八田靖史氏が留学した延世大学の語学堂。校舎は今も変わりませんが、コロナ禍の現在はオンラインで授業が行われているということ。地下の食堂も閉鎖されています。
語学堂の寄宿舎があった場所には、延世大学の新しい建物が立っていました。当時、石垣にあった階段は埋められています。色が違うのでわかりますね。
語学堂近くの人気食堂『多味』20年を過ぎてもまだ残っているにびっくりです。
メニュー表を見ると、価格帯はソウルの現在の相場とほぼ同じ。学生街にしてはちょい高の価格設定なので、大学職員や周辺の社会人がターゲットなのかもしれません。
こちらは牛骨スープがベースのサゴルウゴチタン、8,500ウォン。つけ合わせの3種類のキムチはどれも秀逸な味で、20年残る食堂には理由があるのだとよくわかります。
ソモリクッパ(牛の頭の肉を具にしたクッパ) も8500ウォン。恐らく20年前は4000~5000ウォン位だったと思われます。
こちらは、複数ある学生食堂のうちもっとも大きな学食が入っている、学生会館。
こぎれいで広々としています。ランチタイムも終わり、近所の子供連れもご飯を食べに来ています。
韓食留学1999では、定食は1,500ウォンとありましたが、さすがに値上がりしています。それでも学生食堂というだけあり、一番安いスンドゥブ定食は3,500ウォンと、控えめな値段です。
新村の食堂街&飲み屋街は、20年前当時と変わらない雰囲気が残ります。
裏通りもやはり変わっていない場所が多く、変わりゆくソウルの中心とは違い、なんだかホッとしてしまいます。
裏通りで見つけた格安食堂、キムチチム定食が4,000ウォン!
隣のトンカツ定食は3,000ウォン!豚肉も年々値上がりしていきますが、利益はどこから?と心配になってしまう値段です。学生街ならではですね。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2021-08-26