ソウルのおすすめコース~半日編(江北&江南)

ソウルの江北・江南、それぞれ半日で何ができる?ポイントを抑えて楽しめるモデルコースを作ってみました!

こんにちは!ソウルナビです。ソウル旅行が決まって滞在スケジュールを決める時。行きたいところをピックアップしてプランを立てたら、「ん、半日時間が余ったゾ」なんて思ったことはありませんか!?ポッとできた半日のフリータイムを無駄にしないために、今日は半日おすすめコースを作ってみました~!ソウルでは市の真ん中を流れる漢江(ハンガン)を境に、その北側を「江北(カンブッ)」、南側を「江南(カンナム)」と呼んでいるのですが、今回は江北編・江南編の2つのモデルプランをご紹介。江北・江南それぞれの代表的な観光スポットを周りたいと思っていたビギナーさんも注目~!さっそく行ってみよ!レッツゴー!
古くから首都ソウルの街の中心として栄えてきた江北エリア。景福宮をはじめとする古宮など歴史的な建築物や、東大門、南大門エリアに広がる市場、そしてソウルを代表する繁華街の一つ、明洞(ミョンドン)など見どころいっぱい^^!そんな江北エリアだけでもぜ~んぶまわろうと思ったら1日あっても足りないくらい!?でも今回限られた時間は半日!そこで、ここだけは見とけ!ってトコロを効率よく、ポイントをおさえて回っちゃいましょう!

コース予定
全体の所要時間: 5.5~7時間くらい
*午後からスタートするならお昼ご飯を食べた後、朝からならちょっと早めの7~8時には出発するのがおすすめ!

*午後からスタートするならお昼ご飯を食べた後、朝からならちょっと早めの7~8時には出発するのがおすすめ!

<江北エリアマップ>

■まずは古宮or清渓川を見学!

《景福宮》
朝鮮時代の首都だった江北エリアには、その時代に建てられた古宮が多く残っています。中でも代表的なのが「景福宮(キョンボックン)」。李氏朝鮮時代の正宮でソウル市内にある五大王宮(景福宮、昌徳宮、徳寿宮、昌慶宮、慶熙宮)の中でもっとも規模が大きい景福宮にはぜひ行っておきたいトコロ!ココへのアクセスは、地下鉄3号線キョンボックン(景福宮・Gyeongbokgung・327)駅の5番出口を出るとすぐ。個人で王宮内をぐるっと回るのも良いし、1時間ほどの日本語無料ガイドツアーに参加するのも手。入口の興礼門前広場では毎時間ごとに「朝鮮時代守門将交代儀式」もやっているので、詳しい時間などはココを見てくださいネ!景福宮見学のあとは、伝統の街「仁寺洞」へ向かいます。やってきた地下鉄の景福宮駅からは反対方向にある東門から出ましょう~。

《昌徳宮》
ソウルに残る五大王宮の中でも、ユネスコ世界文化遺産に登録されている「昌徳宮(チャンドックン)」。建物や自然の管理が行き届いていて、自然をそのまま活かして造った庭園「秘苑(ピウォン)」などがあり、とっても美しい宮殿として有名です。特に秋の紅葉時期の風景はステキ!四季折々の自然も格別な昌徳宮には、景福宮にはもう行ったよ~、という方にもおすすめ。こちらは自然と建物保存のために、決まった時間だけ観覧できるようになっています。日本語ガイドツアーもあり、所要時間は1時間半くらい。また、4月から11月は毎週木曜日が自由観覧の日。入場料を払えば自由に観覧することができますョ。こちら昌徳宮へは、地下鉄3号線アングッ(安国・An-guk・328)駅からどうぞ!3番出口を出てまっすぐ歩くと5分ほどで着きますョ。

《清渓川》
ところで古宮の開園時間は、だいたい朝の9時頃から。もし午前中、朝早くからこのコースをやってみよう!と思っていらっしゃるみなさんや、古宮はもう見学したわっ!という方は、古宮見学の代わりに清渓川(チョンゲチョン)の散策なんていかが!?市民の憩いの場所、大都会ソウルに復元された清渓川へのアクセスは、地下鉄5号線クアンファムン駅(光化門・Gwanghwamun・533)駅から。駅の5番出口から出るとすぐ川の西端にある「清渓川広場」に出ます。そこから川に沿った道を、広場から7つめの橋「観水橋」までのんびりお散歩してみましょう~。ここまで来ると、次の目的地「仁寺洞」へ向かうのに便利な地下鉄3号線のウルチロサムガ(乙支路3街・Euljiro 3(sam)-ga・203/330)駅やチョンノサンガ(鍾路3街・Jongro 3(sam)-ga・130/329/534)駅のすぐ近く!ここから地下鉄3号線に乗って安国駅に向かってくださいネ!
また川沿いの道路には、清渓川を臨むテラス席のあるコーヒーショップやカフェも数軒あり。早朝から始めるのなら、そこで朝ごはんをってのもアリかも^^。清渓川沿いのこのエリアの詳しい情報はココをクリック!

■仁寺洞で伝統文化やアートに触れるっ!

さてお次は伝統とアートの香り漂う街、仁寺洞(インサドン)へ!ここ仁寺洞へは地下鉄3号線アングッ(安国・Anguk・328)駅から出発。安国駅までのアクセスは、景福宮や昌徳宮からは歩いて10分ほど、清渓川から来る場合は地下鉄3号線にウルチロサムガ(乙支路3街・Euljiro 3(sam)-ga・203/330)駅から乗ると2駅で着きま~す!そして仁寺洞のメインストリート、「仁寺洞ギル」に沿って、地下鉄1・3・5号線チョンノサンガ(鍾路3街・Jongro 3(sam)-ga・130/329/534)駅をめざすように歩いて行きましょう。この通りには伝統工芸品や韓国らしいおみやげ物を売るお店がズラっと並んでいるので、ここでお土産を買ってもいいし、また見るだけでも楽しめますョ!
さらに、この通りの中ほどにある「サムジギル」はステキな建物の中に工芸品や伝統小物・雑貨などのお店がいっぱい!そしてメインストリートから少し路地に入ったところにも、耕仁美術館などのギャラリーや、伝統茶をいただけるカフェ(下記参照)なども点々としているので、路地を探検がてら気になるギャラリーやカフェにふらっと入ってみるはいかが!?^^

■南大門or東大門へ!市場で庶民のパワーを感じよう!

《南大門市場》
600年の歴史を誇るソウル最古の市場、南大門市場(ナンデムンシジャン)。ココはキムチや海苔、高麗人参、マツタケなどの韓国食材中心に、メガネ、革製品、アクセサリー、衣類、子供服、お土産、伝統モノ・・・など、なんでも揃う大きな市場!特に安くて質の良いメガネの専門店や、韓国海苔や高麗人参を扱う食料品店が多く、これらの買い物を考えている観光客には強い味方!です。小さな路地にいろ~んなお店が所狭しと並び、庶民の活気があふるこの市場は、見るだけでも楽しめるトコロ!こちらの市場へは、地下鉄1・3・5号線チョンノサンガ(鍾路3街・Jongro 3(sam)-ga・130/329/534)駅から3号線に乗り、2駅目にあたる地下鉄3、4号線チュンムロ(忠武路・Chungmuro・331/423)駅で4号線に乗り換えて、2駅目のフェヒョン(会賢・Hoehyeon・425)駅の5番出口を出るとスグ!

《東大門市場》
東大門エリアは大きなファッションビルが立ち並ぶ一大ショッピングスポット!卸売り中心のビルに加えて、ミリオレ東大門やdoota!など、市場というよりも小売中心のファッションビルには2,000~3,000余りの小売店がテナントに入っていて、思う存分買い物をしたーい!という方にはココでショッピング三昧がおすすめ。ちなみにここ東大門市場のファッションビルが一番の賑わいを見せる時間帯は夜中。小売のファッションビルは昼前くらいから営業を始め、卸売りのファッションビルの多くは夕方や夜からの営業。午前中の時間帯は閑散としているので、この半日コースでは午後からの観光向き。
またこのエリアでは、興仁之門(フンインジムン)も見どころの一つ。この門は朝鮮時代に建てられた東の城門で、通称「東大門(トンデムン)」と呼ばれています。東大門エリアへは、地下鉄1・3・5号線チョンノサンガ(鍾路3街・Jongro 3(sam)-ga・130/329/534)駅で1号線に乗り、2駅行くと地下鉄1・4号線トンデムン(東大門・Dongdaemun・128/421)駅に着きますョ。

■お楽しみイロイロ、明洞へ~!

さあ、江北半日コースの最後はっ!日本人観光客が最も多く訪れるスポット、明洞(ミョンドン)へ!ここ明洞へは、南大門からは地下鉄4号線でフェヒョン(会賢・Hoehyeon・425)駅からミョンドン(明洞・Myeong-dong・424)駅までひと駅だけ地下鉄に乗ってもいいし、また少しがんばって歩いても行けます。東大門からは地下鉄1・4号線トンデムン(東大門・Dongdaemun・128/421)駅、または地下鉄2・4・5号線トンデムンウンドンジャン(東大門運動場・Dongdaemun Stadium・205/422/536)駅から4号線に乗るといずれも2,3駅で明洞駅に着きま~す!
ソウル一の繁華街といわれるこのエリアには、コスメ、ファッションアイテム、雑貨などいろ~んな小売店やエステやサロン、マッサージ専門店、カフェや飲食店もいっぱい。いろんなことができちゃう明洞では、この賑やかな街を歩いて韓国の今の流行を感じながらお店めぐりをするのも良し、エステやマッサージを体験するもヨシ!ロッテ百貨店には免税店もありますョ。それから占いや射撃、カラオケなんかの遊びスポットも!そして午後からこのコースを始めた方にはちょうど晩ご飯、また朝早からならちょっと遅い昼食の時間になっているのでは?選択肢も豊富なココ明洞でご飯も食べましょ!^^
江北半日コースは、これでおしまい!このコース、午後からでも午前からでもまわれるようになっていますが、午前なら朝ちょっと早く7~8時頃出発、午後ならお昼ご飯を食べたあとからもっとゆっくり見て回れるんじゃないかと思います。いかがでしたか!?どうぞ旅の参考にしてみてくださいネ!
「江北と江南は何か違う」と言われることが多いソウル。ビルが建ち並び街の様子が新しく感じる江南は、高級感が漂って江北に比べてハイソなイメージ!そんな江南のミドコロは朝よりも午後楽しむのがオススメ。というわけで、江南エリアのおすすめコースは午後に限定してみました~!

コース予定
<江南エリアMAP>

■13:00~16:00 狎鴎亭・清潭洞でショッピング&ティータイム!

<地元ッ子に人気のファッションショップでショッピング>(所要時間 約2時間)
オシャレなショップが建ち並び、芸能人もたくさんやってくる街狎鴎亭・清潭洞(アックジョン・チョンダムドン)。ココで楽しみたいのは服や靴、カバンなどを始めとしたファッションアイテムのお買い物!狎鴎亭といったら有名なのはやっぱり「ロデオ通り」。通り沿いや小道を入ったところを中心にファッションショップがたくさんあります。この周辺なら価格も手が出しやすいもの多く、スポーツブランドもいくつかあります。
~ナビでのご紹介店~

<カフェでひと休み!(所要時間 約1時間)>
歩いていると足は疲れるしのどが乾くもの。適当なところで休憩タイムを取り入れましょう!ロデオ通りにはコーヒーショップがいろいろ。特に通り沿いにある「PASCUCCI」はドラマ「天国の階段」などで使われたお店。記念にここで一杯いかが?他にもこの周辺では「CAFE LA LEE」「ボンヌベール」などでひと休みできるし、少し離れたところで「BUTTER FINGER PANCAKES」なんてのも気軽に入れて便利。
※より高級路線を行くあなたは!
より高級、より贅沢でハイセンスなものを求めるならロデオ通りよりも東側の清潭洞方面へ。ビギナーさんにも入りやすい「ギャラリア百貨店名品館WEST」「ギャラリア百貨店名品館EAST」の百貨店を覗いてみては?このギャラリアは芸能人も頻繁に訪れるデパート。そこを先頭にしてのびている「清潭洞ブランド通り」でショッピングしたり、韓国のセレブたちの様子をチェックしてみるのも一つの観光ポイントとしていいかも!清潭洞自体がこんなエレガンスな雰囲気なので、「カフェ74」といった周辺のカフェでもより落ち着いた雰囲気を楽しめますョ。
エリアが広く地下鉄での移動が面倒な狎鴎亭・清潭洞。次の目的地まではタクシーで移動してみましょう!(余裕をもって所要時間は30分)

■16:30~18:30 三成洞/COEXでブラブラ

<COEXモールのお店を見学 (所要時間 約1時間半~2時間)>
やって来たのは三成洞/COEX(サムソンドン/コエックス)。このエリアでは地元の人たちから人気の複合施設「COEXモール」で遊んでみましょう!このモールはファッションショップやコスメ店、レストラン、フードコートなど様々なお店があり、一日ここで過ごせそうなスポット。モール内に大型書店「BANDY & LUNI’S」もあるので、本好きの人や韓国書籍が欲しい人は寄ってみては?ブラブラしつつ、中にあるカフェなどで上手に休憩をとりつつショッピングを!
ブラブラ歩きだけじゃ物足りないときはこんなスポットも混ぜてみて!
<ギャンブル好きにはセブンラックカジノ>(所要時間 1時間~)

<ギャンブル好きにはセブンラックカジノ>(所要時間 1時間~)

<こども連れ旅行ならCOEX AQUARIUM>(所要時間 約1時間)

<こども連れ旅行ならCOEX AQUARIUM>(所要時間 約1時間)

<映画好きなら早めに来てMEGABOX>(所要時間 2時間以上)

<映画好きなら早めに来てMEGABOX>(所要時間 2時間以上)

<博物館系が好きな人にはキムチ博物館>(所要時間 約30分)

<博物館系が好きな人にはキムチ博物館>(所要時間 約30分)

<さっと免税ショッピングを楽しみたいならAKコエックス免税店>(所要時間 約1時間)

<さっと免税ショッピングを楽しみたいならAKコエックス免税店>(所要時間 約1時間)

※滞在時間を延ばして三成洞/COEXエリアで夕食をとる場合は以下を参照のこと!

■19:00ごろ 江南駅で夕飯&お酒タイム

<江南駅周辺で夕飯タイム(所要時間 約1時間半)>
江南駅(カンナムヨッ)に到着~!この周辺はオフィス街になっているので、この時間ともなると仕事帰りのサラリーマンやOLたちでいっぱいに!ちょうどおなかがペコペコになる時間だし、さぁディナータイムといきましょう!江南駅は江南大路沿い、またその周辺に飲食店がたくさん!韓国料理、洋食、中華、日本料理・・・と食堂の種類が多様なのもここのエリアの特徴です。お店がズラリと並んでいて入りやすいので、良さそうなお店があったらどんどんチャレンジしてみましょう!
食後、ソウルの夜をもっと楽しみたい人には・・・
ビアハウスがたくさんあるのも江南エリアの特徴!
リピーターさんならちょっと足をのばし、ノニョン洞のモクチャコルモッ(食い倒れ通り)で2次会をしてみるのも一つの案!場所は地下鉄7号線ノニョン(論峴・Nonhyeon・732)駅1or2番出口を出て、江南大路の一本東に並行した通りに入ったところ。江南駅方面へと歩くと専門料理店や飲み屋がたくさんあって、祝前日を中心に地元の人たちで大賑わいしていますよ!

江北エリア編・江南エリア編と分けてコースを作ってみましたが、いかがでしたか?もちろんその通り周らなくても、所要時間だけを参考にして自分なりのプランを立ててみるのもいいですよね!今回のモデルコースを参考にしながら旅の計画を立ててみてはいかがですか?^^以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-04-21

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