昌徳宮

チャンドックン 창덕궁(사적 제122호)

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李氏朝鮮王朝の太宗が建てた、王宮庭園秘苑がうつくしい古宮。※自由観覧になりました。

昌徳宮 王宮 李氏朝鮮王朝 太宗 世界文化遺産 宮殿 日本語案内 ピウォン ビウォン 秘苑ソウルで観光
こんにちは!ソウルナビです。今日ナビがやってきたのは、ソウルにある5つの古宮の中の1つ、昌徳宮(チャンドックン)!1997年にはユネスコ世界文化遺産にも登録された、ナビもお気に入りの宮殿です!ではまず中にご案内する前に、簡単に昌徳宮についてご説明いたしましょう。昌徳宮は1405年、正宮である景福宮の離宮として建造された宮殿で、光海君(クァンヘグン・1571-1641・李朝第15代王)以降、約270年に渡って李氏朝鮮王朝の政務が行われた王の御所。全部で約135,000平方mの敷地には13棟の宮殿の建物があり、その北半分を占める後苑(フウォン)には28棟の楼閣があります。この昌徳宮の魅力は、一年中たくさんの観覧客が訪れながら建物や自然の維持管理が行き届いていること。特に豊かな自然をそのまま生かして造った美しい宮殿の庭園、後苑(フウォン)の四季折々の姿はとても見ごたえがあります。ではさっそくご案内いたしましょう!
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一般観覧エリア、後苑特別観覧エリアに分かれています。
ここは今年(2010年)5月から見学システムが変わりました。以前は自然と建物保存のために、1週間のうち1日を除いて決まった時間だけ観覧できるようになっていましたが、今回からは敷地内のエリアによって一般観覧(自由観覧)、ガイド付きの制限観覧の2タイプに分かれています。
一般観覧は基本的に自由観覧ですが、ガイドさんの説明を受けたい場合は言語別(日本語、韓国語、英語、中国語)に決められているので、その時間に合わせて入場すればOK!またガイド付きの制限観覧は、決められた時間のみ入場が可能です。くわしい時間帯は基本情報でご確認くださいね。

【一般観覧】※基本的に自由観覧ですが、言語別の案内もあり。
(ガイド付き観覧時)
コース:敦化門-仁政門-仁政門-熙政堂-大造殿-誠正閣-楽善斎
所要時間:60分

【後苑特別観覧】※後苑特別観覧は解説者のガイド付き観覧のみ可能。
コース:涵陽門-芙蓉池-不老門-愛蓮池-演慶堂-觀欖池-玉流川-ピョンジョンキル-敦化門
※所要時間:90分


<マップ>
1~9までは自由に観覧できる一般観覧エリア。また10~18までが後苑特別観覧エリアです。位置的には入口から一番遠いのが玉流川(約1,250m)、 その中間あたりに芙蓉池エリア(約640m)、入口に近いところに宮殿エリアがあり。つまり、一番遠い玉流川まで行く後苑特別観覧は観覧時間も2時間ほど かかり、道も緩やかですが山道のようなところもあります。なので、入口までまた歩いて戻ることも考慮に入れ、興味と体力と時間に合わせてコースを選んでみ てくださいね。また、雨が降ったあとなど足場が悪い場合もあるので、歩きやすい靴・服装でいらしてくださいね。
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1.敦化門(トンファムン)
2.錦川橋(クムチョンギョ)
3.仁政門(インジョンムン)と仁政殿(インジョンジョン)
4.宣政殿(ソンジョンジョン)
5.御車庫(オチャゴ)
6.熙政堂(ヒジョンダン)
7.大造殿(デジョジョン)
8.楽善斎(ナクソンジェ)
9.誠正閣(ソンジョンカク)または内医院(ネウィウォン)
10.芙蓉池(プヨンジ)と芙蓉亭(プヨンジョン)
11.宙合楼(チュハンヌ)
12.英花堂(ヨンファダン)
13.不老門(プルロムン)
14.寄倣軒(キオホン)と倚斗ハム(ウィドゥハム)
15.愛蓮池(エリョンジ)と愛蓮亭(エリョンジョン)
16.演慶堂(ヨンギョンダン)と善香齋(ソンヒャンジェ)
17.尊徳亭(ソンドクジョン)と貶愚謝(ピョムウサ)
18.玉流川(オンニュチョン)
※トイレ・売店:大門の手前にあるチケット売場の横に1箇所、また10番の芙蓉池(プヨンジ)エリアに1箇所あります。
※車椅子は入口の門、敦化門(トンファムン)を入ってすぐ右で借りられます。
※5の御車庫(オチャゴ) にカフェあり。

入場チケットを購入しましょう。


一般観覧はここで購入できますが、後苑特別観覧はこちらではなく、上の地図でいうと、9番の少し上あたりの後苑入口に別途チケットブースがあるので、そちらで追加料金を出してチケットを購入しましょう。つまり、一般観覧にしろ、特別観覧にしろ、とりあえず入場券は購入しないといけません。後苑特別観覧だけ観たい、という場合も、基本的に一般観覧の入場料は必要になります。
そのほか、2010年5月からスタートした、ソウル市内の4大古宮+宗廟の総合チケット<1枚のチケットで5箇所(景福宮、昌徳宮(後苑含む)、昌慶宮、徳寿宮、宗廟)を見学可※有効期限1ヶ月>もこちらで販売。
入口のチケット売場

入口のチケット売場

後苑入口のチケット売場

後苑入口のチケット売場

●敦化門(トンファムン) 
昌徳宮入口の大きな門。太宗12年(1412年)、昌徳宮の正門として創建され、その翌年、太宗(テジョン)の高徳を刻んだ15,000斥の銅鐘をかけたところです。この門はソウルに残っている木造の二層門としては最古のもの。
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錦川橋(クムチョンギョ)
約600年前に造られた橋。!
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●仁政殿(インジョンジョン)
この建物は昌徳宮の正殿。こちらで王の即位式、臣下の朝礼式、韓国使臣の接見など、国の重要行事が行われました。この建物を見ると、朝鮮末期の建築様式を見ることができます。
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●宣政殿( ジョンジョン)
こちらは王が臣下と国政を議論する場所として使っていた所で、現在韓国に残っている唯一の青い瓦の宮殿。瓦の屋根の端に見える小さな石像はお宮を守る守護神として置かれた物で、西遊記の登場人物が並んでいます。見えますか?先頭から和尚様、孫悟空、猪八戒・・・と続いてます。
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●大造殿(デジョジョン)
こちらは王と王妃の寝殿であり、王とその家族が生活していた中宮殿でもあります。この建物の特徴は屋根に棟瓦がないこと。韓国ではこの瓦を「龍棟」と呼び、国王は龍に例えられたので、国王の寝殿であるこの大造殿の瓦を省いたということ。内部の寝室周辺には、王と王妃を守る女官が使っていた小さな部屋があります。
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●オンドル
景薫閣(キョンフンガッ)の矢印に従って中に入っていくと、昔のオンドルの構造を見ることが出来ます。二重に高くなった床下にオンドルを温める焚き口があり、そこに薪を入れて温めたお湯が全体に行き渡って部屋全体を温めます。薪を燃やしたら当然出てくる煙。これは敷地の端にある煙突を通って出て行くようになっていました。
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途中の景色も緑がいっぱいできれい~!
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●楽善斎(ナクソンジェ)
朝鮮第24代王、憲宗13年(1847年)に側室だった金氏が住むところとして建てられました。英王(ヨンワン)とその后である李方子女史、そして徳恵翁主(トケオンジュ)が日本から帰国した後過ごした場所でもあり。そして、壁には、長寿を意味するカメの甲羅模様になっています。
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●寿康斎(スガンジェ)
憲宗(ホンジョン)の祖母である純元王妃が住んでいたところと言われ、寿康宮の跡地に建てられたので、寿康斎と名づけられたそう。
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●梅の木
この目の前の梅の木は、朝鮮14代王、宣祖の時代に明から朝鮮に贈られたものだと伝えられています。樹齢は約400年と推定されます。
【後苑特別観覧用のチケットブース】
こちらは後苑特別観覧用のチケットブースがあり、後苑観覧をご希望の方はこちらで追加料金を払って特別観覧チケットを購入しないといけません。すべてガイド付きのツアーになっているので、日本語ガイド時間に合わせていきましょう(時間は基本情報参照)。
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<<後苑とは?>>
秘苑(ピウォン)として人々に広く親しまれているこのお庭は、もともと後苑(フウォン)といい、朝鮮第3代王、太宗5年(1405年)昌徳宮の創建時に宮殿の庭園として造られました。ここで王や王妃が余暇を楽しんだり、勉強をしたりしていました。1592年、文禄・慶長の役で大半の庭亭が焼失しましたが、1623年に改修増築され、今の姿を維持しています。この庭園は、韓国伝統の造園技術による自然をそのまま生かした造りになっていて、ソウルにいるとは思えないような美しい豊かな自然に魅せられ、一年中たくさんの観光客が訪れます。

宮殿エリアの終わりにある後苑入口からは、少し傾斜のある山道(舗装されている道)を歩きます。ここからは森の中なので、夏の暑い日でも少し冷~んやり。
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芙蓉池(プヨンジ)
もともとここには池がありましたが、空は丸く、地は角張ってるという陰陽五変説に従って、四角い池を地に見立て、空を象徴する丸い島を造ったといわれています。池の水は地下水や雨が降る時には、西の渓谷の水が龍の頭の石像を通して流れて入って来たりもし、池ではタイやフナを育て、船を浮かべて釣りや船こぎを楽しんでいました。
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●芙蓉亭(プヨンジョン)
昔は、科挙試験に合格したら、宙合桜(チュハンヌ)へあがって数万巻の本を読み、能力を伸ばせる機会を与えられるといわれ、それをお祝いしていたところです。」
●英花堂(ヨンファダン)
こちらは本来、王が家臣と一緒に花見をしたり、詩を詠んだりと風流を楽しむところでしたが、第22代王、正祖(チョンジョ)の時代からは科挙の試験場として使用されました。試験の時は王が試験監督をし、横の庭で受験者たちが科挙の試験を受けたところ。
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●宙合楼(チュハンヌ)
ここは国の将来を担う人材を育てるために学問を研究し、本を出版していた2階建ての楼閣です。下の階は宮中図書館の役割を果たし、上の階は読書や議論、瞑想と思索の場としても利用されました。ここはところどころ典型的な朝鮮時代の楼閣建築が施されていて、特に丸い柱と四角い柱をちょうどよく組み合わせた建築構造は、天と空の調和を成した理を象徴しているといわれています。
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●不老門(プルロムン)
この門はちょっと特別な門。王の長寿を願って建てられたもので、今でもこの門をくぐった人は、長生きするといわれています。
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●演慶堂(ヨンギョダン)
朝鮮第23代王、純祖28年(1828)に当時の士大夫(朝鮮時代の上流階級)の家を真似て昌徳宮の中に作られた民家形式の建物です。中は、男性が生活をする舎廊棟(サランチェ)、母屋(アンチェ)、本を保管していた善香斎(ソンヒャンジェ)などで成り立っています。
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■舎廊棟(サランチェ)
舎廊棟は男性が生活する棟で、主人が昼間客を迎える舎廊房(サランバン)と夏の板の間、寝室などで構成されています。
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中門間行廊棟(チュンムンガンヘンナンチェ)
母屋(アンチェ)と舎廊棟(サランチェ)に通じる中門の左右に並んだ行廊棟(ヘンナンチェ)が中門間行廊棟です。この演慶堂(ヨンギョンダン)の中門間行廊棟の場合は、舎廊棟に出入りする中門は両隣りの行廊棟より屋根が高くなっていて、母屋に通じる中門は、行廊棟と同じ高さになっています。ここにも朝鮮時代の男尊女卑思想が現れています。
善香斎(ソンヒャンジェ)
本を保管する書庫としての役割と共に、図書室としても使われていたところです。
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母屋(アンチェ)
昔はいくら結婚をしても男と女が1つの部屋で寝てはいけないということで、男女別々に部屋が準備されていました。主人が生活するところが舎廊棟(サランチェ)、そして女性が生活するところがここ、母屋(アンチェ)となります。中は、妻の部屋である内房(アンパン)と大きな板の間、嫁の部屋である向房(コンノンバン)、台所、おかずを作るところで構成されています。
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●愛蓮池(エリョンジ)
芙蓉池から約100mほど離れたところにある愛蓮池(エリョンジ)。芙蓉池にも似た美しい蓮池です。ここは昔のデートスポットと思われる場所。池の端にある東屋「愛蓮亭(エリョンジョン)」は粛宗18年(1692年)に建てられたそう。
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●尊徳亭(ソンドクジョン)と貶愚謝(ピョムウサ)
さらに150mほど進むと、尊徳亭(ソンドクジョン)エリアに到着します。こちらは尊徳亭、貶愚謝、観覧亭、勝在亭の4つの東屋が2つの池の周りに建てられ、特に秋の紅葉時には美しい景色が楽しめるところ。中でも尊徳亭は1番古く、仁祖22年(1644年)に建てられたもの。屋根の軒が2重になっていて、天井には清竜と黄竜が描かれ、その下には正祖が書いた文書が掛かっています。
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●玉流川(オンニュチョン)
玉流川とは昌徳宮の後苑北部の奥深いところにあり、入口の敦化門からは一番遠い約1.250m離れています。李氏朝鮮16代王の仁祖14年(1636年)に岩を削って作られた泉。歴代の王・王妃はここで井戸の水を飲んだり、風流遊びに興じていたとか。特に岩のU字型の堀に流れる水に杯を浮かべ、その杯が自分の前に流れて来るまでに詩を詠むという曲水宴を楽しんだそう。周りには遥逢亭(ソヨジョン)、太極亭(テクッジョン)、翠寒亭(チハンジョン)などの5つの東屋が建ち並び、その当時の雰囲気がなんとなく伝わってきます。
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イブキ(天然記念物 第194号)
このイブキは樹齢が約750年と推定され、老木であるだけでなく、幹がくねくねと曲がった珍しい姿をしています。そして、中央に見えるのは首をかしげている龍、また奥にはサルが見えます。
いかがでしたか?ナビはこの昌徳宮に何度か足を運んでいるので、今回は一般観覧では見学できない施設をメインに回ってみました。ガイドマップを何度も確認しながら、説明の看板を見ながら、写真を撮りながらの見学。結局、2時間ほどかかりました。距離的にはかなりあると思うんですが、施設をゆっくり見学して、山の自然もゆっくり眺めて、また違う昌徳宮の一面が楽しめて良かったですョ。


記事更新日:2010-06-15

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スポット登録日:2000-05-14

スポット更新日:2012-11-02

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