UNESCO公認、世界文化遺産ツアー

知っておきたい!韓国の世界文化遺産探訪~

韓国といえばショッピングにエステ、グルメ。でもそのほかにも楽しみがたくさん!今日は世界文化遺産に登録されたスポットを巡るツアーをご紹介します!韓国の世界文化遺産ってどんなのがあるかご存知ですか?韓国の世界遺産は、登録された年代別に「海印寺蔵経板殿」「宗廟」「石窟庵・仏国寺」「昌徳宮」「水原華城」「高敞・和順・江華支石墓遺跡」「慶州歴史地区」「朝鮮王陵」「韓国の歴史村:安東河回村・慶州良洞村」の9つがあります。それでは、ソウルから出発する世界遺産をめぐるオススメツアーを厳選して紹介しちゃいます!それではさっそくいってみよ~

◆◇朝鮮王陵、宣陵(ソンヌン)


宣陵は、朝鮮王朝第9代王成宗(1457~1494年)と継妃(王の後妻)である貞顕王后尹氏のお墓のこと。お墓はソウルでもっともにぎやかなエリアのど真ん中、三成洞に位置。ビルの森の中で見られる松と青い稜線は忙しい都心の人たちに余裕と穏やかさを与えます。宣陵は心の余裕のために散策に出た人や近所の会社員達に安息所を提供する砂漠のオアシスみたいな場所。忙しい旅行の途中にちょっと寄ってみてはいかがですか?
<時間>9:00~13:00
<日程>ホテル発 → 世界遺産の宣陵観光 → COEXアクアリウム観光 → COEXモール観光 → ガイドとの解散

◆◇昌徳宮(チャンドックン)&宗廟(チョンミョ)


○昌徳宮(チャンドックン)○
昌徳宮は15世紀初めに景福宮の離宮として建てられた王宮。映画「王になった男」に登場した李朝第15代王光海君(クァンヘグン)以後、約270年間政務が行われた王の御所!ちなみに韓国の王宮の中で世界遺産に登録されたのはココだけ! 豊かな自然をそのまま生かして造られた美しい宮殿の庭園と後苑(フウォン)の四季折々の姿はとても見ごたえあり♪

○宗廟(チョンミョ)○
宗廟は朝鮮王朝歴代の王と王妃の位牌が祀られているところ。毎年5月の第1日曜に宗廟大祭が行われています。宗廟だけでなく宗廟で行われる祭祀(宗廟祭礼と祭礼楽)も無形遺産として世界遺産に登録されているんですよ!機会があったら一度観覧してみてはいかがでしょうか?李朝時代の建築物の中で最も整然とし、荘厳かつ神聖な場所と言われています。
<時間>9:00~13:00
<日程>昌徳宮 → 宗廟 → 北村韓屋村(北村8景)→ 仁寺洞散策後解散
※月曜は昌徳宮が休みのため景福宮へご案内。

◆◇水原華城(スウォンファソン)


水原華城は朝鮮王朝末期に造られた城跡。 王の別邸である華城行宮を中心に全長5.7キロに渡る城郭が囲い、ところどころに門や砲台、やぐら、兵士の休憩所、軍事指揮所などが設置されています。水原華城の特徴はズバリ東洋と西洋建築技術の融合!東洋の建築様式でありながら西洋の建築方法や装備を取り入れ造られているんです。華城建築に関するすべての過程については「火星聖域儀軌」に細かく記録されています。設計から動員された人や装備、工事の過程で起きた些細なエピソードまで記載されていたため、戦争などで破壊された水原華城を完璧に復元することができたそう!
◆伝統武芸24技公演が行われる日
<時間> 9:00~16:00
<日程>ホテル → 水原華城(+華城行宮) → 昼食(ビビンバ) → 韓国民俗村 → 明洞解散

◆伝統武芸24技公演が行われない日
<時間> 9:00~16:00
<日程>ホテル → 水原華城(+華城行宮) → 伝統武芸24技(月曜日は伝統武芸24技公演がお休み)→ 昼食(ビビンバ) → 韓国民俗村 → 明洞解散

◆◇河回村(ハフェマウル)

 
村の名前である河回とは洛東江がSの形に村を包み込んで流れることから名づけられたとか。既に朝鮮時代から人が住むのに一番よい場所で有名な村。河回村(ハフェマウル)では400年前の町並みをそのままに、今現在も伝統家屋で暮らす人々の生活を見ることが出来ます。1999年、73歳の誕生日を迎えたイギリスのエリザベス女王が一番韓国らしい場所で誕生日を迎えたいという希望で訪れたことでも世界的に有名になりました。また、村の中にある家屋の中には民宿施設として宿泊出来るところもあり、韓国の文化を直接体験できるそうですよ!
<時間>7:00~19:00
<日程>ホテル → 安東 → 河回洞タル(仮面)博物館 → 芙蓉臺(プヨンデ)  → 花川書院(ファチョンソウォン)または屏山書院(ビョンサンソウォン) → 昼食(安東チムタッ) → 河回村 → ソウル着(ホテル)

◆◇仏国寺(プルグクサ)&慶州歴史遺跡地区(慶州南山地区)


○仏国寺○
仏国寺は新羅の建築技術と仏教、吐含山(トアムサン)の秀麗な自然景観が作り出した、統一新羅時代の寺院芸術の傑作。仏国寺に行くとまず目に飛び込んでくるのが青雲橋と白雲橋。これらの橋を渡ると一般人の世界から仏様の世界に入るという大きな意味を持っています。仏様の世界に入る33段階をあらわすため、33段の階段もつくられています。2つの橋を渡るとさらに紫霞門があり、その門を通ると仏様に会えるとか!?残念ながら、今は立ち入り禁止となっているため入ることはできません。

○慶州歴史遺跡地区(慶州南山地区)○
慶州歴史遺跡地区は遺跡の性格によって月城地区、 大陵園地区、 皇龍寺地区、 山城地区、 南山地区の6地区に分けられています。都市全体に遺跡が多いため、これらの地域をまとめて世界遺産に登録されました。中でも 南山地区は大きく、仏教美術の宝庫とも言われてます。
☆石の仏像のほかにも、大きな岩に仏様が描かれています! ☆石の仏像のほかにも、大きな岩に仏様が描かれています!

☆石の仏像のほかにも、大きな岩に仏様が描かれています!

<日程>
1日目
ホテル → 宗廟 → 昌徳宮 → 昼食(ビビンバ) → 陶山書院 → 夕食(安東チムタク(鶏の郷土料理)) → 安東の古宅で宿泊
2日目
安東河回村見学 → 昼食(安東塩サバ) → 慶州の石窟庵・仏国寺 → 夕食(クロサンパッ(野菜包みご飯)) → 慶州で宿泊
3日目
朝食(韓国の家庭料理) → 慶州歴史遺跡地区(慶州南山地区)→ 昼食(韓国の家庭料理) → 朝鮮王陵(隆健陵)→ 水原華城 → ソウルのホテルにて解散

◆◇石窟庵(ソックラム)


石窟庵(ソックラム)はその名の通り、切り出した石をドーム型に組んで作られた石窟寺院。もともとは仏国寺に付随する庵として建てられました。中央に巨大な本尊を置き、周囲には仁王像、四天王像、菩薩像などが配置されています。もともと千年以上持ちこたえられる耐久性と、湿気などを除去する自浄構造を持っていたのですが、以前に行われた工事が理由で換気できず、湿気がこもるようになってしまったとか。本来の姿に戻したくても設計図がないことから復元ができず、現在は人工的に換気を行っているそう。
<時間>7:00~20:00
<日程>ホテル(ピックアップ)→ソウル駅→(KTX、セマウル号で移動)→膽星台(チョムソンデ)→お昼(クロサンパッ(数十種類のオカズをいろいろな野菜に包んで食べる慶州名物))→MBC善徳女王撮影場(新羅ミレニアムパーク)→世界遺産めぐり(石窟庵、仏国寺)→(KTX、セマウル号で移動)→ソウル駅→ホテル(センディング)

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-10-31

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