もう1つの鍾路?鍾路と仁寺洞にある裏通りを歩いてみよう!

ピマッコルよりも広い、光化門から宗廟まで、鍾路に平行して走るもう1つの「鍾路」!

こんにちは、ソウルナビです。朝鮮時代から続くソウルのメインストリートといえば鍾路(チョンノ)。仁寺洞から明洞へ、または光化門から東大門へ移動するとき、必ず通る鍾路はソウルを代表するメインストリート。今日はその鍾路にほぼ平行してもう1本、宗廟あたりから光化門までのびる道「鍾路裏通り」をご紹介しましょう。ちなみに鍾路にはほぼ平行に走る路地「ピマッコル」もありますが、こちらの通りはピマッコルよりもずっと広め。通り沿いには古い町並みの横に近代的なホテルがあるかと思えば、仁寺洞を横断し、古いビルから再開発中の新しいビルまで、さまざまな風景が見られる、ソウルでも面白い通りなんです。今日はその「鍾路裏通り」を一緒に歩いて、通り沿いの風景を紹介したいと思います。さっそく行ってみましょう!

◇◆◇もう1つの鍾路通り!◆◇◆

かってに「鍾路裏通り」などと呼んでいますが、通りの正式名称は、東から西へ「三一大路30通り」「仁寺洞4通り」「仁寺洞5通り」「サムボン路」の4つ。それぞれ大通りと交差するたびに名前が変わります。今回は東から西へ、実際の通り名に沿い、エリアを分けながら歩いてみましょう。

A-B 三一大路30通り(サミルデロ・30キル)
B-C 仁寺洞4通り(インサドンサキル)/仁寺洞5通り(インサドンオキル)
C-D サムボン路(サンボンロ)

<<<A-B 三一大路30通り(サミルデロ30キル)>

昌徳宮路から三一大路までの三一大路30通り。通りの出発地点は地下鉄3・5号線チョンノサンガ(鍾路3街)駅と昌徳宮(チャンドックン)の中間にあります。鍾路3街駅の6番出口を出て、反対方向に進み、十字路にぶつかったら左へ、昌徳宮の方に向かって歩いて行くと、最初の角が裏鍾路通りのスタート地点になります。途中は伝統楽器のお店が並ぶ通り。出発地点のT字路になった角は、一見普通の角ですが、道をのぞくと、そそられる風景が見えます。
それではいざ通りに入って行きましょう。
なぜか日本料理のお店がある路地を過ぎ、右手にあるのが古いビル。韓紙づくりの体験場もあるよう。さらに先を進むと左手に古い商店街があります。この奥が益善洞。ちょっと路地に入ってみると、古い町並みが広がっています。右手にはイビス・アンバサダーや仁川クラウンホテルなどのホテルが。やがて楽園商街(ナグォンサンガ)が見えてくると、左手にアグチムやトクの店が増えてきます。

★通りの入口
★右手のビル
★左手、益善洞。
★右手、イビス仁寺洞。
★右手、鍾路サウナ
★右手、仁寺洞クラウンホテル
★左手、トク&アグチム通り、
★左手、ナグォンサンガ。

<<<B-C、仁寺洞4通り(インサドン4キル)+仁寺洞5通り(インサドンオキル)>>>

三一大路を越え、楽園商街やフレイザースイーツホテルを左に見ながら仁寺洞方面へ。右手にまた古いビルがあります。左右に見える路地を通り過ぎ、仁寺洞通りと交差。ここまでが仁寺洞4通り。交差点の先は仁寺洞5通り。さらにまっすぐ進むと、左手に鍾路タワーが見え、その手前に鐘閣駅に向かう近道が。さらにその先には鍾路で進む再開発で建設されたビル群が見えてきます。郵征路通りにぶつかる手前にまた古いビルが2つ、並んでいます。この左手にもビルがありましたが、最近取り壊され、更地に。

★通りの入口 ★右手、トク専門店
★左手、楽園商街 ★左手、フレイザースイーツホテル
★右手のビル
★右手の路地を入ると仁寺洞
★仁寺洞十字路
★右手、韓国観光名品店
★左手、チョンガク駅近道 ★右手、センターマークホテル
★左手、鍾路タワー 
★右手、古い建物
★左手、再開発で消えたビル

<<<C-D、サンボン路(サンボンノ)>>>

郵征局通りを超えるとはじまるサムボン路、左手には最近の再開発を象徴するビル、グランソウルが。しかし通り沿いには店も残り、まるで再開発に取り残されたような一角も。すっかり変わってしまったチョンドンジン通りを過ぎると、再び再開発のビルがあり、その向かいにあるのが鍾路区庁。区庁の目の前には行政書士など役所関係のお店が残る一角も。その先にロータリーがあり、地下道の出口が作られています。ここはチョンガク駅から再開発中のビルとビルを結ぶ地下道の出口。ロータリーを過ぎると右手にアメリカ大使館があり、世宗大王像が見えてきます。

★左手、グランソウル
★左手、グランソウルに向かう道/★右手、再開発中のビル
★左手、取り残された路地/★右手、曹渓寺裏に向かう路地
★左手、チョンジンドン通り/★右手、光化門に向かう道
★左手、取り残された路地
★右手、鍾路区庁
★左手、再開発されたビル
★ロータリー、世宗大王の銅像が見えてきた
★左手、地下鉄の出口/★左手、教保文庫方面、復元された中学川
光化門広場に到着。世宗大王が目の前にあります。
いかがでしたか?約1.4km、徒歩25分ぐらいの散策。古い町並みに近代的なビルが混在し、歩いてみると表通りである鍾路とは違った、また別のソウルが見えるはず。またこの通りを使えば、昌徳宮から仁寺洞、または鍾閣から仁寺洞、光化門から仁寺洞など、エリア間の移動にも便利です。いろんな通りを歩いてみて、新しいソウルを発見してくださいね。以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-08-17

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