おいしい韓牛を求めて訪れる人で大盛り上がり!景色のよい川べりで楽しむ横城の韓牛祭りへ行ってきました!
こんにちは、ソウルナビです!韓国で高級な贈り物の定番と言えば韓牛(ハヌ)。韓国在来種の牛である韓牛ですが、柔らかくてジューシーなそのお肉は韓国の焼肉店でも大人気!中でも江原道(カンウォンド)に横城(フェンソン)産の韓牛は高級品とされ、ブランド牛として有名なんです。その横城では毎年10月、韓牛をテーマにしたお祭りが開かれ、おいしい韓牛を求めてたくさんの人が訪れています。しかも、おいしい韓牛の無料試食があるとか?ナビも大いに期待しつつ、「横城韓牛祭り」まで行ってきました!
ソウルから意外と近い横城
横城は江原道の中央にある街。ソウルからは高速バスに乗って2時間20分ほど。この横城には畜産業が盛んで韓牛の産地の一つであり、韓牛の4大競り市もあり、「韓牛といえば横城」と多くの人に記憶されるほどその名が知られています。また近くにはリゾートスキー場「ウェリーヒリパーク」や、海外でも有名なキムチ「宋家キムチ」の工場、また韓国では人気の牛乳ブランド「パステル牛乳」の工場もあります。
「横城韓牛祭り」の会場となったのは横城の中心地から1キロほど離れたところにある川、蟾江(ソムガン)の川沿い。川沿いには白地にオレンジと緑のラインが入ったとんがり帽子のような形をしたテントがずらりと並んでいます。秋空にアドバルーンの原色がとても映え、そしてなんといっても山と川の景色がすばらしい!この景色を見るだけでも来たかいがあるかも・・・
いろいろまわってみました~
会場は韓牛の直売所のほかに、地元でとれる農産物の販売所や地元産業の紹介コーナー、韓牛やご当地グルメが食べられる食堂、品評会に出た牛とのふれあいコーナー、横城と姉妹都市の自治体のブース、子どもの遊び場などがあります。また川の向こう岸にもたくさんのテントが並び、イベントが行われます。
★★直売所★★
韓牛ソーセージやソルロンタン(牛の骨を煮込んで作る白濁のスープ)の試食や子ども向けにホットドッグ作り体験コーナーがあります。ただ韓牛の試食は時間が決まっているようで、ありつけなかったナビ、とっても残念。
★★クイズ会場★★
ぬいぐるみの牛の頭に輪を投げ、ひっかかったら景品がもらえるイベントに大勢の方が。ナビも韓牛セットをゲットするべくクイズに挑戦。「牛の血液型にはR型がある!マルかバツか!」の一問目で脱落したナビ・・・ちなみに牛にR型はないそうです!
★★体験コーナー★★
地元の産業紹介コーナーの一角に、伝統酒づくり体験やドリップコーヒー体験などもあります。リーズナブルなお値段なので体験してみることに。
★★伝統的な暮らし紹介コーナー★★
★★韓牛の広報館★★
広報舘には韓牛についての理解を深めるパネルや、目で見てぱっと理解しやすいようたくさんの模型があります。 また伝統工芸の紹介コーナーも。韓牛の等級は日本の和牛と同じで脂肪の入り具合(いわゆる霜降りの度合い)、色や熟度などにより5段階に分かれるとのこと。他に鶏肉やたまごの鮮度の見分け方についても教えてもらえます。
お昼ごはんはこれ!
会場のほぼ真ん中にあったのが「セルフ食堂」。セルフ食堂とは先に自分が肉を選んで購入し、座席代(野菜や調味料セット)を支払って食べる食堂のこと。自分が直接これだ!と思うものを買い、その場でその肉を食べられるので、選ぶ楽しみがあります。
でも人がとっても多かったのでスルー。ユッジョン(肉のジョン、肉に衣をつけて焼いたもの)と韓牛入りククス(そうめん)を注文。
焼くのに大忙しなおばちゃん、かたまり肉を切ってユッケづくりをするおじさん、煙に目をしばしばさせているおじさん。皆さんお疲れ様です!
どこを見ても牛・牛・牛!
会場のあちこちにあった牛さんキャラクター。ラブリー、キュート、リアル、ゆるキャラ系となんでもあり!
本物の牛がたくさんいるコーナーでは、かなり間近で牛を見ることができます。子どもたちは大喜び!牛さんのつぶらな瞳が印象的でした。すぐお隣りのセルフ食堂では牛の焼肉に舌鼓を打っているたくさんの人たちがいるというのに・・・美味しい肉をありがとうとつぶやいてみたり。
最後はショッピングを楽しんで
一通り会場を見たあとは、地元の特産品コーナーへ。新鮮な野菜をはじめ、横城のもう一つの特産品であるトドッ(ツルニンジン)、そして横城周辺にある街、安興(アンフン)のチンパン(あんまん)などなど。思わず買いこんでしまったナビ!
いかがでしたか?今回さっと短時間で見ましたが、時間ごとに行われるイベントも盛りだくさんで、参加できなかったのが心残り!韓牛セットが当たるクイズに挑戦だとか、おもちゃの牛を最後まで乗りこなせたら韓牛セットがもらえるといったイベントに参加してみたら、さらにお祭りが楽しくなること間違いなし!余裕があれば一泊ぐらいしてじっくり楽しみたい!以上、ソウルナビがお伝えしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2014-10-20