写真で見る「ソウル灯篭祭り/ランタンフェスティバル2013」!

晩秋の清渓川を照らすたくさんの灯篭の明かり!今年も灯篭祭り初日の様子をお伝えします!

こんにちは!ソウルナビです。毎年秋、ソウル市民の憩いの場、清渓川(チョンゲチョン)で行われる「ソウル灯篭祭り」!今年(2013年)も11月1日にスタートしました!今年で5回目を迎え、今ではすっかりソウル定番のお祭り、ソウルの晩秋(または初冬)の風物詩になってきています。今年は11月17日までの17日間、午後5時から11時の間点灯される予定。ちなみに毎年、初日には盛大な開幕式など行われていましたが、今年は特になかったよう。ちょっと寂しい感じでのスタートとなりましたが、今年も初日からたくさんの人が訪れました!それでは、今年も清渓川に並ぶカラフルな灯篭、そして訪れている人々の様子をお伝えします!
※イベントの概要、開催場所などについては、上記「ソウル灯篭祭り/ソウル・ランタン・フェスティバル」のリンクをご覧ください。

「2013ソウル灯篭まつり」今年のテーマは?


今年のテーマは「漢城百済(ハンソンペクチェ)の千年の夢」。百済の文化、人々など百済の歴史が灯篭で表現されます。展示の出発地点は例年通り清渓広場からですが、今年は去年よりも展示区間が少し短くなり、三一橋(サミルギョ)までの約1kmの距離に。広橋(クァンギョ)の下では伝統灯の展示・販売などが、ハンビッ広場では灯篭作りの体験プログラムが行われています。この時期のソウルの夜はとっても冷えます!しかも川沿いを歩くので、暖かい格好をして出かけてください。人も多く道幅が狭いところもあるので、歩きやすい格好のほうが良さそう!
<会場マップ>

それでは、「2013灯篭祭り」にレッツゴー!!


<入場>
例年通り、会場は人がたくさん!これだけたくさんの人が一斉に入場したら、危ないですからね。入場するまでにぐるぐるっと回ってちょっとずつ時間をおいて順番に入場していきます。
☆それでは今年の灯篭をチェック!

<漢城百済500年>
百済の始まりから最盛期、百済の文化など。百済700年の歴史の中で、漢城(現在のソウル)から熊津に都を移すまでの約500年間の漢城百済時代は絢爛な海洋文化、鉄器文化を誇り、当時の日本の文化にも影響を与えたと言われています。
「鷹の勇猛さ、百済」 「鷹の勇猛さ、百済」

「鷹の勇猛さ、百済」

「漢城百済の始まり」

「漢城百済の始まり」

「百済の始祖、温祚大王」

「百済の始祖、温祚大王」

「百済の使臣船」

「百済の使臣船」

「百済の官制と服飾」

「百済の官制と服飾」

服の色によって階級が分かれているそう

服の色によって階級が分かれているそう

「百済の製鉄・精錬技術」

「百済の製鉄・精錬技術」

「日本に伝わる七支刀」

「日本に伝わる七支刀」

こちらが七支刀

こちらが七支刀

「百済の文様と瓦当」

「百済の文様と瓦当」

「王仁博士」

「王仁博士」

「ケロ王とドリム僧」

「ケロ王とドリム僧」


<熊津百済時代>
百済は熊津(現在の公州)に遷都後、政治的混乱を経て武寧王の時代に文化的な飛躍期を迎えます。繊細で温和な百済文化と開放的で国際的な交流の姿を示す武寧王陵から出土した遺物が灯篭に。
「武寧王と四天王」 「武寧王と四天王」 「武寧王と四天王」

「武寧王と四天王」

「環状の刀の柄」 「環状の刀の柄」

「環状の刀の柄」

「儀堂面の金銅菩薩立像」

「儀堂面の金銅菩薩立像」

「青銅鏡」

「青銅鏡」

「瑠璃童子像」

「瑠璃童子像」

「金製の耳飾」

「金製の耳飾」

「金製の冠装飾」

「金製の冠装飾」

「金銅製の靴と冠帽」

「金銅製の靴と冠帽」


<泗沘百済時代>
泗沘(現在の扶余)に遷都後の泗沘百済時代は活発な海上活動や交易活動を行って最盛期となり、百済文化を再び開花させました。特に、金銅大香炉は百済の芸術や理想郷を盛り込んだ芸術作品だそう!
「金銅大香炉」

「金銅大香炉」

「5人の楽師」

「5人の楽師」

太鼓の方

太鼓の方

「10匹の神獣」 「10匹の神獣」 「10匹の神獣」

「10匹の神獣」


<和合の百済精神>
百済の人々はもともと北から南へ移住してきた人たちだったそう。先住民や54の小国を統合し、一つにまとめていった百済の歴史はそれ自体が調和と和合のプロセス!ここでは百済の他にも韓国の神話、外国の灯篭、わかさぎなど様々な灯篭が展示されています。
「寧越の軍官」

「寧越の軍官」

「端宗と貞純王后」

「端宗と貞純王后」

「宗廟祭礼楽」 「宗廟祭礼楽」

「宗廟祭礼楽」

「ソルムンデハルマンの説話」と「燃灯ハルマン」

「ソルムンデハルマンの説話」と「燃灯ハルマン」

「自請妃(ジャチョンビ)とムンドリョン」

「自請妃(ジャチョンビ)とムンドリョン」

「台湾の伝統芸能」 「台湾の伝統芸能」

「台湾の伝統芸能」

獅子舞、龍舞、打楽器隊など、動作や表情が違う31の灯篭! 獅子舞、龍舞、打楽器隊など、動作や表情が違う31の灯篭! 獅子舞、龍舞、打楽器隊など、動作や表情が違う31の灯篭!

獅子舞、龍舞、打楽器隊など、動作や表情が違う31の灯篭!

「フィリピン・カピスの灯」

「フィリピン・カピスの灯」

「2014仁川アジア競技大会」

「2014仁川アジア競技大会」

「グリーンカード」とマスコット「ムルボミ」

「グリーンカード」とマスコット「ムルボミ」

「麟蹄ワカサギ灯」 「麟蹄ワカサギ灯」 「麟蹄ワカサギ灯」

「麟蹄ワカサギ灯」


<伝統灯の展示・販売、広報ブース>
清渓広場から3つ目の橋、広橋(クァンギョ)の下にあるブースでは伝統灯の展示や販売が。また麟蹄(インジェ)郡やフィリピンの広報ブースもあります!
広橋の下

広橋の下

麟蹄郡

麟蹄郡

フィリピン

フィリピン

伝統灯の展示、販売 伝統灯の展示、販売

伝統灯の展示、販売


<体験プログラム>
長通橋(チャントンギョ)の近くにある、ハンビッ広場では韓紙灯やLED創作灯など多様な種類の灯篭作り体験イベントも行われています。
灯篭作り体験中の人々 灯篭作り体験中の人々 灯篭作り体験中の人々

灯篭作り体験中の人々

灯篭祭りに来ている人たちの様子もチェック!!

毎年たくさんの人が訪れる「ソウル灯篭祭り」。順番に少しずつ入場していますが、川岸は大混雑!もし清渓川に落ちてしまったら大変!あわてずゆっくり見て回りましょう。川岸に座ってゆっくり灯篭を眺めている人々も。人が多いのはちょっと・・・という方!降りずに橋の上などから見ても灯篭はキレイに見えますよ^^
橋の上から見てもキレイに見えますよ~^^ 橋の上から見てもキレイに見えますよ~^^ 橋の上から見てもキレイに見えますよ~^^

橋の上から見てもキレイに見えますよ~^^

晩秋の清渓川に浮かぶ灯篭はとってもキレイ!初日からすごい人の数でしたが、これだけたくさんの人たちが詰めかけるのも納得です!「2013ソウル灯篭祭り」は11月17日まで開催中。市庁(シチョン)、光化門(クァンファムン)、鍾路(チョンノ)などのエリアから、また明洞(ミョンドン)からも歩いて行ける距離なので、近くまで来たときには寄ってみてはいかがですか?でも、川岸の散策路はでこぼこしていたりするので歩きやすい靴で来てくださいね。そして夜は冷えるので暖かい格好もお忘れなく!以上、今年もたくさんの人々で賑わう「ソウル灯篭祭り2013」からソウルナビがお伝えしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-11-06

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