スペシャル記事

写真で見るHi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２０１１～その１！

世界中のパフォーマンスを一挙に観られるゼイタクなお祭り！公園で、路上で、広場で「春を祝う宴」が今年も開幕！

こんにちは！ソウルナビです。5月に入って、山も街も一気に元気な若葉につつまれたソウル。気持ちのいい季節を迎えて、今年も「Hi Seoul Festival（ハイソウルフェスティバル）２０１１」が始まりましたよ～！もはやソウルのビックイベントとして定着しつつあるこちらのお祭り。９回目となる今年は５月５日から１０日の予定で、昨年好評だった「ノンバーバルパフォーマンス（非言語パフォーマンス）」をグレードアップしたとか。市民体験型プログラムもぐっと増えて、言葉の壁や世代の壁を越えて皆で盛り上がっています。ソウル市も毎年気合を入れて準備しているこのお祭り、どんな様子か早速ご紹介しますネ。

☆★☆５月５日　汝矣島編☆★☆

「ハイソウルフェスティバル」

気温が20度を越え、多くの人が繰り出した漢江市民公園。サチュムや子供コンサートなどの公演のために公園内に大きなテントが張られ、臨時の屋内会場が作られました。チケット配布所には長い列ができ、列に並んでもチケットをもらえないというアナウンスが流れるほど人気。また漢江をバックに、インドネシアの少数民族チアチア族の公演が行われました。チアチア族は民族の言葉の文字にハングルを選んだことで知られています。また伝統演技体験のコーナーではサムルノリのように頭の上のひもをくるくるまわしたり、アフリカリズム体験コーナーでは太鼓や木琴を叩いてみたり。いつもとはちょっと違う公園の緑の中での体験となりました。

突然、全身ピンク人間があらわれ、いたずらっこのように周りの人をからかうパフォーマンスも。川べりの芝生で休んでいる人を驚かせ、祭りの雰囲気を盛り上げました。このほか、アルムダウンカフェ主催のエコなバザーやソウル市の消防体験館も盛況。この日はこどもの日だったので、子供のためのキッズコンサートや遊戯教室など、子供たちが遊べるイベントもたくさんありました。そして漢江を背に、いつもながらの食べ物の屋台が並びました。

◎夜、衝撃のパフォーマンスと開会式
夕方７時、さくにかこまれたイベントプラザが開放され、人が中に入り始めました。8時開始とともにオ・セフン市長からハイソウル開会式の挨拶。そのままレインボードロップスのパフォーマンスがはじまります。突然人がクレーンにつりさげられ、羽をつけたままヨイドの上空を飛んでいます。今度は下でなにやら炎をはく器械が動いている、と思ったら今度はまた空に大車輪が？車輪の上に人が立って輪を回し、中にも人がいてぐるぐるまわっています。それだけでもド肝を抜かれたのに、最後は人間すだれ。たくさんの人間がすだれ状になって、空中を舞っています。なにかきらきらひかるものを空から撒いたと思ったら、今度は花火！花火の前で人がすだれになって飛んでいる！あり得ない光景にみんな呆然！あっというまの1時間でした。

何だろう…？

中に人がいてまわしている？！

炸裂する花火と人間すだれに呆然…

☆★☆「都心の広場（光化門広場、清渓広場、ソウル広場）」編☆★☆

５月５日は韓国もオリニナル＝子供の日で公休日。この日はよく晴れて気温も２３度を超え、たまに吹く風が心地よい行楽日和となりました。街に出ている人の数も、韓国では平日だった５月２日～４日とは比べ物にならないほどでしたよ！！

李瞬臣将軍の前でまさかのシャワータイム

◎光化門前十字路に危険なおうちが！
そんな人ごみをかきわけて最初に目についたのが…光化門前の十字路でのパフォーマンス。なんだろう？台の上で人が作業中？！どうやらこれは、「都会の中の閉ざされた島に住むロビンソンクルーソー」がテーマのストリートパフォーマンスのよう。世宗大王に李瞬臣将軍が見守る目の前で、家をつくりシャワーを始めちゃったパフォーマー。かなりきわどい写真もあるのですが…ここでは自粛しておきます＾＾；　捨て身の（？！）ショーに子供も大人もおおはしゃぎで盛り上がっていましたヨ！

大交差点のど真ん中で？！

李瞬臣将軍、世宗大王、その奥には慶福宮がある素晴らしい場所ですよ…

そんな場所で… ぬ、脱いでしまった～（＠＠）

◎清渓川周辺はチャリティーイベントの中心地？！
こちらには、本物のコインの畑が！太陽に反射してキラキラ眩しいです。小銭キャラや貯金箱キャラが闊歩して募金を呼びかけたり、元気なお兄さんお姉さんたちがPRしていたり、チャリティーショップが出ていたり…こんなに盛りだくさんで、楽しそうな募金活動ははじめてかも！

「愛のコイン畑」

小銭ちゃんキャラ？

これがテーマにあった「愛のコイン畑」！銀の輝きは全部寄付された小銭です

チャリティーショップや…

風船パフォーマンスも盛況！

記念撮影☆お気持ちわかります＾＾

周囲では、サムルノリチームが軽快なリズムで練り歩いていました。いくつもチームが出ていて、お客さんよりも多いんじゃないかというほど…っていうのはオーバーでも、視界につねに３チームくらい入っている状況でしたよ～

軽快なリズムに合わせて、この頭のリボンが舞うのが楽しいですよね！

視界に二つ三つチームが見えるほど！

花笠？！の飾りが華やか！

５月３日のグレートブック。見るたび違います

◎ソウル広場には巨大な本が！～グレートブック～
ソウル広場にたどりつくと、すぐに迎えてくれるのが高さ５メートルの巨大な本のオブジェ。ほっとソウルでもご紹介しましたが、これ自体がパフォーマンスの舞台になります。市民が参加するパフォーマンスもあり、ナビの行った時間帯は正直どこまでがショーでどこからお客さんなのか不明でした！開催都市ソウルをイメージしてデザインされたという、絶妙な色具合のモザイクが施されたこのグレートブック。実際目の当たりにするとしばらく見入ってしまいますよ～

5/5のグレートブック。本が開いています！		あっ人が倒れている？！いや、これもパフォーマンス。		この青い服にカツラは見学者も借りられます
素敵にポーズを決めている外国人男性。ストッキング姿の方も…		本備え付けの（？！）机でメッセージ記入中。何を書いているのかな？！		５月９日、完全に閉じてます～

　◎「ソウル広場」でパレード？！
いよいよソウル広場に入ってみると、人、人、人…それでも、ひろーい芝生なので路上よりは身動きがきくのがありがたいです＾＾
このソウル広場では初日となる５月５日は１２時３０分から１５時の間に、７チームが登場。一般的なパレードと違うのは、路上の一行を見守るのではなく、広場に居るお客さんの間を縦横無尽に練り歩いていくこと。目の前をゆく大きな怪物や人形が、愛嬌タップリにちょっかいをだしてくるので、小さな子供も大喜び。

韓国でも大人気の廃材をつかった演奏集団「ノリダン」からスタート！

次々を記念撮影に応じるサービスのよさ！

音楽にあわせて軽快にダンス中～

お次は「地球を冷やせ」とメッセージ性のあるパレード。こちらは排気ガスのイメージ？？

わわわ！これは熱くなりすぎた世界の象徴？！

海を行く魚…子供たちによるパレードです

いかがでしたか？このお祭り、行ってみると遠くで見るものではなくて、参加してこそ楽しめるものなのかな～という印象でした。パレードもパフォーマンスもほとんどが目の前で行われ、観客いじりもしょっちゅう。ノリのいい韓国の皆さんの国民性（？！）もあって、どこも笑い声で溢れていましたよ。ハイソウルフェスティバルは明日が最終日！春のお祭りへの参加、まだ間に合いますよ～以上、ソウルナビがお伝えしました。