経済成長シンボルの街「三成洞」

韓国経済急成長のシンボルの街!

こんにちは、ソウルナビです。三成洞(サムソンドン)がソウルのどのあたりにあるのかご存知ですか?ここ三成洞(サムソンドン)は去る2000年10月20~21日の2日間、第3回アジアヨーロッパ首脳会合(ASEM)が開かれたところでもあります。またこのエリアにはCOEX MALL、都心空港ターミナル、奉恩寺(ポンウンサ)、現代百貨店貿易センター店、ASEMタワー、ASEM会議場、韓国総合展示場(COEX)、コンベンションセンター、貿易センター、テヘランバレーなどがあり、ソウルの経済、及び国際、金融、流通、交通、デジタル分野の中心でもあります。だけど約40年前まで、ここは首都近郊の典型的な農村だったんです!今の三成洞と比べると…う~ん…あまりに違いすぎてうまく想像できません!では今から三成洞(サムソンドン)についてくわしくチェックしてみましょう。
三成洞(サムソンドン)とは?
三成洞(サムソンドン)とは李朝末期までは京畿道(キョンギド)広州郡(クァンジュグン)彦州面(ヨンジュミョン)といい、奉恩寺(ポンウンサ・794年(新羅元聖王10年)に創建されたお寺)、舞童島(ムドンド・島の南側に子供のような形の岩がまるで踊っているように見えたことに由来)、タッチョム(韓紙の材料であるコウゾの樹を売る商店があったところに由来)の3つの村がありました。日本の植民地時代である1914年3月1日、これら3つの村を統廃合して、彦州面(オンジュミョン)三成里(サムソンニ)となりました。1963年1月1日、ソウル特別市城東区(ソンドング)に編入された際に「三成洞(サムソンドン)」に改められ、1975年江南区新設に伴いソウル市江南区に編入されました。現在、三成洞(サムソンドン)には面積3.19k?に約4万人が居住しています。地理的には漢江へ注ぐ炭川(タンチョン)河口に位置し、東は蚕室(チャムシル)、西はノニョン洞、駅三洞(ヨクサムドン)、南は大峙洞(テチドン)・道谷洞(トゴットン)、北は清潭洞(チョンダムドン)に接し、地下鉄の駅は2号線のサムソン(三成・Samseong・219)駅があります。
アップグレード!三成洞!
1970年代後半、政府の経済再開発政策に後押しされて、この一帯の開発が始まりました。特に1984年貿易センター開発計画で三成洞(サムソンドン)は江南(カンナム・漢江の南側)の中心として急浮上。その後、1998年にはベンチャー企業創業のブームに伴い、三成洞のメインストリートであるテヘラン路を中心に、金融機関、情報通信業、インターネット関連(ドットコム)企業が集まりはじめました。さらにその周辺に百貨店、三成駅アーケード、COEX MALLなどのショッピング施設などが加わり、他の地区よりいっそうグレードアップしたエリアへと大変貌を遂げたのです。特に2000年ここで開かれたASEM(アジア・ヨーロッパ首脳会合)会議は三成洞(サムソンドン)が韓国の経済及び国際貿易、金融分野の中心地であることを内外に認識させました。現在もテヘラン路を中心とする、いわゆるテヘランバレーのドットコム企業群が、世界第1位デジタル強国になる日を夢見て今日も三成洞の夜を明るく照らしています。(^^)
三成洞にはサムソン(三成・Samseong)駅とASEM TOWERをつなぐCOEX MALL、仁川・金浦など空港と都心をつなぐ都心空港ターミナル、そして周辺の特級ホテルと大型百貨店など、1日の流動人口は50万人をはるかに上回っています!たった40年ですっかり様変わりした三成洞は韓国経済の急成長のシンボルともいえるでしょう(^^)。
以上、三成洞にあるCOEX MALL前からソウルナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-09-13

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