韓国の人気漫画でドラマや映画化された「食客」に登場する有名店も入店!「食客村」のほか気になるグルメをたくさん紹介しちゃいます!
こんにちは、ソウルナビです!チョンガク(鐘閣)といえば鍾路(チョンノ)タワーや普信閣(ポシンガク)のある鍾路(チョンノ)の重要スポット。今日は2014年、鍾路に誕生した新しいグルメスポット「清進商店街/チョンジンサンジョンガ」」をくわしくチェックしてみましょう!こちらはオフィスや飲食店が入る高層ビル「グランソウル」にある食堂街で、2014年3月から次々と話題の店がオープン。その数はなんと40店舗以上!清進商店街の中には韓国で有名なグルメマンガ「食客」にも登場したお店が集まる「食客村(シッケッチョン)」もあり、グルメなお客さんが多く訪れています。シックで落ち着いた雰囲気の食堂街の魅力をたっぷりとレポートしたいと思います!それではナビと一緒に行ってみよ~
再開発エリアのおしゃれなビルの中にあり!
「清進商店街」があるのは地下鉄1号線チョンガク(鐘閣駅)からすぐ。このあたりは大通りの鍾路に面する再開発地区。かつてはここにはジャングッで有名な清進洞(チョンジンドン)やソウル観光ホテル、また鍾路1街から6街まで続く鍾路の裏通り「ピマッコル」があり、古い路地裏に古いお店が軒を連ねるところでした。しかし2003年にこのあたり一帯が再開発地区に指定され、古いお店やビルはほとんど取り壊され、高層ビルが次々と建つようになりました。現在このあたりのピマッコルはその建物の一部に面影を留めるのみ。高層ビル「グランソウル」の1階はアーケードになっていますが、この通りこそそのピマッコルのあと。入口には「清進商店街」という漢字の看板がかかげられ、その下には「食客村」という看板もあります。「清進商店街」はグランソウルの地下1階から2階にかけてある食堂街を指し、その中でもマンガ「食客」に登場したお店10店舗を合わせて「食客村」と呼んでいます。ちなみに現在は工事中ですが、2015年には地下鉄チョンガク駅と地下1階が直結する予定!そうなればさらにアクセスが便利になります。
食客村の店以外にも、ソウルとソウル近郊で話題の飲食店が入店!
「清進商店街」にはソウルとその近郊で話題のお店がいっぱい!レストランは韓国料理はもちろん、イタリアン、中華、和食、エスニック、カフェやスイーツの名店も。ファッション、雑貨、コスメなどのお店やコンビニなども入っています。黒レンガの壁で仕切られた空間は落ち着いた印象。照明も全体的にやや落としてあって大人の空間という感じです。
<フロア案内>
■B1F 食客村レストラン/レストラン/カフェ・ベーカリー/薬局/コンビニ
■1F 食客村レストラン/レストラン/カフェ・ベーカリー/ファッション雑貨/コンビニ/化粧品
■2F 食客村レストラン/カフェ
それではフロアごとにご紹介しましょう!
※掲載されているそれぞれの入店ショップや施設は2014年12月現在のものです。
■B1F
準備中の店も含めて現在約30店近くが入店。中には清進洞ゆかりの朝鮮王朝時代の遺物展示コーナーもあります。ミニ博物館のよう?
○●○レストラン○●○
○●○カフェ・ベーカリー・スイーツ○●○
有名なチェーン店が多く入店。あずきスイーツでお馴染みの店「キョンソンパッチッ・オンヌモン」や、こだわりのコーヒーショップ「ルッソバリスタラブ」、北欧スタイルカフェ「FIKA」も。
○●○その他○●○
■1F
カフェと「食客村」店を中心に13店舗が入店しています。
ワインとコーヒーが楽しめる「COFFINE GURUNARU」
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韓国の農協直営カフェ「オガペ」
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体にやさしいごはんが食べられる「ムミョンシッタン」
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そば粉料理の店「オドゥサンメミル家」
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■漫画「食客」に登場したお店は・・・
韓国の大ヒットグルメマンガ「食客」は2002年9月から2010年3月まで、日刊紙に連載され、韓国料理について135のエピソードが紹介されています。このマンガに登場する9つの店が集まったのが「食客村(シッケッチョン)」。この「食客村」は一つの場所に集まっているわけではなく、地下1階と1階にある食堂街の中、さらに2階にお店が点在しています。ビル入口の「清進商店街」のお店一覧表のうち、店の横に赤いマークがついているのが該当のお店なのでチェックしてみてください。よーく見るとカフェの「COFFINE GURUNARU」にもマークが。こちらも「食客」に登場したのかな?
<食客村の店>B1F-○スハドン(秀河東)○チャムヌロンソ
1F-○オドゥサンメミルガ ○全州パッチャ ○釜山浦オムッ ○ムミョンシッタン ○マンジョッオヒャンチョッパル
2F-○ピョクチェハヌ(韓牛)○ソルロンタンチョンミ ○ ポンウリ韓定食
■漢城の一大商業地だった雲従街の遺跡も
こちら「グランソウル」の建設にあたり、見つかったのが朝鮮王朝時代の商業地の跡。ソウルがかつて漢城(ハンソン)と呼ばれ、そして鍾路が雲従街(ウンジョンガ)と呼ばれていた頃、このあたりは商売の特権を得た商人の店である六矣廛(ユギジョン、国家需要品を調達した6つの大商店)や市廛(シジョン)が並んでいました。遺跡の一部はガラスで覆われ上から見ることができます。当時の道は今よりも低い位置にあったことがわかります。遺跡は6つのゾーンに分かれているので、ちょっと散歩でビルを回ってみるのもいいかも。