誰もが夢を見るLOTTO。LOTTOブームの中でどう生きる？！
こんにちは、ソウルナビです。昨年２００２年１２月2日に韓国で始まった新しい宝くじ、それは、 LOTTO６４５。1～４５までの数字の中から６個を選び、登録するだけのいたって簡単なLOTTO６４５に韓国の大多数の人々が今夢中になってしまっているのです！！では、今日はその夢中ぶりをお伝えしましょう。
LOTTO６４５って何？どうやってするの？？という方は、LOTTO６４５に挑戦！という記事をもう一度ご覧くださいね！！！
過去最高、６５億ウォン！の当選金１２月２日から始まったLOTTO、最初はまわりでも｢やったことある？｣って聞くくらいの人気から始まりました・・。ナビも韓国の人に宝くじに対してどう思うか聞いたら、｢宝くじに当選して結果的に幸せになった人はいない！｣とか、｢人間地道が一番！！｣という答えが帰ってきてたんです！でも第６回目 (１月１１日抽選)でなーんと、６５億ウォン（約６億円）を手にした４０代男性の当選者が出てからLOTTOブームが始まりました。
LOTTOのおもしろいところは繰越金！
実は第４回と第５回も１等当選者なし。そのお金が第６回に繰り越されて６５億ウォンになったんだそう！！韓国でも宝くじが当たる前には幸運な夢を見ると言われてますが、この当選者もほんとうに夢を見たそうですよ！実際にこんな人が登場してしまい、夢であったLOTTOが現実的になってきました！
ロット熱風到来！！６５億ウォンが当たったというニュースにより、韓国中で｢いつかは自分も当たるのでは？｣と期待し、ブームが始まりました。しかしその後、第７回、第８回とも1等当選者なし。そのため第９回(2月1日抽選)の当選額は100～200億ウォンになると予想され、当選金を手にするのは誰？自分かも？？という興奮で誰もがLOTTOの話題に夢中になりました。しかーし、なんと、第９回も当選者が出なかったのです。
予想当選金額７００億ウォン？！過去最高額の第９回の当選金も繰り越され、第１０回(2月8日抽選)の当選金額は一気に400億ウォンに！こんな人生のビックチャンスがかつてありましょうか？？？人生逆転（注：これはＣＭの宣伝文句）＆一攫千金！！LOTTOショップは連日行列に行列、今まで地道に・・・と言ってた人も、ブームに乗ってチャレンジ！！販売額も３倍、４倍と膨れあがり、なーんと抽選の前日には当選金額が700億ウォンに達しました。
おばちゃんもおじーちゃんも
ナビもそのニュースを日本で聞いた友達から注文を受け、抽選日の昼間に近所でLOTTOも扱っているケータイショップへ行きました。でも行ってみてびっくり！はいつもお客さんの少ないがらーんとしたお店が、なんとその日ばかりはあふれんばかりの人人人！！みんなメモしてきた番号を必死に写してマークシートに登録をしています。ケータイを買いに来たお客はゼロ！さらにそのあふれんばかりの人を見て、道ゆくおばちゃんやおじーちゃんまでもが、｢すごい！わたしたちもやってみよう！！｣などと店に入ってやり方をたずねていました。うーむこうしてブームが広がるのか、、、
発表の瞬間ナビももちろん５口（１枚２０００円X５＝１０００００ウォン）買いましたよー！マークシートをただ斜めにしたり、ジグザグにしたり、適当に選びました。さっ、２月８日午後８時４５分、抽選のテレビ中継が始まりました。ここまでくると韓国内だけじゃなく世界が注目する韓国のLOTTO６４５。命中確率は 814万分の１。1等当選金額が835億ウォン！！
っとその前に、｢もし、当たったら？｣もしもし今回のLOTTOに当たった場合に身元を明かせば｢幸運の終わりは不幸の始まり｣・・という話！新聞では他の人にばれない受け取り方法などがくわしく紹介されていました。内容は｢まず弁護士を雇用し賞金を受取る方法を相談する。有効期間３ヶ月の間で身辺整理をすべて終えてから取りに行く。受け渡しの国民銀行を下見してから、電話で訪問日時を通報し、セキュリティに問題があれば告訴すると脅迫すると脅す｣などなど、、、（本気？）
700億ウォンは誰の手に？！ついに、第10回目、1等当選者が出ましたー1等を当てた人、誰もが700億ウォンを手にする夢を見たことでしょう。でもなんと、1等当選者が13人も出てしまいました！！それだけ、賭けた人が多いということ。700億ウォンは13人に分配されるので、結局は64億円。ちなみに、ナビも４つも当てましたーーー！も、もしかしたら｢１０万円くらい？｣と思いましたが、やっぱり買った人も多ければ当てた人も多く、当選金額はたったの27000ウォンでした。。。
失望と落胆このLOTTOだけに1週間を費やした人が多いらしく、あっという間に紙くずと化した投票シート。夢だけを見て走ってきた１週間、はずれた虚脱感。これからどう生きれば良いか？！｢全国民が１３人に寄付したようなものだ｣とか｢１等を当てたらデパートを買おうと思ったのに！（おいおい）｣｢毎日ドキドキしながら発表の日を待った自分が恥ずかしい｣などなどの感想。どうやら、韓国の人は当たったときのお金の使い道を真剣に具体的に考えて燃えたようですね。。。。
繰越２回まで！！
でも第10回目のLOTTOだけ考えても1日で国内に６4億ウォンを手にした人が１３人もいると思うとスゴイ話じゃないですか？？さてこんなに全国的に LOTTOに夢中になっては仕事ができません！！ってわけで、この状況を見かねた政府が次回からは繰越２回までと変更してしまいました。残念、、、
注目薄れた第11回(2月15日抽選)第１０回の失望感が尾を引いたのか、繰越金がないから盛り上がらなかったのか、第１１回に関するニュースはほとんど流れなくなりました。LOTTOブームも一時の夢だった？！でも、少ないけど当てた賞金でまたLOTTOを買う人もいるそう。繰越回数も規制され、第１０回目ほどのブームはもうないかもしれないけど、第１１回も１等当選者は５人、40億ウォン（約４億円）ずつ手にしたそうです！
皆さん、LOTTOブームについてご紹介いたしましたが、いかがでしたか？回数は減ったとはいえ、まだまだ大金を手にする人が続いているので、ブームはまだまだおさまらないでしょう。ナビも４つも当てたのにーって気持ちもあって、1口2000ウォンで楽しめるLOTTO６４５、これからも買い続けていくと思います。皆さんも、旅の合間に1口いかがですか？以上、ソウルナビがお伝えしました。
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記事登録日：2003-02-18
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