写真でみるソウルの選挙2016-国会議員選挙編!

ここが日本と違う?韓国の選挙!


こんにちは、ソウルナビです。2016年4月13日は国会議員選挙。投票日までソウルでは激しい選挙戦が繰り広げられました。ポスターなどはどこか日本と似ているけれど、政党ごとに色がある?候補者に番号がある?など日本の選挙とはちょっとが違う韓国の選挙。そんな選挙の模様を写真で見ていきましょう!

今回の選挙は


今回の選挙は4年に一度、任期満了によって行われる国会議員選挙。韓国の国会は日本のように国会の解散はありません。任期は4年。300の全議席をすべて選挙で選びます。選挙方式は日本と同じ小選挙区と比例代表並立制。全国が253議席の小選挙区(地方区)と47議席の比例代表区に分かれています。小選挙区の議席数と比例代表区の議席数は選挙のたびに変わります。

それぞれの選挙活動


<ポスター>
公式ポスター。日本のように専用の場所が設置されるわけではなく、いろんなところに張られています。
また候補者にはそれぞれ数字が付いています。
<運動員>
政党の色を象徴する赤や青、緑色の服を来た運動員たち。街角で朝から晩まで、応援をお願いする声を張り上げています。交差点に並んでたち呼びかける運動員。歩きながら名刺を渡す運動員。大きな投票番号が書かれたプラカードを持ってだまって歩く運動員。運動員は日本よりもやや年齢層が高め?ウグイス嬢はあまり見かけません。やっぱりアジュンマパワーです。
<終盤の追い込み、熱くなります>
<街宣車>
こちらも政党の色ごとに塗り分けられた街宣車。応援する歌がエンドレスで聞こえてくることも。ちなみに最近の街宣車は大きなエキシビジョン付き。でもトラックを改造しただけの街宣車や、黒塗りの車にポスターを貼っただけの街宣車も。
]<垂れ幕>
こちらも色と数字が強調される垂れ幕。いずれもスローガンでうめつくされています。
<事務所>
選挙事務所には大きな候補者の顔が!これだけでかなり目立ちます。キャッチフレーズや経歴も。
<キャンペーン>
選挙の宣伝も。今年は「ト」みたいな不思議なマークが登場?
美人も選挙をアピール。思わず投票にでかけるアジョシも?

いかががでしたか?韓国の国会議員選挙。韓国は大統領制で、総理大臣に大きな権限があるわけではありません。また野党が過半数をしめるほど勝っても政権がひっくり返るということもありません。でも国会で与党が過半数をしめるのか、野党が強いのかにより、政権の行方が変わってきます。独裁制を経験し、自由に選挙が行われる権利を自ら勝ち取った韓国の人は、日本人以上に選挙に関心があるように思われます。「最後まで失言しない人に投票する」なんて日本と同じような意見も聞こえてきますが、日本とはまた一味違う韓国の選挙、興味のある方は、是非のぞいてみてくださいね。以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2016-04-13

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