韓国の食の宝庫、全羅道食べまくり2泊3日の旅

釜山から全羅道へ!都会にはないあったかい旅を味わおう!

アンニョンハセヨ、プサンナビのさっちゃんです。お久しぶりです、皆さんいかがお過ごしですか?すでに12月に入ってしまったので、過ぎた話になってしまいますが、秋といえば食欲の秋!ということで、11月の週末を利用して、韓国の美味しいものの宝庫として知られる全羅道へ食べまくりの旅に2泊3日で出かけてきました!もちろん、日本でも有名な全羅道名物ビビンパッやサンナクチも食べ、本当にお腹の空く時間がないっ!!!というくらい食べまくりました。ということで、有名な観光地なども踏まえて、全羅道をご紹介していこうと思います。
2泊3日のコースは次の通り!
釜山→順天→ボソン→海南→木浦→全州→釜山

釜山→順天→ボソン→海南→木浦→全州→釜山

釜山からまずは順天(スンチョン)へ(1日目)

今回、さっちゃんは旦那様と、同じ日韓カップルのお友達の4人で車を利用して、仕事が終わる金曜日の7時30分に出発。まずは、南海高速道路を使って西に2時間ほど行った順天へ。

道も混んでいなくあっという間に着き、先ずは宿探し。初めて訪れる場合は、高速バスターミナルもしくは駅、市庁近くへ行ってみるとある程度の繁華街になっているので、食堂やホテルが見つかります。そのセオリー通り、さっちゃん一行も順天市役所周辺を徘徊した結果、綺麗なモーテルを発見!日本でモーテル?!と聞くとちょっとびっくりしてしまいますが、韓国では友達同士でも気軽に利用できる安いホテル、というイメージがあるので、躊躇せず行ってみてくださいね!モーテルの方が設備も新しく、旅館と同じくらいの値段で快適に宿泊できますよ。今回さっちゃんが泊まったモーテルはオンドル部屋。宿代は4人で45,000ウォン!もちろん、布団は人数分ありますよ!
<ホテル情報>
名前:SAVOY MOTEL
住所: 全羅南道順天市チャンチョン洞36-9
電話番号: 061-743-8877
ホテルに荷物を置いたら小腹が減ったので軽くお酒を飲みに行くことに。ホテルの近くがちょうど繁華街だったので、その中でも一際賑わっていたスンデチョンゴルのお店へ。スンデチョンゴルと焼酎を頼むと、なんと焼酎は全羅道のものがでてくるではありませんか。かわいらしいもみじの絵が描いてあるのがポイントのイッソジュです。チョンゴルはやはり全羅道!釜山よりも大分辛い味付けになっていて、お酒が進む進む!本当に火が出そうに辛かったです。
<お店情報>
名前:チョルパンコッチャングイマッチャン
住所:全羅南道順天市庁前
電話番号:061-745-3841

2日目

ボソン茶畑
9時に起き、昨日の夜チェックしていたコンナムルクッパッのお店へ。有名な全州ではないけど、同じ全羅道ということで試してみることに。釜山で食べるものよりもちょっと塩味が濃かったですが、なかなか満足のお味!
腹ごしらえをしたら、向かうは先ず順天から車で小1時間ほどのところにあるボソン茶畑。ここは、日本でも放送された「ヨルムヒャンギ(夏の香り)」にも撮影で使われた場所で、茶畑が山沿いに並んでいる景色が素晴らしいところなんです。無料で茶畑を見学でき、一人1,000ウォン払えば採れたてのお茶をいただけますよ!
韓国の土地の最南端へ
韓国人なら一度は行ってみたいという韓国の最南端、海南にあるタンクッ。茶畑からは一般道で約2時間かかります。そのタンクッ(土地端)の灯台などがある場所へ行く前にお昼を食べることに。ここは全羅道の韓定食の中でも海鮮韓定食が有名ということで、一人20,000ウォンの定食を食べてみました!!ちょっと高いかな?!と思ったさっちゃんでしたが、出てきた料理にびっくり!アワビやヒラメ、サンナクチ、ホンオ(エイを発酵させたもの)の刺身、アワビサムゲタン、その他テーブルに載り切らないほど出てきました!
ここでさっちゃん、あの臭くて食べられないというホンオの刺身にトライ!(このホンオは高級珍味として韓国では有名なんですが、アンモニア臭がすごい!)
勢い良くチャレンジしたものの、あえなく臭さにやられました・・・ 
勢い良くチャレンジしたものの、あえなく臭さにやられました・・・

勢い良くチャレンジしたものの、あえなく臭さにやられました・・・

<お店情報>
名前:エデンパーク
住所 全羅南道海南郡ソンジ面ソンホリ1174
電話番号: 061-535-3814
気を取り直してタンクッへ。丘の上にそのタンクッと現しているモニュメントや灯台がありましたよ。やはり観光客も多く、皆さん記念撮影しました!土地の端ということだけでなく、ここから見える小さな島々の景色もかなり見物でした。
タンクッを見終えていざ木浦へと思って出発すること10分。島と本島が道でつながっている光景を目にしたさっちゃん一行は、とりあえず寄ってみることに。行ってみると、本当に道が海から突き出てきたような感じ。韓国国内でも有名な海が割れるのよ~現象は珍島(チンド)だけかと思っていましたが、地元の人の話では、小島の多い海南では珍しい現象ではないとのこと。せっかくなので歩いてみると、海に浸かっている道だけに魚や小さなカニなんかがたくさん!また、海女さんには「あと数分で道がなくなるから、注意して~」と声をかけられるなど、ちょっと不思議な体験をしました。個人的にはタンクッよりもココがオススメですよ~^^
いざ木浦へ!
2時間あまりで木浦へ到着。ここでもまず、安めのモーテルへチェックインして、ご飯を食べに出かけることに。木浦にはサンナクチを食べに来たはずなんですが、先ほどお昼で食べたということで旦那様から却下・・・。で、結局食べたのはサムギョッサル~!どこに行ってもサンギョッサルは韓国人の友、といわれるほど韓国人の好きなメニューナンバーワンなんですよねぇ~。サンギョッサルだけではここまで来て心もとないと思ったさっちゃん、メニューにトッカルビの文字を見つけましたぁ~!そう、トッカルビとは牛肉をみじん切りにし、タレと混ぜてハンバーグ状にした全羅道の特産物でもあります。嬉しさと期待で注文したものの、期待に反して冷凍のものが・・・。ただのハンバーグのような味で思い描いていたものとは程遠いものでした。
<お店情報>
名前:サランバン
住所: 全羅南道木浦市サン洞851−2
電話番号: 061-282-3868

<ホテル情報>
名前: モーテルウォーカヒルビーチ
住所: 全羅南道木浦市サン洞854−10
電話番号: 061-283-6985

3日目
朝食はキムチチゲ
前日、飲みすぎてしまったので、朝はモーテル近くのキムチチゲ屋さんへ。やはりここでも、釜山より辛いということを痛感。4人とも汗をかきかき、水を飲みのみ食べていたんですが、だんだんとその辛さに慣れてきて、不思議にも最後は一滴も残さず食べてしまうほどの味に!
木浦の街が一望の儒達山(ユダルサン)へ
木浦へ来たら、ここは外せないという木浦一の観光地、儒達山へ。山上からの景色は本当に最高~!木浦の街並み、港の様子などが一望できちゃいます。
全州で本場のビビンパッ!
木浦から約2時間と15分のところにある全州には、全州ビビンバを食すためにやってきました。やはり数々のガイドブックにも登場している家族会館へ、さっちゃんたちも行ってみました!お値段は二つ、普通の全州ビビンパッ(8,000ウォン)とおかずが少し増える方(10,000ウォン)。せっかくここまできたんだからということで、豪華な方を注文してみたところ、特に隣のテーブルと変わらないような・・・。美味しいというよりも見た目が鮮やかで豪華なおかずがのっているのが特徴のようです。食べてみても、強い味と感じるものはなく、最後までそつなくいただけるというような感じ。
<お店情報>
名前: 家族会館
住所: 全州市完山区中央洞3街80番地 2階
電話番号: 063−284−2884
お腹いっぱいになったら、ここから一気に釜山へ。約3時間30分ほどで到着予定のはずだったんですが・・・。なんとも途中で大渋滞に巻き込まれてしまって、結局、全州から釜山までかかった時間は7時間くらい。疲れてしまったけど、美味しいものをたぁ~くさん食べられたので満足でしたぁ~。皆さんも、ソウルや釜山から地方に抜け出して、その地方の美味しいもの、観光地を回ってみるという旅はいかがですか?きっと、都会にはないあったかい旅が味わえるのではないでしょうか?以上、プサンナビのさっちゃんでした

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-12-09

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