写真でみる旧正月のソウル!【2010年】

土日と重なって3連休となった今年のソルラル(旧正月)。なんだか慌しかった~。

セーヘーポッ(福)マニ パドゥセヨ~!゛(新年に福がたくさん訪れますように!)
チュソッ(秋夕)と並び韓国の一大行事の一つ、ソルラル(旧正月)の連休が終わりました。毎年この連休時には、帰省ラッシュで民族大移動となり、ソウルは静か~になるんですが、今年は土日と重なって土~月の3連休ととっても短かった韓国。例年よりソウルに活気が戻るのが少し早かったような気も。でも久しぶりに故郷に帰った地元の方たち。なるべく長く田舎で過ごそうと連休前後に休みをとる方も多かったよう。実際、連休が終わった今日(16日)の午前中も高速道路が渋滞、というニュースも流れていました。そんな慌しく過ぎ去った旧正月ですが、ナビ恒例の「写真でみる旧正月のソウル」!今年も行ってきましたョ。今回はバレンタインデーとも重なっていたので、当日カップルの姿も多かったかも?!ナビもあちこちで家族連れに混じって、ラブラブカップルを見かけましたよ!ではさっそくご紹介しましょう!

2月14日(日)旧正月当日

■東大門市場 午後3時頃
旧正月当日14日の午後に来てみたところ、卸しのショッピングビルや市場、そして観光客に一番身近な小売りのファッションビルも全てお休み。卸売り市場のほうは、通行人も見当たらずガラーンとした雰囲気だけれど、靴の卸し市場などでメインストリートに近いほうのお店では何軒か開いているところも。これは観光客を相手に営業しているみたいでした。また、休業中の小売りファッションビルの中でも「ミリオレ」や「hello apM」の前では露店の服屋さんがたくさん出ていましたよ。ファッションビル裏通りの店舗は営業しているところとしていないところが半々くらいで、コスメショップでは「MISSHA」以外は全て開いていました。また、食べ物や雑貨の露店も営業しているのは5~6割くらいといった感じ。このエリアを訪れている人は観光客が中心で、特に外国人の姿が目立っていました~。

■仁寺洞 午後3時頃
人気の観光地、仁寺洞。やっぱり旧正月も普段と変わらずにぎやか。サムジーギルはお休みでしたが、メインストリート沿いのお店がほとんど営業していて、地元の家族連れやカップル、そして外国人観光客もたくさん。特に地元の方は久しぶりの家族でのお出かけなのかな?!という感じで、ママと子供がはしゃいでいる姿がよく目につきました。パパは?!飲みづかれ?!

■鍾路 午後3時半頃
こちらは閉まっているお店もありますが、レストラン、カフェなどは営業しているお店も多く、食事・一休みをするには困らない感じ。もちろん、お目当てのお店が決まっている場合は事前に要チェックですよ~。「エチュードハウス」、「ミーシャ」などの韓国コスメチェーン店もほぼ営業。それから、歩いていて目立ったのがコンビニやドラッグストアのチョコレートの店頭販売。そうそう!旧正月にまぎれていつもより影が薄くなっていたバレンタインデーもこの日。風船アーチが設置されていたり、特設コーナーには販売スタッフもスタンバイ?!チョコレートを用意し忘れていた方、チョコわんさかありますよ~~。

■景福宮 午後4時頃
お次はソウルの5大王宮の一つ、景福宮へ。こちらでもさまざまな伝統イベントが行われ、特に面白かったのが、王宮オンドル体験。キレイな韓服に身を包んだお姉さんが迎えてくれ、皆さんこの寒さの中ほっと一息、あったまっていました。

■南大門市場 午後4時頃
「市場」自体はお休みだけれど、メインストリートに沿って屋台や露店が並び、食料品店や土産物屋、眼鏡店、コスメショップなど観光客が多く利用するお店は営業していることの多い南大門(ナンデムン)の名節(旧正月・秋夕)連休。14日の午後もいつもの連休と同じようなカンジでした。ただ今回は、いつもはこんな連休のときにも開いているはずのお店でも休業しているところが多かったような?!でも、メインストリートはもちろんいつもほどではないけれど、露店などでそれなりに賑わっていた様子。訪れているのはやはり外国からの観光客が中心でした。そして、メインストリートから脇道へ入った通りにあるお店はほぼ休業中で寂しい雰囲気・・・。いつも人でごった返してしる地下鉄フェヒョン(会賢)駅もほとんど人影が見えず不思議な感じ。

■明洞 午後4時半頃
ソウル中心部の繁華街、明洞(ミョンドン)。ここ何年かは名節連休のときにも午後からはほとんどのお店が営業し、訪れる人も多いイメージのあるここ明洞ですが、今年はこの何年かの間でも休業しているお店の割合が多かったような・・・。旧正月当日14日の午後4時半頃に来てみると、3割強くらいのお店が閉まっていたかな!?その分、人出もいつもより少なめに感じました。でも夕方になるにつれて、道に出る露店も増えてきて、人がこころもち多くなったような気も。露店ショッピングや屋台フードを楽しむ人々の姿が見られました~。また、今年は旧正月とバレンタインが重なったということもあり、店先に並べられたバレンタインのプレゼントコーナーやデートをする若いカップルなどバレンタインらしい景色も見られましたよ。

■カロスギル(街路樹通り)午後4時半頃
話題のスポット、カロスギルにもちょっくら行ってみました。が、やはりこちらは8割以上が休業。営業しているのはカフェが2割、服屋さんが1割ってとこでしょうか。食事どころに至っては、ナビが見た限り1店舗(ベトナム料理のお店だったはず)。人もかなり少ないですが、まったくいないワケではなく、一休みしor散歩or通りすがり?!の地元の方だけでなく、日本の観光客の方も!通りの入口で記念写真を撮ったりして楽しそうでした。大通り沿いにはオモリチゲ、シンソンソルロンタンの2店が休まず営業。

■光化門広場 5時頃
この日は交通規制を行って、大々的に?!旧正月のイベントを開催。かなりの人出でにぎわっていましたよ。こちらも伝統遊びや国楽公演なども行われました。

■江南駅 午後5時頃
漢江の南側の繁華街といえば、江南駅周辺ですよね。バスを降りたナビは、「普段とあんまり変わらない?!」と思ってしまったほど。フツーに制服を着たOLたちがランチをしに?!出ていたり、若いカップルがショッピングを楽しんでいたり…。オフィス街でもあるので、もう少し静まり返っているかと思ったら、大通り沿いはお店もほとんど営業中&人通りも思ったより多くてびっくり。ただ、駅の地下商店街は休業。地上とのギャップにこれまたびっくり。

■狎鴎亭ロデオ通り 午後5時半頃
この通りは普段から、昼間は明洞の繁華街のようなにぎやかさはなく、夜にぎわうスポットでもありますが、やはり旧正月は静か。お店も閉まっているところがほとんど。やっているのは「イニスフリー」「THE FACE SHOP」といった韓国コスメチェーン、「caffe bene」「DE CHOCOLATE COFFEE」といった芸能事務所出資のカフェやスポーツブランドショップなどが一部営業。さすがに人も少ないです。

2月15日(月)

■南山コル韓屋村 4時頃
旧正月の連休の最終日。名節時の定番イベントスポット、南山コル韓屋村を欠かすわけにはいかないですよね!こちらはもう入口まで行く通りに屋台が並び、人・人・人。この屋台は例年に増して数が多かったような・・・。さて、今年も伝統遊びや餅つき、凧・笛作りなどの体験コーナーのほか、サムルノリ・グッなどの伝統公演、旧正月の伝統料理の展示などが行われました。ナビもいくつか体験したんですが、池が凍って天然スケート場になるくらいさぶい~のにもかかわらず、伝統遊びに熱くなっている地元の方の姿が印象的でした~。

■大学路 5時頃
こちらもずいぶん普段の姿を取り戻した感じ。公演もやっているようで、チケット勧誘の若者たちの姿も普段と一緒。

■ソウル駅 7時半頃
田舎から帰ってきたんでしょうか?あるいは、これから田舎に帰るんでしょうか?ソウル駅前にはスーツケースをガラガラガラガラしている方がたくさん。荷物を持って地下鉄で家に帰るのはしんどいと?!タクシーを待つ人たちも行列。
いかがでしたか?ナビも韓国で旧正月を迎えるのはかなりの回数になりますが、今年は特にあっという間に過ぎた感じがしました。また街を歩いて感じたのは、行く先々に外国人とすれ違ったんですが、以前は日本をはじめアジアからの方が多かったものの、今回は多様な国の方がいました。南山コル韓屋村にもこんなに外国人が多いのは初めてかもしれません。皆さん伝統遊びを体験したり、写真を撮ったり、旧正月のソウルを楽しんでいましたよ!次回、旧正月にソウルに行こう!という方は、せっかくなんでイベントもぜひチェックして、ソルラルのソウルも楽しんでみてはいかが?!以上、ナビでした。
関連タグ:ソルラル

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-02-16

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