ほかほか、ふっくら、こんがり!冬のおやつ大特集!

ソウルの寒~い冬を吹っ飛ばしてくれる冬のおやつ大集合!

こんにちは!ソウルナビです。いや~、最近ソウルは本格的に寒くなってきました。分厚いロングダウンも出番を今か今かと待ちわびてる状態。もう少ししたら(冷たい風がヒュ−)う~、しばれる~っ!顔と耳がぁ、痛いぃ~!という寒さがやってきそう。でもその寒さにただただ身体を硬直させていては肩が凝るし動きが鈍くなるだけ!行く先々にあるあったか~い屋台のおやつで元気を補給しときましょっ!っということで14回目の「たべものあれこれ」は、そんな身も心もあったかくしてくれる、ほかほか、ふっくら、こんがり!冬のおやつのご紹介です!!
それではさっそく、すたぁと!
日本:ナビ日本人スタッフの評価
韓国:ナビ韓国人スタッフの評価

1. ワンマンドゥ
ワンマンドゥといえば、ワン(王)+マンドゥ(餃子)で餃子の王様というようなところでしょうか。王様というだけに普通の餃子より大きいものが出てきます。肉餃子の大きい版で、形も半月型ではなく丸や楕円。肉まんのように皮が分厚いところもあれば、餃子の皮の薄いところもあり!特に大きいところでは握りこぶし大のワンマンドゥーもあったり、ぷりぷり食べ応えのあるマンドゥ(餃子)。
値段:1個500ウォン

日本:期待しないと美味しい/この、胡椒味を求めていた!/中身に味がついていておいしい。/寒い時にホクホクしながらかぶりつきたい!/皮の弾力がうれしい!
韓国:醤油がないとちょっと味がない。
2. ホッパン・チンパン
韓国の人に聞いてみると、ホッパンとチンパン、見た目は同じだけどちょっとした違いがあるらしい。チンパンというと中華料理屋の自家製の生地がちょっと厚めのあんまん、ホッパンというとコンビニで売ってるあんまん、肉まん、ピザまんなどを全部ひっくるめた商品名だということ。
値段:500~700ウォン。
2−1.チンパン(自家製のあんまん)
チンパンとは、チン(蒸した)+パンで蒸しパン。韓国では中華料理屋などで売っている手作りのあんまんを指します。お店の前には大きな蒸し鍋が置いてあり、そこから出ている白~い湯気は、寒い冬にかなりそそられる光景。蒸したてほっかほっかのあんまんを、ふ~ふ~しながら食べていると、冷え切った手も心もあたたまってきますよね!
値段:大体500ウォン。

日本:小豆が甘くない!/塩入りなのか?/これはあんまんじゃない!/韓国の引越しの時に食べるおもち、『シルトッ』に似てる/あんまんの概念を捨てて食べれば意外にいける。
韓国:小豆入りのチンパンの限界!/1番おいしくないチンパン(−_−;)/あずきが少ししか入っていないから皮ばかり食べることになり、その皮は味が小麦粉くさいし、歯の間に具が挟まることにも注意~!!!/飲み物と一緒に食べた方がいいと思われます。
2−2.タンパッホッパン(あんまん)
値段:1個500ウォン

日本:あんまんだ!あんこは甘さ控えめのこしあん!生地の弾力がすごい!
韓国:ホッパンの元祖、冬の一番のおやつ、おいしい!あずぎがもうちょっと甘かったら、、、
2−3.コギマンドゥホッパン(肉まん)
値段:1個500ウォン

日本:日本の肉まんよりコショーがきいてる/肉の味が濃い目。
韓国:マンドゥ(餃子)を食べたいのにないとき、代わりにこのコギマンドゥホッパンを食べればいいかも。
2−4.ピザホッパン(ピザまん)
値段:1個600ウォン

日本:ケチャップ味?/なんだか日本のよりおいしくない、、、/具のない冷凍ピザをレンジでチンした感じ/あやしい味がするのはチーズがおいしくないから?!
韓国:ピザ好きにはおすすめ/ピザの匂いがしてなかなかイケる/インスタントのホッパンとしては、ピザ味がちゃんとしてる。
2−5.ヤチャホッパン(野菜まん)
値段:1個500ウォン

日本:野菜まんのはずが、、、肉の味がかなり強い!でもおいしい!
韓国:ホッパンの中で1番好きな野菜まんだから、味に大してはちょっとうるさいけど、いろいろ入っていて、これは合格点!
3. ホトッ(イェンナルホトッ・オクススホトッ)
中国から伝わったお餅(トッ)の中の一つで、胡(ホ、胡には胡麻、胡椒、胡瓜など異国のものという意味あり)という漢字をつけてホトッという名前になったんだとか。ホッホー。

3−1.イェンナルホトッ(昔ホトッ)
イェンナル(昔)がついて昔ながらのホトッ。ホットッの型取り鉄板であっさりした味のホットッ。中には蜂蜜とゴマ、シナモン入り!
値段:1個500ウォン

日本:パリパリせいべい!うまうま!シナモンの味が少しして、このあっさり淡白な味がなかなかいい!
韓国:油で揚げたホットッとは違ってパリパリ!甘さ控えめなので、甘いのがあんまり好きじゃない方にオススメ!
3−2.オクススホトッ(もろこしホトッ)
ホトッにオクスス(とうもろこし)が付いて、とうもろこし粉で作ったホトッ。これは、たっぷりの油でこんがり焼くのが特徴。丸い生地の真ん中に穴を開けて蜂蜜やゴマ、シナモンなどの乾燥させたものを入れ、きれいに包んで熱した油の中に投げ入れ、膨らむ生地を鉄のへらでしっかり抑えて平べったくしながら両面焦げ目が少しついたらできあがり!揚げる時の熱で中の蜂蜜が溶けてとろ~りアツアツのオクススホトッは、冬に大人気のおやつ!
値段:1個500ウォン

日本:もろこしが香ばしい。でも中のシナモンがきつめ。でもうまい!
韓国:普通のホトッよりオクススが入っているオクススホトッがもっと美味しい。
4. タンコンパン(ピーナッツパン)
タンコン(ピーナツ)+パンでピーナツパン。形も大きさも色もピーナツしている生地で、中に刻んだピーナツが入っています。食べてみると、生地自体にそんなに味がなく、少し甘味のあるちょっとパサつき系だけど、そのピーナツの歯応えがなかなか良くて小さいから、おちょぼ口の女の子でも食べ出したら止まらないかも!
値段:1袋1,000ウォン

日本:形も味もピーナツっていいな!パサついてるけど、なかなか一口サイズで癖になる。中にピーナッツが入っていてその食感がまたまたいい!
韓国:ピーナツ型のパンにピーナツが1つずつ入っていて、パンにもピーナツ味がして、全体的に美味しい。おやつにはぴったり!
5. パムパン(栗パン)
パム(栗)+パンで栗の形をしたパン。ふわふわの生地の中に白あんがたっぷり入っていて、なにげにお腹にたまり系やっぱりあつあつを食べると1番美味。
値段:10個ほど入って一袋1,000ウォン。

日本:パンパン、もちもちしてうまい。パンは弾力があり、中はたっぷりの白あんで癖になる。でも白あんも生地も甘くて食べれない。
韓国:中身がたっぷり入っているけど甘くなく、パンがやわらかくて美味しい!飲み物と一緒に食べないとちょっと喉がかわいちゃうかも。
6. ホドグァジャ(クルミ菓子)
もともと忠清南道(チュンチョンナムド)は天安(チョナン)の銘菓。ホド(胡桃)の入った白あんをカステラで包み込んで、こんがり焼き上げたお菓子。この甘くて香ばしい匂いはかなりそそられ系。本場では、専門店がたくさんあって、即席ではなくお土産用の箱売りだと、1つ1つ丁寧に白い紙でキャンディーのように包んであります。その本場のホドグァジャに比べるとくるみはどこにも見当たらない、だたの白あんいりカステラ。
値段:一袋1,000ウォン

日本:中身は何?やっぱり胡桃が入ってる本場のホドグァジャとは違うけど、クリクリしててカステラがミルキー、あつあつだと美味しい。でも食べてるとなんか牛乳が飲みたくなる。
韓国:軍隊で食べ過ぎて見るのも嫌だ!という人もいるし、ホドグァジャは、いつ食べても美味しい!という人も。
7. クックァパン(菊花パン)
クックァ(菊の花)+パンで菊の花パン。でも、桜餅のように、桜色だったり桜の花びらが付いていたりというものを想像してはいけませぬ。菊の花型に焼いた小さな丸い生地の中にあんこの入ったもの。一口サイズで食べやすいけど、思ったより生地が薄くて生っぽいやわらかさ。あっつあつをいただいちゃって下さい!
値段:10個1,000ウォン

日本:やわらかくてあんこもイケてとまらん!生地が薄くて具だくさん、あんこが甘くてなかなかいける!
韓国:パンの形がクックァ(菊の花)になっていて面白い。中にあずきがたくさん入っていておいしい。やわらかくて小さくて食べやすい。
8. ワッフル(ワプル)
日本のワッフルとはちょっと違うのが、外側がパリパリ、弾力があまりないところ。丸いワッフルにアプリコットジャムと生クリームを塗って、半分に折ってサンドイッチのようにして渡してくれます。これも簡単に食べれる甘いおやつ。でも、焼いてからずいぶん経ってしまったものが多く、あっつあつをいただく機会はほぼ期待できない感じ。これがあったかかったらなぁ。
値段:1個1,000ウォン

日本:難しい味/ちょっとチープさが漂うアプリコットジャムが意外!ワッフルの割にはには、ふわふわというよりパリパリ!生クリームでボリュームたっぷり!
韓国:かなりおいしい。特にワッフルの中に挟んである生クリームが美味しい。
9.インオパン・プンオパン(コイ焼き、フナ焼き)
日本のたい焼きに似てるけど、韓国式たい焼きはインオパンとプンオパンの2種類あり!微妙な違いをお確かめ下さい!
9−1.インオパン(コイ焼き)
インオパンというと、インオ(コイ)+パンでコイパン。皮が薄く、焼くというより油で揚げたようなパリパリ感が特徴。最近テレビにも紹介されたようで、チェーン店がソウルのあちこちに出ています。
値段:4個入り1,000ウォン!

日本:思ったより甘くなくてあずきが美味しい/生地の焦げ目がパリパリした揚げたい焼って感じがちょっとへんな感じもするけど、なかなか美味しい。
韓国:プンオパンよりぱりぱりしていておいしい~!/中身の小豆も多くてこんがり焼き上がった姿は見てるだけで美味しそう/時間が経ってから食べてもプンオパンのようにふにゃふにゃではなくパリパリ感が残っていておいしい。
9−2.プンオパン(フナ焼き)
そしてもう1つのたい焼もどき、プンオパンは、プンオ(フナ)+パンでフナパン。インオパンより皮が厚くて外はパリ目、中はちょっと柔らか目の日本のたいやきに近い感じ。
これも4個入りで1,000ウォン!

日本:日本のたい焼きに似ていて懐かしい味がする。でも、ちょっと小ぶりで日本のより生地がやわらかく、なんといっても顔が違う!
韓国:プンオパンは屋台で直接買ってその場で食べるのが1番おいしい~!時間が経ってしまうと花がしおれるように、プンオの形が全体的にふにゃふにゃしてきて美味しくなくなる。
10.ケランパン(玉子パン)
ケラン(卵)+パンで卵を丸ごと1つ生地に載せて一緒に焼く卵入りパン。ほのかに甘いパンの中に卵が挟まっていて、だれでも大好きなおやつ~!美味しいからって食べやすいからってたくさん食べると、食べた個数だけ卵も食べているからかなりお腹が膨れるかも。なるべく2つ以上は食べないように、、、(^‐ ^)
11.ノクチャホトッ(緑茶ホトッ)
ホトッの中でもとうもろこし粉で作ったオクススホトッ(とうもろこしのホトッ)やエンナルホトッはもう食べたことのある日とはずいぶんいることでしょう。しか~し!最近明洞や仁寺洞でよく見かけるのが、ノクチャホトッ。これは中にノクチャ(緑茶)が入っているので緑色をしています。

日本:生地がお餅みたいでおいしい。これは緑茶というよりヨモギ?!ちょっとこ苦いのがなかないい!
韓国:もちもちしていて美味しい。
いかがでしたか?まだチャレンジしたことのないものがあったら次は必ず食べてみてくださいね!おやつ大好きのソウルナビでした!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-11-11

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