架人ゲストハウス

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韓屋の趣たっぷり、築80年近くになる韓国伝統家屋の静かなゲストハウス!

こんにちは!ナビです。ソウルでも昔の家屋がたくさん保存されていて、歩くだけで韓国伝統の雰囲気を感じられる街といえば?そう、北村(プッチョン)。このエリアであちこちに見られる韓国の伝統家屋の中って、一体どうなっているのかな~?っと気になりませんか!?そんな時は伝統家屋のゲストハウスに泊まってみるのもオススメ。ここ北村には古い韓屋(韓国の伝統家屋)をリモデリングしてゲストハウスにした宿がいっぱいあるんです。今日ご紹介する「架人(ガイン)ゲストハウス」もその一つ。1939年に建てられ築80年近くにもなる韓屋で、静かなステイを体験できますヨ!それでは、さっそくご案内しましょう~

ゲストハウス案内

ゲストハウスは瓦屋根に木造の平屋の建物がマダンとよばれる中庭をぐるりと囲む韓国伝統家屋そのままの造り。建物内には4つの客室と、宿泊者の共同スペースになるキッチン、共同バスルームに、オーナーさんの居住スペースがあります。オーナーさんが同じ建物に住んでいるから、何かあればいつでも対応してもらえるので安心。また冒頭でも触れましたが、こちらの韓屋は1939年に建てられたもの。ゲストハウスとして快適に利用できるようリモデリングされていますが、床や柱、梁などの木は昔のもののまま。ほのかに木の香りがして、韓屋独特の静かで落ち着いた空気が感じられます!そんな古い建物ですが、wi-fiは全館無料で利用可能。また敷地内はマダンも含め全て禁煙。喫煙する場合は門の外でとなります。
客室前には屋内の廊下があり!
韓屋といえばマダン(中庭)、つまり屋外から各部屋に直接入る造りになっている建物が多いけれど、こちらはお部屋とマダンの間に屋内の廊下があるのがポイント!お部屋と屋外の間に屋内の空間があるから寒い季節や暑い季節の冷暖房がききやすく、外に出なくてもいいから特に寒い季節、客室から出て共同スペースや共同バスルームへ行くのに寒い思いをしなくてもいいというコト!もちろん雨の日も濡れずに移動!韓屋のゲストハウスといえばこの外に一度出るのが大変なこともありますが、こちらならその点安心です!
鍵は?
ゲストハウスの入口の鍵は基本的に閉まっていますが、呼び鈴を押すとオーナーさんに開けてもらえます。もし帰りが遅くなる場合などは鍵を貸してもらえるそう。また客室の鍵は1部屋に一つずつ、錠前の鍵を貸してもらえます。
伝統工芸教室も!
こちらのオーナーさんは以前、仁寺洞や三清洞でポジャギ教室もひらいている伝統工芸品ショップとして有名だった「架橋(カキョ)」のオーナーさんと親戚なんだそう。ポジャギとは韓国の伝統パッチワーク。もし希望があれば、ポジャギをはじめとする伝統工芸を学ぶこともできるとか!詳しくはオーナーさんに直接たずねてみてくださいね!そういえば、ゲストハウス内にもそんな伝統工芸の作品があちこちに。ちなみに、オーナーさんは日本語OKです!

ゲストハウス周辺案内

ゲストハウスがあるのは三清洞や嘉会洞、斉洞などの10の町からなる北村(プッチョン)。伝統家屋があちこちに保存され、住宅街のような庶民的なところもあれば、昔からの伝統文化を紹介する博物館や、三清洞のようにオシャレなレストランやカフェ、ギャラリーが並び、地元のデートスポットとして人気の通りもあります。特に最近は個性的なファッション関連のお店も増え、ますます人気のエリアに。そんな現代と昔が調和した北村エリアが、ゲストハウスを一歩出ると広がっています。徒歩圏内にグルメ、一休み、ショッピング、お散歩、博物館めぐりのほか、伝統文化を体験できるところもいっぱいありますよ。
さらに北村や三清洞だけじゃなく、少し足を伸ばせば、伝統工芸品や古美術を扱うお店、ギャラリーに伝統茶店などが並ぶ伝統文化の街である仁寺洞(インサドン)まで歩いて20分くらい。またソウル五大王宮の一つでユネスコ世界遺産にも登録されている昌徳宮(チャンドックン)も徒歩約20分で行くことができます!
最寄りの駅は地下鉄3号線アングク(安国)駅。ゲストハウスまでは歩いて13分ほどと少し距離がありますが、北村の趣のある風景を眺めながらゆっくりと歩いていくのも良さそう。荷物が多ければタクシーに乗ってもいいし、町内循環バスであるマウルバスを利用するのも一つの手。駅からゲストハウスの間にはアングク(安国)駅2番出口を出るとすぐにあるバス停留所から出ている「チョンノ(鍾路)02番」バスが通っています。でもマウルバスは停留所の表示がなかったりすることもあり、初心者にはちょっと難しいかもしれないので、停留所や利用の仕方など詳しくはゲストハウスできいてみてください。

最寄りの地下鉄駅から、こんな場所にアクセス便利!
ゲストハウスから徒歩約13分のところにある地下鉄3号線アングク(安国)駅から乗り換えナシで行ける場所は!?

忠武路方面へ
○鍾路(チョンノ): 地元の人が集まる古くからの繁華街、飲食店がいっぱい
 1駅目のチョンノサンガ(鍾路3街)駅で下車。約2分。
 ※1号線、5号線への乗り換え駅。
○忠武路(チュンムロ): 南山コル韓屋村/地元の老舗食堂もたくさん
 3駅目のチュンムロ(忠武路)駅で下車。約5分。
 ※明洞、南大門市場、ソウル駅方面、東大門市場、大学路方面へ行ける4号線への乗り換え駅。
○新沙洞カロスキル: カフェやレストラン、ファッション系ショップの並ぶソウルのオシャレストリート
 9駅目のシンサ(新沙)駅で下車。約17分。
○高速バスターミナル: 地方への高速バスが発着するターミナル
 11駅目のコソットミノル(高速ターミナル)駅で下車。約22分。

景福宮方面へ
○景福宮: 景福宮/国立古宮博物館/西村
 1駅目のキョンボックン(景福宮)駅で下車、約2分。

最寄りの地下鉄駅から各エリアへのアクセス方法もチェック!
それぞれ地下鉄3号線アングク(安国)駅から・・・

○明洞(ミョンドン): ソウル一の繁華街、観光客から人気ナンバーワンエリア
 3駅目のチュンムロ(忠武路)駅で4号線に乗り換え、ソウル駅方面へ1駅目のミョンドン(明洞)駅で下車。約13分。
○南大門市場(ナンデムンシジャン): あらゆるものが揃い600年の歴史を誇る大きな市場
 3駅目のチュンムロ(忠武路)駅で4号線に乗り換え、ソウル駅方面へ2駅目のフェヒョン(会賢)駅で下車。約15分。
○東大門市場(トンデムンシジャン): ファッション系ビルの建ち並ぶ衣料系ショッピングタウン
 3駅目のチュンムロ(忠武路)駅で4号線に乗り換え、東大門方面へ1駅目のトンデムンヨクサムナコンウォン(東大門歴史文化公園)駅で下車。約14分。
○梨泰院(イテウォン): レザー専門店とオシャレなレストランやカフェが並び、外国人の集まるエキゾチックな街
 5駅目のヤクス(薬水)駅で6号線に乗り換え、梨泰院方面へ3駅目のイテウォン(梨泰院)駅で下車。約22分。

ゲストハウス客室案内

客室は全部で4室。お部屋にはそれぞれ、トラジ(ききょう)、ヨンコッ(蓮の花)、ソムダリ(薄雪草)、ウンバンウル(すずらん)といった花の名前が付けられています。どのお部屋も基本利用人数は2人。ウンバンウル(すずらん)にのみ客室内にシャワーとトイレのあるバスルームが付き、その他の客室の利用客はトイレとシャワーのあるブースが二つある共同のバスルームを使用します。ヨンコッ(蓮の花)のお部屋には客室内にこの共同バスルームへ直接行くことができるドアがあります。客室の備品にはドライヤーとクシ、鏡に簡単なハンガーのほか、全室にエアコンが付いています。

客室タイプ/客室数/広さ/バスルーム
トラジ(ききょう)/1室/約2.5坪/なし
ヨンコッ(蓮の花)/1室/約2.5坪/なし ※共同バスルームと連結したドアあり
ソムダリ(薄雪草)/1室/約2.5坪/なし
ウンバンウル(すずらん)/1室/約3坪/あり
客室の入口には、それぞれのお部屋の名前の花の絵が 客室の入口には、それぞれのお部屋の名前の花の絵が 客室の入口には、それぞれのお部屋の名前の花の絵が

客室の入口には、それぞれのお部屋の名前の花の絵が


<トラジ(ききょう)>

<ヨンコッ(蓮の花)>

<ソムダリ(薄雪草)>

<ウンバンウル(すずらん)>

[客室共通備品]

ゲストハウス共同施設

■共同スペース

キッチンとダイニングテーブルのある、宿泊客の共同スペース。キッチンには鍋やフライパンなどの調理器具に、お皿、コップなどの食器類が揃い、そのほか浄水器、電気ポット、コーヒーメーカー、電子レンジなどもあり。これらこちらにあるものは何でも自由に使うことができます。戸棚の引き出しの中のコーヒーやお茶も全て無料。基本的に24時間いつでも出入り自由ですが、すぐ隣りに客室があるので夜中は静かにマナーを守って使いましょう。また無料の朝食もこちらに用意されます。内容はパン、シリアル、コーヒー、牛乳、ジュース、スープなど簡単なもの。提供される時間は決まっていますが、もし出発が早いときなど事前にオーナーさんに伝えれば対応してもらえるそう。

朝食時間: 8:00~10:00

■共同バスルーム

トイレとシャワー、洗面台のあるお部屋が二つと、洗濯機のあるスペース。シャワーやトイレはバスルームのない客室の宿泊客が利用できるほか、洗濯機は有料ですが宿泊客が誰でも利用できます。備品にはシャンプー、リンス、石鹸、歯磨きチューブなどが揃っていて、タオルもたくさん用意されています。

洗濯機の利用時間: 10:00~22:00
いかがでしたか!?木づくりのステキな韓屋の宿「架人ゲストハウス」。ナビもいろんな韓屋のゲストハウスを見てきましたが、こちらはなんといっても客室と中庭の間に廊下があるのが大きな特徴。多くの韓屋のゲストハウスのように客室から共同スペースやバスルームに行くときに外に出なくてもいい、これは大きなポイント!また本物の古い韓屋を改装したゲストハウスは独特の静かさや木の香りがあり、伝統家屋をホントに肌で感じることができます。こちらのゲストハウスもまさにそんな感じ!北村で伝統家屋に泊まってみたいな~とお考えの皆さん、こちらも是非チェックしてみてくださいね!以上、ナビがお伝えしました。

記事登録日:2014-04-11

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2014-04-11

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