道のりを15分ほどかけて会場を周遊します。カブトムシ号とてんとう虫号がいました。
いかがでしたでしょうか?他にもご紹介できなかったところが沢山あります。菜の花畑が広がる湿地帯の会場では体を使って体験できるコーナーが盛りだくさん。レンタル自転車やボート乗りでしょ、もう少し暖かかったら、どじょう掴み体験なんかも楽しそう。子供に人気の動物とのふれあい広場もありますよ。そしておもしろいのが、DJさんがいること。懐かしの韓国ミュージックをかけてくれるので、いろいろなリクエストにも答えてくれると思います。5月8日まで開催しているので、ぜひ足を運んでみてくださいね♪ 以上、ソウルナビのコーミィがお伝えしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-05-03