2年半ぶりの日本帰国(2022年7月編)

韓国から日本への一時帰国の準備などを詳しくレポ!2022年7月中旬の様子です!

こんにちはソウルナビです。韓国へビザありきの渡航ができるようになり、ソウルの街中でも、日本からの観光客の方をちらほらと見かけることもあります。往時の雰囲気にはほど遠いものの、それでも旅行が近づいてきたことはひしひし感じるナビです。また、韓国への渡韓を楽しみにしている方々がいると同時に、ナビのように日本に行けることを今か今かと待っていた在住者もいるわけで、今回は韓国在住者の立場にから見た、日本入国のレポをお送りしたいと思います。ナビの日本入国は2022年7月時点の情報です。規定は、目まぐるしく変わりますので、情報がすべて今の時点で正しいというわけではないこともご了承ください!

高くなった航空券

PCR検査による、コロナの陰性証明書があれば、隔離が免除になり、ようやく日本への一時帰国を考えられるようになりました。失効した運転免許証を復活させたり、年老いた両親を手伝ったり、やらなければならないことは山積みです。まずは航空券を探します。韓国在住者の場合、一時帰国となると、韓国から買っていくお土産や日本から買って戻るものも多く、たいていは大荷物になります。ベストは23㎏のスーツケースを2つ預けることができる日本航空や全日空を利用したいところですが、料金が8万円近くなってしまうため断念。その結果、荷物の自由度が高いチェジュ航空を選定。基本15㎏の荷物に加え、15㎏の追加荷物を往復で購入し、5万円程でチケットを購入することができました。ちなみに、チェジュ航空の荷物の規定は既定の重量内なら、荷物の個数はいくつでもOK(2022年7月時点)です。お土産に韓国海苔のような、軽くて嵩張る荷物を運ぶ場合、スーツケースの他に段ボールに入れた荷物を預けるのが経済的になわけです。

PCR検査の陰性証明書を取りに医療機関へ

日本への渡航に欠かせないPCR検査による陰性証明書ですが、ソウル市内では、1万円以上かかる病院が多く、少しでも安く済ませたいナビは、韓国ポータルサイトのNAVERを検索した結果、踏十里(タプシンリ)駅近くの、シジェン医療財団(Seegene Medical Foundation)なら、7千円程で検査及び陰性証明書を発行してもらえるという情報を得ました。ウェブで予約して訪問。決済はカードのみでパスポートを必ず持参しましょう。パスポートがないと検査を受けることができません。検査後、1時間位でメールで陰性の検査結果と共に陰性証明書のPDFファイルが届きました。
※シジェン医療財団のWeb予約は英語でのページもあり、日本からの観光客でも利用できると思いました。

運転免許再交付に関する情報収集

コロナ禍で日本に戻れず、運転免許証が失効してしまった方も多いと思います。やむない事情で帰国できなかった場合、特別な理由の失効という規定が適用され、適性検査や講習のみで再発行、そして免許交付手数料も減額されるとのことなので、管轄の免許センターにて情報を確認しましょう。日本への住所の有無、失効してからの期間、パスポートへ入国及び帰国のスタンプが押されているか否かなどで、必要な書類が変わってくるので、必ず、電話相談にて確認しましょう。

国際免許証の交付

久しぶりの帰国ということで、荷物も多く、実家での手伝いも考えると車は必須。埼玉出身のナビの場合、運転免許センターは鴻巣にあるので、不便で、車で行った方がいいので国際免許証を準備しました。国際免許証は最寄りの警察署で千円程で発行できます。韓国の運転免許証、6ヵ月以内に撮影したパスポート用の写真が必要となります。発行はすぐにしてもらえます。ナビはなんと18年前の交通違反の未払い金があり、その反則金を支払わないと発行できないと言われ、4万ウォンを支払いました。釜山の都市高速をレンタカーで運転したときにカメラで撮られた速度違反だったそうです。そういえばレンタカーを借りた記憶もあります。恐るべし韓国の電算システムといったところでしょうか。

レンタカーを手配

国際免許証も無事に入手したので、レンタカーの手配します。コロナ前によく利用していたレンタカーは、ガッツ石松さんでお馴染み、ガッツレンタカー。今回、1週間の滞在期間ということで、税込み保険込みで18150円でした。また、空港まで配車してくれるサービスや空港まで送迎してくれるサービスもあり、それは別途で空港配車もしくは空港返却は片道2200円、空港から営業所への送迎は片道1650円とのこと。ナビは時間節約や荷物を運ぶのが大変なので、空港配車を選択しました。

明洞で両替

レンタカーの支払いは現金とのことで、円の持ち合わせのないナビは最低限の円を買うことに。日本からの観光客の方がよく利用する明洞の両替所は、在住者が日本円を準備するときも高レートです。取り急ぎ、使う日本円を数万円交換しました。この日、日本円を1万円渡すと、96200ウォン貰えるレートでしたが、1万円を貰うために、97000ウォンを払いました。本当に安い、両替手数料だと思います。

日本入国のための検疫アプリをインストール

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日本への入国には事前に防疫用のアプリである『MySOS』をインストールして、必要情報を登録しておくことが必須です。質問票、誓約書、検査証明書などを順次登録していくと、最初は赤だったアプリの背景色が、すべての登録を終えると、緑色になりました。アプリに出てくる説明を読み進めながら登録していけば特に問題なく登録できそうでしたが、PCR検査のPDFファイルを登録する必要があるので、検査機関から発行されたPDF等のファイルをスマホでダウンロードしたとき、スマホのどこのフォルダに保存されているのか把握しておけば、登録の際も迷わなくていいと思いました。

空港鉄道にてソウル駅から仁川空港へ

ソウル駅都心空港ターミナルで、チェックインして大きな荷物を預けて身軽になりたかったのですが、残念ながらナビが行った7月の時点では、大韓航空とアシアナ航空(チャーター便は不可)のみチェックインができるとのこと。自動販売機で直通列車のチケットを購入して仁川空港へ。コロナ禍の前は8000ウォンだった乗車料金が9500ウォンに値上がりしていました。チケットはQRコードの紙タイプに変わり、以前の到着駅で500ウォンの保証金を返してもらう必要はなくなりました。

仁川空港第1ターミナルにてチェックイン

東南アジアを中心に、隔離なしで海外旅行に行ける国が増えたせいか、出発カウンターには思ったよりたくさんの人がいました。済州航空のカウンターで搭乗手続きを終了。PCR検査の陰性証明書をスマホの画面表示で提示して素早く完了しました。出発ロビーのレストランなどは営業していましたが、免税区域は営業していない店もありました。クレジットカードの特典などで利用できるラウンジは、メインのターミナルのみ営業中で搭乗棟は営業休止中でした。
※PRC検査の陰性証明書の提示方法は航空会社により異なる可能性もありますので、事前に確認することをおススメします。

2年半ぶりに日本の上空に

本当に長かったです。千葉の上空から見た関東平野。なぜか機上で感動を覚えてしまうナビでした。着陸後は、誘導に従い、途中でコロナ関連のチェックがありMySOSの画面を提示して終了。引き換えに青いカードを貰います。途中、そちらを提示して無事に通過。最後に、パスポートを認証するゲートで入国審査完了。ナビはパスポートに出入国のスタンプを貰うようにしているのでスタンプも押してもらって晴れて日本入国となりました。
※運転免許の失効時や日本での免税ショッピングなど、出入国スタンプを押してもらうとスムーズになります。

レンタカーにて故郷へ

到着ロビーに出たら、早速、ガッツレンタカーに電話すると、20分後に車が到着。その場でレンタルの手続きを進めてサクサクと手続きを完了。予約後には必要書類などの案内があるので、その内容に沿ってすべて揃えておけば何の難しさもありませんでした。

運転免許の再発行へ

ナビは埼玉なので、鴻巣市にある運転免許センターへ。失効の手続きは平日13時~13時15分までとのことでした。早めに行ったものの、案内カウンターは失効者の長蛇の列。担当官によると、いつもの3倍位多いとのことで、手続きをしている人を見ると、ナビの様に証明用の日本のパスポートを持っていて、帰国できずに失効した方が多いようでした。入国規制が緩み帰れる人が増えたのでしょうね。再交付の手続き→適性検査→安全講習を済ませて、無事に再交付されました。ナビは失効前はゴールド免許だったのですが、再交付後も、取得して1年以上の韓国の運転免許証があったため、運転経歴が認定されてゴールド免許を維持することができました。くれぐれも事前調査を通じて必要な書類を揃えて行きましょう。

日本の中の韓国、大久保にビックリ!

韓国では超有名な実業家のペク・ジョンウォン氏。大久保でも何ヵ所で見たかわかりません。 韓国では超有名な実業家のペク・ジョンウォン氏。大久保でも何ヵ所で見たかわかりません。
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せっかく日本に来たので、韓国料理の店が増えているという話を聞いていた、新大久保や大久保へ。確かにハングルの看板が増え、ドン・キホーテなどにもハングルの店名もありました。局地的ではあるかもしれませんが、韓国人気恐るべしと感じたナビでした。

つかの間の日本滞在を終え韓国へ

2年半ぶりの日本滞在はあっという間に終了。韓国入国のための準備をして、また韓国へ。韓国上空に戻ると、山がちの地形とタワマン群がお出迎え。この風景が韓国なんですよね。韓国入国に関しては、以下の記事と変わりありませんでした。日本への帰国レポお伝えしました。参考にできる部分があれば幸いです。以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2022-07-28

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