扶余にある百済文化団地に行って来ました!

百済最後の都、扶余(プヨ)にできた百済文化団地へ、その横にあるアウトレットにも!


こんにちは!ソウルナビのアヨンです。皆さんはソウルにある元王宮、古宮ってお好きですか?アヨンは古宮大~好き^^ ソウルにある5大古宮はもちろんのこと、古宮ではないけれど崇礼門(南大門)などの歴史的建造物が好きなんです~そこで今回は!ソウルからちょっと足を伸ばして、忠清南道(チュンチョンナンド)にある百済最後の都、扶余(プヨ)まで行ってきましたよ~なんでも扶余には韓国最大規模の歴史テーマパーク「百済文化団地」があるんだとか!でも文化団地って?なんだかよく分からないけど、とりあえずウキウキ気分で出~発!

扶余ってどこ~?

でも扶余っていったいどこにあるの~?調べてみると、扶余はソウルから車で2時間ほど南に行ったところにありました。古代王国百済の最後の都があったところとして知られています。ちなみに当時はサビとも呼ばれ、新羅に滅ぼされる前まで泗沘(サビ)城、扶蘇山城を中心に栄えていました。でも新羅の都があった慶州(キョンジュ)は観光地として有名だけど、百済の都があった扶余は、いまいち有名じゃないですよね~でも古代史が好きな方なら、昔学校で習った白村江(はくすきのえ)の戦いといえば分かるかも。その戦いの場がその扶余だったんです。

まずは腹ごしらえから!


百済文化団地に行く前にまずは、高速道路の休憩所で朝ごはんから!朝ごはんと言っても時間はすでに10時過ぎ・・・(笑)中途半端な時間だからか、そんなに混み合ってなくて一安心^^ ここではとんかつと海老天うどんをいただきま~す。海老天うどんはエビのてんぷらがのってるのかと思ったら、かき揚げでちょっと残念(泣)
海老天うどん

海老天うどん

薄~い韓国風とんかつ

薄~い韓国風とんかつ

今回アヨンが利用したのは天安(チョナン)にある望鄕(マンヒャン)休憩所。実は天安はクルミまんじゅうが特産品!そこで今回の食後のデザートはクルミまんじゅうに決定!見た目はソウルで売ってるクルミまんじゅうと同じ、でも生地がソウルと違う!まるでまんじゅうとクッキーの中間みたいな?ただソウルのクルミまんじゅうを食べなれてるからか、本家天安のクルミまんじゅうは合わなかったアヨン。

いよいよ扶余に到着!


ソウルを出発して2時間ほど、百済文化団地に到着!この百済文化団地とは百済の最後の王宮「泗沘(サビ)宮」や代表的な寺院である「陵寺(ヌンサ)」、当時の生活が垣間見れる生活文化村が再現された、韓国最大規模の歴史テーマパークだとか!この他にも百済歴史文化館や扶余ロッテアウトレット、扶余ロッテリゾートなどがあり、宿泊もショッピングも観光もここだけで楽しめちゃう!
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■□■泗沘宮(サビグン)■□■

朝鮮時代を代表する王宮が景福宮なら、百済の王宮といえば泗沘宮!天政門(チョンジョンムン)や天政殿(チョンジョンジョン)、文思殿(ムンサジョン)などからなり、百済の代表的な建築様式である柱心包様式で作られているとか。
泗沘宮の中心、天政殿(チョンジョンジョン)。中には王座や当時の衣装が展示されています。

■□■陵寺(ヌンサ)■□■

続いて百済を代表する寺院、陵寺へ。この陵寺の中でもひときわ目を引く五重の塔は高さ38m!国内で初めて再現された百済時代の木製の塔。陵寺の中に居ると大きな大仏があったり、お経が流れてたりと、韓国というよりまるで日本にいるみたいな感じ!

■□■古墳公園■□■

百済を代表する古墳がある公園。扶余で実際に発掘された7基の古墳をこちらに移動、復元させたものなんだそう。

■□■生活文化村■□■

貴族、将軍のほか、中流階級や庶民のお家などがある村!アヨンが不思議だったのは、上流階級のお家にはベッドがあったこと!以前、百済時代の時代劇ドラマの中でもベッドが出てきて、アヨンは勝手に演出だと思っていたら、本当に百済時代はベッドを使っていたみたい!

<貴族のお家>
<将軍のお家>

■□■慰礼城<ウィレソン)■□■

百済の都が漢城(現在のソウル)にあったころを再現した慰礼城。この慰礼城は高句麗から南下した百済初代の王オンジョワン(温祚王)が百済の都としての基盤を築いたところなんです。アヨンは中に入った瞬間、あるジブリ映画が頭に浮かびました^^

わかりやすい百済歴史文化館!


百済文化団地のチケットには百済歴史文化館の観覧料も含まれているので、この文化館にも行ってみました☆ 
こちらの文化館は小型の模型や映像展示などが多くて、アヨンにはとても見やすかった!

歴史のお勉強が終わったらショッピングへGO~

実はこの百済文化団地のお隣りには、扶余ロッテアウトレットがあるんです!こちらのアウトレットは2013年にオープン。百済最後の都である扶余のアウトレットだから、建物も百済の伝統建築様式を意識した伝統モダンなアウトレット!でもおなかがすいてたので何も買わなかったアヨン・・・

以上、扶余と百済の旅いかがでしたか?アヨンは最初に期待していた以上に満足!最初は歴史テーマパークだけ聞いていたから勝手になんだか廃れた感じをイメージしてたけれど、行ってみたら全然違~う!そして、ソウル市内にある朝鮮時代の古宮と違って、どことなく日本と似てるような気がしました☆ また、ついでにアウトレットに寄れるのも面白いかも?アヨンみたいに歴史好きな方も、そうでない方も一度扶余まで足を運んでみてはいかがですか?以上、ソウルナビのアヨンでした~

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-03-05

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