いよいよバスの24時間運行が開始!タクシーに乗らなくてもホテルに帰れます。
こんにちは、ソウルナビです。ソウルの交通手段には地下鉄もあるけれど、なんといってもソウル市内を朝から晩まで縦横無尽に走り回るソウルのバスは便利!かつてソウルのバスといえば公道で時速100kmを出す、ラジオをがんがんに流す、停留所の案内はずれまくる、停留所には止まらない、停留所でないところに止まるなどなど猪突猛進やりたい放題のイメージ。そんなソウルのバスも運転はあいからわず乱暴だけど、停留所には止まるようになり、停留所でないところにはとまらなくなり、停留所の放送もGPSらしくちゃんとするようになり、運行も総合的に管理&配置され、なんだか、かなりまじめになった?感じのあるソウルのバス。渋滞もあるけれど、使いこなせばこんなに便利な移動手段はありません。そのソウルのバスが、今年(2013年)の9月12日深夜から深夜専用バスの運行を本格的に開始しました。さっそく紹介しましょう。
深夜だけ走る「ふくろうバス」は全部で7
路線!番号はN!
深夜専用バス(オルベミバス)は通常のバスが終わった夜0時ごろから、翌朝の運行が始まる朝5時ごろまでに限って運行されます。運行路線は9路線。先行した2路線に今回の7路線が加わりました。路線はソウル市内の主要なスポットを経由するようになっています。深夜専用バスの運行間隔は約40分。料金は通常の運賃より割増となり、基本1850ウォン(交通カード使用時、非使用時は100ウォンプラス)。ちなみに深夜専用バスといっても、車両は通常のブルーバスと同じ。番号には目印として「N」がつき、英語で「Night Bus」の表示も。よく見えませんがフクロウ(オルベミ)のマークもあります。
東大門からバスに乗って帰ろう!
深夜の移動といえば、やっぱり旅行者は東大門市場から。いままでは終電までに帰ったり、タクシーに乗ったりしていましたが、これからは深夜バスに乗って、東大門市場からホテルまで帰りましょう。バスなら危険かもしれないタクシーに乗らなくても大丈夫。運行間隔は少しあいているけれど、危険な思いをして帰るよりずっと確かです。バスの一番の不安は降りる場所ですが、不安な時は運転手に確認してみましょう。地名ぐらいなら通じるはず。ちなみにソウルのバスは前乗り後ろ降りで、料金は先に支払います。
それでは、方向別に東大門市場の深夜専用バスの乗り場を見て行きましょう。
★A.hello apM前バス停から
ファッションビルhello apMの目の前にあるバス停。
N13 江南、蚕室方面
東大門市場ー>シンサ(カロスキル)ー>江南駅->COEX->ロッテワールド
N16 明洞、汝矣島、永登浦方面
東大門市場ー>明洞(ミリオレ)->南大門市場->麻浦ー>汝矣島ー>永登浦->九老駅
N30 明洞、ソウル駅方面
東大門市場->明洞(ロッテデパート)->南大門市場(北倉洞)->ソウル駅
★B.東大門・バス専用乗り場から
東大門(興仁之門)から東へ、道路の真ん中にある専用バス乗り場です。市場の中心部から徒歩5分ほどと歩きますが、鍾路や新村、弘大方面にはこちらから。
N26 鍾路、新村、弘大方面
東大門ー>鍾路->梨大->新村->弘大
N15 鍾路、明洞、ソウル駅方面
東大門ー>鍾路->明洞->南大門市場->ソウル駅
N30 明洞、ソウル駅方面
東大門->東大門市場->明洞(ロッテデパート)->南大門市場(北倉洞)->ソウル駅
※1つ先の★Aでも乗ることが出来ます。
★C.ミリオレ向かい側のバス停から
デザインプラザ前。
主にソウルの東北部や東部に向かうバスが止まります。
N16 大学路、道峰山方面
東大門市場ー>大学路->道峰山
N30 江東方面
東大門市場ー>東大門->長漢坪ー>千戸洞
★D.東大門・国立中央医療院前バス停から
乙支路を市庁方面へ進む路線が止まります。グッドもニーングシティやFITINはこちらが最寄り。
N62 明洞、梨大、江西方面
東大門市場ー>明洞(ロッテホテル向かい)->市庁->梨大->延大前->木洞駅
N30 明洞、ソウル駅方面
東大門市場->明洞(ロッテデパート)->南大門市場(北倉洞)->ソウル駅
※1つ前の★Aでも乗ることが出来ます。
★E.東大門・FITIN横から
FITINを出て左へ。ソウルの東部に向かうバスが止まります。
N62 往十里、建大入口方面
東大門市場->往十里->建大入口->オリニ大公園->面牧洞
N30 江東方面
東大門市場ー>東大門->長漢坪ー>千戸洞
※1つ先の★Cでも乗車できます。
★F.東大門・バス専用乗り場の向かい側乗り場から
主にソウルの東北部や東部、東南部へ向かうバスが止まります。
N15 弥阿方面
東大門->誠信女大->陀阿
N13 清涼里方面
東大門ー>清涼里->上渓洞
N30 江東方面
東大門市場ー>東大門->長漢坪->千戸洞
※1つ前の★Cでも乗車できます。
深夜に東大門市場に向かうには
<明洞から>
N15 明洞(ヤングプラザ向かい)->東大門(★F)
N16 明洞(プリンスホテル前)->東大門市場(★C)
N30 明洞(ヤングプラザ向かい)->東大門市場(★E/★C)
N62 明洞(外換銀行前)->東大門市場(★E)
<鍾路から>
N15 鍾路(南側)ー>東大門(★F)
N26 鍾路(南側)ー>東大門(★F)
<南大門市場から>
N15 鍾路(南側)ー>明洞(ヤングプラザ向かい)->東大門(★F)
N16 南大門市場ー>明洞(プリンスホテル)->東大門市場(★C)
<ソウル駅から>
N15 ソウル駅ー>明洞(ヤングプラザ向かい)->東大門(★F)
N30 ソウル駅->明洞(ヤングプラザ向かい)->東大門市場(★E/★C)
<江南駅、シンサ(カロスキル)から>
N13 江南駅->シンサ(カロスキル) ->東大門市場(★C)
<ロッテワールド、COEXから>
N13 ロッテワールドー>COEX->江南駅->シンサ(カロスキル)ー>東大門市場(★C)
<弘大、新村、梨大から>
N26 弘大->新村->梨大->光化門->鍾路->東大門(★F)
<大学路から>
N16 大学路->東大門市場(★A)
<永登浦、汝矣島、鷺梁津から>
N15 鷺梁津->明洞(ヤングプラザ向かい)->東大門(★F)
N16 永登浦->汝矣島->麻浦->南大門市場->明洞->東大門市場(★C)
その他の移動でも便利です。
東大門市場だけでない、他のエリア間の移動でも使えます。
<明洞から>
N15 明洞(ロッテデパート)ー>南大門市場(北倉洞)->ソウル駅->鷺梁津->舎堂駅
N30 明洞(ロッテデパート)ー>南大門市場(北倉洞)->ソウル駅
N16 明洞(ミリオレ前)->南大門市場->麻浦ー>汝矣島ー>永登浦->九老駅
N16 明洞(プリンスホテル前)->東大門市場ー>大学路->道峰山
N37 明洞(白病院)->シンサ(カロスキル)->江南駅
N37 明洞(白病院)->鍾路->光化門->ヨンシンネ
N62 明洞(ロッテホテル向かい)->市庁->梨大->延世大->木洞駅
N62 明洞(外換銀行前)->東大門市場->往十里->建大入口->面牧洞
<鍾路から>
N26 鍾路(北側)ー>光化門->梨大->新村->弘大
N15 鍾路(南側)ー>東大門->弥阿->忘憂洞
N26 鍾路(南側)ー>東大門->清涼里->忘憂洞
N37 鍾路(南側)ー>明洞(白病院)->シンサ(カロスキル)->江南駅
<南大門市場から>
N15 南大門市場(北倉洞)->ソウル駅->鷺梁津->舎堂駅
N30 南大門市場(北倉洞)ー>ソウル駅
N16 南大門市場->麻浦->汝矣島ー>永登浦->九老駅
N16 南大門市場ー>明洞(プリンスホテル)->東大門市場->大学路->道峰山
<ソウル駅から>
N10 ソウル駅ー>明洞(ヤングプラザ向かい)ー>鍾路->東大門->牛耳洞
N30 ソウル駅->明洞(ヤングプラザ向かい)->東大門市場->千戸洞
N15 ソウル駅->鷺梁津->舎堂駅
<江南駅から>
N13 江南駅ー>COEX->ロッテワールド
N61 江南駅->COEX->清潭駅->建大入口->蘆原駅
N13 江南駅->シンサ(カロスキル) ->東大門市場->清涼里->上渓洞
N37 江南駅ー>シンサ(カロスキル) ->明洞(白病院)->鍾路->光化門->ヨンシンネ
<COEXから>
N13 COEXー>ロッテワールド
N13 COEXー>江南駅->シンサ(カロスキル)->東大門市場->清涼里->上渓洞
N61 COEX->清潭駅->建大入口->蘆原駅
<ロッテワールドから>
N13 ロッテワールドー>COEX->江南駅->シンサ(カロスキル)ー>東大門市場->清涼里->上渓洞
<シンサ(カロスキル)から>
N13 シンサ(カロスキル)ー>江南駅ー>COEXー>ロッテワールド
N13 シンサ(カロスキル)ー>東大門市場->清涼里->上渓洞
N37 シンサ(カロスキル)->鍾路->光化門->ヨンシンネ
<弘大・新村・梨大から>
N26 梨大->新村->弘大
N26 弘大->新村->梨大->光化門->鍾路->東大門->清涼里->忘憂洞
N62 延世大->梨大ー>市庁->明洞(外換銀行前)->東大門市場-往十里-建大入口->面牧洞
<大学路から>
N16 大学路->東大門市場ー>明洞->南大門市場->麻浦ー>汝矣島ー>永登浦->九老駅
N16 大学路->道峰山
<汝矣島から>
N16 汝矣島->永登浦->九老駅
N16 汝矣島ー>南大門市場->明洞(プリンスホテル)->東大門市場ー>大学路->道峰山
<永登浦から>
N16 永登浦->汝矣島->麻浦->南大門市場->明洞->東大門市場->大学路->道峰山
案内板&スマホをチェック!
まだ深夜専用バスは8路線、しかも主なエリアと幹線だけですが、土日も平日と変わらず運行されます。40分間隔は気になりますが、怖いタクシーに乗るぐらいなら、40分ぐらい待ちましょう。また路線が重なる区間ならば2倍で実質20分間隔に。思ったより待たずに乗れそうです。またスマホのバス運行アプリをダウンロードすれば、現在、バスがどこを走っているか、また次のバスが何分何秒後に来るか、確認すれば待たずにすみます(ただ韓国語がわかる方のみですが・・・)。また、バスの乗車場には次のバスが何分後に来るのか、表示されているところも。この表示版を見ながら待つといいでしょう。
バス停にある路線図。すべて黄色で表示されています。
赤い矢印の先が進行方向のバス停
バス停にある時刻表。だいたいの到着時間がわかります。
路線図の案内地図。ただちょっと見難い。
ソウルはいつのまにか365日24時間、バスが運行する都市となりました。これからは終電や終バスを気にせず、タクシーも気にせず、ナイトライフを楽しむことができます(でも酔っ払ったらタクシーに乗ってしまうという意見もありますが・・・)。これはライフスタイルを変えてしまうかもしれない大きな変化!いつもソウルといえばこの手の準備が遅れがちなのですが、今回は運行前にバス停の路線図の準備が終わっていました。今回の本気度を感じます。でもまだ深夜専用バスが始まったことを知らない客も多く、「え、まだバスが来るの?」と驚く客も。利用客が増えれば、今後もっとバスの路線が増えることでしょう。深夜に移動される方は、できるだけ深夜専用バスで移動されることをオススメします。以上、ソウルナビでした。